投稿して欲しいという要望も複数あったので何とか投稿しました(・・;)
仕事やら資格やら色々忙しいので更新は微妙です……見てくれている人達は気長に待ってくれてるとありがたいです(*・ω・)
では投稿です
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神会の一件の後、俺の噂がさらに広がっていた。レベル3のランクアップや異常なステータス、神の力すら及ばない程の人間という名の何か、英雄の誕生とまで言われている。
そんななか俺はロキにランクアップの際にまだ決めてなかったアビリティを決めて、その発展アビリティの試しにダンジョンまで来てきた。
「うーむ」
俺がレベル2、3のレベルアップで獲得出来るアビリティは2つ、そしてレベルアップで現れたアビリティで選択出来るのは5つだった。それで“聖人“ “解放“ ”固定” ”加速” “女難”があり、女難だけはないと思ったのだが、何故かこれに関してはレベルアップの際に必ず選択にあるのが不服だ。というかいらんだろ、これ……女難にあうってか?もうあってるようなものだと思うんだがな。まあ、これに関しては取ることはないとして、聖人は俺にはないなと思い、レベル2の際のアビリティは解放にした。それならとレベル3のアビリティは固定にしたのだ。解放と固定、これで色々出来そうだなと思いダンジョンへと来てモンスターへと試している。
固定も解放もある意味では単純だ。固定は魔力を固定したり、空気を固定して足場にしたりと自分に関することの固定を行えるというものだ。逆に解放はその逆で固定したのもを解放するというもので、例えば魔力を凝縮して固定したものを投げて解放すると一種の爆弾の様なものが出来る。固定して解放……使いようによっては色々試しがいがあるアビリティだろう。
「固定で魔力を固定したのを持ってれば魔力薬としても使えるか?俺の魔力を他の人達に使えるのかはわからんけど…」
そんなことを考えつつも色々試しながらダンジョンを進んでいく、試してみていいと思ったのが魔法を固定し解放、魔力を固定して解放といったものや空気や魔力を固定して足場にするといった戦いかたが一番しっくりきたのでアビリティの試しが終わった後、ファミリアへと戻りいつもの鍛練と言う名のロキファミリアの名物とすらなっている俺VSロキファミリアの面々やアイズ、レフィーヤ、ティオナの相手をしに行くのだった。
ーーアイズーー
更に強くなってる。スエルとの鍛練が始まってからすぐにわかった。ダンジョンから戻ってきたスエルは空中を走ったり跳んだりと地上だけではなく、天地を縦横無尽に駆けていた。
なにもないはずなのに空中を駆けて攻撃を躱し、空中で跳ぶ。かと思えば発動した魔法がスエルの右手に集ったかと思ったら球体になったそれを投げてきて瞬時に広範囲の爆発が起きる。
ロキからスエルがアビリティを選びダンジョンで試してきたと聞いていた。その成果がこれなんだろう、あちこちで阿鼻叫喚が広がりスエルはそんな中で皆を試すように笑みを漏らして見つめている。
「凄いですね…」
「うん」
「空を自由に飛び回ってるみたいだねー」
私とレフィーヤ、ティオナは皆がスエルに挑んでいるのを眺めて見ている。フィンが様々な指示を出していて対処しようとしてるけどスエルはそれを読み、対応してくる。ただえさえ強いスエルが地上だけではなく空を自由に駆けてるから攻撃のチャンスが殆どないといってもいい状況だった。
魔法が放たれ、矢も飛び交うでもスエルには当たらない。躱したり、切り払ったり、時には壁の様なもので防がれていた。アビリティを試すように戦っているみたいだけどアビリティってなんだたっけ?って思える風景が広がっている。
そんな光景が一時間ぐらいたった後、皆ボロボロな姿になりスエルはそんな皆の前に降りてきて色々とあれが悪かった、これは良かった等感想を言い合っていた。
「スエル……君はいつから空を駆けるようになったんだい?」
「今日から?」
「あそこまで動かれるとどうしようもないね…」
「魔法を放ったが意味をなさないとはな、避けられたりするのはわかる。切るのは…まあ、スエルだから納得しよう。だがあの見えない壁の様なものはなんだ?」
「ロキから聞いてないのか?俺のアビリティ固定だよ」
「また、非常識なアビリティが増えたのか……はぁ」
「非常識とは失礼な」
「地上だけでも厄介じゃったが、空すらも動けるようになるとはのう」
「頑張った結果?」
「同じ人種なのか疑わしくなってきやがったな」
「失礼だなベート!?」
スエルはオラリオで色んな噂がされているけど、ロキファミリアではそんな事は気にしないで過ごしている。皆と和気藹々と話して皆から尊敬されているスエル。
神会の後でさらにオラリオではスエルの話題が広がっていて、神会から戻ってきた神々が冒険者達へと通達があったのかスエルに関しての悪い話は少なくなっていた。それと同時にとある二つ名が広がっていたそれはーーー
“銀の英雄” “未知の銀狼”
神々が口にしているというスエルの二つ名だ。神会でロキによって開示したというスエルのステータス、それを見た神々がスエルに対して付けた二つ名らしい。ロキやフィンはそれを聞いて笑みを漏らしていたけどスエルは何か呆れた表情をしていたのを覚えている。
スエルは呆れていたけど私達にとってはスエルの二つ名は当然だと思った。でも……許せない事が一つだけある。
ーーーースエルにまた女の気配がするのは、ナンデ?
私がそんな言葉を口にした瞬間、目の前からスエルが消えていた。明後日の方角に去っていくスエルがいるけど関係ない。
「英雄召喚」
私はスキルを使い英雄召喚“スエル召喚”を使用して私達の前にスエルを召喚した。召喚されたスエルは何やら土下座をしていたけど、ナンデ?変なことはしないよ?ただーーー
今晩は寝かせないよ?痛くないよ?一緒にいるだけ…………多分
何故か顔を青くしているスエルを引き連れ、私とレフィーヤ、ティオナは一緒に部屋へと戻っていく。その様子を見て何か背後から視線を感じたけど気のせい。
「…………武運を祈るよスエル」
「団長?」
結局今晩、スエルの部屋へと突撃してきたロキによって未遂に終わってしまった。ロキ、お仕置きが必要かな?スエルは助かった…って言ってるけど今晩だけじゃないからね?そんなことを思いつつ新たに現れた女の影に警戒しつつスエルを落とす方法を考えていた。