人類の敵として生まれた俺はどうやら女の子になって人類を救うようです 作:ふともも辺りに絡みつく触手
オルバス救助してからしばらくして
「ではー授業を始めまーす」
そんな俺の間延びした声が教室に響く
オルバス閉鎖都市を救助した俺達はオルバスの方でもオオムラ閉鎖都市と似たような契約を結ぶこととなった
ただオルバスの方は人はかなり生き残ったけど防壁が壊されたりいろんな施設がやられてたりしたのでオオムラよりより大きい支援をすることになった
まぁ私のすることはあんまり変わってないが
というワケでも今日も教壇で先生のお時間じゃー!!
「今日は我々エイリアンの階級について話してくよー
我々の階級、これは貴方達人間側が作った呼び方を元に私達『レデタ』の中での階級付けに作ったやつだよ
というワケでギルバートさん、あなた達人間が決めている我々の階級とその分けている意味を教えてねー」
銀色の髪を後ろにある程度束ねた偉丈夫のイケメンのギルバートさんに問う
「人間側のエイリアンの階級としては
まずはエイリアンを生み出すモノ クイーン
その次にエイリアンの統率者 エリート
そして現場ランクでの指揮者 サージェント
その下に ハイソルジャー
更にその下の最下級の部分に ソルジャー
という風に分けています
これは我々人類が持てる火器でぎりぎり足止めを出来る存在を見極めるための階級分けです
大型の兵器で足止めが出来る サージェント
戦車砲ランクで足止めが出来る ハイソルジャー
人が携行可能な銃器でも足止めが出来る ソルジャー
そして人類の最大火力を以ってしても足止めすらできなかったのをエリート
その最大火力が喰らわない上で更に他のエイリアンを『生み出すことが出来る』のがクイーン
というのがこの階級分けですね」
『階級
クイーン
エリート
サージェント
ハイソルジャー
ソルジャー』
言われたことを黒板に書いていく
各場所に不自然な空白を入れてることに気付いてちょっと怪訝な顔をしている人が居るがそれは置いておこう
「はーいありがとうギルバートさんー。これが貴方達人類から見た我々エイリアンの階級だけどそれを基準にこっちから考えた階級があってねー。これからはそれを考えて戦うことになるよー」
そして階級に付け加えていく
『階級
クイーン
ジェネラル
ハイエリート
エリート
サージェント
チーフ
ハイソルジャー
ソルジャー』
黒板にこちらが作った階級表を書いた
今回の授業が初めての人達はたいぶ顔が固まっている
「人間側の階級表は人間の攻撃が喰らうかどうかだけどこっちの階級表はクイーン以外はどれだけ強いかで決めてるよー
とりあえず今回は早めに知っておいた方が良い階級だけを教えていくねー
クイーン
これはまぁ強さとは別であることで決まってるからの名称だねー
それはさっき言われた『自分の種族のエイリアンを生み出す』これだねー
クイーンが居る限りエイリアンを作れるけどクイーンがやられたらもう増えることが出来ないからその種族のエイリアンは終わりだねー
だから私達エイリアンは他の種族のクイーンを倒すのが目標になるし貴方達人間もこれを倒すのが目標になるよー
だからこそその種族のエイリアンはクイーンにほぼ絶対服従だしクイーンに奉仕するよう出来てる
私達『レデタ』が貴方達人間を助けてるのもうちのクイーンが人間の文明に興味を持ってる所からきてるよー」
さらさらと黒板に書いていく
「それじゃ次はソルジャーとハイソルジャーの説明をするよー
ソルジャー
これは最下位のエイリアンで普通のエイリアンの種族では一番多くおそらく皆が一番多く戦うことになるヤツらだよー
大きさは種族によって違うけどここらへんに居るアリ型のヤツは大体人類と同じくらいかもうちょっと大きい
私達が渡した武器なら拳銃くらいでもここは頑張れば倒せるよー
ハイソルジャー
ソルジャーと同じくらいの量が居る
アリ型のヤツらだと都市を覆っていたトラックくらいあるやつら、アレがハイソルジャーだねー
図体がデカいだけで装甲はソルジャーとほぼ一緒
では何故階級がわかれているかというさっき言った通り我々『レデタ』側で作った階級はどれだけ強いかで決めてるからこの階級が出来るわけだねー
大きいは強い!!ただそれだけ!!
多分戦った人は分かるけど装甲は同じでも倒せるまでの銃弾の数がソルジャーとは違うよー
だから拳銃ではちょっと厳しいのでライフルで戦うべきだねー」
ソルジャー ハイソルジャーの特徴を黒板に書いていく
「チーフはオオムラとオルバスを襲ったアリ型のやつらには居なかったからアリ型のチーフは分からないけど今までこっちが戦ったヤツらだとハイソルジャーの色違いが多いねー
大体ハイソルジャーより強いけどサージェントよりは弱いから階級は落ちるって感じ
キミ達に渡したライフルでは大分ギリギリで倒せるけど戦うことになったら対物ライフルとか口径の大きい武器を持ち出すべきだねー」
『チーフ アリ型 見てない』と書く
「次はサージェントだねー
その場所の大体の指揮官。見た目は大体ハイソルジャーに何か変化が付いてるからわかりやすいよー
これまたアリ型のヤツらになるけどアリ型のヤツらのサージェントはトラックみたいに大きい上に硬そうな殻まで付いてるヤツだった
こいつはハイソルジャーより硬くなるからキミ達人間だと対戦車兵器辺りを持ち出さないと倒せないよー」
サージェントについてを黒板に書く
「さて次は……エリート
エリートはさっき言ったサージェントの一つ上だけどここで確実に強さの違いが出来る
それは『特殊能力』を使えるようになるってとこ
あとは何故か人型に成れるのもここからというとこだね
これについてはまぁ分かってない、調べてないからね。これもまた調べたい人が居たら教えてねー
それで『特殊能力』っていうのは大体『普通じゃあり得ない力を使える』だね。例えば」
と、
教室が騒然とする
「ある程度の物ならどんな距離にあっても近場に出せるとかね。こういう風に普通じゃあり得ないことを使えるようになってくるのがエリートだよ」
いろいろ制約もあるけど、と付け足す
「そんな特殊能力を持ってる上でサージェントより硬いのがエリートって覚えといてねー」
『エリート わけわからん力使える 超硬い』と書いていく
「基本的にエリート以上のエイリアンを見つけたら人間は自分の部隊に居る『レデタ』に任せて逃げる事逃げること
単純に勝てないから
それがエリート以上の対処の仕方
素手でもサージェントを倒せるくらいの強さを持ってるからどんな重武装をしようがサージェント以下のヤツらは簡単に
それ以上に脆い人間なんてまぁどうなるかは分かるよね
だからまぁエリート以上は真面目に私達『レデタ』に任せて逃げてねー」
『エリート 基本は逃げる』
そう黒板に書く
「さて次は我々エイリアンのエネルギーについて話してくよー」
そんな感じで今日もエイリアン教師のお仕事は続いてく