あれは四角い先生? 【現在1年間休載中】   作:メタ(ル)

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Bigger than a bread box!(パン入れよりも大きい!)


━━Beta版1.8(pre1) スプラッシュテキストより






大怪獣バトルと乱入するボスたち

5つの荒らしタワーを概念的にも物理的にも破壊したマインクラフターたち。

さて、聡明な読者諸君ならこの後起こる展開を覚えているだろうか?

本来であれば再度あの反転したシロコが荒らしタワーこと虚妄のサンクトゥムを生成して再度倒し終えたら6つ目に挑むことが出来る仕組みである。

しかし、ここはマインクラフトが混ざり合った青春の世界。

本来許容していなかったイレギュラーたち*1の出現の対応によってシロコ*テラーとプレナパテスは忙しくてそんなことをする暇がなかった。

まぁそんな時間があったとしても物理的に破壊されているので、生成するのにかなりの時間を要することになるのだが。

 

 

『第6サンクトゥム、『守護者』が発生したため攻略可能となりました!!』

 

 

早速連邦生徒会から通信がやって来た。

こういう伝達能力が高いのはさすがだと思う。

えー場所は…D.U.の市街地‥‥‥荒らしの定番「建築が密集してるところは潰す」だな。

召喚されているボスは‥‥‥

 

 

「━━━━━━。」

 

 

 

<スティーブ>何アレ?

 

ヒフミ「先生忘れたのですか!?

 

アズサ「アレは間違いなくペロロジラだ

 

<スティーブ>ああ!あのヘンテコな鳥か!

 

ヒフミ「違います!ペロロ様は可愛い鳥です!!ヘンテコじゃありません!!

 

 

 

 

 

The Library of Lore

 

PERORODZILLA

 

 

 

ペロロジラ(色彩)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

よりにもよってマインクラフターたちが全員「何コレ?」と首を傾げて疑問符を浮かべていた*2Mobである『ペロロジラ』だ。

何かコズミックな見た目になってるけど荒らしによるエンチャントでも付与された状態なのだろう。

あの巨体ならMODに居てもおかしくないだろう。

ゴルゴンダ曰く「あのペロロジラは都市伝説の一種」らしくへロブラインなどと同類であるらしい。

後々へロブラインは「あれと同列に扱われるのは心外」と言うのだがこれは置いておこう。

目からビームを飛ばしたり、ヒレを光の剣のように建物を切り刻んだりと少なくとも今のジャイアント以上の知性*3はあるようだ。

今まで戦ったボスとは違って100ブロック行くかぐらいの高さではさすがに剣で殴るだけでは倒せないと思われるので、またへロブライン*4色々(・・)頼んでもらう予定である。

 

兎も角まずはあのペロロなる鳥が召喚し続けている子ペロロを倒そう。

どちらかと言うと子ペロロの方がテクスチャは良いと思う。

 

 

<スティーブ>戦力足りるかなー

 

「呼びましたか、スティーブ先生?」

 

「美食研究会が助太刀に来たよ!…というかアレ何よ!?」

 

<スティーブ>おお、頼んでもないのに来てくれた。これが人望?

 

<スティーブ>とりま、報酬は金のニンジンでOK?

 

「良いよー、アレめっちゃ美味いし」

 

「そうですね。あ、追加でウサギシチューもお願いしますね」

 

<スティーブ>はいよ

 

 

戦力が足り無さそうだと嘆いていたスティーブ。

そこに颯爽と車を走らせて応援に駆けつけてくれたのは美食研究会(with給食部)である。

ちなみにこいつらは以前エデンの時に秒殺してしまったが後で金のニンジンを上げると「マイクラの食べ物を食べてみたい」ということを言われたので度々我々の作る食料アイテムをあげているのでゲヘナの中では好感度は温泉開発部に次ぐレベルで高い。

てなわけでこのパーティーで召喚してくる雑魚Mobを次々と倒している。

毎回思うけど、この色彩ってやつに汚染された雑魚Mob経験値しか落とさない。

これにはスティーブはとても不満だった。

特に無限湧きするところもだが。

 

 

<スティーブ>援軍はよ来てくれ!

 

『スティーブ先生、私です、ヒマリです。今そちらに私が作った秘密兵器を投入しました』

 

<スティーブ>具体的には?

 

『サンクトゥムタワーのエネルギーを利用して、『物体の巨大化』という物理法則を超越したモノです』

 

<スティーブ>???

 

<スティーブ>どゆこと?*5

 

『それは見たらすぐに分かります。ということで私は━━「部長そろそろ暖房切りましょ。室温40℃近くでそろそろ熱中症に‥‥」 ええ、そうですね‥‥‥』ブツッ

 

 

どうやら未だにあのウィザーストームの絶望のオーラが悪さをしているようだ。

あんなもの慣れでどうとでもなるのに…。*6

さてと、送られてくる戦力は‥‥‥

 

 

 

ドオオォォォォォンッ!!!

 

 

 

 

「「「「「カイテンFX Mk.∞、参上!!」」」」」

 

 

 

 

「あれは‥‥‥!!」

 

「この展開、この前映画で見たぞ!」

 

<スティーブ>マジか!!

 

 

やって来たのはまさかの巨大ロボットだった。

いやスゲー事してくれるじゃんヒマリ。後で何かお礼しよ。

まさかこのキヴォトスでこんなサプライズを見るとは思いもよらなかった。

 

これにはスティーブも周りで見ていたクラフターたちも興奮していた。

それもそのはず、マインクラフターたちはコマンド班協力の下、MODやコマンドの力でロボットを作るほどその手のものにとても興味を持っているからだ。

外装もシンプルな見た目ながらもオリジナリティを出すためにこだわったであろう肩や腕の装飾。

シンプルな剣と丸いがシンプルな盾、燻されたような色合い。

プロのマインクラフターが作るロボットよりかは一歩劣るが、それでも独創性が高く、良いデザインのロボットだ。

 

カイテンFX Mk.∞

元はカイテンジャーなる戦隊もの‥‥‥とみせかけた指名手配集団が前から計画していた巨大ロボットだ。

ただこの計画は前々から頓挫していた。それはなぜか?

答えは、計画が始動する前にシャーレに逮捕された*7からである。

そのため計画は頓挫していたが、俗に言う司法取引でムショから出してミレニアムにて人のサイズで作製したらしい。

 

早速巨大化したロボットとペロロが近接戦闘しているがやはり見ごたえがある。

腕からバルカン発射したり取っ組み合いをしたりマインクラフターでも中々できない操作をしてる。

ただ両者実力が拮抗し合っていて決着がつかず泥仕合になりかけている。

こればっかりは勝たなくてはならない戦いなのでさすがのスティーブも準備し始めた。

 

 

<スティーブ>/tell herobrine 指定の座標に今から送るMob送って

 

<スティーブ>送るのは━━と━━と‥‥‥

 

 

herobrine にささやかれました: OK

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

今へロブラインはペロロとカイテンロボがバトってる様子を近くのビルから見物している。

スティーブからメッセージが送られてきた今、へロブラインはスポーンエッグ…ではなくチャット欄にコマンドを打ち始めようとしている。

 

 

<へロブライン>てなわけで使わせてもらうぞ、管理者共(・・・・)

 

 

そう、これは本来スティーブたちの居る(・・・・・・・・・・)世界(ワールド)では出現しないボスたちだ。

そこはマインクラフターでも死の概念が存在し、この世界でいう『選択』が重要な世界(ワールド)だ。

なぜこれをへロブラインが持っているか、それは彼らと接触したからだ。

 

 

<へロブライン>いいのか、私が全て回収しても?

 

『良いんだ。君という存在ならばそれを完璧に操れるだろう。あのモンスターたちは今の私にはもう不要なものだ』

 

『ええ、あなたなら…私たちとは違って人との付き合い方が上手いあなたならそれを貰ってってちょうだい』

 

<へロブライン>分かった、ありがたく貰おう。ただ、あの英雄(・・・・)みたいなことはできるか分からないからな

 

 

かつてのある世界(ワールド)での管理者と呼ばれるへロブライン(都市伝説)に近しい者達との接触。

そこでへロブラインは様々な『改造種Mob』を手に入れた。

まさかキヴォトスでこれらを初お披露目するとは思いもよらなかった。

そんなことを思いつつへロブラインは指定の場所にTPしながらコマンドを打った。

 

 

<へロブライン>/summon minecraftstorymode:prismarine_colossus

 

<へロブライン>/summon minecraftstorymode:giant_ghast

 

<へロブライン>/summon minecraftstorymode:giant_magma_golem

 

 

 

 

ウヴォオオオッ!!!

 

 

 

ウウゥゥゥ~~~!!!

 

 

 

ガアアアアァァァ!!!

 

 

 

 

 

「な、何あれー!!??」

 

 

「分かりません、ですがあの見た目は恐らく先生たちの‥‥‥」

 

 

「衝撃で吹き飛ばされないように注意してください!」

 

 

 

それは唐突に召喚された。

 

一つは、海洋系のブロックで構成された石像のような巨人

 

一つは、両側頭部に頭がくっついている3つの顔を持つ炭のような色の巨大なガスト

 

一つは、丸石の中に溶岩が流れている燃え盛る巨大なゴーレム

 

スティーブたちの居る世界とは違う、明確な物語(ストーリーモード)が存在する世界、そこで「ロミオ」と呼ばれるクラフターが創り上げたボスMobたちだ。

名前を順に、プリズマリン・コロッサス、ジャイアントガスト、ジャイアント・マグマゴーレムだ。

 

 

 

 

プリズマリン・コロッサス

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ジャイアントガスト

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

ジャイアントマグマゴーレム

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

<へロブライン>大怪獣決戦の始まりだ

 

<スティーブ>いやーすげーことするじゃんへロブライン

 

 

へロブラインがそう高らかに宣言すると同時にエリトラでスティーブがやって来た。

なお、戦いは放任している。

 

 

<スティーブ>あんなモブ居たんだ

 

<へロブライン>あれだ、別の世界(ワールド)に訪れた時に管理者から引き継いだボス

 

<スティーブ>マジ?あれコマンド限定か

 

<へロブライン>それも私しか召喚できない奴のな

 

 

二人がチャットをしている間に、プリズマリン・コロッサスの後列なパンチがペロロジラの顔面にヒット!これは痛い。

さらに追撃でジャイアントガストのファイヤーボール6連射!ペロロジラは燃えた!!

 

 

<スティーブ>ちな各々の強さは?

 

<へロブライン>プリズマリン・コロッサスは近距離戦メインのゾンビのジャイアントの強化版。弱点は頭部の回路

 

<へロブライン>ジャイアントガストは火の玉を増加と体力増加でウルガストレベル

 

<へロブライン>ジャイアントマグマゴーレムは火を吐いてマグマキューブ呼べる。弱点が水に触れるとくそ弱体化する

 

<スティーブ>なるほど、しっかり倒せるようにはなってるのか

 

<へロブライン>開発者曰く「絶対に倒せないようにはしていない」とか言ってたな

 

 

一方その頃向こうで見える景色はというと、カイテンロボがバルカンを放ち、横からジャイアントマグマゴーレムが炎を纏ったパンチを放つ。

さらに追撃でジャイアントガストからの散弾式の火の玉が命中した。

これにはさすがのペロロジラもダウン状態となった。

 

 

<スティーブ>チャットしてる間に終わりそうじゃね?

 

<へロブライン>ホントだ。あれ必殺技か

 

 

 

プリズマリン・コロッサスがダウンしたペロロジラを持ち上げた‥‥‥と思ったら投げて。

そのペロロジラの飛んだ先にはカイテンロボが抜刀の構えを取ってる。

これは間違いなく必殺技の構えだ。

 

 

「「「「「必殺!無限回転・FINAL鯖スラッシュ!!!」」」」」

 

 

 

「━━━━━━!!!」

 

 

 

 

ペロロジラ(色彩)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

スティーブたちがチャットをしている間にペロロジラは横一文字に斬られた。

そしてなぜか匠のように点滅したと思ったらTNTよりも高い爆発が発生して塵となってペロロジラは消滅した。

やはりああいう巨大な相手にも数の暴力は効くらしい。

それと同時にカイテンロボが小刻みにこれまた匠の爆発のように震え、小さくなった。

どうやら守護者が倒されたことで巨大化事象が無くなったようだ。

周囲には召喚されたボス3体が未だにスポーンしている。*8

 

 

<へロブライン>あれどうだった?

 

ヒフミ「ペロロ様が倒されたことは少し残念ですが、生で大怪獣バトルが見れたので凄かったです!」✨

 

ハルナ「ええ、素晴らしい大バトルでした。まさか美食以外で興味を引くとは思いもよりませんでした」*9

 

 

遠目から見ていた生徒たちの感想は見ての通り大満足と言ったところだった。

まぁ一部何か考えているように思えるがとりあえず倒せたのでよしとしよう。

 

さぁ残るはラスボスだ。

待ってろプレナパテス、そしてアヌビス。

我々クラフターを敵に回したことを後悔してもらおう。

 

 

 

 

 

挑戦完了!

あれは、鳥?*10

 

 

 

 

 

 

*1
何故か一部変わってるボス、ケセド輸送、喰らったら一発アウトなダンジョンズ武器とまな板武器、ウィザーストームによるキヴォトス終焉√の発生、etc…

*2
唯一マインクラフターが広義的な意味で勝てなかった

*3
豆知識:今現在置物と化しているジャイアントは元々は通常のゾンビと同じく動けていた

*4
<へロブライン>私は過労4枠か?

*5
誤字はわざと

*6
なお、マインクラフター基準

*7
拠点特定からのTNTキャノンによる制圧

*8
ただしへロブラインが制御下に置いているので暴れる心配なし

*9
内心では「アレに雷帝の遺産組み込まれたらやばくね?」となっている(なお杞憂)

*10
解放条件:ペロロジラを討伐する




用語・元ネタ解説:

・プリズマリン・コロッサス…マインクラフトストーリーモードseason2に登場したボス。名前の通りプリズマリン系のブロックで構成された石像のような見た目をしている。ちなみに光っている目と側頭部のコマンドブロックのようなテクスチャの場所しか攻撃が効かない(というよりもクッソ硬い)。

・ジャイアントガスト…マインクラフトストーリーモードseason2に登場したボス。見た目は黄昏の森MODに登場するウルガストの色違いといった感じ。本来は更生施設の警備として放し飼いされていた品種改良によって作られたMob。ガストの火の玉を連射するが、挙動はほとんど通常ガストと同じ。

・ジャイアントマグマゴーレム…マインクラフトストーリーモードseason2に登場したボス。見た目は丸石やブラックストーンにマグマのラインが入ったような見た目の巨大なゴーレム。元は製作者の友人たちと遊ぶために作られたゴーレムだったのだが‥‥‥。水に極端に弱く、触れると即丸石になってツルハシで採掘できてしまう。



避ければこちらも見て行ってください。
赤評価を貰った作品です。

https://syosetu.org/novel/407698/

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