━━1.1 (11w50a) スプラッシュテキストより
寄生虫
キシ‥‥‥
キシ‥‥‥
ヴォオオォォ‥‥‥!
ガアアアア!
キヴォトスは崩壊した。
百鬼夜行*1の如く地上も地下も空も異形の魑魅魍魎が闊歩していた。
今見せた写真のように四角い見た目の異形もあれば、ここには載せられていない口が割かれて内臓が露出している異形と化した獣人やヘイローを持ちゾンビかのように蠢く目が充血した生徒までもその行進劇に参列していた。
『こちらクロノスの川流シノンです。現在D.U.地区には新種の寄生虫によって寄生された生物が闊歩しています』
上空でヘリが旋回しながら報道を続けている。
そもそもこの事態となった原因は謎の生物が出現しはじめたことに起因する。
最初こそは「茶色いGの色違い」、「キモい虫」程度でしか認識されることが無かったので市販の殺虫剤や銃で倒すことしかなかった。
しかし日が経つにつれて異常が発生した。
突如異形と化したグロテスクな獣人系の住民が現れ始めたのである。
これにはヴァルキューレも通報当初は「いたずら電話の類だろ」とそんな奴がいるのはありえないと否定して生活安全局や暇をしていた部署の面々に任せていたが‥‥‥
『大変です!対処に向かった職員全員が化け物へと変貌しました!原因はあの虫、新種の寄生虫です!』
『何ッ!?』
油断していた警察の面々は寄生虫に返り討ちに遭い、寄生されていた。
この事態を重く見た連邦生徒会はSRTをすぐに展開し、鎮圧を図った。
その後何とか二次被害の拡大を防ぐことに成功したのだが、寄生虫という「新たな危険生物」による被害は後を絶たなかった。
ミレニアムが寄生虫がたった数日単位で進化を遂げていることを突き止め、さらにその進化した寄生虫「マングラー」による大規模クラスターが発生した。
そこからというもの寄生虫は神秘をも取り込み、劇的な進化を遂げていった。
例えば、空を飛ぶ種。
『あっとマズいです! 進化した飛行タイプの寄生虫がこちらに向かって針を飛ばしてきました! 退避してくださーい!』
例えば、獲物を引き寄せる種。
『あ、これガチでマズイ‥‥‥お、落ちる~~!』
ボガンッ!
墜落するヘリコプター。
その残骸に寄り集る寄生虫たち。
ガアアアア!
神秘を取り込んだ寄生虫たちは既に生徒に対して気絶している段階で寄生することが出来てしまう。
俗に言う『適応種』と呼ばれる品種である。
『ククッ‥‥‥まさに
━━突如としてキヴォトスへ侵入してきた
~~~~
<スティーブ>どうこのゲーム?
ミドリ「先生‥‥‥」
ユズ「もう少し表現を優しくしてほしいです‥‥怖かったぁ‥‥‥」
アリス&モモイ(地獄絵図に気絶している)
難易度:ルナティックのサンクトゥム攻略戦*2
本編通りにペロロジラ含めたそれぞれの守護者を討伐(?)したスティーブたち。
「これは‥‥‥破壊された5つの塔*3から先ほど以上の高エネルギー反応!」
「先生、このエネルギー全てキヴォトスを滅ぼせる力を内包しています!」
<スティーブ>まじか
破壊できたと思ったらまた一から。
向こうも準備を相当練っていたのだろう。
どれもキヴォトスを滅ぼせる力‥‥‥今目の前に表示されているボスバーのあるこいつもそうなのか。
「今度こそ! 岩盤で覆った
<へロブライン>管理者の
旧アビドス砂漠:
ゴーン
「な、なにアレ‥‥‥」ガクブル
「ヒト、じゃない‥‥‥」ガクブル
アビドスのポツンとあった砂漠に鐘の音が鳴った。
音がする方へと振り向くと、グロテスクな見た目の神社の鳥居が出来ていた。
その鳥居の正面に佇むマインクラフターのように四角い者。
黒い学ランに赤いマフラーのようなものを巻いた赤毛の怪物は何もかもを破壊せんと己の呪いをこちらに向けていた。
領域展開━━
ミレニアム郊外:
▼"Hayden Folker - The Constellation" is ~~~~~ Royalty Free Battle Military Music.....▲
ゴロゴロ
ゴロゴロ
ボゥ!
「あーまた雷かよッ! 先生といい、何で天候を操れる奴がいんだよ!」
「きひゃひゃひゃ‥‥‥同感」
『神を模した機械‥‥‥デカグラマトンとどっちが勝つでしょうか?』
『部長、あの大剣後で回収して対デカグラマトン用の武装にしてもいいかも』
スランピア:
グオオオォォォォォォォンッ!!!!!
「あれは‥‥‥飛行機? なんちゃって」
「言って暇あるのお姉ちゃん!?」
「動く人形の時点で常識は捨て去ってましたが、ファンタジーな
『これ今すぐにでもRPG買って来たほうがいいかも』
一同の目の前に現れたのは本来存在しないはずの生き物。
赤い鱗で覆われた皮膚に火傷しそうな息、空を駆ける翼、獲物を切り割く爪。
幻想の生物とされたドラゴンがそこに居たのだ。
ミレニアム近郊都市:
キピー
モソモソ‥‥‥
パカッ
ゴソゴソ‥‥‥
「う、あ‥‥‥ごめんさすがにこれはキツい‥‥‥」
「生物学習しているとはいえ、これは‥‥‥」
「グロテスクですね‥‥‥」
『‥‥‥』
『私以外体調不良で倒れた。そろそろ私も限界だし通信切るよ』
ホドが居た場所は阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっていた。
あちこちに湧いて出てくる大小さまざまなワーム型の気持ち悪い動きをする虫たち。
スライムの見た目をしている虫の幼虫もいるがうねうねしていて人よっては嫌悪感が来るだろう。
特にやばいのが‥‥‥
パカッ
ピギー!
虫の死骸や卵から生まれてくる光景である。
これには通信越しで見ていたエンジニア部とヴェリタスのほぼ全員が体調不良を訴えた。
「とにかく下手人を倒しましょ!」
意気込むユウカであるが顔が真っ青である。
この惨状を生み出しているものは先ほどまでホドが居た場所に鎮座していた。
四角いものらしからぬうねうねと滑らかな動きをすると思えば先端から卵を産卵し続けていた。
なぜか地面に歯車のような仕掛けやよく分からない鎖の跡が散乱していた。
第1:両面宿儺
第2:エルダー機械神
第3:ファイアドラゴン
第5:スラッジメナス
第6:ロミオ
地獄の攻略戦後半のスタートである。
縛りプレイ(ハード)
時はシャーレ奪還成功後。
リンは目の前の四角い人物である先生に声をかけた。
「先生、よろしいでしょうか‥‥‥」
声をかけるが件の先生は無言のままである。
数秒間を開けた後、シッテムの箱を通じてスティーブが
<スティーブ>아
「はい?」
急に変な言語を━━
<スティーブ>
「あぁ‥‥‥外の世界の言語が私たちの話す言語と違うと想定しておくべきでした‥‥‥」
まさかの日本語以外禁止縛りである。
アロナ曰く「翻訳機能がバグり散らかしましたぁ!?」とのこと。
このポンコツエージェント擬きめ。
なお、この後何となくこの言語はキヴォトス人でも理解できた。*4
しかし、依然として翻訳機能はバグりまくっている状態であった。
それも毎日毎日別の言語に変換されるというクソ仕様である。
その結果、
※この先google翻訳推奨
アビドスでは~~~
<スティーブ>من بين كل الأشياء، اللغة العربية
ホシノ「ごめん先生。ホントに何て言ってるの?」
<スティーブ>يوجد هنا عامل صيانة، لكنه نصب فخاً، لذا مهما فعلت، لا تخرج.
セリカ「ああ!もうッ!どの言語よ!」(ネットで検索中)
シロコ「ん、もう敵来てるし出よ!」
パヴァーヌでは~~~
リオ「先生はトロッコ問題についてどう思う?」
<スティーブ>Currus metallicus? Quid tam speciale de eo est? Eo ut curru rotatili utuntur.
リオ「?」
<スティーブ>Iocis sepositis, nonne frustra est de hac re nunc loqui?
リオ「????????」
エデン条約では~~~
<スティーブ>עברית, על שם גימטריה
サオリ「何て言ってるんだ?」
<へロブライン>しょうもないネタに走ってるだけ
<スティーブ>О, сазнао си. Узгред, могу да говорим било који језик осим јапанског.
<スティーブ>E like me kēia.
<へロブライン>だいぶ説明を省くと他の言語ならある程度話せる、と
アツコ「なるほど」
カルバノクでは~~~
<スティーブ> ߌ ߕߜ߭ߐߘߌ߬؟
ミヤコ「すみません。もう一度言っていただけても‥‥‥」
<スティーブ>What's your name?
ミヤコ「あ、質問‥‥。月雪ミヤコです」
<スティーブ>Одоохондоо энэ баримт бичигт гарын үсэг зурна уу.
紙を手渡すスティーブ。
なお書類の内容は、
رضاڪارن جو هڪ گروپ جيڪو SRT کي Schale جي ڇت هيٺ آڻڻ جو مقصد رکي ٿو.
جيڪڏهن توهان هيٺ ڏنل شرطن سان متفق آهيو ته مهرباني ڪري دستخط ڪريو.
と以下意味不明な言語が書かれ続けている。
これを最後まで解読してまで読もうとしたミヤコはさすがと言わざるを得ない。
しかし、似たような文字ばっかりでゲシュタルト崩壊を起こしている。
ミヤコ(とりあえず、サイン書く欄がありますし、適当に書いておけばいいでしょう)
迂闊にもサインを書いてしまったミヤコ。
なお、この光景を観察室から同じ手法でSRTの臨時指揮権や権限を色々持ってかれたカヤが爪を噛んでいた。
<スティーブ>ドンマイ
<スティーブ>あ、ようやく翻訳機能直った
用語・元ネタ解説:
寄生虫…リクエストにあったので採用。元ネタはJAVA版の古くからある『Scape and Run: Parasites』MODから。このMODの寄生虫の恐ろしい所は学習して進化するAIシステムが入っているのと数がねずみ算方式で増えていくのでPCが悲鳴を上げる所。ガチで難易度が高いので上級者向けのMODとなっている。
ロミオ…マインクラフト:ストーリーモード シーズン2に登場するラスボス。管理者と呼ばれる上位存在で常時クリエ&全パラメータがマインクラフターの数倍というのに加えて、ロミオ自身が生物兵器を作るのが得意なのもあって改造・改良したMobを所持している。そこそこお辛い過去はあるが、やってることはベアおばの上位互換だったりする(反抗する者を殺しゾンビ化、生物兵器作成、偽連邦生徒会長ムーブをするなど)。これを許した主人公「ジェシー」(先生の上位互換みたいなやつ)の懐の広さは凄い。
両面宿儺…呪術廻戦というジャンプ系列の作品のキャラの一体だが、今回は『Jujutsu Craft (Sorcery Fight)』、俗に言う呪術廻戦MODから登場。HP800の即死持ち能力持ちのシンプルに強いボス。
The Elder Machine God…『The Awakening of the Elder Souls』と呼ばれるボスを大量に追加するMODから参戦。半径20ブロックに雷を同時に落としたり、ドラゴンブレスを吐いてきたりするほかに一撃必殺の近接攻撃をしてくる。金リンゴ必須だったりする。
ファイアドラゴン…大型MOD『Ice and Fire』より参戦。エンドラの上位互換みたく炎のブレスやら噛みつき攻撃、体当たりをしてくる。今回のドラゴンはステージ5なのでほとんどの攻撃が一撃必殺で専用の武器を使わないと倒せないぐらい強い。
スラッジメナス…大型MOD『[ANGRY PIXEL] The Betweenlands』より参戦。腐食や沼地をテーマにしたMODで完成度が高い。スラッジメナスはそのMODでみられるボスの1体で体力はその辺のボスと変わらないのだが、先の寄生虫MODよろしく気持ち悪いワームを産卵してくる(モーション付きで)。かなり気持ち悪いので閲覧注意。
以下MODのリンク:
Scape and Run: Parasites:
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/scape-and-run-parasites
Jujutsu Craft (Sorcery Fight)
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/sorceryfight
The Awakening of the Elder Souls:
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/the-awakening-of-the-elder-souls
Ice and Fire:
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/ice-and-fire-dragons
[ANGRY PIXEL] The Betweenlands:
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/angry-pixel-the-betweenlands-mod
ということでしばらくの間この『あれは四角い先生?』を1年ほど休載いたします。
まだ別作品の方は趣味で不定期に投稿するつもりなのでよければ見て行ってください。
https://syosetu.org/novel/407698/
また、今回のようにリクエストがありましたらご意見板の方に書いてください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=330431&uid=482700