ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 外伝作品   作:うさぎたるもの

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イレギュラー・レコード7

実際にベルがやったことで、ダンジョン内に存在する闇派閥の冒険者の数は圧倒的に少なくなっていた、特に五百人もいたメンバーが今ではジャガーノートの集団に襲われて、30名程度しか生き残りはいなかった。

 

 

よくぞ、最後まで生き残ったといえたが、ベルにしてみれば、今回の事はほぼあきらめるしかないと思っていた。

 

 

実際にベルとリューが元の世界に戻った後に、ヘルメスを始めとする多くの神様やロキ・ファミリアとフレイア・ファミリアと元アストレア・ファミリアのメンバーなどに、色々と暗黒期の事をきちんと、教えてもらっていた。

 

 

 

だからこそ、こんな罠を仕掛ける結果となったが、元々ベルにしてもここまでのジャガーノートを出したうえで、狩ることを目的としていなければ、おそらくこの五百名は普通にダンジョン内部でオラリオの部隊と一緒に戦いと、闇派閥をダンジョンから連れていくことに尽力している程度である。

 

 

しかしだ、闇派閥にも真の切り札がいたが、それよりも圧倒的に強い切り札がようやく、オラリオの上空に現れたのだ。

 

 

 

「ようやくね・・・・・・・・お姉さま・・・・・ジェスターの気を感じます・・・・・あああ・・・オラリオに戻ってきたようですわ・・・・・早く殺してあげたいわ」

 

 

「そうね・そうね・・・・・でもまずは・・・最初にやることは・・・・ジェスターの大切にしている花を・・・・見つけて・・・捕まえる作戦をしないとね・・・・・・」

 

 

「あああ・・・・邪魔な存在が・・・出てきますもの・・・・・・ジェスターとの闘いが誰にも邪魔をさせないように・・・・しないとね・・・・・」

 

 

「「ふふふふふふふふふふふふふふ」」

 

 

こうしてオラリオにディース姉妹が再び降り立つことになった。これには闇派閥も驚いたが、同時に戦力が必要なこともあるためか、神がきちんと自らの恩恵とつながりを調べたうえで、本人であると、わかると・・・ディースの姉妹の作戦を聞いた、主神は大々的に協力をすることになる。

 

 

 

「当たり前だ・・・・・・・・・あいつのおかげで・・・ギルドと協力した・・囮作戦で・・・我々は多くの同士を・・・失った・・・・・・あいつが・・・ダンジョンをあんな方法で破壊するなんて・・・・・・しかもまだ大穴が開いているから・・・・・見に行くならば見に行けばいいさ・・・・・・ふざけるな・・・・・私が」

 

 

こんなことを言っているのは赤い髪の総司令官である、ディース姉妹とはまた、別の派閥ではあるが、それでも二人よりも残虐でありながら、勇者と指揮官として、争える唯一の存在といえた。

 

 

ディース姉妹は逆になんでもありであれば、輝く存在であるためか、情報程度は色々と教えているが、彼女達の作戦で・・・オラリオ側の切り札が消えてしまえば、それだけでも十分すぎるほどの作戦といえたが・・・

 

 

「どのみち・・・・あいつらは・・・・・遊撃隊だ・・・・・・実力を知ったとしても人質を取ってしまえば・・・・・貧弱なオラリオの奴らと同じで・・・まともな戦いもできないだろうぜ」

 

 

確かに普段のベルはそうだろうが・・・・・だがその人質もベルの近くにいたうえで、ベルの見える反中であれば・・・普通にベルは人質を奪い返せるほどの実力を持っているのだから。

 

 

そしてディース姉妹は・・ジェスターが開けた大穴を見て、より喜んでいた。

 

 

「そうねそうね・・・・・・やはり・・・エピメテウスの事は間違いじゃなかったわ・・・・ジェスターも古代の技を使っているのよ・・・・・だから前は負けたの・・・でも今は同じ土俵・・・私たちの方が強いは・・・・」

 

 

「そうね・・・・・でも多分・・・・・・向こうの方が何かしらの技やスキルなどを隠し持っているわ・・・そうでないと・・・・・ここまでダンジョンを開けて・・・大穴に開けるなんて・・・・今の私達でも難しいもの・・・・・」

 

 

確かにそうである、二人の戦闘力は三千程度である。それでも三か月うち治療など色々と考えると実質一か月程度で気を覚えたうえで、ここまでの戦闘力を上げれるの一種の天才といえる存在である。

 

 

もっともとそんな狩人の戦闘力は一億は超えているために、ディース姉妹は絶対に勝てない存在になっているが、それは彼女達も知らないことであるのは仕方がなかった。

 

そもそも古代の技・・・技術は明確に神々によって情報規制されているうえに、情報変換されているために、ありえない情報となっている、最も小説や絵本や舞台などは・・・その時代によって物語が変化しているために、神々も放置している状態ではある。

 

 

 

そんな中、ベルは現在治療中のアルフィアの元に行き、そこであの戦いについて・・・思い出していた。

 

「アルフィアさんは・・・・・・なんで・・・・こんな体で・オラリオに来たんだろう・・・・・それに・・ザルドさんも・・・・・・」

 

こんなことを思っても仕方がない、実際にベルは話は聞いていたが、リュー達も明確には個人名を出しているわけではない、ただヘラ・ファミリアの幹部と戦い勝利したとか言ってないからだ。

 

 

そしてそれは間違ってもいないために、ベルはこの女性がそのヘラ・ファミリアの女性であり、オラリオの一部の冒険者達を本来であれば、殺していた存在になっているなんて、だれもが知らなかった、

 

特にこの世界ではそれが起きてないために、オラリオ側の冒険者たちも神々もアルフィアの治療後にオラリオを追い出していいのか、それの議論もあった。

 

 

もし一人でも殺めていたら・・・・冒険者達を戦闘不能にしていたら・・・・オラリオの対応も変わっていたが・・・彼女が最初に戦った相手が、ベル・クラネルであったことが、歴史の分岐点でもあった。

 

だからこそか、ベルは今この家に集まっているロキとヘルメスとアストレアの三神と話をして、路地裏を歩いて、ベルは自らの考えをしたかった、今のこの家には様々な派閥の人達がいる上に。

 

 

神を入れると百人は常にいることになっているのだから、ベルや一部の幹部・・・神様は完全に個室を与えられているが、それ以外の人々は普通に四人部屋や六人部屋や雑魚寝部屋で寝ている状態だったりするからだ。

 

 

こんな状況では、考えも・・・・まとまらないといった、ベルの言葉には十分すぎるほどの説得力があった。

 

 

そして路地裏をベルはゆっくりと歩きながら、考え事をしていた。

 

『今度は・・・・・いつまで僕がここに残れるか・・・・タイムリミットが・・・・・存在するのか・・・それがまだわからないけど・・・・眠気は襲ってこない・・・・・それにあの感覚も・・・・・』

 

 

実際にそれだけがベルにしてみれば、不安要素でしかない、実際にベルが持ってきた道具類がどうなるか、それが全く分からないからだ、確かに前回ベルが手に入れたアーディに渡した、身代わりのペンダントはそのままアーディの手に残ったが。

 

 

これは元々がこの時代に存在するものである、つまり完全な異物のベルの家などはどうなるか、本当にわからないのだ、下手したら治療が完了する前・・・アルフィアさんがその場に残る可能もあるが、逆にベルの世界に・・・・時代に来る可能性があるのだから。

 

 

 

そんなことを考えているととある人物がナイフをもってベルを襲ってくる。

 

 

「ーーーーーーーー下界の汚物・・・そこを動くな・・・貴方のせいで・・・・崇高な女神がぁ・・・・挙句に私まで・・・・汚染してぇ!!!!!・・・・・、絶対に始末するっ!!! どれだけ罰されようと、貴方は此処で絶対に殺すぅ!!! ええそうです・・・・コロスだけは飽き足りません・・・・いいえ・・・いかして・・・・・・拉致監禁して・・・・貴方をもう2度とほかの雌が見ないように・・・私がきちんと調教します・・・・ええそうです・・・・そうしなければ・・・・貴方のような人畜無害な人によって・・・・たくさんの雌が・・・・落とされる・・・悲劇が・・・たくさんの悲劇が・・・起きるからこそ・・・・私が・・・私が・・・あああああ」

 

 

『あっ・・・・・これ絶対に・・・・ヘルンさんだ・・・・・隠しきれてないですよ・・・シルさんーーーーフレイヤ様ーーーーーーー』

 

 

実際にこの時フレイアは自らのファミリアで団長である、オッタルを今、団員全員で洗礼をしている最中である、そのためか、ステータスの更新をするために、フレイアは自らのファミリアにいるが、それが幸いした、元々フレイアの感情と想いと記憶を共通する特殊変身魔法を持っているヘルンがこの感情を受け取ったうえで、どうなるかなんて・・・

 

 

だれでもわかるが、今はヘルンの行動を止める余裕がないのがフレイア・ファミリアの現状であった。

 

だからか、ベルは落ち着いた表情でシルになっているヘルンに近づいて。

 

 

「落ち着いてください・・・ヘルンさん・・・・・」

 

 

「だからなんでお前が・・私の名前を知っている・・・・いいやそうか・・・・お前は未来から来た・・・・つまりは・・・・・・私は・・・・私たちは・・・・ああ・・・」

 

 

「えっと・・・・・・色々とごっちゃになっていますけど・・・・ナイフはおいてください・・・・大丈夫ですからね・・・・きちんとヘルンさんとして見ていますし・・・・シルさんには黙っておきますから・・・」

 

「それが・・・・・それが‥私の感情を・・・・感情・・・思いを・・・・・・そんな言葉で・・・目を私を・・・みるな・・・そんな純潔そうな目で・・・・・・・私は・・・」

 

 

ヘルンにしてみても自らの目的や何もかも知ったうえで、ヘルン個人を見ているベルの言葉や表情をみてしまうと・・・もう抑えていた感情は・・・女神の感情と完全に融合してしまうことになる。

 

 

どんなに頑張ってもヘルン個人としてまともに見てくれる存在は、オラリオにはいない、特にフレイア・ファミリアでは特にそうである、またオラリオではヘルンはレベル2と報告しているが、2つ名も存在していない、完全にフレイアが秘匿している存在であるからだ。

 

 

 

そんなゆがんだ存在ではあるが、きちんとベルにジェスターに認められたと認めれば・・・もうどうすることもできないのは仕方がない。

 

 

そんな時にアイズが再び現れた、これは昨日の夕方にアーディがヘルメス様に教わったことでロキ・ファミリアのメンバーを連れてベルの家に来てアイズを連れて帰ったが。

 

 

結局今日もアイズは一人路地裏の探索を行てベルを見つけて喜んでいたが、それをみたヘルンは余計に切れるしかない。

 

「やはりだめです・・・・・・だめです・・・こんな雄を外に出せばこの純粋無垢の少女すらも魔に取り込まれる・・・・やはり私がきちんと監禁して・・・調教して・・・犠牲者はもうこれ以上出さないようにしなければ・・・・そうです・・・・そうしないと・・・うふふふふふふふふふふふ」

 

完全にヤンデレのスイッチが入ってしまった、ヘルンに言葉を見て、ベルは

 

 

『いつも通りの・・・・ヘルンさんだ・・・・・・・どうしよう・・・・ヘスティア様も・・・シルさんもいないし・・・リリもいないから・・・暴走が止まらない・・・・』

 

 

こんなことを考えていると、路地裏をパトロールしていたアーディとアストレア・ファミリアのメンバー駆けつけてくれた。

 

 

そしてアーディがやってしまった。好きスキビームを偶然見てしまった、ディース姉妹は完全に理解した。

 

 

「「ふふふふ・・・・あはははは ようやく見つけたわ・・・ジェスターの大事な花を・・あれは・・・あれは・・・・きれいだわ・・・・だからこそぐちゃぐちゃにしないとね」」

 

 

 

ベルにしてみれば普通であればディース姉妹の邪悪な気を感知できたが、今は違っていた、色々と考えることもあるし、なによりもアーディさんとアイズとヘルンさんの女性3人に言い寄られていた。

 

 

こんなことがあれば、気を感知することは、難しくなるは仕方がない。

 

だからだろうベルは、アーディと色々と会話をすることになった、最も【シル/ヘルン】とアイズの二人はアストレア・ファミリアと共にベルの家に向かっているのは仕方がない。

 

二人をまた路地裏でそのまま返すは、この時期は色々と面倒であるとアストレア・ファミリアも、アーディもそしてベルも知っていたからだ。

 

 

「ははははは・・・・・ぼ・・・僕も、助かりました。アーディさんたちのおかげで、変な空気になって、有耶無耶になりましたから」

 

 

「変な気浮きとは言わないでよーーーもぅ・・・・・絶対にあんなことはしないんだからね」

 

 

「それでアルは・・少しは・・・考えがまとまったかな」

 

 

「あはは・・・・・・・・それは・・・・また・・・わかりません・・・それに・・・アーディさんはどこまでが【正義】だと思いますか? 人によって正義は様々です、立場によってもすぐに変わります・・・僕だって」

 

 

 

「どこまで・・・・・・か・・・・私はもそれはわかないかな・・・ただ私がアルに言えることはアルの正義・・・うんん・・・おせっかいで・・・多分私が・・・今この瞬間に生きていることだけはわかるよ・・・・」

 

 

そういうとアーディは砕けた、首飾りをアルに見せると、アルも納得した、

 

だからこそかアル・・・いいやベル・クラネルとして冒険をした話を体験をアーディに話す、特に一番ベルにとっても・・・有名な古代の英雄の事を実感・・・話は濁すが。

 

 

 

「・・・・・・・その人は・・・自分がやっていることを悪だと・・・・名乗っていました・・・どうあがいても・・・周りから悪といわれることでも・・・周りの人も・・・それを知りながらそれを正義と・・・たたえていました・・・矛盾はしているんですけど・・・・ある意味では仕方がなかったんです・・・・僕も・・・僕達も・・・自分たちの正義のために・・・必死に戦いました・・・・・・・それはお互いの正義をぶつけ合う・・・死闘だったと思います・・・」

 

 

「それは・・・・・・でもアルが今ここにいるということは・・・・・その人は・・・・その人達は・・・・・負けたんだよね・・・・・」

 

 

「はい・・・ある意味で負けたといえるでしょう・・・・・・でもそれは・・・果たして・・・本当に僕達が正義で向こうが悪だったのかは・・・誰もわかりません・・・神様達だって・・・・」

 

 

実際にそうである、エピメテウス達を倒さなければ下界は終わっていた、確実に破壊神ビルスが現れて、オラリオという惑星を一度完全に破壊していた。

 

でもだからといって、エピメテウスがやったことをすべて、悪というのは色々とおかしいことでもある、実際に英雄から国の代表になり、それで三千年近くはオリンピアという都市国家をこのモンスターが徘徊する世界で、滅亡させない手腕は十分、周りからもそこに住む人々からも、

 

 

普通に正義である、モンスターを守るために色々とやっているし、自らも出陣はしていたりするのだから巫女集団もそうだか、普通にオラリオで言えば冒険者レベルⅢ程度の連中は兵士として数としては多いはそれだけモンスターとの闘いをしている証拠でもあった。

 

 

 

たが実際はすでに国民の大半が穢れた天界の火によって、火のモンスターと同化したうえで、魂もとらわれている状態になっている、これの放置は確かに悪だ、だが現状はどうすることもできないのは事実である。

 

 

 

オラリオの神様で火の関係者を連れてこなければいけないが、特に浄化が可能な神様はオラリオの中ではほぼいない、これは神々が役割を与えられると同じで、基本的に神ヘスティアを犠牲にしないといけない問題であるからだ。

 

 

だがそれはヘスティアの眷属たちにしてみれば十分すぎるほど悪である、主神を犠牲に世界を救ったことで、それ以降はどうしろと・・・・この神様であるからこそ・・・・集ったメンバーでもあるのだから。

 

だからこそベル達とエピメテウス陣営は絶対にぶつかる必要がある、これはどちらにも正義がある、正義と正義のぶつかり合いだ、だがぶつかる相手にしてみれば一方的に事情を知らされていない上に、いきなり自らの神様を使った浄化作戦・・・・十分相手側が悪でいいと思えるできごとでしかない。

 

 

「・・・・・アルは・・その悪を名乗る人達と本当は戦いたくはなかったんだよね。その人達を今は許したいと思っている・・・・違う?」

 

 

「はい・・・・・そうですね・・・・今はそう思えます・・・・実際にあれで多くの人達が救われたも、事実ですし・・・・・僕が不甲斐ないばかりに・・・・・下手をすればオラリオがこの世界が終わっていましたから・・・・・それを考えると・・・どうしても」

 

 

「そっか・・・・・・・でも・・・これらかはどうするの・・・・」

 

 

「でも・・・・・誰かが傷つくならば・・・戦わないといけない、どんな理由があったとしても誰かの大切な人や大切な何かを奪うならば・・・・」

 

そんなアルの大切な人が悩んでいるのを見てアーディは自らの考えをいう。

 

 

「アル・・・・私もリオン達も一緒に・・・【正義】についてよく悩むんだ、こんな時代だも・・・それでね? 迷ったときは・こう考えるの?」

 

次のアーディの言葉はある意味でベルに一番突き刺さる言葉であった。

 

 

「【アルゴノゥト】ならばどうしただろうって!!!」

 

 

 

「あはははは・・・・・・・・・それはそうですね」

 

『いえない・・・・・アーディさんに・・・・・・僕の前世がその本人だなんて・・・・しかもあんな性格で・・・・猫を被って、みんなを笑わす道化をしていたなんて』

 

「うんっ・・・・【始まりの英雄】は、どんな悲劇も喜劇に変えてくれるだろう、古代は人と人が争う余裕なんてなかった、争っちゃいけない時代だった。でもそれを抜きにしても【英雄】は【赦す】と思うんだ」

 

 

「ううん・・・・・・私達が思いつかない【違う選択】をしてくれるんじゃあないかな!!! それこそ、喜劇みたいに!!!」

 

 

「違う選択か・・・・・・」

 

 

「そうだよアル・・・・、今の私達はきれいごとを信じちゃいけないかれしれない。でも理想を目指すことは・・・許されるはずだよ!!!!」

 

アーディは空に夕暮れをみつつアルに話しかける。

 

 

「ここまでが【正義】って決めるんじゃあなくて、あの空の向こう、星まで届いたら・・・・何かが変わるかもしれない」

 

そしてアーディは自らの左手を夕焼けに伸ばしている、そんな光景を見たベルは・・・ようやく考えがまとまりつつあった。

 

 

『どこまでが・・・正義、じゃなくて・・・どこまでも・・・挑む・・・・進み続ける姿勢・・・今を全力で尽くす・・・そうだ、ならば・・・・僕が今・・・やることは・・・・悟空師匠達も色々と頑張ってきたんだ・・・・それを忘れるなんて・・・・僕はまた・・・』

 

 

実際に悟空達ゼット戦士たちの事を知っているはずなのに、またベルは忘れる、悟空達も最初から強くはなかった、逆に弱かったでも色々と冒険や修行など多くの事があり、今に至ると・・・。

 

 

結局ベルはアーディと【最初の英雄】の話をしつつ、アストレア・ファミリアとシルとアイズのメンバーでベルの家に戻っていく最中も、ベルとアーディは本当に英雄が活躍した話を色々と話していた。

 

 

当然それを見ていたのは、闇派閥のスパイである一般人である、この情報はのちに、ディース姉妹にも入り、本格的に闇派閥はアーディを奪う計画を話し合っていた。

 

「「うふふふふふふ、これでジェスターは・・・・・・ジェスターは私達と・・・愛し合うわ」」

 

 

「どうでもいいが・・・あの理不尽の暴力であるジェスターを排除できるならば何でもいい・・・ダンジョン内部で争うのはこちらも都合がいいからな」

 

 

闇派閥としてもジェスターを一日後の【正邪の決戦】の戦力から外す作戦を考えようとしているが、それがうまくはまるか、それすらもわからない特にジェスターの主神の情報が全くないためか、オラリオにいるかどうかもそれすらも不明であった。

 

 

「また主神をころして・・・・恩恵さえ・・・奪えればジェスターを簡単に殺せるんだけど・・・その主神はエレボス様がいうには絶対にむりだから・・・狙うなということらしい・・・」

 

実際にエレボスにしてみても、ベルの正体が分かった時点で主神殺しはやめている、当たり前だが天界いるヘスティアをどうやって殺すのか・・・それすらも不明なのだから。

 

 

ちなみに天界に戻ればエレボスも神の力を使えるが、同時にヘスティアの神殿に入ることや、ヘスティアを殺すこともできない、天界ではヘスティアは力を持っている最高神の一人であるためだ。

 

 

おまけにヘスティアを慕う神様連中は多い、武神も悪神も邪神もどんな神様もヘスティアを殺すことはやめる、彼女は普段は炉の管理をする神であるためか、自らの神殿にこもったまま、何もしないが、だが・・・調停役も普通にこなすために、多くの神の戦争の調停をする役目が自然とできていた。

 

 

色々と闇派閥が暗躍している間にもベルは色々な服を出して、アイロンをかけていた、当然界王神様の服も存在している、これはベル専用の服であるためか、色は黒をベースにしている服であった。

 

 

そしてベルは今日も自らの個室で寝たのが十二時頃であった。ただへファイストや椿などのマスタースミスの腕を持つ鍛冶師の連中はそろそろ装備の最終段階まで出来上がっていた。

 

 

「あとは・・・・・装備専用に・・・この装備を調整すればおわりね、椿・・・」

 

 

「そうでござるな・・・・・・拙者もだいぶ腕が・・・上がったような気がします・・・主神様・・ステータスの更新を頼みます・・・恐らくみんなが・・・下手すれはレベルが上がっている可能性があります」

 

椿のいうこともわかるのが、ヘファイストスである、鍛冶神として、この素材と炉を使えば経験値がたまるはずと自らの鍛冶師としての感が訴えているのだから。

 

 

こうしてほぼ必要なメンバーに装備がいきわたることになった。

 

 

そして夜が過ぎて次の朝になるまでオラリオは本当に静かであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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