ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 外伝作品 作:うさぎたるもの
アストレア・ファミリアから出ていくのは居候のアルと副団長のゴジョウノ・輝夜の二人が女神アストレアと共にギルドに向かっていくのは仕方がない。
本来であれば深夜は眠る必要があるが、ベルも隠れてついてきているリューも今はまだ寝ても大丈夫となぜかそんな意識があるのだから不思議でならない。
これはベルとリューの二人はこの世界おいて、普通に異物であるためか、世界からの修正力が働いているのか? それはわからないが、それでも二人には意識を失ってもこの世界からいなくはならないと、はっきりしているのだから、本当に不思議ではある。
『わかりませんが・・・この変な感覚は・・・まだ大丈夫ということなんでしょうね?』
『僕も大丈夫と思いたいけど・・・・・・・この感覚は、なれないとおもう』
そんなことを考えながら、二人とアストレアは無事にギルドホールに入っていく、この時はすでにベルには色々と秘策が普通にあった。
「でや・・・・アストレア・・・作戦まであと二日やで・・・忙しいのに・・・ギルドに呼びくさって・・・・・」
赤く少女でもあり、男性でもある感じのこの口が悪い女神こそが、ロキ・ファミリアのロキそのものである。
そしてもう一人・・・ヘルメスは確かに来ているが。黙っていることが逆に怖かったがそれは仕方がない。
「それじゃあ始めましょうか? せっかくゴジョウノ・輝夜が集めてくれたもの」
「それはそうやけど・・・・・・だれやそのガキ・・・は・・・・アストレアのところは・・・男性禁止のところやろ」
「・・・・・・・・・・・・」
「それはね・・・この子の背中を見たうえで、色々と聞いてほしいのよ、この子には許可はちゃんともらっているから、それに私が言ったところで絶対信じないとおもうから」
「それはええけど・・・・・・ええか・・・うちらにステータスを見せることが」
「はい・・・・・ロキ様を信じていますから、それにヘルメス様も」
「ほな見てみるか・・・・・どれどれ・・・・・・・・・・ヘスティア・・・ファミリア・・・・・・・・レベル八・・・・ベル・クラネル・・・・称号が・・・は・・・・・は・・か・・・破壊神ビル・・・様のお・もち・・・ゃ・・・・・・・・・・・」
「おいおい・・・・ロキともあろうものが・・・意識を失うとは・・・ありえないぜ・・・どれどれ・・・・・・・・・・・・・・・・・」
二人とも意識を失うのは仕方がない・・・破壊神ビルス様の名前はこの下界では絶対に神々も口には出さない名前である、それが称号として・・・しかも一人の男性のステータスに書かれているのであれば・・・・・・意識を飛ばしてしまうのは仕方がない。
ではなぜアストレアが意識を飛ばさなかったといえば、未来からきたリューから色々と情報を聞いていた上で、ベルからも名前を聞いたうえで、ステータスを確認したことで、なんとか意識を飛ばすことはなかったが、それでもあまりにも衝撃は大きいのは仕方がない。
だからこそか、今のうちにベルは脱いでいた黒の服を着なおして、話ができるまで二人の神様が気絶から・・・戻るまで待つしかなかった。
そして一時間の経過後・・・・
なんとか無事にヘルメスとロキは意識をなんとか取り戻せたが・・・もはやベルの存在そのものをどうするかに、話の意味が変わってしまっていた。
「それで・・・・・このベル・・・クラネルが破壊神・・ビルス様と顔見知りなのはわかったで、だけどや、それとこれとは話はべつや・・・アストレア・・・」
「この子、もう一人がいるんだけど、どうやら未来から来たようなのよ・・・七年後のオラリオからね」
「「・・・・・・・・・・・・・・」」
「まさかとはおもうが・・・・・・・例のあれか・・・・・・・だが天使たちが守っているはずだ、それに使えば確実にビルス様や時空をつかさどる界王様によってとらわれるはずだ」
「まてや・・・ヘルメス・・・それはないで・・・だって来るはずの物や・・・指輪がないで・・・アストレアもわかっているはずや・・・それがないということは」
「「カオス」」
「そうなのよね・・・・・・・・それが一番あり得そうで・・・怖いのよ、でもね、この子が持っている情報は確実に暗黒期を終わらせるほどの情報よ・・・どうする・・・・もう一人の子も多分来ているとおもうけど、気配を消しているから、わからないのよね」
実際にアストレア・ファミリアのホームはアストレアが知っていることでリューの存在を確実にわかるが、だが今回は別だ、気で気配絶ちをされている状態であれば、今の時間であればリューを見つけるのは至難の業である。
リューはベルが知らない情報を色々と持っているために今日の夜から動く予定ではあった、それはルドラ・ファミリアを中心した闇派閥の自爆テロを誰よりもリューが憎んでいるからだ。
しかも作戦決行日が事実上残り一日しかないとわかっているためか、今すぐにでも魔石の工場や火薬を扱っている工場を集中的につぶすしか被害を少なくする方法はないと思っている。
「えっとですね・・・自分は確かに七年後の未来から来ました、闇派閥の潰すのにもロキ・ファミリアを中心したオラリオの冒険者全員でなんとか・・・倒しましたから、それをしなければオラリオが吹き飛んで、ダンジョンからモンスターが次々と地上に現れる結果になりましたから」
「「嘘は・・・言ってないようだな」へんな」
ロキもヘルメスもこの情報で頭を抱えるしかない、しかもベルはさらに色々と情報を出していく。
「でも人口ダンジョンの入り口は今の僕の力であれば完全に破壊できますけど・・・どうします」
「「人口ダンジョンの入り口・・・」」
アストレアはこの情報は知っているからこそ、驚かないが、それでも、それほどの情報であるのは間違いではないのだから。
「はいダイダロス通りでとある場所の地下で闇派閥が人口ダンジョンを作って、それの入り口を使って、ダンジョンに出入りができるんですよ、だからいくらダンジョンの入り口を見張っていても、その入り口があればいくらでもダンジョンには出入りはできるんです」
「「嘘はいってない・・・・・・なんだよその重要情報は」」
「ほかの人達もこっそりと入るとしたら、普通に鍵の方がいいでしょうか?」
ベルとリューの二人によって完全に破壊する方法であれば、今すぐにでも人口ダンジョンをすべて破壊する方法はとれるが、同時にそれは絶対にやってはいけないことであるのはベルだって知っている。
そんな真似をすれば、ロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアを含めたすべてのオラリオを守っている、ファミリアや人々に対して、お前たちはいらないということでもある。
それにベルの師匠でもある悟空も自らの後継者を育てるために色々とやっているのだから、ベルもそれを見習っても不思議ではない。
それにベルは知っている、自らの経験や体験を思い出せば、オラリオのみんなに実力をつけてほしいと思ってもしかたがない。
「「そっちの方がいいに決まっている」」
ベル・クラネルの思いまでも、知らない二人の神であるが、それでもこのままベルともう人の人物で人口ダンジョンを攻略されてしまえばどうなるか?
それはあとあとにオラリオに響く結果になりかねない。
ロキもヘルメスをもはやその情報が必須である、当たり前であるせっかく闇派閥討伐するための作戦を考えたとしても、結局は主要幹部の多くはこのダイダロス通りで見失った上で、ダンジョンに入りレベルを上げたり、モンスターをテイムすることで戦力の回復ができる、だがこちらは戦力が低下する可能性すらも出てきたのだから。
「これは確かに情報を回してもらって、助かったが・・・それの対価はどうするつまりだ、ベル・クラネル」
「せやで・・こんな爆弾情報をいうなんてことは・・・お前・・・まさか・・・」
「はい・・・僕ともう一人で・・・そのカギとなるマジックアイテムを取りに行きます、そのついでに闇派閥の連中を倒していきますので・・・ロキ・ファミリアとアストレア・ファミリアの人は・・・その・・・」
ベルがなにを言いたいのか、大体のことはヘルメスもロキも、そしてアストレアもわかってしまう、つまり、オラリオを精々ひっかきますだけ、回すと敵味方関係なく、
ただし一部の関係者には自らの正体を知らしておくことで、色々な手を打てるだろうということでもある、それはこのオラリオで現在も戦っている、自らの眷属、そして大勢の人達の意見を無視した結果でもあるが、
「わかったわ・・・その派手な行動を大々的にオラリオに言いふらせばいいんやろう、うちの得意分野やで、それにうちの勇者も絶対ベルともうもう一人の活動を利用するやろうな」
ロキだって利用はする、当たり前である、これほどのイレギラー戦力が極秘に味方に付いてくれるそれも二人である、ただし治安側も絶対に荒れるが、その正体はここにいる神様だけが知ればいい、
ロキの本来である神様の性質、トリックスターを見事についた作戦でもある、それはもうロキはうきうきして、色々と作戦を考えるのは仕方がない。
「みとけよぼけなすども・・・・・・まさかまさかこんな駒が降りてくるとは思わんかったやろうな・・・ひぃぃぃぃぃ」
「おいおいロキ・・・神の気が少し漏れているぞ・・・」
「おおそうか・・・・・・でもなこんな楽しいことを・・・色々と考えられるのは本当にたのしいで・・・あんさんもそうやろう・・・いや天界にいる時よりも圧倒的にたのしいわ・・・」
ロキはもうどのようして闇派閥を壊滅するか、それだけに頭を回しているがそれだけでは本当の意味でオラリオは救われないことを知っているはアストレアだけでもある。
「そしてこの俺・・・ヘルメスは・・・予備の武装やアイテムや回復薬や食べ物を木箱に入れて、オラリオ中にばらまいておけばいいのだろう、そして噂の広げるのも手伝えば・・・いい」
ヘルメスは神様として側面はたたあるが、情報系を管理する神様でもある、つまり今回の事は十分に自らを頼ってくれた、ベルに対して、交渉役や様々な役目を得てある意味で、ヘルメスもうれしいのである。
「そやな・・・闇派閥の連中今頃・・・淡くっているやろうな、自分たちの絶対に暴かれてはいけない秘密がうちらがその情報を得てしまった・・・おまけにそのアイテムも奪われる予定や・・・向こうの連中は確実にまともに作戦行動なんてとれるわけないやろうな・・・味方を自分達以外のファミリアを疑うやろうな・・・そんな重要なキーアイテムの管理なんて・・・信用できる仲間か、それか自分しかもたせへんで」
「俺もだ、しかも当然隠し場所を頻繁に変えるのは当たり前だ、ダミーすらも用意するだろうな」
「うちらにしたら追い風やけど・・・ベルとその相棒に名前が必要やな」
「そうだな・・・・・・・・・だけどおれたちじゃあ・・・」
「それでは・・・ロキ・ファミリアの道化師から名前を借りて・・・【ジャスター】なんてどうでしょう?」
ベルの提案にロキもヘルメスもその提案を受け入れる、あとは色々と作戦を詰めるだけではあるが、ここにアストレアが割り込んできた。
「それもあるけど・・・その未来のオラリオを破壊しようした神の名前は・・・【ディエニソス】よ・・・もう一人の未来から来た子に聞いた情報だから確実よ、それにね、【都市の破壊者・エニュオ】と名乗って穢れた精霊とモンスターの融合体や冒険者とモンスターの融合体とか作り出して、オラリオを潰す作戦をしていたらしいわよ」
ベルが言いにくかった名前である、実際にフィルヴィス・シャリアは一度ドラゴンボールで生き返ることはできたが、それを自らの意思で拒否した経緯がある、これは悟空が瞬間移動を学ぶために、ドラゴンボールの力で地球に戻ることを拒否したことと一緒である。
「ちょいまち・・・・・・・まさかと思うけど・・・もう一人の人物は・・・まさかやと思うけど・・・闇派閥の神様と今はまだ闇派閥ではない・・・ディエニソスを天界に戻すわけか」
「・・・・・・・おいおい・・・それは言いにくいだろうな・・・未来では仕方がないと思うが・・・下界の子供が神を天界に戻すなんて・・・神殺しを普通はできないはずだからな」
「ええそうなのよ・・・・でもそれをやらないとね、未来が大変なことになるし・・・どのみちダイダロスから続く、人口迷宮を潰すとなると、もう未来の情報はほとんど役に立たないわけだからね」
「そうやとしてもや・・・・・・天界に飛ばしたとしてもや・・・関係ない元ディエニソス・ファミリアの連中をうちらが受け入れろと・・・それもあるんやな・・・アストレア」
「そうなのよ・・・私の所も受け入れる予定ではあるけどね・・・」
「コンバート後にばれてしもうたら・・・大変なことになるな・・・」
「なるほどだから僕が呼ばれたわけか・・・それでベル君はもっと未来の情報を知っているいるんだろう」
「ハイ知っています・・・だから色々と教えます・・・」
それからたっぷり日が明けるまで間、約五時間以上ベルは自らの言葉で自らが経験した、戦いをなんでそうなったか? その元凶も色々と教える結果となった。
「もうええで・・・・・・・・・・なんやねん・・・・未来はそんなに修羅場か」
「おいおい・・・ベヒーモスの亜種だと・・・しかも心臓のドロップアイテムを使って・・・復活させるとはどこのバカの神と眷属だ・・・」
「神の力を吸収する力を持つモンスター・・・・・・・・」
「オリンピア・・・・・・・それに意思と魂をもつモンスター【ゼノス】の存在意義をかけた派閥大戦か・・・それほどの戦いをすれば、確かに連続レベルアップもするだろうな」
「はい・・・未来ではアストレア・ファミリアとアルテミス・ファミリアの面々がヘスティア・ファミリアに協力してもらいました、一部のファミリアの人々も僕らに協力してもらった結果、なんとか派閥大戦は僕らの勝ちで終わりましたが、その後にフレイア様と少しだけトラブルがありました・・・」
この時にシルの姿でフレイヤはベルに対して問答無用で、魅力を仕掛けたが、結果的に言えばそれをはじかれた上で、シルはシル、フレイア様はフレイア様といいきり、ヘルンにも同じことを言ったおかげで、軽い修羅場が形成されたが。
だからこそか、今でもフレイア・ファミリアは普通に探索系のファミリアとして一目は置かれてはいるが、それでもヘスティアの付属神となったことで、事実上の同盟相手という立場になっている。
「こんだけ修羅場で戦っていれば‥確かに短期間でレベルアップもするわ」
ロキだって、頭を抱えるしかない、確かに穢れた天界の火はいつかはこの下界を焼き尽くしたうえで、滅びを与える代物でもある、そのためか、鍛冶関係のファミリアの神様か、火属性の神様が生贄になり、穢れた天界の火を持ち帰る役目があるのだから、
ロキもヘルメスもその役目を誰にするか、もはや決まっていたが、それがヘスティアが自らするというのは、普通にありえた選択肢でもあるが同時にあの天界の火を穢れた火を浄化したうえで、消滅させれば普通に偉業を達成した魂に刻まれてもおかしくはない。
それ以外にもジャガーノート級と化け物が生まれる条件も神々に教えるのは今後の事でもあった。
「しかもダンジョンを破壊し続けると、現れる特別なスケルトン系統のモンスターで魔法はまともに聞かない上に、レベル五の冒険者を簡単に殺せる爪や腕やしっぽがある特別製のモンスターか・・・それでアストレア・ファミリアが全滅すると・・・」
「闇派閥との抗争の最中に起きた「27階層の悪夢」により、フィルヴィス以外の主力メンバーが全員死亡したことで、弱体化するのも実際は自らの派閥の神が行ったマッチポンプかよ」
「しかもそれで・・冒険者とモンスターの融合体を実験するとしたら時間がないのは確かにそうだなロキ・・・」
「わかっとる・・・でもな・・・時間もなければ・・・手もないんや・・・どのみち明日起きる作戦は普通に実行するしかない、闇派閥にたいしてもうちらに対しても、だますしかないやろう・・・」
「そうだな・・・・・・・・ならベル君・・君は一度・・今のオラリオを見てくるがいい、そのうえで色々と七年後と変わっているところがあるし、なおかつこれでも手を貸してくれるのか・・・君の覚悟を見ておきたいのさ・・・」
「うちもや・・・」
「はい・・・わかりました」
こうしてアストレアと共にベルと護衛のゴジョウノ・輝夜はともにアストレアファミリアに戻り、ベルがそのまま残っている材料でシチューを作ることになった。
なおこのことでのちにガネーシャ・ファミリアの一人である青い髪の少女に勘違いされた上で、アルゴノゥトの物語について二人は色々と話しているが、ベルはその転生体であるためか。
その女性が知らないこともついついしゃべってしまい、二人は意気投合してしまう。