ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 外伝作品   作:うさぎたるもの

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外伝 時を渡る道化師達6

 

その日から、オラリオにも闇派閥にも一切属さない、謎の勢力が一つ誕生した、いいえ正確には『一人』『または複数人』以上の規模といえる大活躍をするようになる。

 

 

アストレア・ファミリアは居候が居なくなった、朝から普通に忙しかった、当たり前である、ご飯は普通に食べた後は、オラリオの見回りではあるが、すでにローブ姿の者が闇派閥の秘密基地などを吹き飛ばしていたのだから。

 

 

まるで未来を予知するかのように、一般人達と冒険者達を、闇派閥の襲撃を完ぺきに防ぎ、戦場に介入しては、その場にいるオラリオ所属の冒険者達を勝手に援護して、いつの間にか消えている、狩人達。

 

光のような玉を放ち、その圧倒的な体術で、相手に何もさせない圧倒的な技量、ひとたびその姿を戦場で姿を見せれば、闇派閥は確実に壊滅する、圧倒的なレベル差。時たまなる鐘の音もまたその厄介さを印象させることに成功していた。

 

ベルもリューも昨日の深夜には一度合流した上で、二日目からの予定を色々と二人は考えていた。

 

 

「つまり、リューさんは今は僕に寝てくださいと・・・」

 

 

「はい・・・・朝の内は、私が徹底的に闇派閥の工場などを派手に吹き飛ばして、治安を守っているファミリアに犯人たちを引き渡します、だからこそ、ベル・・・・あなたにはこの場所で、私の帰りを待っていてほしいです、一人では大変ですが・・・・今は二人います、交代制で、闇派閥を討伐するんです」

 

 

「そうですね・・・・・・・・・途中から僕も・・・・寝ればこの世界からはじかれると感覚があったんですけど・・・・今はなぜかそれがないんですよ」

 

「それは私もです・・・・・・・・恐らくですが・・・・ヘスティア様達がなにからしをした結果でしょう」

 

 

「そうですね・・・・・・そう思います・・・・・ではおやすみなさい」

 

 

 

こうしてベルは朝の五時頃にとある倉庫で寝てしまった、その後にリューは自らの姿を隠すローブを利用して、わざと格闘術で次々と闇派閥を倒して気絶させたうえで、警邏中の派閥の連中の目の前において。

 

【ちなみに眠ってしまえば、この世界から弾き飛ばされる】なんてことはなかった、これはトランクスが出入り口をしっかりと固定させたことで、すぐに世界から弾き飛ばされることがなくなっただけである。

 

だからこそか、工場区画などを重点的に朝の九時ごろにはようやく、すべて破壊することに成功した。

 

 

この時破壊するのに利用したのはリューは自らの気を使って巨大な気玉を用意したうえでそれで破壊を繰り返していたのだ。

 

 

また時にはロキ・ファミリア、フレイア・ファミリア、ガネーシャ・ファミリア、アストレア・ファミリアは一日十回以上は闇派閥の連中に襲われてはいるが、

 

 

それらを撃退したとしても、闇派閥は普通に回収部隊を用意したうえで、倒されたメンバーを回収していくことが多かった、これにより多くの闇派閥を取り逃がす結果につながっていたが。

 

 

リューにしてみれば二度目の暗黒期である、その回収部隊を中心に徹底的に潰しにかかっていた、中にはルドラ・ファミリアの連中もいたのか、ついつい、リューは本来であれば気絶させる程度でよかったが、問答無用で殺してしまうこともありつつも。

 

 

そもそもあまりにも早い手刀のためか、相手の腹を突き抜けたとしても、返り血がつかないどころか?自らが、リューらによって腹に穴をあけられることを傷つかない連中が多かった。

 

『どうせ穢れた身です・・・・・・・・・ならばルドラ・ファミリアだけは絶対に潰さないといけません』

 

こんな思いがリューに合っても不思議ではない、結局は神ならざる人のみであるのだから。

 

感情を制御しろという方がどうかしている、それも自らのファミリアの仲間を直接的に殺した、あのルドラ・ファミリアが生きて、目の前にいるのだから。

 

そのためか、狩人は複数人すると、思う輩が出てもおかしくはなかった、ベルは普通に気絶させるだけで済ませているからだ。

 

結局のところ、これはリュー・クラネルがここにいる、リュー・リオンが持っている獲物である、木刀や刀を使えばその太刀筋で、他のファミリアにばれてしまう恐れがあった。

 

だからこそ格闘術で次々と倒していく。

 

 

特に爆弾を運んでいる商人は問答無用で気絶させたうえで、その荷物事ギルドの前やそれぞれのファミリアにおいている、これで治安側もなんでローブ姿の者になんで気絶させられたのか、大体の理由も知ることができたうえで、危険物を持っていることもわかってしまった。

 

 

 

これに困ったのが、闇派閥である、自分たちの切り札である、自爆テロ用の爆弾工場やそれを仕入れられるルートが次々と謎のローブ姿の人物に潰されているのだから。

 

 

上位幹部も切れてしまってもおかしくはなかった。

 

 

それから一週間が経過した、すでにローブ姿の者はオラリオの中でこんな変な噂が敵味方問わず広がっていた。

 

 

道化師【ジェスター】と、その圧倒的な戦闘力で闇派閥を次々と倒していくのはオラリオの住人にしてみればうれしいものであるが、同時に治安を維持する者たちにしてみれば普通に腹正しいことでもある。

 

 

 

それをロキ・ファミリアのロキとヘルメス・ファミリアのヘルメスが噂が流し始めていた、

 

【道化師のように敵味方を混乱させる者】【ローブ姿の下はきっと、あのヘラ・ファミリアだ】【いいやゼウス・ファミリアの生き残りだ】

 

 

「不甲斐ない、俺たちを気っと二大派閥の残党がこっそりとみて、我々の後始末などを手伝ってくれているな、なアスフィー」

 

 

「そんなわけないでしょうが・・・・・・・現にローブ姿の者に助けられたという冒険者や一般市民もおおくいるわけですからね、実際にギルド側も正体をつかめと・・・強制ミッションをだしているようですし」

 

 

「あはははは・・・・・・・あの道化師を捕まえられると・・・・レベル最低でも六以上だぜ、あのオッタルも普通に取り逃がした相手だぜ」

 

 

「そうなんですよ・・・・・・・・・・だからこそフレイヤ・ファミリアが治安に協力的なのはいいんですが・・・・・・・・・・」

 

 

「多分だけど・・・・・・・真の狙いは道化師を探して、自らのファミリアの一員にすることか」

 

 

「そうでしょうね・・・・・・はぁ・・・・・・・・・」

 

 

『もっとも・・・・・・無理だろうが・・・・・・・・・実際に身長差もあるのか・・・ベル君ともう一人の飛ばされている人物が活動した内容を少しだけいじって、オラリオに噂として、広めているが・・・・・・・・ここまで強力な噂になるとはな・・・・前までの多少の劣勢は、今ではこちらが有利になりつつあるが‥‥』

 

 

「それにしても・・・・・・・道化師が持ちこんだ・・・・この爆弾は確かに強力ですよ‥‥私の方でも調べましたが、普通にレベルⅢ程度の冒険者は即死ですね、この威力では、遺体が残ればいい方ですよ、本当に・・・・よくもこんな物騒な物を作ったといいたいですよ、闇派閥に」

 

 

 

「そうだな・・・・・・・こいつは危険すぎる・・・・ギルドに掛け合うが・・・・どこまで規制するか・・・それが問題でもある」

 

 

「そうなんですよ・・・・・・・・・・二つの代物はどこでもありふれた代物です・・・それを組み合わせるだけで・・・・これほどの爆弾を作るとは・・・・・・・」

 

 

結果としてヘルメス側の強い働きかけによって、のちにこの二つを同時に扱うことは禁止になった、仕入れも同じである、どうしてもファミリアで必要な時も、それぞれを分けて保管する方法がとられるのは、一か月後である。

 

 

今はごたごたとしている上に、闇派閥の逮捕者が圧倒的に多い上に、ロイマンがブチ切れながらも 二百名以上の闇派閥のメンバーを特別製の牢屋にぶち込んでいる状態である。

 

 

ギルド側も、一般市民もそしてなによりも冒険者たちも同じであった、守られた者たちの数は多く、打ち破られた悪党の数も日に日に増えている、そのためか、ロキ・ファミリアのロキは確実にそれを利用した作戦をいくつも用意して、それを実行させるほどである。

 

 

それこそ、自らの勇者である、フィンのドン引きされるほどのえぐい策謀であるのだから。

 

 

「それでフィン・・・囮作戦はどや・・・狩人達の噂を流して、その拠点をわざと教えた結果は・・・」

 

 

「・・・・・・ロキ・・・・・・・・・やりすぎだ・・・・・・確かに工場区の闇派閥は確実に一層できたが・・・まさか相手が使っていた自爆用の爆弾をわざと大量に用意させたうえで、狩人の偽物の人形を用意させた上で、一斉起爆なんて・・・・・」

 

 

「なにいうてんね・・・・元々はあいつらが用意していた爆弾やんか・・・それが【勝手に爆発して闇派閥は勝手に死亡しただけやで】」

 

 

確かに外から見た情報もそうだろう、実際にロキ・ファミリアはその時別の区画を担当しており、だれも神ロキの手腕だと、わからないまま、ようやくフィンがソーマの酒10本で秘密を今教えてもらっているのだから。

 

 

「これは外に出せる・・・情報ではないよ・・・だけどこれで・・・たった30個で中規模の工場が三十人以上が死亡しているんだ、恐ろしいほどの威力だ・・・・これを教えてくれた狩人・・・いいや道化師はいったいだれなんだろうね」

 

 

「それやな・・・・・結局うちらもなにんもしらん・・・・・・・・ただうちはこの情報を使って闇派閥を倒しているだけや・・・フィン・・・・【それに爆弾の威力が確認されたやろう】、これでうちらもオラリオ所属のみんなも・・・爆弾の威力はうたがないはずや」

 

 

「結局は、自らのエゴを貫く、偽善者達や、だからこそ、うちらがその情報を使って、闇派閥の一部でもいいから壊滅させるだけや・・・・正義なんてものは、ないはずや、なんせ相手を殺しておるからな、ルドラ・ファミリアを中心な・・・・今も駆け抜けているはずや、このオラリオをな」

 

ロキはその細い両目を広げて、フィンと話をしながら、ソーマの酒を開けて、飲んでいた。

 

 

『それにどのみち、気の使い手が二人もいるんや・・・・・・闇派閥は確実に終わる・・・ダイダロスオーブなんてものをうちらも見せてもらったが・・・いまだにベル・クラネルが持っているのは・・・囮としてつかえというこちゃやろうな』

 

 

「なんか・・・ロキは・・・楽しそうだな」

 

 

「そうやでフィン・・・・相手は道化師やうちの名前を名乗って活動しているようなものや・・・・それが闇派閥を倒してくれている、これほど・・・面白いものはないやろう」

 

 

「神様としてロキはそうだと、思っておくよ・・・・それでは明日も僕たちは忙しいからね・・・夜更かしはやめてくれよ・・・ロキ」

 

「はいよ」

 

 

こうしてロキ・ファミリア内部でも徐々にローブ姿の者たちを道化師と呼ぶ者たちが増えていく、しかもそれに助けられている者たちがいるのだから、フィンとして正式にそれの感謝の言葉を伝えたいが・・・道化師達が絶対に捕まらないのだから、どうすることもできない。

 

『それに・・・・あの様子は・・・ロキめ・・・・・・・・・道化師達と最初から手を組んでいたな・・・だからこそ規格外の勢力が暴れているオラリオでもあんなに安心して・・・ソーマの酒を飲んでいるからな』

 

 

このフィンの予想はある意味で合ってはいた、実際にモルド達もベルによって助けられていた、しかも一番厄介なあの姉妹のエルフに襲われて殺されそうになった時をである。

 

 

「ありがとう助かったぜ・・・ジェスター」

 

 

「・・・・・・・どういたしまして・・・・それであなたたちを襲っていたこのエルフの姉妹は・・・やはり闇派閥でいいんでしょうか?」

 

 

「そうだ・・・・・・・あいつらは・・・・闇派閥に所属するファミリアの中でも、最恐派閥かつ過激派と称された【アレクト・ファミリア】の団長と副団長の白妖精(ホワイト・エルフ)と黒妖精(ダーク・エルフ)の姉妹だ」

 

実際に地面に倒れているのは、姉らしい人物といえるのが金髪サイドテールの白妖精のディナ。妹と思える人物らしきエルフ、銀髪ツインテールの黒妖精のヴェナ。

 

ベルが知っているエルフらしかぬ、蠱惑的な踊り子の様な露出の多い、左右対称の服装をしている。それぞれの目元には、涙のタトゥー(ディナは左目、ヴェナは右目)がある。

 

モルド達を襲ったのは、火炎石のアイテムを大量に手に入れており、ギルドに降ろす予定でダンジョンから出たうえで、その隠し場所はかせるために、拉致したうえで、拷問する予定であるのだから。

 

 

やつらは18階層で町を経営している、冒険者である、すべてのアイテムを一度の換金するなんて馬鹿な冒険者は早死にする世界に生きている者たちである。

 

つまり、様々な物資を手に入れるために、モルド達を拉致する予定がこうして、ベル・クラネルの小刀二刀流で簡単に倒されてしまった。

 

 

「本当に助かったぜ・・・・あそこじゃあ・・・・・・・日常茶飯事ではあるがな・・・オラリオまで、ここまでひどいことになっているとはな・・・・」

 

 

「それは僕たちが闇派閥に襲撃をしたり、彼らの秘密基地や物資をためている場所を破壊したり色々とやったおかげで・・・・・・・」

 

 

「なるほどな・・・それで俺たちに目をつけたというわけか・・・・・・こいつら・・・・仮にもレベル五の一級冒険者だ・・・・・しかも姉妹のコンビで事実上レベル六以上の実力を出してきやがる・・・それをあっさり倒すなんて・・・・・・・」

 

 

「レベルは秘密で・・・・・・・それで・・・皆さんはどうします? 自分は・・・ここに見回りにくるオラリオ側のファミリアが来るまで待つ予定です、この人たちの実力は・・・強いことが分かったので」

 

 

「わかったって・・・・・・・あの一撃を受けても無傷だった・・・お前さんに言われるとな」

 

 

実際に姉妹コンビでフェイントをしたりして、それでようやく一撃を入れて確実に殺したと、姉妹はおもっだが、ベルにしてみれば自らの気を高めてガードすればいいだけであり、アリと像と戦ったようなものである。

 

だからこそか・・・・・・・・ベルの一撃をくらって・・・気絶をしている一時間はモルド達とベルは話をしていた。

 

 

「この姉妹の武装は俺たちがもらいますよ、旦那・・・こいつらに武装を残しておけばうちらが危ないんで」

 

これで気絶した姉妹からさっさとモルド達は武装などを回収していたが、さすがに服だけは回収しなかったのは、モルド達にしてみれば、エルフ達に噂がたてば18階層の町の経営に大きく影響を与えると思っただけであるからだ。

 

そしてそれは呪詛を・・・世界を恨むようになにをつぶやいてた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・許さない・・・・許さない・・・・許さないィぃいぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」」

 

 

「「「「まさかもう起きたのかーーーーーーーーひぃーーーーーーーだんなーーーー」」」」

 

「まさか・・・・・・・・・あそこまできれいに決めた一撃を・・・・」

 

 

「貴方はッ!!!! お前はッ!!!! 壊す!!!」

 

 

「愛してもやらない、殺してもやらない!!!!」

 

 

「私たちの部屋の中で切って、刻んで 裂いて 抉って、癒して、壊し続けてやる!!!」

 

 

「「絶対に・・・・・どんなに実力差があっても・・・・あなたは絶対に絶対に・・・私達が・・・私達がーーーー!!!!」」

 

 

またベルに対してのある意味でのストーカーが生まれた瞬間でもある、

 

だがベルはこの程度の罵倒や恨みは、すでに慣れているのだから、笑顔で笑うしかない

 

 

「あはははは・・・・それでまだやるの・・・・・みんなを襲撃なんてしないで、僕だけを襲撃するのであれば・・・いくらでも、相手になるから」

 

この道化師の言葉にさすがの姉妹も困惑をする、普通は今の自分達を冷静に見ている姉妹は、今この瞬間に再び気絶させて、ギルド制の特別の牢屋にぶち込めばいいはずなのに、そんな思惑を考えてしまうが。

 

だからこそか姉妹はその目を確かに開いて、ベルを狩人を見て・・・・・・・それでこの言葉を満面の笑顔をいう。

 

 

「「いいの・・・・・・いいのかな・・・・・・・・なら・・・次からは絶対に・・・あなただけを・・・あなただけを・・・・倒す準備をするわ・・・だから絶対に逃げないでよ・・・・・・・道化師」」

 

 

この一言で、自らの魔力を暴走させて、周りを火の海にしたとっさの判断はさすがといいたい、伊達に闇派閥の最強の冒険者に名前が入っているだけでもある。

 

 

だがこれが二人の運命すらも、変えることになる、本来の運命であれば、彼女達も・・・・闇派閥の戦い、アストレア・レコードと呼ばれる出来事で、自らの神も打ち取られた上で、恩恵もなくなって破れて死亡していたが。

 

 

ここではこれ以降は完全にジェスターだけを狙って行動することになる、ちなみに普通にベルの攻撃をくらって、すぐに気絶から復活したうえで、その場から逃げたことで、レベルアップはできなくても普通にレベル六程度のステータス、特に耐久もはやSSSランクになっていたのは、仕方がないことでもある。

 

 

 

 

 

 

 

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