ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか超 外伝作品 作:うさぎたるもの
アストレア・ファミリアである、星屑のホームにロキ・ファミリアとヘルメス・ファミリの主神が集まり、現在ではアストレアの部屋で色々と話を行っていた。
「どうするんだ・・・・・・・・ジェスターの行動は・・・確実に彼らから聞いている歴史が大きく変わってしまった、本来であれば、ルドラ・ファミリアの退場は一年以上先だ、それを速めてしまった、ルドラ・ファミリアの壊滅・・・歴史の修正力が彼らに・・大きくかかわるだろう・・・残り時間はもはや一日もないと思っていいだろうな」
「そやな・・・・いくらカオスの力で飛ばされたとしてもや・・・・歴史の改変は・・・並行世界を生み出すのはええ・・・でもな歴史を未来から人間が直接変えてしまう・・・これはタブー中のタブーや、タイムマシーンでもなければ、修正力で世界からはじかれとる」
「そうなのよね・・・・・・だからこそ・・・・・彼女達に話必要があると思って・・・ヘルメスにも来てもらったの・・・彼女達があの子と出会った場所がヘルメスが情報交換する場所でしょう・・・それに・・ペンダントも手に入れているわけだし」
「そうだぜ・・・・せっかく手に入れた、ペンダントを渡す相手が消えてしまえば・・・彼女が常に持つということはできなくなるからな」
そうして・・・ヘルメスが取り出したのは、フレイアから交渉で手に入れた、身代わりのペンダントであるのだから。
「それに爆弾で死亡する子もどれだけ・・・減らせるか・・・彼が彼女が奪った爆弾で・・・色々とやった人もいるようですし」
そうしてアストレアはロキを見るが・・・ロキは別にどうでもいい感じで、真剣に答える。
「なにも・・・爆弾の威力は・・オラリオ全体に伝わった、わけやし、問題はないやろう・・・実験台がやつら・・・闇派閥のメンバーだけ・・・それにやアストレア【工場が吹き飛んだのは・・・あいつらの自業自得や・・・自爆用のアイテムを作ろうとして・・・手元がくるったんやろう・・・ギルドもそう発表しているさかい」
「・・・・・・そうね・・・・・・・・ギルドがそう発表しているならばしかたがないわね・・・ロキ」
「・・・・・・・すごむなや・・・・アストレア・・・・・わかっている・・・・ただな痛みを・・・それを知る機会が奪われた時点で・・・うちらができうること限られる・・・それだけや」
なにもロキが行っていることは間違いではない・・・・それにこんな会話をしつつ、護衛をもてなしているアストレア・ファミリアのメンバー、わざと別のファミリアがいる中で、こんな会話をしているのだから。
「また・・・出たらしいぜ・・・【例の狩人達】が」
「・・・・・・・聞きました。魔石製品工場を再び防衛したと・・・アーディが現場に到着したうえで、襲撃した闇派閥をギルドに連れて行ったようですが」
「なら・・・・【アレクト・ファミリア】のパルラスって幹部がぶっ飛ばされた話は?」
「なっ・・・・・・・闇派閥最恐派閥の一つを・・・・・ほんとなのですか?」
リューが驚くのは無理はない、この辺は完全にライラの情報で手に入れた、秘匿情報であり、それをわざとほかのファミリアの護衛に聞かせることで、自らのファミリアも狩人達を探していると・・・そのように印象付ける必要がある、だからこそリューにはなにも伝えない状態で話をしているのだから。
「ああ、事実だ、不殺を貫き、無力化しているらしい、幹部は今もギルドが作った特別の檻に入って、わめき散らしているらしい」
「計画を邪魔された上に、狩人を必要に捕まえるために、狩人の仲間を捕まえようとした、あの壊れエルフども・・・ディース姉妹がオラリオの外に飛ばされてしまつたらしい」
「それは本当ですか・・・・」
「実際に多くの者達が目撃している・・・無論ギルド側も色々と手を使って、情報を探しているけど・・・空の方に飛ばされているから・・・生きている可能性はないだろうというと意見が多いな」
これはリュー・クラネルが吹き飛ばしたあの姉妹のエルフの事を言っているが、このオラリオにいるかいないかで、だいぶオラリオの秩序を守る勢力の力が強くなっているのは、うれしいことではあるが。
それを直接やっているのはアルともう一人別のだれかというこ情報しかないのだから。
「第一級冒険者と同等の実力・・・・それ以上の力を持っているという噂は・・・本当だった・・・・?」
「民衆からは正義の味方と呼ばれているらしいな・・・・あとは・・・冒険者の二つ名ではないが・・・【ジェスター】とも呼ばれているな」
「ジェスター・・・・・・・・道化師? まさか【ロキ・ファミリア】となにか関係があるのか」
「それはないといいたいな・・・ロキ・ファミリアを代表して・・・狩人達の情報は我々も欲しいと思っているところだ、アストレア・ファミリア」
リヴェリアが護衛にいるためか、リューは多少どころか、緊張してしまったが、それは仕方がない。
彼女はエルフの王族であるのだから。
「でもほら・・・・・・【勇者」の作戦と重なるように動いているから・・・・だから実は裏ではつながっているじゃないか? っていわれているよ」
「うっ・・・・・・私もそのような噂は、流れているのは知っている・・・だが我々と狩人達は全くの無関係だ」
「そうだな・・・・・逆にあの腹黒勇者様の行動を読んだうえで・・・行動している可能性もあるぜ」
「あの・・・・ジェスターの本人の素性は? 本当になにもわからないんですが? ライラ、あなたの情報網をもってしても」
「そうだ・・・・・・・まるで雲をつかむ話だ」
「それにアルが・・・・犯人だという・・・可能性もあります」
「・・・・・・・黙れ・・・騒がしい・・・仮定の話でなにをそんなに熱くなっている」
実際にアルが居なくなったのは真実ではあるが、それをリヴェリア達にも聞かせることは本来の予定ではなかった、だがそれをリューを口を勝手に滑らせてしまった。
「アルが消えた日に・・・最後に話していたのは、貴方だ!!!」
リューもいつの間にか。アルのことを心配していたようだ、ただし無自覚のように、これを未来のリューが知ればどのような反応になるか、それはわからないがそれでも言えることは・・・この言葉でリヴェリアも本格的に参加するはめになった。
「それは・・・アストレア・ファミリアに新しい居候か・・・それとも仲間がいたということか・・・ではその中は・・・・・・今どこに」
「リヴェリア様・・・・・・それは・・・・・・・・・・・・現在も行方不明なんです彼は」
「彼・・・・・・・・・・・・・かれだと・・・・・・・・・・・男子だったのか・・・」
「・・・・・・・・はい・・・・・そうです・・・そしてなによりも、なんだか面倒を見てあげたくなるような感じがするんです」
リューのこの一言で・・・リヴェリアはなんだが納得してしまった。
「そうか・・・・・・お前も・・・・・私のある意味での同類になるのか・・・・」
「どうるい・・・・・・・・・・」
リヴェリアもある意味では目が離せないアイズというレベル三の幼女を連れてこの場にきているのだから、それと間違えても無理はない、そもそも成人男性がまともに、アストレア・ファミリアに参加することがそもそもできないほど、女性専用ファミリアになっているのだから。
それを考えれば・・・男性ではありえないとリヴェリアは考えてしまう・・・つまり五歳児以下の男性ではないかと・・・それをアストレアがどこか安全な場所に隠したと思っても不思議ではない。
『それにこのものでは・・・・・直線すぎる・・・今のオラリオで守れる可能性が低ければすでに、オラリオ外にだして、別の場所にいると思える・・・・』
それにヘルメスの・ファミリアの護衛の者たちも、同じ考えを得ていても不思議ではない、夜にいなくなったと思えばつまり夜の闇に隠れて、このオラリオを脱出したと思っても不思議ではなかった。
それなのにやはりかリューと輝夜の口論が熱くなっていく。
「いいだろう!!! ならば、私が勝ったならば、知っていることをすべて吐いてもらう」
「この青二才が・・・・いいだろう・・・勝負に乗っている・・ここ二日は狩人達のおかげで、我々も暇を待て余していたからな」
「おい・・・・・外でやれよ・・・テメェら、ったく・・・リオンも輝夜も随分とかき乱されているな、で・・・・・・アリーゼ? お前はなにか・・知らねえのか?」
「全然しらないわよ・・・・・・・でも確信しているわ、たぶんジェスターはアルの友達かなにかよ」
実際にはあの夜の別れがあるためか、ジェスターの正体はほぼ知っているが、それでもこの程度の演技はしないと団長はつとまらない。
「それに、アルは【夢が」覚めるって言ってたわ、それが【どんな夢】なのかはわからないけど」
「なるほど・・・・・・予知夢か・・・・・・そんなレアスキルがあるならば、うちの主神が存在を隠すだろうな、リューがあれほどなついているとおもわなかったが」
「そうだね・・・・・・・それにもしかしたら・・・アルには時間がないのかもしれない・・・」
「だろうな・・・・・・どんな都市も絶対に手放したくはない、レア中のレアだ、だからこそか・・・・」
「そうだね・・・私達が危なかったかもしれない・・・・・ライラはよくわかっているとおもう」
「ちっ・・・・・・・・一週間以上前の・・・・あれか・・・・・・」
「そうだね・・・・・・下手したら死んでいた可能性もある・・・つまりそれを阻止するためにやってきた可能性もあるんだと思うけど・・・・・・」
「だからこそ神様達が集まって・・・・・・はなしているか・・・・・」
「本来ならばばれたら・・・・闇派閥は確実に捕まえるために・・・どれだけの犠牲をしても・・・動く・・・それほどのレア中のレアスキルだからね」
リヴェリアもヘルメス・ファミリアの連中も、この予想を黙って聞いているが・・・それがある意味であっている可能性があるため、だれも口を出さないまま、神様達の話がおわり、それぞれのファミリアに深夜遅くではあるが、戻っていく。
当然アストレア・ファミリアの連中から聞いた言葉をファミリアの連中に言うことをそれぞれの神様は禁止することになった。
「仕方がない・・もしもあって入れば、大変ことになりかねない」
「そういうこっちゃ・・・だからなママ、今は黙るときや・・・わかるやろう、そんな夢が見れるスキルがある時点で・・・色々と悪だくみができるんや」
「そうだな・・・・ロキ・・・・わかった・・・黙ってやる・・・・」
こうしてリヴェリアも黙りつつも、ある意味で間違った答えを得てしまった、これはアストレアが考えた作戦である、それをロキもヘルメスも黙ってこの提案の意味も先ほどの話し合いで、話し合った内容の一部でもある。
そしてベルは再びダイダロス・オーブを使って、人口迷宮内部で大暴れしている。
「まったく・・・・・・ここまでテイムしたモンスターが復活しているなんて・・・でもまだ弱い・・・アント系がおおい・・・・やはり下層のテイムしたモンスターは打ち止めと・・・そんな感じかな」
実際にアント系統は簡単につかまるために、どうしても闇派閥としても、テイムするモンスターを一からやり直すのは一苦労でもある、それが一日前に狩人によって本部が襲撃された後ではなおさらである。
それなのに・・・・またやってくるのだから闇派閥しても・・・ふざけるなと思うのは無理はなかった。
「だけど・・・ここまでやらないと・・・・・・・まだオラリオが・・・・平和にならない・・・・僕達が帰った後に戦力がある程度回復させるほどの力を残しておけば・・・大変なことになる・・・なら・・・多少の無理はする」
こうしてベルは昼過ぎまで人口迷宮で大暴れをする、当然闇派閥も対抗するが、それどころではなかった。
その混乱はオラリオ側まで伝わっていた、当たり前だ、ディオニソスがいきなり行方不明になったのだから、
彼が率いるファミリアのメンバーは現在オラリオを探し回っているが、その彼がいる場所はオラリオの上空、バベルの塔よりはるか上、高度二万メートル付近に現在はリュー・クラネルと共に夕日をゆっくり見ていたのだから。
「もういい・・・・・・・・・・あなたはこのまま死んでくれてもいいです・・・ディオニソス・・・・確かに我々下界の人々が神殺しは禁忌ではあるが・・・だが事故死であれば、なにも問題ではない・・・そもそも・・・未来のあなたは・・・・・・オラリオを危険にさせた・・・・ここで息のねを止めないと未来は・・・最悪の未来になります」
「だれだーーーーーーーーーーー未来とか・・・・・・ありえないだろう・・・・未来を見る夢などはレアスキであるが・・・未来で確実に俺が・・・オラリオを危機にさせるなんて・・・ありえない、オラリオの秩序を守る側だそ・・・・・それ・・・・・狩人・・・いいやジェスター・・・・お前は・・・・・・」
「そうですね・・・・・・・正体を明かしても・・・・なにも問題ではありません・・・・・・そもそもあなたは送還される予定だ・・・・・・・天界に・・・・・・・・」
そうして・・・・リュー・クラネルは自らの姿をかくしていたローブを脱いで、その正体をディオニソスははっきりと・・・確認した・・・・・・いいやそれを知った瞬間に・・・・もはや・・・彼は・・・。
「あははははははははははははははは なるほど・・・・・・・なるほど・・・・・・カオスの力か・・・・・・だから狩人は・・・・・・狩人達は・・・・・・こんなにも的確に・・・・・闇派閥の隠しホームや物資を潰し回れたわけか・・・・・・・アストレア・・・・の眷属の・・・・リュー・リオン」
「そういうことです・・・・・・・そしてこの力も、私が使っている力ももはや知っているはずです・・・ロキもある程度は知っている神々がいるといっていました」
「なるほど・・・・・・・あのロキ・・・・・・・・・・やはり面倒だな・・・・・ああお前の力は太古の力・・・・英雄が使っていた技術・・・・・【気】だ、それを独自に・・・使えるようになったのかわからないが・・・・・なるほど・・・・・・だから・・・こんな場所で・・・俺を捕まえているわけか・・・」
リューはもはやこの神にかける慈悲はないと、思っている、あのオラリオの攻防線。
「フィルヴィスさん・・・・・・・・」
一人のエルフが彼女にとどめを刺したエルフが泣きながら、話をしているリューもそのエルフには見覚えがある、いいや確実にある、前世の記憶がよみがえった後で、アルの事とベルの事を色々と話したレフィーヤその人物である。
だからか・・・・前世の記憶と思いと戦いの歴史が彼女を強くした、その結果で勝敗を分けたとリューは思ってしまう。
「・・・・・・・私はめ強くないんだ・・・・・・美しくないんだ・・・・レフィーヤ・・・・」
もはやフィルヴィスと呼ばれた黒いエルフの周りは、小さな光の玉がどんどんと、彼女自身の体から発生している、これはもうだれが見ても助からない・・・それは何となくわかっている。
そう彼女を直接看取っているレフィーヤであっても、わかってしまうのだから。
「だって・・・・・・ずっと・・・ずっと・・・・・・私は・・・汚れて・・・汚れている・・・・」
その言葉を出しつつも彼女は涙を流しながら、レフィーヤにまるで懺悔のように、後悔するようにただしゃべっている。
「貴方は・・・・・・・強くなんかなかった・・・・私と同じ誰かに縋らなければ生きていけない、弱いエルフだった・・・・・でも・・・弱くて・・・誇り高い・・・貴方は!!!! 誰よりもっ・・・誰よりも、本当に美しかった!!!!!」
この言葉はレフィーヤもそうだか、フィーナとしての記憶も思いもある今のレフィーナには、はっきりとこの言葉を彼女に言えるのだから。
実際に前世の彼女はアルゴノゥトと呼ばれる兄の言動やその笑顔にどんなに救われたか、わかっているからこその言葉でもある、だからこそフィルヴィスにもその言葉が届くのだから。
「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
もやフィルヴィスはレフィーヤの姿もまともに見れない状態までなっている、現に彼女の体は、光の玉はどんどんと出ていく、それをレフィーヤはただ黙ってフィルヴィスの体を抱きしめる、強く強く抱きしめるが、光の玉がより一層・・・早く天に昇っていく・・・・それだけはレフィーヤも感じ取れる。
そしてそれを黙ってみているリューもアイシャ達も、別れの最後の時ぐらいは・・・黙ってやるのも、冒険者の流儀の一つであるからだ。
「えっ・・・・・・・・・・・・・困ったら・・・・思い出せ・・・・・・きっと・・・お前を・・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・レフィーヤ・・・・・・・お前に出会えて・・・・よかった、ずっと・・・・・・・・一緒だ・・・・・・・・・・一緒に・・・・光冠をみ・・・に・・・い・・・こ・・・う・・・・・・」
もはや最後の言葉をフィルヴィスは力の限り・・・・・レフィーヤに言い切ると同時に・・・彼女の目の前で・・・砂の音がレフィーヤの足元に広がっていく・・・それと同時に光の渦が・・・天に昇っていく。
ここまでの様子を思い出しているリューは・・・もはやどうあがいても、ディオニソスはコロスとただで死なすわけにはいかないと思い、バベルのはるか上空からその衣服からリューは手の力を離す。
何かすごい音がバベルに向かってどんどんと音が加速していく・・・そしてそれは人が落ちていく音でもある。
だがその音は・・・なぜか大笑いをする・・・いいやするしかない・・・。
「あははははは 君の・・・・・・狩人達が介入した・・・この世界の・・・未来を私は・・・天界で見ているぞーーーーーーーーーーカオスによって・・・戻された後は・・・・・・もう2度と、この世界に来ることはない・・・・つまり・・・奇跡も起きない・・・・・・・下界が・・・・崩壊する時を・・・私は待っているぞーーーーーーーーーー」
こうしてバベル搭の上空から落とされたディオニソスはその落下位置は、バベルの塔の出入り口、神は血からをなくして、この下界にやってきたが、彼らが自らの体を直すときに発生する、神の力は、下界のルールに違反する、
つまりは天界に送還される・・・・・だがこれが最後のトリガーとなって、リュー・クラネルとベル・クラネルの二人の人間に歴史の修正力が働くことになった。