スネイル閣下に転生しましたのでハッピーエンドを作らせます。 作:ジールライ
またオレンジになってやがるぅ!
またレッドに戻す!
好評と感想をお願いします。
やる気が出ます
スネイルSide
『……スネイル…あの…』
「なんですか?リリス?」
『……貴方は、ルビコンで何を成そうと思っているのですか?』
「なぜそんなことを?貴方は未来から来たのでしょう?なら、私の思考など分かるはずです。」
『……いいえ…私が出来るのはあくまでも記憶などの再現…『心』までは、作ることは出来ません…』
「なるほど…理解しました…では、私が何を成そうとしてるのか…それは、『コーラル』の完全制御…でないと争いは生むばかりです。コーラルをエネルギーとして消費したとしても、無駄です。人が永遠と戦っていようと増え続けていくコーラルに、止める術はありません……ですので、コーラルの完全制御…コレが私の当面の目標ですね…その後、企業から脱退などして……そうですね…この星を緑豊かだな星にする企業を作ってもいいかもしれませんね…この世界は戦争ばかり……うんざりするんです……戦場か悲鳴、怒号の飛び交うこの世界に……」
『……つまり、殺しあいのない世界にしたいと言うことでしょうか?』
「いいえ…違います。」
「殺し合うのは生物としての本能でもあります。」
『生物としての本能?』
「そうです……弱肉強食…どんな時代になろうとこのルールは変わることはない…つよいものが弱いものを食べる……」
『……では、コーラルをエネルギーとして使用するのも…』
「えぇ…そうです…それも自然の一部として機能するでしょう…」
『……それでは…共存なんて…』
「えぇ…呼べません…共存ではなく共生…それがいまのわれわれの関係です。」
『……どうすれば、いいのでしょうか…コーラルは増え続け…やがて…世界を…』
「それを考えるのが貴方達と我々です。この世に絶対というものはありません…」
『……そう…ですか…』
「…何か言いたそうですね…遠慮入りません言いなさい」
『…私は、一つになったことで貴方はそうなる前に死んでしまいましたが、他者から見た思考を推測すると…貴方はそんな事を考える人間ではないと判断してます…言うなら…ルールは守るけどその穴を突く性格をしていると思っていました』
「間違ってはいませんよ…私は、常に裏を探らないといけませんからね…」
『…私は、一つになっただけで全員の心を理解したわけではありません…ですが…私のいた世界では貴方は…』
「そちらの私と今の私を比べないで頂きたい…貴方は、人間を何も分かっていないのでしょう?ならば、見届けなさい…人間と言う愚かで醜く、諦めの悪く足掻く姿を…」と私は、仕事を処理し続けていると通信がはいる
『スネイル…任務は、終わった…が…ハンドラー・ウォルターから連絡があるそうだ…つなげてくれ』
「いいでしょう…」とウォルターに通信をつなげる。
『してくれたな…』とウォルターは、確信したような声で私に問い詰める。
「何のことでしょう?」と私はとぼける。
『617の機体に発信器が仕込まれていた…始めからコレが狙いだったか…そして…コーラルの居場所を突き止めようとしたな?』とウォルターの質問に私「えぇ、そうですよ?」と素直に認めた。
「それで?何か言いたいようですが…」
『……今すぐ取り外してもらいたい』
「残念ですがそれは、拒否します。貴方も分かっているはず…それがなかったら貴方の大切な猟犬は死んでいた…」と冷酷にそう告げる。
『っく…』とウォルターは悔しそうな声色をし、何も言い返せないようだ。
「貴方の目的の為に猟犬を使っているのは何となる分かっています。ですが、私としても折角育てた人材が死ぬというのも目覚めが悪いというやつです。貴方も失いたくないのでしょう?猟犬を…番号でしか呼んでないようですが…大切にされている事が丸わかりです…その為にも我々がついでに守っているのです…貴方としても都合がいいのでは?なにせ、依頼をしてないのについでとはいえ、猟犬の手伝いがあるという事を…貴方は、ソレを利用するだけ…何ら問題もありません。反論は?」と聞くがウォルターは『……』と黙り込んでしまう。
「ハンドラー・ウォルター…一つ忠告してあげます。」
『…なんだ?』
「『選ばせる』だけが、自由ではありませんよ…」
『?どういう意味だ?』
「選択肢を与えてるだけでは、本当の自由ではないと言うことですよ。もし…貴方が猟犬達の幸せを望んでいるのであればですがね…では…」と通話を切る。
『……スネイル…どういう意味ですか?それは?』
「…はぁ…教えるつもりもありません」
『な、なぜです?』
「答えが、簡単に見つかった時…それだけしか見なくなるからですよ……貴方はそれで失敗したのでしょう?コーラルリリースと言う人類とコーラルの共存と言う名の同化と言う答えを…」
『……確かに…一理あります…少し考えさせてください…いずれでいいのでその答えを教えてくだい…』
「それはできません…」
『な、なぜ…』
「そもそも答えと言うものはないのだから…」
『……答えが…ない…?それはどう言う…ことですか…?』と困惑の声を出す
「……もっと正確に言えば…貴方の答えではないからです…」
『私の答えではない?』
「そうです…私の答えを知りたいのなら…まず…貴方の答えを見つけなさい…貴方だけの答えを…それが貴方を貴方と証明するものでもあるから…」と私はそう答え仕事を終え立ち上がる
「私は私の為に動くのみ…そこに大切な物を守る為にありとあらゆる手段を尽くすのみ…ただ、それだけです。」
『……どこに行くのですか?』
「新たな兵器が完成したから見に行くのですよ…」
『……新たな兵器?』と私達はシュナイダーのほうに向かっていく。
リリスSide
「『選ばせる』だけが、自由ではありませんよ…」とスネイルは、ウォルターにそう忠告をした…
選ぶだけでは自由では、ない?選ぶ以外に何かあるのでしょうか?
そんな事を考えども答えは見つからず私はスネイルに直接聞く事にしました…が…「…はぁ…教えるつもりもありません」ときっぱりと断られてしまいました…なぜ…と理由を聞くと「答えが、簡単に見つかった時…それだけしか見なくなるからですよ……貴方はそれで失敗したのでしょう?コーラルリリースと言う人類とコーラルの共存と言う名の同化と言う答えを…」とそれを言われ私は反論が出来ませんでした…そう…オールマインドのコーラルリリース計画をみてコレが答えだと…そう思ってしまって…他の可能性を考えなくなっていた……それが正解だと確信するほどに…
もし…あの時の私が、それ以外の可能性…あるいはオールマインドの計画の先を予測する事が出来ていれば…あんな孤独を味わうこともなかった……そう考えるとスネイルの言い分は的を得ている…私はそれを深く反省し考えることをスネイルに伝え参考にするためいずれスネイルの答えと言うものを教えてほしいというと断られました…
「そもそも答えと言うものはないのだから…」とまた、分からないことを言われ私は混乱した。
「……もっと正確に言えば…貴方の答えではないからです…」
『私の答えではない?』
「そうです…私の答えを知りたいのなら…まず…貴方の答えを見つけなさい…貴方だけの答えを…それが貴方を貴方と証明するものでもあるから…」とスネイルは立ち上がり「私は私の為に動くのみ…そこに大切な物を守る為にありとあらゆる手段を尽くすのみ…ただ、それだけです。」
……私だけの答え…その為にもあらゆる手段を尽くす…ソレが今できることですね…私はスネイルについていくことにしました。
私達は、シュナイダーの開発施設に到着する
「スネイル閣下…よくぞ来てくださりました…」
「御託はいいです…それで…例の物は?」
「はい!こちらです!」と案内され扉が開く。
『スネイル…コレは一体?』
「確認の為説明をお願いします。」
「かしこまりました!新たなコア拡張の機能『バースト』これは、従来におけるコア拡張はどれも守ることに注力されていました…一部は攻撃に使えるもののその後の隙が大きかったりします…この『バースト』モードでは、攻撃力と防御力、スピードを平等に底上げした物です…時間も通常より長時間稼働です。」
「なるほど…素晴らしい…それで…テストはしましたか?」
「いえ…まだです…何分試作品というのもありテストが終わっておりませんので…」
「では、私がテストしてあげましょう…準備をしなさい」
「ス、スネイル閣下直々に!?き、危険です!理論上は問題がないかもしれませんが!何かあれば!」
「責任は私が取ります…いいから用意しなさい。」
「わ、わかりました…」とシュナイダーの方たちは急いで用意を始めていった。
『スネイル…大丈夫なのですか?』
「えぇ…いざとなれば、緊急脱出を使えば問題ありません…なにより…こう言うものほど楽しいではありませんか…理論を用意し…思考を重ね…作り出し、完成し、失敗する…その失敗を生かしまた別の方法を試す…ソレが生きることですよ…物作りだろうと…人生だろうと…」とスネイルは真面目な声で私にそう告げた…
「スネイル閣下!用意できましたので!よろしくお願いします!」
「わかりました……では、参りましょう」とテストをする為に個室で着替える。
スネイルSide
「さて…準備はいいです…」と私は、オープンフェイス(テスト用)に乗り込む
『スネイル閣下…それでは、テストを始めます…』とその声と同時にシステムが起動する。
つながれた回路は順調…私とオープンフェイスは一体となった感覚が出てくる。
「…さて…始めますよ!バーストモード起動!」とバーストを開始する。
スピードもパワーも桁違いに高くなっている…装甲も薄いエネルギー膜のような物で減少されているのもわかる…問題は…コレをしばらく続けているとどうなるのかということ…
試作品だから、期待はしてないもののここまで出来ているなら上出来だ…と考えながら5分が経過し機体に異常が発生する。
高エネルギーが駆け巡っているせいか、気体の温度はどんどん上昇しクーラーの意味がなくなっていた。
極めつけは、緊急停止機能が反応しなくなったので緊急脱出を開始し何とか事故は免れた。
「4分…長くても5分が限界ですが、上々です…これなら早くも完成することでしょう…仕上げをお願いしますよ…」とシュナイダーに伝え戻っていく