元暗殺拳の使い手JKの米花町生活:更新停止 作:アクドニアデフジム
第一話 プロローグ
第1話
俺っちの名前は細山切鈴、今年の春から米花町にある帝丹高校に入学するJKっす。
そして今の身元保証人である祖父にところに来る1年前までは、要人暗殺や麻薬取引などで稼ぎを挙げていたマフィアの元構成員っす。
まぁ俺っちのくだらない経歴を簡単に語るなら、俺っちの両親はヨーロッパを拠点に活動していた大型マフィア組織の幹部であり、父親は日本人で、母親はイタリア人なので、俺っちはハーフって言うやつっす。
なので俺っちの容姿は髪が赤茶色であり、身長も平均的な日本の学生よりも高いっすけど、顔面はそこそこ美人な日本人顔っす。
それで俺っちの生まれた場所は、当然海外と思われがちっすけど、普通に日本の東京で生まれて、俺っちが3歳になるまでは今住んでいる祖父の家で暮らしていたそうっす。
何故組織の幹部である両親が3年もの間日本で暮らしていたのかについては、俺っちの育児が落ち着くまで便利な日本で生活する方が良かったことと、当時うちのボスが日本の裏社会に進出したい為に、俺っちの両親が色々と工作活動をする為だったそうっす。
そんな日本の裏社会での工作活動も、ある黒ずくめの組織との利益衝突による抗争で打ち切りとなったことで白紙となって、俺っちの両親も3歳なったばかりの俺っちを連れてイタリアにある屋敷に帰ったっす。
その後は俺っちが5歳になるまでは屋敷で母親と共に生きていたっす、その頃の父親は偶に帰ってくるだけだったすけど、よく遊び相手になってくれていたっす。
ただ身体からはよく血の匂いがしていたので、暗殺の仕事が忙しかった中でも家族との交流は欠かさなかったんだなっと、居なくなった今は、そう思い出すことが多いっす。
ただそんな父親も俺っちが5歳なる頃に厳しくなったす、理由は極々単純な理由で、父親は俺っちを立派な暗殺者に育て上げて、自身が請け負う暗殺の仕事を継がせる為す。
なので俺っちは毎日のように父親と母親から様々な殺しの技術の教育などをされたっす、例えば銃器類の扱い方や、自身の気配を無にする方法に、銃弾を回避するコツや、無手で相手を暗殺する拳法の修得修行などなど。
普通のやつなら多分根を上げるくらい厳しいと言われる内容だったと思うすけど、俺っちは幸いにも才能があったことで結構余裕を持ってこなして行ったし、当時は両親と遊べて褒められるから喜んでやっていたす。
そんな楽し日々も終わったす、それはごくごく単純なことで、俺っちが12歳になる頃に母親が殺されたからっす、相手は敵対組織に寝返った構成員であったす。
父親は当然荒れて裏切り者の関係者全員を拷問して行ったすけど、裏切った奴はまんまと逃げられてしまって、その頃から父親の性格はより荒々しく復讐鬼とも思えるほど状態になってしまったし、部下に深く当たるようになってしまったす。
当時は悲しい出来事だったすから、それから現実逃避をするように逃げて、俺っちは父親の仕事である暗殺業の一部を請け負い、うちが所属していた組織に敵対する連中を暗殺或いは単独でマフィア組織を皆殺しにしたりと、活躍していたっす。
そんな陰鬱で殺伐とした日々を送る様になって13歳なった頃には裏社会でも通り名が付けられるほどにまで活躍して、母親を亡くしてから狂っていく父親が昔の様に褒めてくれることだったす。
そしてついに14歳となった頃に、今までの活躍と献身から、うちのボスが率いる直属の戦闘員のメンバーに選ばれて、順調に父親の後を継げる程にまで出世して、このまま何事もなく進んでいくかに思われたっす。
だけど俺っちが14歳になって半年が経過した頃、うちのボスはある大泥棒とその一味と財宝を巡って敵対することになったす、それは天下の大泥棒として有名なルパン三世に。
当然敵対したのなら誰であろうと排除するまでだと、うちのボスの命令で、同僚と共にルパン三世とその場にいた次元大介と石川五ェ門を襲撃したっすけど。
まぁクソ強かったすね、同僚のほとんどはルパン三世に翻弄された挙句に倒されちゃったし、次元大介の早撃ちで次々と排除されていく光景は、久しぶりに感じる生命の危機を感じたっす。
ちなみに俺っちは同僚の3人と共に石川五ェ門に戦いを挑んだっすけど、いやぁ当時を思い浮かべるとよく俺っち死ななかったなぁ、一緒に挑んだ同僚は受け返しで真っ二つに切り捨てられてちゃったし。
俺っちも銃器じゃ無理だと判断して、無手で石川五ェ門を相手に善戦していたけど、今客観的に見るならおそらく幼子相手に全力で相手する気がなかったように思えるすっけど。
まぁ当然のようにビルを綺麗に細切れして、俺っちを残骸に埋めて行動不能にしようとしてきたりと、かなり普通に死ねることをしてきていたから、控えめに言っても化け物だと思うっすね。
そんなビルが数件ほど倒壊したりするほどの激闘を繰り広げられたけど、流石に疲れと一瞬の硬直を切られたことで、左頬と胴体部に深傷を負ったところで一緒に来ていた同僚は全滅となり、激しく血を流しながらも一時撤退することとなったす。
その後は組織に戻ってそのままことの顛末を報告するが、当然ボスは激怒して、大勢の部下を自身が率いてルパン一味を排除すると宣言して、俺っちは石川五ェ門に負わされた怪我を応急処置してからボスに続いて行ったす。
決戦の場所はボスとルパン三世が狙う財宝が眠る山奥の地であり、そこで激しい戦いが始まったすけど、まぁ結果はご存知の通りに惨敗したっす。
うちのボスが連れてきた構成員は、ルパン三世と次元大介と石川五ェ門によって1人残らず俺っちの父親も含めて全滅してしまったす。
俺っちも最初に付けられた深傷によって、生じた隙を狙われたことで、全身の数十箇所に次元大介とルパン三世に銃弾で撃たれた挙句に、石川五ェ門に数十箇所を切られて、自身の血で体を真っ赤にしながらも、相対し戦い続けたが、戦いの余波で崩れた土砂崩れに巻き込まれたことで意識を途絶えたっす。
その後はまぁ意識が目覚め、自力で土砂の中から這い出た時には、うちのボスはルパン三世に討ち取られた後だったし、狙っていた財宝も全て空っぽで取られた後だっす。
その時の俺っちは土砂崩れに巻き込まれたことで、全身打撲に左足を骨折に、右腕の骨が外れて使えないと言うかなりの重傷を追いながらも、なんとか山奥から近くの町の診療所までの数キロを歩いて移動することとなり。
そして立ち寄った診療所の医者に安静に入院するべきだと申告されたが、今は組織の本部に戻らないといけないと無理を言って、口止め料を含めて多く払ってから退院して、うちの組織の本部帰ったすけど、まぁ見事に破壊されて燃えていたっす。
実はこのルパン一味との抗争という騒動を嗅ぎつけた敵対組織によって、うちの本部も支部も全破壊或いは陥落したことで、俺っちが所属していた組織は事実上の消滅となったことで、俺っち否応無く無職の元暗殺者となってしまったす。
その後は父親と暮らしていた屋敷に帰ってから、身辺で必要な銀行口座と衣類品に仕事道具などを整理して持ち出すと、そのまま屋敷に火を放って住居を燃やしたっす。
理由は身元追跡をしづらくする狙いでやったすけど、これで10年以上両親との思い出が詰まった家を失ったので、うちのボスがルパン一味と敵対してから経った数日で、俺っちは仕事場と父親と住居をなくしてしまったっす。
その時は本当にどうしたものかと考え込んだっす、このまま路上生活しながら傭兵業の真似事でも始めようかと思い立ったところで、死んだ父親が持っていた私生活用のスマホに電話がかかって来たっす。
こんな時に誰からだろうかと電話に出て聞こえてきたのは、日本の米花町に住む、祖父の声だった、なんでも久しぶり会話がしたくて電話をかけて来たが、出て来た声が孫娘だったので、驚きの声が聞こえて来た。
ちょうどいいので、俺っちは包み隠さずに父親が抗争で死んでしまったことと、所属していた組織が消滅したことで行き場を失い、このまま傭兵業でもしながら父親の仇となったルパン一味に復讐する為の機会を伺う日々を送る旨を伝える。
スマホの電話から聞こえてくる祖父の困惑する声と静かに涙を流しているような声が聴こてくるが、俺っちはそのまま淡々と電話を切るよっと言ってスマホを操作しようとしたところで、祖父から一緒にすまないかと告げられたことで停止する。
俺っちは詳しく祖父と話してみると、住むとこがないなら爺ちゃんと暮らした方がいいし、身元保証人にもなれると言われて、考えを巡らせる。
確かに身元不明者よりも、日本人として祖父と共に生活した方が今後を考えても便利になるし、このまま祖父との縁が切れてしまうのは、悲しいような感じがしたので、私は祖父が住む日本の米花町に移り住むことを伝えると、電話越しからも分かるくらい嬉しそうな声と笑顔を聞こえ見えたような気がした。
その後は色々な手続きをして日本に移り住んだわけだけど、いやぁ全身包帯人間状態で行ったからすげぇ祖父に驚かれたっすね。
そんで祖父の専属医師に改めて診てもらった結果は全治一年と言われたけど、普通の人間なら死んでるとか、可愛い女の子に化け物を見たような反応された時は普通に落ち込んだっす。
そんで祖父の家に住むようになって数ヶ月が経ち、俺っちの年齢も15歳を迎えて、時々聞こえるパトカーのサイレンを聴きつつ、縁側でただ平和に寛いでいると、祖父が来て徐にこう言って来た。
「おい切鈴、お前来年の春から近くの高校に入学することになったから、必要な学生服や文房具とかを買いに行かないといけないから、買いもん行くぞ」
「えぇええまじっすかぁ!?じいちゃん!?俺っちが高校に入学うぅ!?」
と祖父から唐突に伝えられた高校入学と言う知らせに俺っちは戸惑いと驚きの声を上げてしまう。
学校って、俺っち一度も学校に通ったことないすけど、上手く馴染めるかすげぇ不安だけど、行くだけは行っとくすかねえ、このまま祖父の家で寛いでいるだけだと飽きるし、何か刺激を得られるかもだし。
と言ったところでここまでです。
続きは気が向いたら投稿します。
内容読んでいたら分かると思いますが、ルパン世界基準で凄腕の暗殺拳の使い手として書いているので、普通に超強いですオリ主ちゃん、一体どんな風に原作に関わっていくかワクワクしますね。
ちなみに本話のスタートは名探偵コナンが始める一年前、つまり工藤新一や毛利蘭や鈴木園子と同世代です。