元暗殺拳の使い手JKの米花町生活:更新停止 作:アクドニアデフジム
第十話
さて、半グレ組織が使っている隠れ家の廃ビル内の様子は、どこもボロボロで、如何にも古びているように見えるが、ところところで、補修された跡らしき箇所があり、明らかに頻繁に使われている痕跡だと分かり。
間違いなく祖父にちょっかいを出し、俺っちを誘拐あるいは見せしめとしてチンピラ共を差し向けた半グレ組織のボスがいるのだろうと判断し、一体どこにいるのかと一階から八階最上階まで、全てを探すつもりで探索を始めるっす。
まず一階っすけど、軽く調べてみた感じ、待機室らしき部屋で寛いでいたチンピラ数人以外、特に何も無かったので、俺っちは見つけたチンピラを例外なく頭を掌底打ちで粉砕するか、赤黒色の九環刀で首を斬って行ったりして、処理し終えてから次の階へと上がったっす。
次の階である2階には複数人の気配を感じたので、俺っち少し警戒しながら、人の気配がある部屋を巡って行ったっすけど、何やらパソコンを弄っていたり、帳簿らしき束に何か書き込んでいたりと、事務仕事をしているインテリ系チンピラ共とかが居たっすけど。
当然こう言う奴も、容赦なく見逃さずに始末するつもりなので、俺っちはあんまり騒がれないように、縮地と忍び足を駆使して素早くそして無音で移動し、そのチンピラの共の背後に回り込みながら、的確に人差し指で首を深々と突き刺してその命を始末してから、次の階へと昇って行ったっす。
そんで次の階である三階っすけど、ここでは寝ていたり、見回りしているチンピラが数人だけ居ただけで、特に何もなかったので、手際よく始末し終えてから次の階へと昇って行くっす。
だけど七階まで特に変わった連中や出来事は何もなくて、四階から六階までを隅々まで探索し、そして見つけたチンピラ数十は、頭を砕いて潰すか、首に指を突き刺して刈り取るか、血が吹き出す穴を胴体に作るなどして、手際よく始末して行ったっす。
そして七階に上がってすぐに、大きめな会議室と思われる部屋に辿り着いたので、俺っちはその部屋の出入り口である、金属製の両扉を軽く掌底打ちでぶち破って部屋の中へと入る。
そこには道中で始末したチンピラよりも、明らかに闘気に溢れ、何かの武芸を磨き鍛えているであろう体格をした強者と思われる存在が、四人ほど俺っちき相対する感じで佇んでおり、そいつらは俺っちの姿を見て、ニヤニヤと猛獣の如き笑みを浮かべながら、会話しだすっす。
「おいおい、なんだこの血色のアオザイぽい服装をした女はよぉ?素手で扉をぶっ飛ばしたところから格闘家ぽいが?」
「さぁなぁ、今分かることは俺らが全員いる時に、無謀にも1人で襲撃して来たヒットマンってことだけだな」
「ふふふ、なかなか良い身体好き、半殺しにしてオモチャにして償させてやろうぜぇ」
「けぇ、悪趣味ことを考える奴だぜ、だが舎弟が大勢殺せれてんだ、楽に死ねると思わねこったアオザイ女さんよぉ!」
と強者四人は各々様々な表情を浮かべて、強気な言葉を呟きながら、手に持っている武器をそれぞれ何かの流派的な構えをとって、殺意抱いた瞳を宿しながら俺っちに相対する様子っす。
さて、この場で相対しているこの強者四人なのだが、右にいる奴から左にいる奴が構えている武器の種類は仕込み刀とヌンチャクとナックルガードと二刀流ナイフであり、この強者四人は如何にも近接戦に自信ありげな様子っす。
(ふーん全員近接武器っすか、そんでここから一目見た感じ強さは、大体蘭さんよりも少し強いくらいの、実力者ってとこすかぁ…)
俺っちは強者四人強さをある程度一目で看破すると、思わず小さく笑い声が出てしまい、相手方四人が怪訝な表情を浮かべながらも、どこか慢心ある佇まいを見て少し呆れを抱きつつ。
俺っちは、ただ一呼吸したと同時には、数m程あった間合いの距離を一瞬で、ナックルガード使いの強者の懐にまで接近し、その顔面を掴んで、手加減なく床に叩きつけたことで、そいつの頭がグシャリとトマトの様に潰れて動かなくなったっす。
そして遅れながら残りの強者三人は、一瞬で仲間の一人が殺されたことに驚きながらも冷静に殺気に満ちながら、武器を振り上げて襲いかかって来るっす。
だけど俺っちはあまりにも遅いその動きに、冷めた目を向けながら、ひらりと強者三人の攻撃を全て躱わしきると同時に、一気にヌンチャク使いの強者へと一瞬で距離を詰め終えると。
そのまま今の自身が出せる全力の四分の一くらいの威力にて、俺っちは逆回転回し蹴りをヌンチャク使いの頭部へとお見舞いした瞬間、その頭部は十回転程回ってから千切れ飛び、大量の血がその首元より吹き出して倒れ伏すっす。
そして俺っちはそこから流れる様な動きで、その隣にいる仕込み刀使いの強者へと向けて、全体重心を片肩に集中させて一気に相手に放つ、八極拳の鉄山靠を喰らわせると。
仕込み刀使いの強者は、凄まじい衝撃音と共に口と目から血を吹き出しながら、ぶっ飛ばされ行き、そのまま部屋の壁を激突破壊しながら突き抜けて行き、七階から一階の地面まで落下して、グシャリと身体が潰れる音が冷たい夜の廃墟区に小さく響いたっす。
そして最後の一人となった二刀流ナイフ使いの強者は、怯えることもなく両手に持ったナイフ振り上げて、俺っちの背後より斬りかかって着たっすけど。
俺っちほどの実力者となれば、背後からくる攻撃など、空気の流れと僅かな音で容易に分かるっすから、ひらりとステップを踏んで振り下ろされる二本のナイフを俺っちは躱して行き。
そして俺っちは流れる動きでカウンターとばかりに、二刀流ナイフ使いの強者の背後へと回り込むと同時に、手に持っていた赤黒色の九環刀を首元目掛けて、力強く片手で振るい。
二刀流ナイフ使いの強者の頭部は、綺麗な断面図を露にしながら、地面へとその頭部を転がって行き、頭が無くなった胴体から大量の血飛沫を上げながら力なく地面へと倒れ伏したっす。
そして半グレ組織の幹部である四人の強者らは、俺っちと相対してから凡そ十秒程で無残な物言わぬ死体となって、七階の幹部室は遠くから聞こえる車のエンジン音だけが聞こえて来る空間へとなったっす。
「うーん、いやぁ久しぶり戦闘したような気がするっすね、でもこいつら弱いし連携力も低くて、少し強い奴と戦いたかった…」
と俺っちは今しがた始末した、この半グレ組織の幹部四人の強者は、自身が今まで戦った中での実力者としては下の上と言う評価であり、分かりやすく比べるとしたら同級生で仲の良い毛利蘭よりは強いぐらいだろうと分析し。
そして言い知れぬ期待外れと言う感想と、四人も居て誰一人碌な連携すら出来ていないと言う失望、それでよく祖父に喧嘩売ろうとしたなっと言う蛮勇の愚かさと言う、今始末したゴミの死体を冷めた目で眺めつつ。
この廃ビルの最上階である八階へと登り終えると、俺っちは気配が感じている方へと向かい、そしてお洒落な装飾がされた邪魔な扉を躊躇い無く破壊して、部屋の中に入ると同時だったっす、突如として六発の銃声が聞こえた。
だけど俺っちは既に行動を終えており、飛んで来た全ての弾丸を、赤黒色の九環刀にて弾くか切って易々と処理しており、部屋中をじっくりと確認してみると、震えた子鹿のように銃を構えている、この半グレ組織のボスを見つける。
「来るんじゃねえ!!この化け物がぁ!よくも俺が築き上げた組織、一体どれだけの時間と労力を消費してここまで来たと!許せねえ、あの前時代の老いぼれも、テメェみたいな生意気な小娘も、全員関係者皆殺ししてやるぃ!」
と半グレ組織のボスは理性なくただ感情任せに俺っちや祖父に対する逆恨みごとを怒鳴り喋っており、それを見て俺っちは矮小で哀れな存在だと、見下しながら、赤黒色の九環刀を構えると。
今まで散々迷惑をかけられた怒りと共に、一気に半グレ組織のボスの懐近くまで距離を縮めると、そこから構えていた赤黒色の九環刀を振るって、その両腕と両足を切り捨て、半グレ組織のボスをだるま体型へとするっす。
「ひぎゃああああああああ腕があぁ足があああああ!?」
半グレ組織のボスは、両腕と両足から噴き出す血と激痛にて、ただ泣き叫びながら床に転がる様子を、俺っちはただ見続けて反応を楽しんでから、半グレ組織のボスの頭部を、自身の足で力強く踏み潰して始末したっす。
「さて、この廃ビルに居た連中は全員始末したっすけど、うーんそうすねぇどうせ犯行手口から俺っちについて辿り着くと思うし、ここはマフィア構成員時代に使っていた異名でも書いておくっすかね、こいつの血を使って」
と俺っちはこのまま帰っても犯行手口から自身に辿り着くと思い、ここは敢えて裏社会で呼ばれていた自身の異名を書き記しておこうと考え、切り落とした腕から垂れる血を用い、イタリア語の文体で自身の異名を書いて行く。
そして俺っちは、壁に書かれた自身の異名を見て、満足げに頷きながら、その場より去って祖父の家へと帰って行くっす。
そして誰も居なくなった最上階の壁には、アルファベット文字で《エミティトーレ・レガーロ》と書かれており、日本語に翻訳すると死神の贈り物となる、かつて南ヨーロッパの裏社会で恐怖された名が刻まれていた。
といった感じでここまでです。
これで元暗殺者JKのカチコミ回終わりになります。
五ヱ門と真正面から殺し合いできる実力者なのでね、案外あっさりと終わりました。
今回戦った?半グレ幹部四人の強さは、大体毛利蘭より強い想定で描写しましたが、全然相手になってませんでしたね。
詳しい実力の数字はせいぜい⭐︎7〜8あたりの強さなので、黒の組織でも武闘派幹部としてやっていけるスペックだったのですが相手が悪すぎましたね。
そして次回は今回の半グレ組織惨殺事件を調査する警察側の視点書き、余裕があったら学校側の様子なども書いて行く所存です。
あと気分転換にオーバーロード二次創作を新たに書く予定なので、投稿頻度落ちるかもです。