元暗殺拳の使い手JKの米花町生活:更新停止 作:アクドニアデフジム
伊達刑事と高木刑事の喋り方はイメージですので、違っていたらすみません。
第十一話
俺の名前は伊達航、警視庁刑事部の捜査一課強行犯三係に所属する刑事だ、そして今日の朝から同僚の高木の運転で、米花町の外れにある廃ビル街で起きた殺人事件の現場に向かっている最中だ。
「はぁ眠いぜ全く、こんな朝っぱらから廃ビル街から殺人事件の通報なんて、ここ最近ずっと半グレ組織関係者が、連日街中の裏路地で死体遺棄される事件が続いて、寝不足だっつうのに」
「あはは…そう愚痴らないでください伊達さん、いやまぁ確かにここ最近、街中で半グレ組織の関係者と思われる人物の死体が遺棄されている事件などの対処続きで、そう愚痴りたくなる気持ちはわかりますが、今は心の中で愚痴ってください」
と俺は最近ずっと頻繁に発生する米花町で起きている半グレ組織関係者の死体遺棄事件の対処に追われて、ろくに睡眠が取れずに、日々寝不足なことが増えて行くことに、愚痴をこぼしてしまうが。
そんな俺の愚痴を運転席で聞いていた高木は愚痴るの分かるますが、心の中で愚痴ってくださいと注意されてしまう。まぁ高木も俺と同じ事件を担当している身なのだから、同じように疲れているし、愚痴も聞きたくないんだろう、自身も愚痴りたくなるから。
そんな高木から注意もあり、心の中で日々に愚痴を思い浮かべている内に、通報があった廃ビル街の奥に位置している、通報現場の八階ビル近くにある駐車場に到着するが、もうそこには既に多くの警察車は停まっており。
その中には見知った連中の警察車体の番号を見かけたことから、もう既に俺ら以外の強行犯三係に所属する連中は、既に現場入りしていることを俺は把握する。今日は随分と到着が早いな。
「ここが通報にあった事件現場の近くか、そんで目暮警部達はもう現場に到着しているようだし、俺らもさっさと現場に向かって、うげぇ!?こりゃあ酷え、凄まじい血の匂いが漂ってやがる」
と俺はそう高木に告げながら、シートベルトを外して、扉を開けて車から出ようとした瞬間だった、それは咽来るような濃い血の匂いが漂っており、俺は思わず顔を顰めながら耐え、そして高木の方は口元を手で抑えて、なんとかギリギリ耐えている様子が伺い見える。
「うぐぇ、伊達さんこんな距離から血の匂いが漂っているって、只事じゃないですよね、一体何が起きているんでしょう…」
「さぁなぁ、最近どうにも色んな反社共が騒ぎ出しているようだし、この事件も街中で起きている死体遺棄事件と何か関わりがあるかもしれないなぁ」
と高木が漂う血の匂いに耐えながら、一体何が起きているのかと疑問を浮かべながら、そう問いかけて来たので、俺は刑事としての勘から、最近米花町で頻発している半グレ組織関係者の死体遺棄事件と何か関係しているいるかもしれないと、俺自身が考えた推測を高木に告げる。
(あぁそれにしても現場からそこそこ離れた位置にある駐車場で、ここまで濃い血の匂いがするとか、現場には一体どんだけの死人が出ているんだ?)
と俺はそう思いながら、俺は高木と共に、封鎖線が貼られた境界を超えて、殺人事件が起きた現場である、八階建てビルの周辺へと入って行くのだが、そこには大勢の刑事と鑑識の連中が忙しなくそして慌ただしく活動しており。
そして現場のすぐ正面に位置する道路の上には青い死体袋が凡そ百数十ほど並べられている光景を見て、俺は思わず驚愕し妙な冷や汗を抱く、一体どれだけの人間がここで死んだのだと。
「うん?おぉ伊達君に高木君、二人ともようやく来たのかい、もう来ないのかと思っていたぞ!」
と俺と高木が現場に到着したことに、すぐ様気がついた目暮警部は、そう俺らにもう来ないのかと思ったと告げながら、頭に被った帽子が落ちないように片手で抑えつつ、俺らが来た方へと小走りで近寄ってくる。
「いやぁ道路に並べてある死体袋の様子からして、どうも大分遅れちゃったみたいですね目暮警部、見た感じ現場にあった遺体を入れ終わったタイミングのようですし」
「あぁここに並べている死体袋かね、あんまり視界的にも精神的にキツかったからね、現場に着いて最初にやったのが、無惨な状態の遺体を死体袋に移す作業だったのでね、本格的に調べるのはこれからだ」
と俺は事件現場である八階建てビルの正面にある道路の上に、凡そ百数十人分はあるであろう死体袋が綺麗に並べられている異質な光景から、俺と高木はだいぶ遅く現場に到着したみたいですねっと問いかけると。
目暮警部は険しい表情を浮かべながら、現場に到着して最初にやったことが無惨な遺体を死体袋に移す作業に追われていたそうで、まだ現場自体詳しく調べられていないと答えてくれる。
「あぁそうですか、そのなんか1番辛いタイミングで手伝えずに、すみません目暮警部」
「はぁはぁそう気を使わんでくれ、長いこと警察やっているとね、こう言う悲惨な現場に遭遇するのは、よくあることなんだよ、特にこの米花町ではね…」
と俺は遅れたことで、遺体を死体袋に入れると言う辛い作業を手伝えなかったことに対して謝罪を告げるが、目暮警部は気にしなくて良いと告げるくれるが、すぐにこう言った悲惨な現場には次第に慣れていってしまうようになると、遠い目をしながらそう助言らしき言葉を告げてくる。
「そうですか、えぇじゃあ俺は高木を連れて現場の様子とか見て回ってきますよ、まだ現場に着いたばかりで、どう言うことがこの廃ビルで起きたのかを、直接見て把握しておかないといないんでぇ」
と俺は目暮警部に特に米花町ではねっと言う言葉に、いずれこう言う血生臭い現場にも慣れていくのだろうかと考えつつ、とりあえず現場に着いたばかりで、大量殺人が起きたこの八階建てビル内を見回ってくると目暮警部に伝え。
俺は高木を連れて、事件が起きた八階建てビルの入り口の前まで来る、そこには大量の死体があったと思われる乾いた血溜まりがあり、そこから漂う錆びた鉄のような匂いに自身の鼻が刺激されるが。
それよりも気になるのは、地面に散らばっている金属製の扉と思われる残骸がである、何せその金属製の扉と思われる残骸は、小さなサイコロ状に綺麗に切り分けられており。
その残骸の一つをハンカチで拾って、その切り口の状態を見てみると、達人級の剣術家が金属を切るような跡があり、恐らく刃物類でやったのだと推測できる。
「直接見ても信じられねぇ、ここを襲った野郎は、金属製の扉を刃物で切り裂いて侵入したのかよ…」
「現場の痕跡からそうですね、一体どんな筋力と技術を身につければ、指2本分もありそうな金属製の扉を切れるか、私にはイメージできませんね」
俺と高木は信じられない思いで、ハンカチで拾いあげたこの金属製の扉の残骸をまじまじと再び見つめた考える。
この残骸の厚みからして、相当分厚い金属製の扉だったことは間違いない、だからこそ俺と高木はこんな分厚い金属の扉を細切れにした野郎は、間違いなく超人と言える存在だと推測出来るだろう。
「見れば見るほど目を疑う光景だな、どんな筋力と刃物を持てば、こうことができるかね、そして入り口に付近にある血の跡の足跡からして、単独犯なのは間違いなさそうなのが」
と俺は入り口から真正面外に位置する場所にある大きな血の跡から、一人分の足跡が八階建てビルの中へと歩いていた形跡があり、そして俺は正面の入り口以外で施錠された状態だったと、近くに居る鑑識の会話から分かっている為。
恐らく犯人は一人で見張りに立っていた半グレ構成員複数人を殺害し、余裕のある歩きで、金属製の扉を細切れにして、八階建てビル内へと侵入したことは間違いないことだと推測する。
「ここに着いてから漂う血の匂いに、分厚い金属製の扉を細切れにできる犯人と思われる人物の痕跡、これはヤバいと勘が告げてやがる、こりゃあとんでもない案件になるかもな」
と俺はここ数年で、ここまで凄惨な事件現場には遭遇したことはなく、恐らくこれは公安案件か国際案件になることを視野に、まだまだ血と硝煙が混じった匂いが充満する八階建てビル内へと、高木と共に入って行く。
と言ったところで、続きは次回になります。
思ったよりも会話と考えが多くて、長くなったので、分けることになりました。
とりあえず警察側に視点では、ここ一ヶ月犯人不明の連続死体遺棄事件が起きている中で起きた、大量死傷者が出る事件が起きたので、結構警察時自体がピリ付いている状態です。
次回は殺戮が起きた現場であるビル内へと移っていきますが、伊達さんと高木くんは無事に正気を保てるでしょうか、続きをお楽しみください。