元暗殺拳の使い手JKの米花町生活:更新停止 作:アクドニアデフジム
第四話
さて、今俺っちはお昼時間の帝丹高校1年B組教室の自席の机に置かれている、たった一枚の紙に書かれた内容に関して、深く頭を抱えて、悩み考え込んでいるっす。
「うぅどうしようっす、一体どこに所属したらいいのか決まらないっす」
と俺っちは学校のどの部活に所属するのかと書かれた項目と、それに記入する空欄を凝視しながらそう呟きつつ、どの部活に入ろうかと悩み考え込んでいるところっす。
何故こんなにもたかが部活決めでここまで悩んでいるのかと言うと、ことの始まりは今日の授業の一時間目に行われた、部活の見学についてのお知らせが終わったところだったす。
「ねぇねぇ細山さん、もし良かったら一緒に部活の見学を周って行きませんか?」
と適当に1人で各部活の見学に行こうと、自席から立ったところで、一緒に部活見学を周って行きませんかと、毛利蘭が声をかけて誘って来てたっす。
「あぁそうっすねぇ…1人で行くよりも面白そうなんで、一緒に行くっす!」
俺っちはどう返答しようかと考え始めようとしたところで、毛利蘭の後ろに控えている工藤新一と鈴木園子の姿が見えたので、ここは1人で見学して周るよりも、複数人で行った方が面白いかと思い、毛利蘭の誘いに了承したっす。
「それでこの4人で各部活の見学に行くみたいっすけど、最初はどこの部活に向かうっすか?」
「そうですね、無難に1番近い箇所から順に周って行こって話してたので、ここから1番近い茶道部に向かうつもりだけど」
と俺っちは学校側が配っていた各部活紹介パンフレットを見ている毛利蘭に、最初に見学しに行く部活はどこなのかと問うと、無難に1番近いところから順に周って行く告げられ、教室から出て1番近いところにある茶道部と言うところに向かう予定だと告げられたっす
「へぇ茶道部っすか、全然知らないから大雑把っすけど、確か日本のお茶会のマナーを学ぶ奴っすよね?」
と俺っちは数ヶ月前に祖父が語っていた学校の部活についての話の中に、茶道部についても聞かされていたので、大雑把に覚えている茶道部の印象を語ったす。
「まぁ概ねそんな感じの部活よね、結構飲み方やそれまでの過程での作法とか複雑に詳しく教える本格派らしいけど、私はややこしいから嫌いね」
と鈴木園子は俺っちが語った茶道への印象に対して、概ねそのような感じだと言いつつ、どうやら飲むまでの流れ作法が複雑で、ややこしいと言う感想も頂いたっす。
うぅん…なんか実体験を感じる言葉なんすけど、やっぱ鈴木財閥程のご令嬢なられではの苦労とかがあるみたいっすねぇ。
「ふーんまぁとりあえず、その茶道部に行って体験してから、決めようぜ」
と興味なさげな様子の工藤新一が言った言葉で、俺っちら4人は茶道部がある教室へと向かい、そして実際に見学というか体験することとなり、基本的な作法を学び、そして用意されていた苦いお茶と甘いお菓子を食べ終えたっす。
とりあえず茶道部で行われることを体験した感想としては、クソ苦いお茶と、甘いお菓子は合うって言うことを、実体験として知れたってことっすね。
「あーすげぇ苦かったす、そんで次はどの部活に向かうんすか?」
「えーと次は美術部ですね、絵とか石像や模型とかを見る博物館形式でやっているみたい」
と俺っちは未だ薄れぬ苦味に口を歪ませながら、次はどの部活に向かうのかと毛利蘭き問うと、次は美術部だと答えられて、まぁ見る形式だけなら気軽に鑑賞するだけですみそうだなっと思いつつ。
俺っちら4人は、展示会となっている美術部の教室へと赴き、先輩達が創ったり描いたりした作品を見て、どう言うテーマなのかと推測したり。
工藤新一が参考元となった美術品の歴史やその芸術家の来歴などを詳しく語り出したりなどもあったりなど、まぁまぁ賑やかに美術部での見学も無事に終え。
その後に控えているサッカー部や、テニス部や、空手部などのその他部活への見学も終えて、俺っち以外の面々は興味に思った部に、入部する申請を送ったんすけど。
冒頭の自席で悩み続ける姿になっていることから察していると思うっすけど、今まで自身の意思で決めることが全然出来ずに、今日の放課後になるまでに決められなかったっすから、担任の先生から持って帰って、じっくりと保護者の方と一緒に考えなさいと言われることとなり。
俺っちの鞄の中に部活申請のプリントをしまって、今下校している最中っす。
(あぁ数時間悩んだのに、結局決まらないなんて、自身で考えて決めるって難しっすね、昔はただ与えられた仕事をこなす日々を送っているだけで良かったすから
と俺っちは散々悩んで、結局何も決められなかった自身に対して、ただ落ち込みながら、帰り道を気怠く歩いて行く。
何せ俺っちのマフィア構成員時代の頃は、自身の意思で物事を決めることなど、まずなかったすから、俺っち自身の意識で物事を決めると言うのが、如何に不慣れで難しことなのか。
「はぁー、家に帰ったら爺ちゃんに相談してみるっすかねぇって、おや?何か騒ぎっすかね」
と家に帰って祖父に部活について相談して決めるかと呟きながら歩いていると、帰り道沿いに大勢の野次馬らしき人々が騒がしく立ち止まっている光景が見えて、俺っちは一体何の騒ぎなのかと大勢の野次馬の間を突き進んで行くと。
そこには大勢の警察官が忙しなく右往左往しながら、道路沿いを重点に調べているのが見えたので?やっぱり何か事件が起きて一時的に封鎖されているのだと理解して。
俺っちはどう言うことがあって道路が一時封鎖されているのかを知る為に、野次馬が入らないように貼られている立ち入り禁止テープの前で見張っている警察官に話しかけてみたっす。
「ねぇそこの警察官さん、なんか道路を封鎖しているみたいっすけど、何か事件でもあったんすか?」
「えぇあぁ学生かい?この道先で殺人事件が起きてね、今は一時封鎖中なんだよ、もしここを通って下校する予定だったのなら、悪いけど遠廻りに迂回するしかないね」
と俺っちはそう言って何か事件でもあったのかと問うと、見張っている警察官は俺っちの顔の傷を見て一瞬戸惑いながらも、この道先で殺人事件が起きたことと、一時封鎖中で通れないとのことで、迂回するしかないと告げられたっす。
(うーんここから遠廻りっすか、ここからだと結構大き迂回することになるっすけど、まぁ事件で封鎖されているなら仕方ないし、もう少し長く歩くとするっすかねぇ)
と俺っちは急に帰宅路が使えず、大きく遠廻りすることになってしまったが、事件で封鎖なら仕方ないと納得して、見張っている警察官に教えてくれてありがとうと感謝を告げて、その場から立ち去ろうと歩き出したところで。
立ち入り禁止テープの先に居る聞き覚えのある私服の警察官に声をかけられたので、一体何かようなのかと振り向くと、そこには今年の2月頃に居眠り運転のトラックに轢かれかけていたのを、その場の成り行きですぐさまお姫様抱っこして助けてやった『伊達刑事』がそこに居たっす。
「あぁ誰かと思えば、以前トラックに轢かれそうになって、俺っちがお姫様抱っこで助けてあげた伊達刑事じゃないっすか」
「お、おう以前命を助けてくれた細山ちゃんに言うのもあれだが、毎回お姫様抱っこの下り、いつもいるか!?」
と俺っちはあの時お姫様抱っこで助けた刑事だと認識していたので、その下を告げながら返事を返すと、近くに居た警察官らは思わず全員笑いそうになって耐えつつ、そして伊達刑事は毎回お姫様抱っこの下りは必要なのかと告げてくる。
「いや、だってそう認識で覚えているっすから、どうしてもあの時の光景と共に行ってしまうっす」
と俺っちはどうしてもお姫様抱っこの下り思い出して喋ってしまうと告げると、伊達刑事は恥ずかしそうに手で顔を覆おうが、すぐに刑事としての立ち振る舞えに戻って、この先に起きた事件に興味があるのかと問いて来るっす。
俺っちはこの道が今住んでいる家への帰宅路なので、一体何が起きたのかとそこの警察官に聞いていたと伝えると、困った表情を浮かべた伊達刑事は、もう30分ほどしたら封鎖が一部外されて通れるようなるから、我慢してくれと告げられたっす。
「そうっすか、30分経てば通れるなら、遠廻りするより早いっすから、俺っちは近くのコンビニで時間潰しておくっす、そんじゃ伊達刑事、今度ナタリーさんに会ったら女子会しよって伝えてくださいっす」
と俺っちはそう言ってその場から離れて、近くにあったコンビニで雑誌の立ち読みで時間を潰してから、一部封鎖が解かれた帰宅路を通って祖父の家へと帰宅したっす。
ちなみに部活決めに関して祖父に相談してみたところ、お前の身体能力だと怪我人が出る危険性があるので、文学的叡智を養える読書部に入れと言われて、次の日に読書部へと入部したのであった。
と言った感じで終わりです。
と言う訳で、オリ主の部活は読書部になりました、まあ無難に安全で知識勉強にもなる環境になりましたね。
そして警察学校組の伊達刑事に出ていただきました。本来の彼は2ヶ月前に交通事故で亡くなる方ですが、ちょうど長期間の安静治療で鈍った持久力を取り戻す為に、米花町内をマラソンしていたオリ主によって助けられた結果生存しました。
その後は伊達刑事を経由して時々ナタリー氏と女子会をするくらいの交流を深めています。