元暗殺拳の使い手JKの米花町生活:更新停止 作:アクドニアデフジム
第六話
さて、世間ではゴールデンウィークへと入り、仲の良い同級生は旅行に行ったり、家で一日中ゴロゴロ過ごしたり、友達と一足早い海水浴にで向いたりとと、各々色んな休日を過ごしている訳っすけど。
俺っちはどうなのかと言うと、以前みんなの前で言って居た通りに、祖父が所持している山に篭って身体の鍛え直しをする修行の為に、凡そ五日間分の食料とキャンプセットに、俺っち用に作ってもらった鍛練具などを全て背負って、県境の山の奥地に来ているっす。
「ここが爺ちゃんが言ってた所有している山の土地っすかぁ、それじゃあしばらくここで、キャンプして生活するっすかね」
と俺っちはそうして山の中でも見通しの良い開けた場所で、祖父の家から持って来たキャンプテントを設置し、焚き火用の場所などを決めて、野宿するのに必要なことなどを淡々とこなしたっす。
「とりあえず寝床は出来たっすね、そんじゃぁ早速色々な修行法を挑んでみるっすよぉ〜」
と俺っちは野宿するキャンプ地の用意が出来たので、早速祖父の家から持って来た鍛練具を鞄から全て取り出していくっす。
まず、最初に行う修行法は、分厚いウール製の布束を太さが凡そ2mぐらいはある樹木に巻いて、それに太極拳や八極拳の技の動作や癖などを把握する目的で打ち込んでいく鍛錬を行うっす。
「とりあえず三重に巻けば良いすかね?そんじゃあ早速軽く技を試すっすかねぇ!」
と俺っちはそう独り言高々と呟いたところで、三重に巻いた樹木へと向かって、軽く八極拳の数ある技の一つである発勁で身体状態を調整すると。
八極拳の打撃技である、手の平で相手をぶん殴る、掌底打ちを目の前の三重に巻いた樹木へと、気持ち樹木が折れない程度の力加減を意識して繰り出してみたっすが。
その掌底打ちの威力は俺っちの想定よりも強かったようで、樹木に当たった瞬間、半径25mの空気と草木が響き揺れ動く程の衝撃波が発生した。
当然と言うか、三重に巻かれていた布束でも、その衝撃を緩和できることなど出来る訳もなく、樹木は大きな亀裂音と共にメキメキと小枝の様に折れて行き、そのまま自身がいる方角とは反対側へと倒れてしまったっす。
「あぁ…あれぇ?折れない程度の力だと思ったはずだったんすが、これは考えていたよりも、力の入れ具合と調整感覚が鈍っているっすね、気合いを入れて鍛え直した方が良いっすねl」
と俺っちは自身が思うよりも手加減などの調整感が鈍っていると再確認し、ここゴールデン中に、鈍り狂った感覚を鍛え直した方が良いと気合を新たに入れ直して、修行に打ち込むことにしたっす。
とりあえず目下の目標は、完璧な力加減を覚え直すところから修行して行くことにし、まずは人間1人分程の大きさの丸太を用意し、それを地面に突き刺してから、丸太が折れないように気をつけながら。
今の身体能力を、無意識的な感覚になるまで覚え馴染ませるまで、ただひたすら一心に丸太へと掌底打ちを打ち込み続けていき。
そして丸太へと掌底打ちを繰り出し続けること、凡そ三時間程が経過した辺りで、事前に数十本用意していた丸太の八割をうっかり粉砕したりした辺りで、かつてマフィアの一員だった頃の力加減を再び覚え直せたっす。
「思ったよりも、力加減が下手になっていたっすけど、これで喧嘩を売られても、手加減をミスって相手の部位を欠損させる事態は起きないっすね、まぁ骨折ぐらいはさせそうっすけど」
と俺っちはひとまず鈍っていた力加減をある程度納得できるまで鍛え直せたので、次は自身の精神や肉体をより洗練させる修行とかをやってみるかと考え。
とりあえず何からしようかと思案しながら見渡していると、キャンプ付近にあって退けていた大きな大岩に、何となく視線が向いたっす。
「そうっすね、じゃぁこのデカい大岩を転がさずに、あの山の麓まで押して運ぶとか、良いかもっすね」
と俺っちはとりあえず4m程の大岩を転がさずに、ここから数キロほど離れた位置にある、標高800m程はあるであろう山の麓まで、大岩を押して運んでいくと言う、体の重心と足腰を鍛える修行法に挑んでみることにしたっす。
何となく4m程の大岩を押すだけだと軽い気持ちで挑んでみたのだが、俺っちが想像していたより中々に難しく、上手く押せずに大岩が地面にめり込んでしまったり、力の入れ方を間違えて大岩を転がしてしまったりと、悪戦苦闘することになったす。
そして4m程の大岩を押して森の中を進んでいくことち丁度三時間程が経過し、太陽が沈み始めて暗くなる時間帯になった辺りで、ようやく目標としていた山の麓にまで押し終えたっす。
「ふぅ、思ったよりも大岩を上手く押せなくて、結構時間が掛かってしまったっす、これぐらいの修行で手間取っている内は、まだ未熟者っすねぇ…」
と俺っちはこうもただ大岩を押して運ぶだけの修行で、ここまで結構な時間が掛かってしまうことから、まだまだ自身は未熟者なんだと思い、改めてこのゴールデン中に、鈍った身体を叩き直そうと、改めて。
と修行に対する思いを改めてながらも、流石に空にあった太陽は沈み、辺りも徐々に暗くなり始めて来たので、今日の修行はここまでにしようかと考え。
俺っちは野宿する場所へと戻って、夕ご飯の用意をする為に、木の上へと大きく跳躍して、1番上まで登りきると、そのまま行き良いよく木から木へと跳び移りながら、森の中を素早く移動して行き、所要時間3分ほどで野宿する場所へと戻ってくる。
「やぁ久しぶりにこの移動方使ったすけど、意外と身体は覚えているもんすねぇ、スムーズに帰って来れたっす、そんじゃあ今日の晩飯作るっすよー
と俺っちはそう呟きながら、夕ご飯を作る為に、焚き火の場所に薪を積み重ねて、その上に燃えやすい落ち葉や乾燥草などを上乗せしていき。
持って来た荷物の中からマッチ箱を取り出して、そのままマッチに火を付けて、枯れ葉に着火して焚き火に火を起こし終えると。
金属製の長い串を取り出して、事前に用意していた鶏肉を串に刺して、そのまま激しく燃え始めた焚き火へと掲げて焼き始めるっす。
「やっぱ、焚き火で作る料理と言えば、デカい串に鶏肉を突き刺して焼く、串焼きっすよねぇ、おっと味付けは塩がいいっすねぇ」
と俺っちはそう呟きながら、機嫌良く焚き火で焼いた鶏肉の串焼きに、持参した岩塩をふりかけてから豪快に齧り付き、いい具合に焼き上がった旨味と塩の味の合わさり具合に、思わず頬みながら食う。
「うめぇ、やっぱ焚き火で焼いて食べる串焼きは特別感があっていいっすねぇ、おっと肉だけじゃなくて、野菜も食べないとっすねぇ」
と俺っちは焚き火で焼いた鶏肉の串焼きの美味さに感動を覚えつつも、肉ばかり食わずに野菜も食べないといけないと思い至ったので。
家で事前に輪切りにしてからクーラーボックスに収納しておいた野菜などを、金属製の串に次々と刺して、焚き火に掲げていい焦げ見に焼いて、出来上がると、岩塩をかけて味付けしてから豪快にかぶりついて食べ行くっす。
そして串に換算して、鶏肉の串焼き五本、野菜の串焼き十本ほど食べて、お腹がある程度満たした辺りで、使った金属製の串を持って来た水で洗ってから拭いてしまうと。
軽い食後の運動として、八極拳の技にある、地面を強く踏みつけるように足締める、震脚と言う踏み込みにて力を爆発的に引き立たせる動作であり。
俺っちはそんな震脚をしながら凡そ100m程の距離をドシドシと大地を踏み締めながら歩いてから、明日の修行に備えて少し早めの就寝とすることにしたっす。
(明日はどんな修行をするっすかね、とりあえず力加減の鍛練は確定として、やっぱ石川五ヱ門との戦いも視野にして、九環刀を用いた武術とかも覚えた方がいいすよねぇ)
と俺っちはテントの中の寝袋内で、明日の修行について考えを巡らせながら、とりあえず武器を用いた武術も修得した方が良いかと思いながら、眠りに落ちるのであった。
と言った感じでここまでです。
オリ主の細山切鈴の山籠りの修行回はこれで終わりです、次回から再び学校での日常などを書いていきますが、やっぱり原作本編に入る前に、どこかで戦闘回とか挟んだ方が良いすかねぇ。
ちなみに今の細山切鈴は1年間の療養生活で、かなり弱体化してますので、かつて出来たことより少し弱くなっている想定で書いているけど、普通に京極真さんクラスの実力だから、大抵のことは大丈夫なので、米花町でも安心ですね。
ちなみに最近、fgoを始めました、いやぁ河上彦斎ちゃんを見たら物凄く欲しくて、初めてプレイしてみた次第です。やぁすぐにお目当てのキャラ引けて、しかも宝具も短期間に2までなって満足です。すげえぬるぬる動くよ!。