MARVELな世界に転生した転生者。
彼は自分自身の為に悪虐を尽くす物語

1 / 1
ゲーム『MARVELSpider-Man』って大体ノーマンが早期に死ねば色々問題が解決すると思うの


MARVEL Spider-Man 転生ヴィランの一殺百救

 

 

オクタヴィアス研究所にて所長であるオットー・ギュンター・オクタヴィアスは嘗ての友であったノーマン・オズボーンの卑劣な策略により彼の研究所は風前の灯火であった。

 

「くそっ!くそっ!ノーマンめ!」

 

オットーはノーマンへの恨みを叫ぶ。

 

しかし、

 

コンッ、コンッ、コンッ、

 

「誰だ!?」

 

ノック音にオットーが振り向くと、其処にはスーツを着た男が立っていた。

 

「始めまして、オクタヴィアス博士。鍵が掛かってなかったので勝手に入らせてもらった」

 

「ああ、そうか……で?一体何故此処に?」

 

オットーは面を食らうも男に問う。

 

「理由は2つ。1つは貴方のスポンサーになりたいと思ってね」

 

男の言葉にオットーは驚きも歓喜する。しかし真に驚くのは次の言葉からだった。

 

「ノーマン・オズボーンに復讐したいとは思わないか?」

 

男の言葉に息を呑む。しかし、理性が怨みを抑え込む。しかし、男の言葉に

 

「合法的に」

 

「やろう!」

 

理性がGOサインを出した。

 

 

 

 

 

 

ニューヨークの街並みをMJは歩いていた。

今日も仕事の為に相棒のカメラを持ち、事件を追う。

 

「失礼、メリー・ジェーン・ワトソンさんですね?」

 

「はい。そうですが、何か?」

 

スーツを着た男に呼び止められ、踵を返すMJ、

 

「貴女は、スパイダーマンの協力者と聞いて、1つお願いが有るのですが……」

 

男の言葉にMJは驚愕する。

 

 

 

 

 

 

今日も今日とて、ピーター・パーカーことスパイダーマンは親愛なる隣人として活動していく。

新しいスポンサーのおかげでアパートの家賃も何とか払え万々歳。

しかし、雇い主である博士が研究によって手足が動かなくなっていったのは驚いたが、

 

tellll

 

おっと、電話だ。ユリかな?と思い画面を見ると

 

「MJ?」

 

元カノからの連絡だ。

ピーターは電話に直ぐに出た。

 

「やあ、MJ。久しぶり」

 

「ええ、ピーター。久しぶり…」

 

声のトーンが少し可笑しい、何かあったのか?

 

「MJ、何かあった?」

 

「うん。聞いてピーター」

 

MJは語る。

 

 

 

「えっ?ハリーが遺伝性の病気で、ノーマンさんが治療の為に地球外の寄生生物を使って治療をしようとしてるだって?」

 

「えぇ、私も最初は信じられなくて、ハリーに何度も連絡したんだけど、全て留守電なの」

 

ピーターは少し思案する。幸い、今は事件もないので少し調べる程度なら問題ない。

 

ピーターは先ず、ノーマンの住むマンションへと向かった。

 

そして、ピーターは外から、ハリーの部屋を見ると病院で使うようなベッドと何かの機械を見つける。

 

「うわ、これってマジ?」

 

少なくともハリーが病気なのは確定だ。

 

「お邪魔しま〜す」

 

ピーターは換気の為か開けられていたバルコニーの扉から中に入る。

 

そして、中を調べ、ハリーの手紙(日記)を見て、ノーマンの秘密研究所を発見する。

 

調べると、ノーマンが勝手にやった実験で東洋系の夫婦が犠牲になったのが分かった。

 

そして遂に、見つけた。

 

「ハリー!!」

 

緑色の水槽の中に入れられ、口には呼吸器、身体には黒い何かが付着…いや、寄生されていた。

 

ピーターはどうすると考えた。

 

ハリーを此処から出すべきか?

それとも治療を続けさせるべきか?

 

ピーターは考えが纏まらずその場から去った。

 

 

 

 

その夜、MJのアパートにて今回の一件を全て話したピーターたちは項垂れていた。

 

友達には生きてほしい…けど、寄生生物なんてどんな影響を及ぼすのか分からない。

 

それに、ノーマンがやった実験の件……おそらくは全てもみ消したのだろう。

 

幸いにもデータのコピーは取ってある。

犠牲になった人のことを考えればノーマンのやった事は許されない。けど、それでもピーターたちにとっては……親友の父親なのだ。

 

物思いにふけっていると、

ニュースが流れる。

 

内容はオズコープの警備ドローンが暴走して民衆を襲っただとか、オズコープ関連の施設で問題発生しただの、メタで言うならリサーチステーションのミッションが一斉に起きたと言うべきか……最悪の形で、

 

ピーターは直ぐにスパイダーマンとして動くも一人で全てを救う事は出来ず、

不幸中の幸いは火事で取り残された人々の殆どはDr.ストレンジの様なワープゲートが展開され救出された。それでもそれなりの数が亡くなってはいるが……

 

そして、翌日からオズコープ関連の黒い秘密が多々暴露される事となった。

 

その中にはピーターも見たリーと呼ばれる夫婦がノーマンの実験で死亡した事やオクタヴィアス博士の作った物を勝手に使用していることもあり、一月もしないうちにオズコープの信用は失墜し、株価も暴落、ノーマンも数々の件で逮捕された。

 

それを見たオクタヴィアスも「見たか!ノーマン!!ハハハハハっ!」と高笑いしていた。

 

しかし、このままではオズコープとしては終わってもノーマンは終わらない。

そして、ノーマンを許せない男はもう一人居た。

 

 

 

 

 

 

ノーマンは警察署の牢屋の中で居た。

オズコープは終わらんと金を積んで用意してもらったスマホとパソコンで部下に指示と罵声を飛ばしていた。

 

しかし、急に電波が途切れる。

不良品か?と思っていると、スーツを着た男が立っていた。

 

「久しぶりだな。ノーマン・オズボーン。私を覚えているか?」

 

男の名はマーティン・リー。

嘗てノーマンが起こした実験の事故で両親を失った男だ。

 

「貴様、一体何者だ!?」

 

「私を忘れたか……まあ、良い……」

 

リーは手に持っていたタブレットをノーマンに投げ渡す。

 

すると動画が始まる。

 

「ウェ~イ。今日は話題沸騰のノーマン・オズボーンさんのお宅に入ってま〜す」

 

品の無い男がマイクと斧片手にノーマンの家の中を物色していく。

 

「何だ!?この下品な男は!?」

 

「知らん」

 

リーは冷徹に言い放つ。

 

「え~と、何々、絵の奥のボタンに0718っと」

 

「待て!何で秘密研究室のパスワードを知っている!?」

 

「だから知らん」

 

「うっわっ!何これキッモ!」

 

「ハリーに近づくなぁ!!」

 

ノーマンはタブレットを力強く握りしめ叫ぶが男に聞こえる筈も無く、

 

「えっ?はいはい。コレを壊せって?」

 

「待て!!それはハリーを治す為に必要な」

 

「ノーマン。貴様に選択肢を与えてやる」

 

「何っ!?」

 

「息子の為に名誉を捨てるか?己の名誉の為に息子を捨てるか?

好きな方を選ばせてやる」

 

「何ッ!?」

 

「どうする?息子か?自分か?早くしないと息子が死ぬぞ」

 

ゲーム本編のドック・オクに脅迫された時は気丈に振る舞っていたが、今回かかっているのは息子の命、

 

「頼む!息子には手を出さないでくれ!!」

 

「………ダメだな」

 

ガッシャーン!!

 

硝子が割れる音がタブレットから溢れ出る。

 

画面には緑色の液体が床一面に溢れ出ていた。

 

「ハリーーーーーー!!!」

 

ノーマンは絶叫する。

 

「ノーマン…これは貴様の起こした罪だ」

 

リーは拳銃をノーマンの座るベッドに投げ渡す。

 

「後は好きにしろ」

 

そして、リーはワープゲートを通りその場から去った。

 

 

 

 

 

 

リーが居なくなった後、ノーマンは暫しの間、呆然としていた。

銃を見つめる。

 

そして、銃を手に取り、自分のコメカミに当てて、

 

「ゴメンなぁ。ハリー」

 

ダァン!

 

自らの生に終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

翌週。

 

ピーターはエンパイアステート病院に居た。

 

「やあ、ハリー。調子はどうだい?」

 

「やぁ、ピート。うん、比較的良好かな?」

 

ハリーのお見舞いに来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

オクタヴィアス研究所

 

「それでは復讐を終えた記念に」

 

「「「乾杯」」」

 

2人のスーツを着た男と白衣を着た男性が瓶のコーラで乾杯をしていた。

 

普通ならアルコールで乾杯するのだが、オットーもリーもこの後仕事が残っているのでノンアルのコーラでの乾杯だ。

 

「君には感謝してもしきれないよMr.ブラック」

 

「ああ!そうだとも!あの憎っくきノーマンの屈辱に満ちたあの顔!」

 

「待て…」

 

ブラックと呼ばれた男は話している2人を止める。

 

「おはようございます!ってリーさん?どうして此処に?」

 

「やあ、ピーター、実はだね」

 

「私が説明しよう。オクタヴィアス博士に義手や義足の技術を応用したパワーウェアを作って貰い、F.E.A.S.T.で試験運用する旨を三人で話していたんだ。」

 

聡明なピーターは

 

「それは凄い!パワーウェアを作ればメイおばさんの様な非力な人でも簡単に力仕事ができる!」

 

「それに病院や介護施設でも使われるだろうね」

 

そんな未来にピーターは夢を見る。

 

その後二三程話をして、その場は解散となった。

 

 

 

 

 

 

ブラックは自分が運用しているマンションの一室へと入り込み息を付いた。

 

「とりあえず、スパイダーマン関連はある程度片付いた。後はマイルズ・モラレスのロクソンのニューフォームだな」

 

そうつぶやき、男はスマホのラインを起動させ、コーヒーを淹れ一休みした後、複数の美女と共に運動をした。

 

 

 

 




あとがき

敵名『ディメンション・ブラック』
本名『エドワード・ブラック』

空間系チート能力を持った転生者。
MARVEL系の世界に転生したもの詳しくは分からなかったのでの前世でやったMARVELSpider-Manの世界だと仮定して動いた。
主な収入源は違法物品や人間の運送や沈没船のサルベージ行為、原作知識による先物買い(スタークインダストリーズの株主)
Spider-Manに関しては1も2もノーマンが早期に死ねば問題なくない?との考えで落としいれた。

趣味は女遊び、

見た目はFGOのエドモン・ダンテス

実はフューリーに軽く目をつけられているが、空間認識能力が高い為にエージェントたちからはコソコソと逃げ回ったり空間と空間を繋げた無限ループを作ったりして捕まるのを回避している。

能力は空間と空間を繋げてワープゲートを作ったり、空間を拡張や収縮させてなんちゃって五条(紫は無理)
空間を屈折させて顔の印象を変化させる等、ワープゲートによる切断や空間を固定させて足場にしたりも出来ると応用能力が高い。

本人は自分を黒幕系と考えているが大体の行動は自分で(本編中のウェ~イも本人)やっているので何とも言えない。
悪事はスマートに被害は最低にを信条としている為に助けられる人物は可能な限り助けている。

メタ的に言えば陸八魔アルと似たタイプ

その後はニューフォームを巡る戦いに正論と法律のコンビネーションパンチと違法行為による合わせ技でサイモンを捕まえている。






原作相違点

ピーター・パーカー
その後もオクタヴィアス博士の元で世のため人のための開発と親愛なる隣人の2足を履いている。
結局MJと普通に話す事は出来るが依は戻せなかった。
メイおばさんは生存。

マーティン・リー
その後もF.E.A.S.Tの代表として活動。施設内の秘密部屋は撤去してもしもの時の秘密倉庫とした。

ハリー・オズボーン
実は体内にシンオピートが少しばかり残っている為に、生きていくだけなら何とかなった。
その後はオズコープの配当金で静かに余生を過ごす予定

オットー・ギュンター・オクタヴィアス
ブラックの資金援助と治療でこれからも開発を続けていく。

マイルズ・モラレス
ニューフォームを巡る戦いに参加(合法的な戦い)して、叔父と大喧嘩(生身&超手加減した生身)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。