小悪魔なアタシと猫ババア 作:ある日そこに居たであろうクマさん
さあ、ギャグ堕ちを始めようか。
*始めんでいいッ!!
その日、とある日のとある学園内。
そこに奴はやってきていた。
「アハハハハッ!!凄いねえ!やっぱり日本の甘味はレベルが違う!」
「五条こそ凄えよ、なんでそこまでの量の食事が入るんだよ」
「もう、別腹とかの次元超えてるしね」
「その量のデザート食べて血糖値とか大丈夫なの?」
学園内に複数存在する教室の内の一室。そこでは今日この学園に転入してきた転校生の五条アビムが自身のクラスメイト達の前でどこからか取り出した大量のスイーツを自身の机に置き、そのまま貪り尽くしいた。
「だいじょうぶ☆この程度なら太りもしないから」
「えぇ!?こんなに食べて太らないの!?」
「嘘でしょ...そんなのアリ?」
「アビムちゃんって得意な科目とかあるの?」
「てか、五条ってどこから来たの?」
「
そんな異様な食事風景(授業中なのに無視されて教師は泣いている)を観察しながらも他のクラスメイト達はアビムに様々な質問をしていた。
「ん?ああ、アタシはティダード王国っていう国の出身でね。それで今は訳ありで
「あと、髪や目の色は生まれつきこんなカンジ♪結構キレイっしょ、この髪」
「へえ〜アビムちゃんってやっぱり他の国の人だったんだ!」
「五条、やっぱり外国人かよ!」
「銀髪もすっごくキレイだし」
「てか、ティダードってどこだ?」
「ええっとティダード、ティダード...あった!なになに、インドネシアに存在する小国でかつては内乱含む事情などで戦争などが多発していたが、数代前の国王が就任してからは100年以上争いが続いてない平和的な国である」
「「「「へぇ〜」」」」
中でも多く質問されたのは彼女の容姿と出身地域などである。やはりその食欲然り、彼女の容姿やそこから連想される出身地については皆気になっていたのだ。無論、アビムもそれに対しそれぞれの質問に返答していく。更にその中で彼女が話したティダード王国について一人の男子生徒が自身のスマートフォンでその情報を調べ、皆に共有していく。
「じゃあ、日本で暮らしてるのは結構前から?」
「ん〜2年くらい前かな、少し前までは別の高校に居たんだけど、前に知り合いと一緒に事件に巻き込まれて学校は行けてなかったんだよね」
「えっ!?事件ッ!大丈夫なの、それって!?」
「あっ大丈夫、全然平気だから。ただ、友達も無実ではあるんだけど...
「そっか、大変なんだな」
「五条、何かあったら俺たちになんでも言えよ!」
「うん。ありがとう」
そして、アビムの今までの話を聞きながら全員が様々な反応を示し、かつての学園時代の話を聞き、周囲一体が
「お前ら...お願いだから話聞いて.....まだ、
『あっ...』
今まで無視されていた教師の声はようやく届き、そのままその場の全員が軽くお叱りを受ける羽目になったという。
そして...それから数時間後。
「ねえ、ちょっといい?」
「...?えっはい、
「なるほど...」
「あの〜転校生の方ですよね?」
「...君、高倉健って言うんだ...」
「?はい、そうですけど...なにか?」
高倉健。それが眼前の少年の名前。確かにぱっと見、普通の人間ならなんら変哲の無い一般生徒、もしくは少し地味なオタク少年とでも思うだろう。だが、アビムの目に映ったのは...
「『ババア』を倒したのって君?」
「ババア?...っもしかして!」
「そっ君でしょ、ターボババアを倒したの。アタシ、ババアの知り合いでさ。彼女に会いたいんだけど...今、どこにいる?」
「ええ!?ターボババアの知り合い!?...あの〜もしかしてそれを知ったらジブンやその他の関係者を殺すとか...」
「別にしないよ。ただ、アタシはババアに用があるだけだから」
「そう言われてもですね...」
そう悩む少年を見て...否、
(この少年はババアの力を扱える。問題なのはそれがどこまでのものなのか...)
眼前の少年。彼がターボババアの力を扱えると言うことは確実。ただし、問題なのはそれがどこまでのレベルなのか?そもそもこの少年が
だが、その謎。そして眼前の少年の悩み。それらは全て...一人の少女の登場で解決する事となる。
「オカルーン!早く帰ろー!!よく分かんないけど、婆ちゃんが呼んでるんだって」
「あっ綾瀬さん!?」
「ん?彼女は確か...」
(綾瀬、綾瀬といえば...)
少年 高倉健ことオカルン。彼とアビムの元に駆け寄ってきた一人の少女。それは彼ともう一人と共にターボババア含む幾つかの怪異や宇宙人達と戦った少女。名を綾瀬 桃。セルポ星人と呼ばれる宇宙人(変態)との遭遇(強襲)で超能力に目覚めた少女である。
「アレ...アンタ、誰?」
「あっ綾瀬さん、実はこの人。ターボ「もしかして、アンタ星子ちゃんの知り合い?」え?」
「はあ!?なんでアンタが婆ちゃんのことを!?あと何故にちゃんづけ!?」
「いや、アタシは知り合いが会ってんのを一回だけ遠目で見た事があんのよ。それと、アタシこう見えても星子ちゃんより歳上だからね」
「へえ〜知り合いが...ってなるかッ!!そもそもアンタオカルンのクラスの転入生って奴でしょ!?そんな奴が婆ちゃんより年上って!」
眼前の少女の驚きながらも自身にツッコむ姿。そしてこの喋り方に雰囲気。違いはあるものの、アビムは思った。少なくともこの子、
「まあ、色々訳ありでね。それより『ババア』は星子ちゃんのところにいるの?」
「ババア?「綾瀬さん、この人ターボババアの知り合いらしくて」嘘...じゃあ、本当に年上!?そもそもあのババアと知り合いで婆ちゃんより歳いってるなら妖怪か!?」
「んな訳ないじゃん。アタシはアビム。ピッチピチの400歳だよ」
「「400歳!?」」
「まあ、もう少し上かも知んないけどね。それよりババアに会わせてよ。アタシはババアに渡すものがあるんだ」
「どっどうしましょう。綾瀬さん...」
「どっどうしましょうって...ああっもう!婆ちゃんも呼んでるし二人とも家に来なッ!」
「はっはい!」
「あんがとね〜それじゃあ道案内よろしくゥ〜♪♪」
(なんで...こうなったんだろ...)
こうして、急遽オカルンとアビム。連れていく筈の無かった一人の小悪魔を加え、計三名で桃は自身の実家である神社へと帰還していくのであった。
そして...場所は綾瀬家。
三人は学校からここまで...
来ていたのだが...
「どっどうなってるんですか?コレ...」
「さっさあ...」
「やっほ。やっぱりいんじゃん、ババア♪」
三人がその場を見るとそこには桃の祖母である星子と招き猫に魂を封じ込められたターボババアがキャットファイト?...ババアファイトを繰り広げていた。
「おい、二人とも何やってんだよ!というか家が崩壊するから喧嘩すんなって!」
「仕方ねえだろッこの馬鹿チンクソ猫団子が昨日の山奥で起こった事故をニュースで見た途端、アビムとか言う奴がどうのこうので暴れはじめやがって!!」
「「アビムッ!?」」
「当たり前だクソだらどもッ!アビムがこっちに来てるなんて初めて知ったがよォ、こりゃあ好都合だぜ!おそらくあの事故はアイツが怪異か何かと争った証拠だ!!」
「そしてアイツがこの近くに居る以上、てめえらをぶち殺す様に頼んで文字通りてめえらの体を土の中にグッバイさせてやんよッ!!」
桃達が見守る中、組み合いながらも暴れるババア二人。その理由には彼女達が数時間前まで見ていたあるニュースが関係していた。
というのも、先日。アビムがターボババアと地縛霊達が住んでいたトンネルの近くに寄って百面姫と戦った時。あの後、戦闘の跡などが多少残っていた事と更に山奥で巨大な紫の渦の様なものを見たという証言があり、警察などが出動した事がニュースでも報道されていたらしい。
「へえ〜それでアタシの事を知ったんだ」
「その通りだ!お前が居ればこんな奴らケチョンケチョンの加トちゃんペにしてやれるぜ.....あ!?アビム、居んじゃねえか!?」
「何!アビ...あん?お前、どっかで見覚えが...」
そして争う二人にアビムが声をかけるとまず最初にターボババアがその声に反応しつつも少し遅れながらアビムの存在に気がつき、その後星子も彼女の姿を認識した...
のだが...
「あっ久しぶりだね、ババア!それと星子ちゃんとも久しぶり!」
「はあ?星子ちゃんだ?ワシはお前よ「違うよ」?」
「星子ちゃんとは直接の接触は無いけど、あのゴミカス白髪男の家であった事があってね。何年か前だけど...」
「ッまさか、
「「ロン兄?」」
「ピンポンピンポン♪大☆正☆解!!アイツと前に話してた時にお邪魔してたんだよ」
アビムの口から語られた久しぶりという言葉に疑問を抱いた星子であったがその後のゴミカス白髪男という発言を聞いて、すぐさま自身の知るある男の事を思い出し、眼前の少女がターボババアの知り合いであると同時にあの男の知り合いであるとも知覚した。
一方、ババアは...
「ケッあのマスターイカレ目隠しの事かッ!アビムはともかく星子!お前も知り合いとはな...言っとくがアイツと付き合いがあるならやめとけ...
その見知った男の顔を思い出しながら、人類どころかこの世の全てを見下し尽くした顔を思い出しながらつい先ほどまで喧嘩をしていた星子に『奴』について警告したのだが...
「っうっせえ!てめえに言われる筋合いはねえッ!!」
「んだとックソだらァ!!てめえらみたいな税能力泥棒に力貸してる上に心配してやってるわしになんて事言いやがるッ!?」
「そこ二人ィィィィッッッ!!家が、家が壊れるゥゥゥ!!」
「ダメだこのババア二人ッ!手に負えねえッ!!」
「アハハハハハハッ!!面白いね〜それにしてもババア可愛くなりすぎじゃんよ☆まじウケる♪」
ババアの警告、桃の静止、オカルンのツッコミ、アビムの笑い。全てを無視してババアどもはその日の夜遅くまで争い続けたそうな。
尚 その後に神社を訪れた白鳥愛羅はあまりのカオスっぷりに...
「高倉く〜ん♡もしよければこれから二人で」
「させるかァァァァッッッ!!!!」
驚くどころか、オカルンを誘ってその場から『別の場所』へと去ろうとしていたのだった。
次回 婆×ババア×BBA=カオス♡
お楽しみに...
* そしてお知らせ〜
みんな学園編を楽しみにしてたかもしんないけど、実は学園での活動は殆どねえクマ。あるとしたら、『別の学園関係』での話になるし、基本はババア三人での活動になるのでよろしくお願いします♪
まあ、そこは楽しみにしててください。
ストーリの予定としましては...
もう一、二話日常回やってから
オリジナルストーリー① 極寒の魔女編
邪視編
オリジナルストーリー② 『金』色の悪ガキ編
バモラ&カシマレイコとの遭遇&再会含む深淵の者編←ロン含むオリキャラ参戦。
少し日常回〜
呪行李編〜
オリジナルストーリー③ ???←現主人公 ??? ←オリキャラ ここはまだ秘密。
という予定となっております。ただ、上記でも書いていますが、基本主人公はババア二人と共に行動しますのでオカルン達と行動する事は少ない可能性があります。そこはご理解の程をよろしくお願い致します。
それではまた更新がその時によって変わりますが、今回は失礼致します。
気に入ったらまたのご観覧やお気に入り登録などもよろしくお願い致します。
という訳でグッバイ☆
補足一、今回の話に出た以前に通っていた学園の事について。これも作者オリジナルのもので、オリジナルストーリー②『金』色の悪ガキ編に出てくる『彼』が関わるものであり、アビムは数年前までここに通っていた。(因みにその時は高校一年生という事にして通っていたがある存在との戦いの影響でその学校を辞めざる得なくなっていた)
補足二、この作品のオリキャラって具体的に何人出るのかについて。
大体はアビムや後のロンを入れて味方側だと五人ほどかな〜って。ただ、作者の他の話から案外ゲスト出演あり...かもしれない。でも今はねえっす。
補足三、星子のDA☆FN☆DAというのは志村さんのだっふんだと史上最強の弟子ケンイチのジュナザードのあるセリフ(叫びに近い)からとっている。もしよければみんなも読んでみてね♪