ドラゴンボール超:星のカービィ(擬人化)   作:ちいさな魔女

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お待たせしました!悟飯の才能とアレを加えると?


破壊神シャンパ編・6

悟飯はカービィに向かって走る。悟飯はカービィに向かって攻撃していくが、攻撃を軽く躱していくカービィ。悟飯はカービィが距離を取った途端、気功波を放って牽制する。カービィは悟飯の気功波を口から吸い込んで、星型の弾丸に変えて吐き出した。

 

悟飯は星弾を避けて、カービィの出方を伺う。

 

カービィは体を光らせて、ピンク色の道着を身に纏う。

 

【挿絵表示】

 

カービィ「コピー能力、『ファイター』!」

 

カービィは新たな姿となって、悟飯の元へ走る。悟飯はカービィの繰り出す攻撃を素手で巧みに受け流していくが、最短で効率のよい動きで悟飯を攻撃してくるカービィに、武術の達人の動きだと理解した。

 

悟飯(動きがさっきよりも良くなってる!?)

 

悟飯はカービィの動きの良さに戦慄した。

 

悟空「彼奴、姿だけでなく戦い方も変わりやがった!」

 

ピッコロ「格闘の達人になれるとは……大将になるわけだ」

 

クリリン「ああっ、いい腕だぜ。悟飯も苦戦してる」

 

すると、カービィの口からとんでもない事が語られる。

 

カービィ「まあファイターコピーしても、接近戦で苦戦するファイターがプププランドに居るけどね」

 

悟飯「何ぃ!?」

 

ベジータ「な、なんだと!?」

 

第七宇宙側は、言葉を失った。アレほど強いカービィが、なんと接近戦を拒みたがる相手が居る。そう言いたいのか。

 

カービィは戦闘中に、見学に来てるバウファイターを見る。バウファイターはプププランド屈指の格闘家だ。カービィも迂闊な接近戦はしたくないのだ。

 

カービィ「『スマッシュパンチ』!」

 

拳から衝撃波を放ち、悟飯を攻撃。悟飯は腹に衝撃波を受けてしまい、そのまま足を引きずる形で後退。

 

悟飯(やりづらい!相手は悪意の無い敵だ!)

 

悟飯は何度もカービィの攻撃を受け流しながら、少しずつ追い詰められていく。

 

カービィもファイター能力による連続攻撃を繰り出すが、悟飯はギリギリで凌いでいた。

 

悟飯「くっ……!」

 

第6宇宙側の勝利は、最早確定的に思えた。

 

フーム「良いわよ!カービィ!」

 

ブン「よっしゃ!カービィの勝ちだ!」

 

ナックルジョー「やれやれー!」

 

エスカルゴン「陛下、やっぱりカービィってとんでもないでゲス」

 

デデデ「なあに!すぐに追い抜いてやるわい!」

 

プププランドの皆も、カービィの勝利を確信していた。

 

カービィ「まだまだ行くよ!」

 

カービィが拳を構え、踏み込もうとした――その瞬間。

 

ひらり。

 

何処からともなく、一匹の赤い蝶が現れる。何処から入ってきたのか、誰かについて来たのか、そもそも『名前の無い星』に張られたガラスをどうやって潜り抜けてきたのか?

 

カービィ「……蝶?」

 

悟飯「え?」

 

それは、悟飯の腕に止まった。

 

悟空「……!」

 

ピッコロ「孫!」

悟空「ああ!」

 

悟空とピッコロの表情が変わる。赤い蝶から感じる、禍々しい力を。あれは放置してはならない脅威だ。

 

悟空「悟飯! そいつから離れろ!」

 

悟飯「えっ!?」

 

ベジータ「何をしている! 早く振り払え!!」

 

悟飯「は、はい!」

 

悟飯が腕を振る。

 

しかし、赤い蝶は悟飯の身体へ吸い込まれる。

 

悟飯「なっ……!?」

 

カービィ「悟飯!?」

 

悟飯の身体から、禍々しい気が膨れ上がる。悟飯の全身から赤とオレンジのオーラが放たれていき、彼の体を蝶の羽のようなエネルギーが包みこんでいく。

 

カービィは目を見開く。

 

カービィ「……この感じ……」

 

その気配を、カービィは知っている。

 

かつて自分達を苦しめた、あの存在と同じ――。

 

カービィ「……バルフレイナイト……?」

 

そして、蝶のようなエネルギーが開いて、其処に居たのは孫悟飯ではなかった。いや正確には、孫悟飯の姿を借りた異形だった。

 

蝶の羽を背中に生やし、全身から赤いオーラを放ち、髪もオレンジ色に染めて逆立たせた、人の姿をした異形。

 

???『我はバルフレイゼノ。バルフレイナイトに非ず。審判を下す、夢見鳥』

 

悟飯の声を借りて、バルフレイゼノは語る。

 

カービィ「悟飯!」

 

カービィは走り出して、体を捻って跳んだ後に蹴りを放つ。跳び後ろ蹴りだ。蹴り技最高の威力を誇る技を放ったのだ。

 

しかし、バルフレイゼノは片手でカービィの足を掴み、頭上へ投げ飛ばした

 

そのままバルフレイゼノはカービィの元まで追い付き、両手を戦鎚のような形に握り締めた後、そのままカービィの背中を叩く。そして、武舞台に叩き付けた。

 

カービィはコピー能力が解けて、元の少女の姿に戻ってしまう。

 

カービィ「いてっ……」

 

カービィは両手で体を起こし、そのまま起き上がる。

 

カービィ「なら………『ソード』!」

 

カービィは覚悟を決める。

 

 

【挿絵表示】

 

 

特徴的な帽子に、自身の体と同じくらいの長さを持つ刀身の剣を持った。

 

カービィ「試合なんかどうでも良いよ。悟飯、助けてあげるからね!」

 

カービィは降りてきたバルフレイゼノに向かって走る。

 

バルフレイゼノ「……来るか」

 

カービィ「はあああああっ!」

 

一気に間合いを詰める。カービィが剣を振り上げる。バルフレイゼノは右腕を掲げた。

 

ガキィィン!!

 

剣と腕がぶつかる。

 

金属音にも似た凄まじい衝撃音が武舞台に響き渡った。

 

カービィ「くっ……!」

 

バルフレイゼノ「その程度か」

 

バルフレイゼノが腕を振り払う。

 

カービィの身体が弾き飛ばされる。

 

しかし、カービィは空中で身体を捻った。

 

そのまま着地。

 

ほとんど間を置かずに再び走り出す。

 

カービィ「まだまだ!」

 

ズバァッ!!

 

横薙ぎ。

 

バルフレイゼノは身体を反らして回避。その直後、カービィは剣を逆手に持ち替えた。

 

カービィ「そこっ!」

 

下から斬り上げる。

 

バルフレイゼノは後ろへ跳んでかわす。

 

その瞬間、カービィが跳躍した。

 

カービィ「スパイラルソード!」

 

身体ごと回転しながら、剣を振り抜く。

 

バルフレイゼノ「……!」

 

ズガァン!!

 

バルフレイゼノの身体が吹き飛ぶ。

 

武舞台の端まで滑っていく。

 

観客席がどよめいた。

 

悟空「おおっ!」

 

ベジータ「……あの小娘、まだあれだけ動けるのか」

 

ピッコロ「違う。さっきまでとは戦い方そのものが変わっている」

 

クリリン「剣を持っただけで、ここまで変わるのかよ……!」

 

それは、第6宇宙も同じだ。

 

キャベ「カービィさんが、あそこまで強かったとは……」

 

ボタモ「す、スゲェ……」

 

マゲッタ「シュポォ〜……」

 

ヒット「流石だな。俺が大将になれんわけだ」

 

第6宇宙の選手達も、カービィとバルフレイゼノの試合を見届けていた。

 

カービィは剣を構え直す。

 

その表情には、いつもの朗らかさがない。

 

悟飯を救う。

 

その一点だけを見据えていた。

 

バルフレイゼノ「……面白い」

 

立ち上がったバルフレイゼノの身体から、赤いオーラが噴き上がる。

 

ドンッ!!

 

武舞台の床が震える。

 

カービィの髪が風圧で大きく揺れた。

 

カービィ「……来る」

 

バルフレイゼノが消えた。

 

カービィ「!?」

 

次の瞬間。

 

ドゴォン!!

 

カービィの目の前にバルフレイゼノが現れた。

 

拳が迫る。カービィは咄嗟に、剣の腹で受け止める。

 

ギィィィン!!

 

「ぐっ……!」

 

衝撃で足が後ろへ滑る。

 

さらに二撃目。

 

三撃目。

 

四撃目。

 

更に拳の連打が剣の腹に放たれる。

 

バルフレイゼノの拳が連続して叩き込まれる。

 

カービィは剣で受け、逸らし、躱す。

 

しかし――

 

速い。

 

カービィ「くっ……!」

 

怯んで剣が逸れた、一瞬の隙。

 

バルフレイゼノの掌がカービィの胸元を捉える。

 

ドンッ!!

 

カービィの身体が吹き飛ぶ。

 

カービィ「うわあああっ!」

 

武舞台を転がる。だが、すぐに立ち上がる。

 

カービィ「……まだ!」

 

バルフレイゼノ「何故立ち上がる?」

 

カービィ「悟飯を助けるまで……倒れるわけにはいかない!」

 

再び突撃。

 

バルフレイゼノも迎え撃つ。

 

ドガッ!

 

拳。

 

ガキィン!

 

剣。

 

ドンッ!

 

蹴り。

 

ズバァッ!

 

斬撃。

 

二人の姿が武舞台の上を縦横無尽に駆け巡る。一瞬で数十回もの攻防が繰り広げられる。

 

悟空「すげえ……!」

 

ピッコロ「互角……いや、違う」

 

悟空「?」

 

ピッコロ「カービィが合わせているんだ」

 

悟空「!」

 

ピッコロ「バルフレイゼノの動きを見て、攻撃の瞬間に最適な対応を選んでいる」

 

悟空「なるほど……!」

 

カービィは戦いながら学習していた。

 

相手の踏み込み。肩の動き。視線。拳の軌道。気の流れ。

 

一つ一つを見極め、次の攻撃を予測していく。

 

カービィ「……右!」

 

バルフレイゼノ「!」

 

拳を回避。

カービィ「次は左!」

 

二撃目を剣で受け流す。

 

そして――

 

カービィ「今!」

 

ズバァァッ!!

 

斬撃がバルフレイゼノを捉えた。バルフレイゼノの身体が大きく後退する。しかし、その顔には笑みが浮かんでいた。

 

バルフレイゼノ「なるほど」

 

カービィ「……?」

 

バルフレイゼノ「貴様は戦えば戦うほど、相手を理解するのか」

 

カービィ「うん」

 

カービィは剣を握り直す。

 

カービィ「だから……僕は負けない!」

 

バルフレイゼノ「ならば――」

 

赤いオーラがさらに膨れ上がる。

 

バルフレイゼノ「理解する暇すら与えなければいい!」

 

ズドォォォン!!

 

爆発的な気が放たれる。武舞台全体が大きく揺れる。

 

カービィ「うわっ!?」

 

バルフレイゼノが一瞬で間合いを詰めた。

 

拳。カービィは避ける。

 

肘。剣で受ける。

 

蹴り。身体を低くして回避。

 

回転。斬撃。拳。蹴り。突進。

 

二人の攻撃が何度も交錯する。

 

そして――

 

ドォン!!

 

カービィが吹き飛ぶ。

 

ガキィン!!

 

剣が武舞台に突き刺さる。

 

その瞬間、ソードの能力が解除される。

 

カービィは何度も転がっていき、止まった後に立ち上がるが、ノーマル状態に戻っていた。

 

カービィ「……はぁ……はぁ……」

 

それでも立つ。

 

バルフレイゼノ「まだ立つか」

 

カービィ「……当然だよ」

 

カービィは顔を上げる。その瞳には、恐怖ではなく決意が宿っていた。

 

カービィ「悟飯は僕の友達だから」

 

そして、新たな姿へ変身する。

 

カービィ「絶対に……返してもらう!」

 

その両手には、ヨーヨーを握り締めていた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

バルフレイゼノ「そのようなもので勝てるつもりか?」

 

カービィ「勝つよ」

 

カービィは容赦しない。洗脳された相手が友達だろうと、簡単にボコボコに出来る精神だ。純粋無垢だが、甘さは無い。

 

例え友達だろうと、裏切られたり利用されたと分かれば処す。その後、また友達になろう。それが、星のカービィだ。

 

バルフレイゼノとの戦い。そして第6宇宙と第7宇宙との試合は、最後の局面に至る。




新たなるカービィの見た目

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