エルフとトロール 〜三流魔法使いのトロール、メスガキエルフの下僕になる〜   作:ルブク

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謎があればあるほど人は謎を解き明かしたくなる。下世話なものであれば尚更で――。

という訳で第二章二話目。
特に煌めく剣戟も轟く魔法もなく、ひたすら地味な個別エピソード的な章です。

第二章の人物紹介はこちら↓
https://syosetu.org/novel/385833/7.html


第二話 ウォッチング・アウト

 不明な点は多いが仕事ぶりは確かなヴィンセント。多額の負債を背負っても返済意欲は潰えず、甲斐甲斐(かいがい)しく働く様は誠実そのものである。

 だからこそ何故魔法使いをしているのか、その前は何をしていたのか。しかし、真面目に稼いでくれているなら些末(さまつ)な問題である。

 

「ね〜ね〜マルカぁ〜。しもべのヤツさあ、何か身の上話とかしてなかったぁ?」

 

 ――前言撤回である。

 不明なら不明であるほどに気になる。そして気になったのなら探らずにはいられない。リュミエは屋上へ洗濯物を干しに来たマルカを捕まえて尋ねた。

 

「え〜? 何ですか急に」

「ちょっと気になっちゃってさぁ。明らかに訳ありでございって感じじゃない? 絶対やらかして元のとこに居られなくなったんだよアイツ」

 

 青空の下、物干し用の綱に手際良く干してゆくマルカ。風でシーツがふわりと(ひるがえ)り、その向こうに悪人顔でほくそ笑むリュミエが覗いた。

 

「ね、ねっ。何でもいいから教えて教えて」

 

 しかし、再三のお願いにもマルカは首を縦に振らなかった。大げさに洗濯物をバッサバッサ振り、素知らぬ顔で洗濯物干しを続けてゆく。

 

「またまた聞こえない振りしちゃってぇ。マ・ル・カちゃん♡」

 

 ニタニタほくそ笑み、洗濯物を掻い潜りながらリュミエは歩み寄る。作業の邪魔にならない、絶妙な距離でひたすらニヤつくのみ。

 

「……」

 

 彼女は何も言わない。ただマルカを見て薄気味悪く笑うのである。

 しばらくは無視を決め込んでいたマルカだったが。

 

「――そういうの、良くないと思いますよ」

 

 あまりのしつこさに思わず反応してしまった。このまま無視しているとどこまでも付き纏われそうな雰囲気。仕事中の身である彼女にとって煩わしいことこの上ない。

 

「そういうのって?」

「人の、個人的な事情を探るってことです」

 

 それとなく抗議の視線を送るマルカ。当人の預かり知らぬところで暴露しろなどと……。

 

「だってアイツ何にも言わないんだもん」

「誰にだって隠したいことはありますよぅ」

「今はね、私はアイツの(あるじ)ってわけよ。主は配下の動向や素性を知っておくべきとは思わない? 近くで働いてるヤツがよく分からないってちょっと怖いよねぇ?」

 

 リュミエは両手を腰に当て、さあどうだと居丈高に胸を張る。そもそも、ヴィンセントは今現在多額の負債者。半ば強制的とはいえ、正式に契約書まで交わしたのだから逃げ道などない。

 

「それはそうですけど……」

 

 言葉に詰まり、マルカは視線を落とした。実際、彼女もヴィンセントに宿の仕事を手伝ってもらっている。引き換えに幾ばくか宿代を浮かすという条件であり、全くの無関係ではないのである。

 

「ね〜。でしょでしょ、そう思うでしょ? だからさぁ、何か知ってたら教えてほしいんだよねぇ〜」

 

 マルカの後ろから肩に手を当て、弱みに付け込む悪魔の囁き。未知の存在に恐怖心を抱くのは当然の心理。身近であるが故、正体を知りたいというのはごく自然な欲求と言えよう。

 グイグイ押し込むリュミエにマルカは為す術なかった。

 

「……私もそこまで知らないですよぅ。ヴィンセントさん何聞いてもはぐらかしちゃって」

 

 寄り切りでリュミエの勝利。心の中で渾身のガッツポーズ。

 

「いいのいいの、何でもいいから。さ、リュミエさんに教えてみなさい」

 

 まさに勝ち誇る彼女。ここぞとばかりにマルカに発言するように促した。

 

「え〜……」

 

 彼女は揺らぐ瞳で周囲に目を向け、誰もいないことを確かめる。そして意を決してボソリとリュミエに耳打ちをした。

 

「……この前、お野菜の買い出しに行った時のことなんですけど。偶然依頼を終わらせたヴィンセントさん見かけて、声をかけようとしたんですけど」

「うんうん」

「その、入ってっちゃいまして……」

「どこに?」

 

 マルカは顔を真っ赤にさせて言い淀んだ。今度も決して急かさず、彼女から続けることを期して待つ。

 数秒、十数秒と経ち。

 

「……その、”せげん”通りへ……」

 

 か細く、呟くようにマルカ。

 しかしリュミエにはこれで十分だった。全てを察した彼女はこれ以上ないほどにニンマリ笑った。頬が吊り上がり、翠の瞳が妖しく爛々と。

 

「――へえぇ〜」

 

 黙って澄ましていれば間違いなく美女なのだが。その(おもむき)が微塵にも感じられないほど、イヤらしい笑みをたたえて笑うのである。

 それはさながら、タチの悪いイタズラを思いついた悪戯っ子かのように。

 

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 数日後、いつものようにリュミエはヴィンセントを依頼に向かわせた。大して時間のかからない簡単な依頼である。そして一方、リュミエはというと――。

 

「アイツも俗なとこあんじゃん。あんな堅苦しそうな顔してさあ」

 

 細い路地裏から道を行き交う人々を眺め、くくっと笑う。

 マルカの言う”せげん”通り――とは正式な通りの名ではない。かつてはまともな名があったのだが、通り沿いに売春宿や連れ込み宿が集中した結果いつしか呼ばれるようになったのだ。

 ――女衒(せげん)通りと。

 リュミエが控えているのは通りの入り口が窺える位置。木造の街並みが続く中、突如として現れる赤い木枠の門構え。ぽっかり開いた空間から伸びる先は、生々しい欲望渦巻く空間が(うごめ)いている。ここで待っていればヴィンセントが通りがかるだろう、という魂胆だった。

 

(別に行くなとは言わないけど。余計なトラブル持ち込むのは勘弁してよね)

 

 女衒通りに軒を連ねる店は大抵が庶民向けで、周辺の治安もあまりよろしくない。ヒトが集まれば集まるほどそういった需要が高まり、そして生まれる必要悪。女の色香に飢えた男連中が己の欲望を吐き出しに、夜ごと遊びに興じているのである。

 ヴィンセントに遊べるほどの余裕があるとは思えない。単に表から眺めるだけなら良いが、もしツケでも作っていたとしたら。

 

(からかうネタにしようかと思ってたけどさ)

 

 リュミエの顔に真剣味が差し込む。場合が場合なら手を切ることもやむなし。何はともあれ、事の真偽を明らかにしなければならない。

 道行く人々は種族も様々。人間、エルフ、獣人などなど……果たしてヴィンセントが情報の通りに現れるだろうか。依頼もそろそろ終わる頃である。この辺りを通るように選定したのだから、思惑通りにならなければ困るというもの。

 

「そろそろかな……」

 

 精一杯背伸びをしながら、路地裏から顔をひょっこり覗かせる。ヴィンセントは他の種族から見ても上背がある方だ。よほどでない限り、彼の顔は見えるだろう。

 

(あ、来た)

 

 そうこうしている内に、予想通りヴィンセント登場。緑色の丸い頭に険のある顔つき。間違いなく彼だった。

 そして感づかれぬよう視界に入れたまま目で追う。決して凝視せず、しかして見逃さず。雑踏の中、ヴィンセントを常に視界のスクリーンの中央に置き続けた。

 

「……ま、そうなる、と」

 

 やはりというか、予定調和というか。ヴィンセントは女衒通りの赤門へと吸い込まれていった。躊躇(ためら)う様子など微塵も見せない様子、どう見ても通い慣れている。

 リュミエは頭を掻いてため息を吐きながら、雑踏すり抜けヴィンセントを追いかけていった。

 

 緑の巨体のトロールを追う小柄のエルフ。つかず離れずを保ち、気取られぬ絶妙な距離で歩調を合わせる。

 

(妙だな)

 

 右も左も娼婦を預かる売春宿。中には大きく鎧戸を開け、様々な種族の娼婦が顔を見せて獲物を誘っていた。上半身がほぼ裸のようなドレスを身に着け、甘い甘い笑みを浮かべ。

 男なら鼻の下を伸ばして釘付けになろうが、ヴィンセントはそれに脇目も振らないのである。リュミエは片眉を吊り上げて(いぶか)しんだ。女遊びではなく、何か別の目的がありそうな。

 

「あれ? リュミエじゃん珍しいな?」

「!!」

 

 とある宿の前を通ったその時、客引きをしている人間の男から声をかけられた。以前何度か依頼を請けた所であり、顔を覚えられていたのだった。

 

「また依頼でも探しにきたのかよ? 悪いけど今は――」

「しーっ、しーっ! 依頼頼みに来た訳じゃないから!」

 

 ここでヴィンセントにバレてしまっては意味がない。やむを得ず脚を止めて客引きの男へ猛抗議。そうしている内にヴィンセントを見失い、それ以上の追跡を諦めることとなった。

 

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 それから数日後、リュミエはヴィンセントに声をかける。

 

「ねぇ、今日はちょっとついてきてくんない?」

 

 藍の糸で刺繍が施された青のドレスに身を包んで。

 

「構わないがそのドレスは?」

「私だって着飾るよ? あぁさては――私がいつもの服かすっぽんぽんしかないと思ってた?」

「……――いや。そんなことは」

「何よさっきの間」

 

 脇腹の辺りを色違いの赤の生地で彩り、胸元を開けてデコルテを大きく見せつける洒落た一着である。そして頬に紅を差し、口紅で彩る。

 そうして一分の隙なく着飾ったリュミエは、赤い天鵞絨(ビロウド)の細長い包みをヴィンセントに手渡した。

 

「じゃ、これ持っててくれる?」

 

 天鵞絨をめくると、現れたのは一本の長大な牙。猪の魔物から頂戴した物だった。

 

「これはあの魔物の……」

「高く売れるらしいじゃん? そろそろ良いかなって」

 

 獣の牙は装飾品の原材料の他、薬としても珍重されている。しかもかなりの大振りであり、なかなか良い値が付くことが期待できた。

 

「という訳で。アンタには召使いとして同行してもらうよ」

 

 高貴な人物には召使いが当然控えているもの。恵体(えたい)で見栄えのよいヴィンセントはそれにうってつけなのである。はた目から見れば、荒くれ者のトロールを御して従えるエルフの貴婦人。

 商談で侮られない秘訣、それは自身に箔をつけることである。所作や立ち振る舞い、外見などを飾り立て、相手に付け入る隙を与えない。これこそが勝負の鉄則。

 

「売ってしまうのか……」

 

 天鵞絨の包みを両手にしながら、ヴィンセントがぽつりと零した。

 

「え? どうかした?」

「いや何でもない。交渉はどちらが進める?」

「私がやる。何かあったら口挟んでいいから」

「了解した」

 

 何か言いたげな顔をしていたが、リュミエはあえて取り合わなかった。二本あった牙を二人で分け合ったのだ。所有者は彼女自身であるのだから、どう扱おうと文句を言われる筋合いはない。

 むしろ換金する以外に何の方法があるのだろう。逆に知りたいとさえ思うほどだった。

 

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 酒場は天井からぶら下がるカンテラで仄暗(ほのぐら)い。しかし酔客(すいきゃく)の終わらない、雑多で陽気な語らいはその雰囲気を物ともしない。酒をあおり肴をつまんでは与太話。立場も種族も関係なく、ただ酒飲み達の楽園が広がっている。

 

「じゃ、売却祝してカンパ〜イ!」

 

 店内のテーブル席の一つ。椅子代わりの樽にリュミエとヴィンセントが向き合って座っていた。

 

「乾杯」

 

 エールがなみなみと注がれた樽ジョッキを掲げ、今日の労をねぎらう。テーブルの上には焼きたての牛串や香ばしく煎ったナッツ、塩漬けのキャベツなど多種多様な料理が所狭しと置かれていた。

 

「好きなモン注文していいぞぉ! 私が許す!」

 

 リュミエは意気軒昂に自らの胸を叩いた。胸元から覗く白絹の膨らみが揺れ、ヴィンセントがごく自然に視線を外す。

 とにかく彼女は上機嫌だった。それもそのはず、足元に置いた鞄には牙の売却金の袋が収められているのだ。

 

「いやぁいいねぇ、ちょっとした小金持ちってやつ?」

 

 牙は相場の倍に匹敵する高値で売れた。リュミエでなくとも笑いが止まらなくなる額であり、彼女の反応はごく当然。そのまま勢いよくエールを喉に流し込み、零れる吐息は勝者の香り。

 

「にしても、ねえ。いやー助かったよぉ。結構物知りなんだ」

 

 上品なドレスとはまるでそぐわない、ひたすら下卑た笑み。しかしながら、リュミエにはそれが非常に似合っていた。

 視線の先は当然ながらヴィンセントがいる。キャベツの塩漬けを自分の皿に少量取り分けていた所だった。

 

「……まあ昔、少しだけ」

「またまた謙遜してぇ。その道やってなかったら出てないセリフだったじゃんよぉ?」

 

 実のところ、今回の立役者はヴィンセントその人。商談の席にて、彼の助言がなければこう上手くいかなかったのである。

 

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『では、この金額でお引き取りいたします。よろしいですね?』

 

 とある商会の応接室。重厚な木のテーブルを挟む形で、向かいに商会の担当者である痩身の男、そして対面にリュミエと後ろに立つヴィンセント。

 金額を示した算盤が痩身の男より差し出され、リュミエは扇子を広げながら静かに見やる。金額は想定通り。元々立派な大振りの牙であるので十分すぎる値段である。

 

『――なるほど、良いでしょう』

 

 鋭く静かな声が扇子を突き抜ける。普段の様子とはまるで異なり、冷徹な貴婦人といった様相だった。

 しかし彼女の後ろから、じっとヴィンセントが算盤を睨むような眼差しで見つめていた。

 

『……何か言いたいことがあるのならお言いなさい。許可します』

『はい。では僭越ながら――』

 

 女主人の許可が降り、ヴィンセントが一歩前に出る。普段のリュミエの言動、行動を知っているがため、湧き上がるおかしさを奥歯で噛み殺しながら。

 事情を知らない痩身の男にとっては威圧そのものでしかなかったが。

 

『この牙は普通の牙ではなく、魔獣――魔力を取り込んで巨大化した魔物の物です。これだけの大きさなら蓄えていた魔力も相当なもの。牙にも魔力が大量に残っていると考えられるでしょう』

 

 ヴィンセントは抑揚を抑え、冷静に説く。

 

『獣の牙は装飾品の材料となる他、薬の原料にもなります。解熱、鎮痛の効果があり、魔力の作用でその効能も高まっているかと思われます』

『しかし、魔力を帯びた牙だとどうやって証明をなさるおつもりで』

『心配ご無用――少々手で触れても?』

『ど、どうぞ』

 

 担当者の許可を得て、ヴィンセントは牙を両手でゆっくりと持ち上げた。そして両目を閉じて息を吐き、体の奥底にある魔力をほんの一握り汲み上げる。

 そして、牙の表面がかすかに乳白色の輝きを放つ。

 

『おお……!?』

 

 テーブルに両手を着き、前のめりでその光景を目の当たりにした男。

 

『魔力の共鳴です。これが牙が魔力を帯びていることの証左。であれば、ご提示頂いた金額ではいささか少ないかと』

『従者のお方、魔法使いだったのですか……!?』

『ええ。随分と役に立っておりますことよ。先ほどのように』

 

 扇子の奥にあるリュミエの瞳が細まる。ううん、と男は頭を掻きながら唸った。そして上役と相談してくるとしばしの間席を立つ。

 時間が経つこと十分あまり。戻ってきた彼の口から発せられた言葉は。

 

『……分かりました。確かにこれだけの大きさで魔力を帯びているとなれば希少価値は相当でしょう。ですので――先ほどの金額の――倍をお出ししましょう』

 

 扇子で隠したリュミエの口元がにぃっと上がり、歯を剥いてしめたという笑顔。ヴィンセントへウインクを送ったが、彼は静かに元の立ち位置へ戻っていくばかり。

 何はともあれ、彼の功績で思わぬ臨時収入を得ることになったのだった。

 

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「あれは……たまたま知っていただけだ」

「ま、そう言うんならそういうことにしちゃおうか……話変わるけど一つ聞いていい?」

「……答えられるものであれば」

 

 牛串を一本掴み、一番先の肉を咥えて噛みしだくリュミエ。程よい塩梅の焦げが香ばしく、一噛み毎に溢れる肉汁が口腔内を潤してゆく。

 

「アンタ依頼が終わった後どこに行ってんの?」

「どこに、とは」

「女衒通りに入ってくのを見たんだけど。女遊びしたいんなら止めろとは言わないけど……」

 

 咀嚼(そしゃく)し、残りの肉を嚥下(えんげ)する。串の先端をヴィンセントに向け、威嚇するようにチラつかせた。

 

「せめてどこ行ってるのか教えてくれないとさ。何かあった時ケツ持ってあげられないよ?」

 

 半分脅し、半分本音。少なくともヴィンセントがリュミエの下で働いている以上、何かあったらその責任は彼女にも向かってくるのである。特に信用が物をいうこの界隈、些細なトラブルも看過できないのだ。

 ヴィンセントはリュミエの顔をじっと見てしばらく考えた。

 

「あの道は抜け道として使っていただけだ。そういう手合の店に行こうとしていたのではなく」

「と、いうと?」

「図書館に通っていたんだ。時間がある時はなるべく……魔術書を読もうと」

 

 彼の回答は予想に反して至って普通で、それでいて真面目なものだった。

 




次話はちょいエロあり。R-15相当ですかね……AI生成したイラストも付きます。
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