──その男は、夢の叶う場所へと駆け出した。
※原作周りで示唆されてるジョブに主人公が就きます‼︎
皆さん、夢を追いかけてますか?
轟く疾走、風を切る具足、響く雄叫び。
人と馬が駆けるその姿は目に映る光景の全てを塗り替えていた。
「すっ、げぇ〜……」
そう。
あのときオレは、とりこになっていた。
馬。
四足歩行で地を駆ける、疾き動物。
人類は彼ら彼女らを騎乗動物として見出した。
人の足では出せない速さの走りは、人類の行動範囲を広げ──、──戦いの形をも変えた。
騎士、武士。
あるいは遊牧民。
“馬に乗っている”という事は、力の象徴であった──。
「──それも昔の話なんだけどな」
──なんて、輓馬とか南アメリカとか抜かした簡易的な事を考えながらダラダラ歩く。
時は2043年。
日本では車がビュンビュン走り、馬の時代は遥か彼方に過ぎ去ってしまった。
──オレは今、進路に悩んでいた。
小さい頃に見たイベントの、馬に乗った武士が全力で駆ける様はオレの目に、そして心に強く焼き付いた。
『いつかオレも、あんなふうにたたかってみたい……‼︎』と思うくらいに。
……だが現実は優しく、無常だ。
人間の
もちろん戦場であっても馬の出る幕は無い。
まあだからといって乗馬とか競馬の騎手とか、馬に乗る機会が消えた訳じゃない。
……じゃない、が……、……それはオレの求めるものとは違う、という確信があった。
ここで流れてしまえば、それは妥協となり……、……何もかもに対して失礼だろう。
それにオレが引っ張って来れる金だって余裕は無い、違う仕事で稼いでいつか……なんてのは不確定過ぎる。
──だから。
『──〈Infinite Dendrogram〉は新世界と
道行く誰かがイヤホンをいじった事で聞こえて来たそれは、本当に偶然だった。
「──馬って乗れますか⁈ここ、ここに居ますよね⁈」
「……うん、落ち着いてー」
「5000リルじゃ足りねえよ」
「はえ、っ……?」
……まあ絶望もあったが。
「マスターくんってば一途なんだからー‼︎これからはあなたのエンブリオ、この【練姫教導 エポナ】が手伝いましょ〜う‼︎」
「……?……あ、ども。…………、……エンブリオ、って?」
「そこから⁈」
出会い、
「オレはお前と共に戦いたい。着いて来てくれるか?」
『…………』
「……ありがとうな。お前の名前はグラン、オレの相棒のグランだ‼︎」
「……よ″がっ″だね″ぇ″マズダァぐぅ〜ん……‼︎」
「泣き過ぎだろアンタ……」
出会い、
「ドラゴン退治とは洒落てんな……!行くぞエポナ、グラン‼︎」
『うんっ‼︎』
『…………‼︎』
戦い、
「悪りーな【
『そうだそうだー‼︎』
『…………』
「それは困りました、貴方方と戦うのならばこの私も力を尽くさないといけません。──《シェイプシフト》」
戦い、
戦って──
「──〈
──今
「──無事か、【大賢者】のおっさん」
「……貴方は、“
「【
「……分かった」
『……聞きしに勝る、ね。腕を吹き飛ばされるとは思わなかった。──それに、
「だろ?伊達じゃないぜ
『そーだそーだ〜‼︎』
『…………』
『いいよ、まとめて踏み潰すから』
「やってみろやデカブツ‼︎行くぞ、エポナ‼︎グラン‼︎」
『がってん‼︎』
『…………‼︎』
【
──第一次騎鋼戦争のクライマックスはこうして幕を開けた。
・主人公
馬が居たのでアルター王国を選んだ。
自分も戦いたかったので【
その果てに【
騎士というにはガラが悪いがアルター王国にコイツ以上の騎士はいない。
強い。
・エポナ
主人公の
TYPEメイデンwithテリトリー・アームズ。
グランが仲間になるまではそのスキルが全く役に立たないエンブリオだった。
“正騎士”の立役者。
・グラン
主人公の
無口。
『スタンダードホース』→『グレイトホース』→『ハイ・グレイトホース』→『ハイエンド・グレイトホース』→『グレイトフルホース』とLv.100を超えて進化して来た。
強い。
【吼竜王 ドラグハウル】【吼竜槍 ドラグハウル】
主人公達が討伐した咆哮を武器として戦う古代伝説級のUBM。
天竜種の竜王。
純粋な音圧・吐息による風圧・分子震動による発熱・切り札の固有振動数を見切っての万物崩壊、と竜王気も乗せて器用に咆哮を使い分けて来た。
〈