無惨が現代に戻りたい逆行者の入れ知恵を受ける話   作:誰かこういうの書いてくんねぇかな


原作:鬼滅の刃
タグ:R-15 オリ主 アンチ・ヘイト
戦国時代とか江戸時代にタイムスリップする感じに大正に降り立った主人公が現代の文明を求めて鬼に入れ知恵する話

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第1話

 

 目の前で散々俺をこき使うやつが死んだ。

 どこか妖しげな雰囲気を持つ、そして、無惨にも腕の一振で頭だけ潰すという化け物じみた力を持つ男に殺された。

 話している時に犬歯が見えた。吸血鬼的な何かに違いなかった。

 

「ほう、お前は目の前で人が死んでも反応なしか?」

 

「まぁ、俺、あ、私のことを使い潰す気まんまんな男でしたし、それに結構精神的に参ってまして……。

 一つ、いや2、3お聞きしたいのですが、良いですか?」

 

「……よかろう、なんだ?」

 

「まず一つ目は貴方様は吸血鬼ですか?」

 

「……吸血キ?血を吸う鬼ということか?」

 

「あ、西洋には吸血鬼という……鬼の1種?がございまして、貴方様の歯が尖っており、人外じみた力を見たとき、まさに吸血鬼の特徴だな、と」

 

「ふむ、鬼とは言われてきたが、どんな鬼とは考えたこともなかった。

 まぁ、肉を食らう。吸血鬼とやらではないだろう」

 

「では、吸血鬼には眷属という下級の配下を作る力があります。しかしながら伝え聞くものには生前の理性が残るものもあるのですが、理性がなくなり、自分の考えなく主の言いなりになるというのもあり、貴方様にはそのような力があるのか、理性はなくなるのか、というのもお聞きしたいのです」

 

「なるほど、お前も鬼になりたい、と?

 理性については残る、が、人への食欲を抑えきれず、満たされるまで理性を失うものをよく見てきた。例え我が子であろうと喰らうほどにな」

 

「最後に寿命について、具体的には100年以上の寿命は得られるでしょうか?

 得られるのでしたら、きっと貴方様のお役に経つことができると───」

 

「貴様程度が私と交渉しようというのか?

 貴様程度に何ができる?

 お前程度の配下は数百、数千といる、お前が私の役に立つことができると?」

 

 プレッシャーがヤバい。

 未来知識が分かります?頭おかしいと思われて殺されるだろ。

 なにか信じてもらう方法は……。

 

「……あ、貴方様は嘘を、邪な考えをしたら分かる力はありますでしょうか?」

 

「ふん、嘘が分かると?」

 

「いえ、とても信じられないと思われるでしょうから、私が嘘を言っていないと信じて欲しいのです。今から嘘を吐いたら殺していただいても構いません」

 

「……最後のチャンスだ。お前がなにをできるか言え」

 

「分かりました。

 私は何の因果か令和、あ、2022年……西暦は分かりますか? 大体100年先の未来から落ちてきました。この先に何があるかお伝えすることが───」

 

「待て……」

 

 こちらを睨むように見てきたので、目を合わす。

 絶対に信じて貰えるように目を逸らさない。

 

「世迷いごとを、と言いたいところだが、良かろう」

 

「うっ!?」

 

 首に触手のようなものが刺さり、何かが入ってくる。

 

 

「うぅぅ……」

 

 ハラヘッタ。オイシソウナニオイ……

 

 

「おい、早く続きを話せ」

 

 死

 

 頭の中に、背筋に直接恐怖を流されるような感覚がした。

 そうだ。早く説明を。

 

「えと、まずは……日本、というより世界では2つの大きな戦争が起こります。

 第一次世界大戦は191……何年かに始まって日本側は勝ちますが、確かそこまで利益を得られなかったはずです。第二次世界大戦は1940年くらいに始まって1945年に終わりますが、この時は日本側は負けてしまいます。

 どちらも被害が凄く、特に第二次世界大戦では核爆発という現代……2022年でも恐れられる被害を出す兵器を広島と長崎に落とされて壊滅しました。

 そこからは数年間はアメリカからの指導によって憲法が変わるなどしますが、国としての体制は残り、そこから80年は戦争なく過ごせます。

 

 金銭が必要でしたら、現代まで名が残る企業をお教えしますので、利益を約束いたします」

 

「驚いた。本当に未来人だというのか」

 

「はい。こんなことが起きるとは思わず、そこまでの知識量を披露することはできません。

 しかしながらなにかきっかけを頂ければ、思い出して話すことも可能かもしれません」

 

「ほう……。私は青い彼岸花を探している。なにか知っているか?」

 

「彼岸花ですか?青い薔薇なら開発に成功したというのをネットだか、テレビだかで……」

 

「ねっと?てれび?……お前が思い浮かんでいる板のようなもので知ることができるのか?」

 

「そうです。近いものですとラジオ……もまだなかったか、電報でしょうか?アレと同じように文字や写真、動く絵など様々なものを気軽に受送信することができました。特にインターネットは誰かが残してくれた情報や質問を不特定多数が見れるところに送って集合知で解決など様々なことができました」

 

「……」

 

「青い彼岸花はなんらかの効用を求めてのことでしょうか?

 でしたら遺伝子研究で外見だけを作るなどというわけにもいかないでしょうし……」

 

 うーん、数の力しかないか?

 お金を稼いで懸賞金が一番か?

 まだ発展してないから、未踏の地もあるだろう。

 それを効率的に探すなら人海戦術が有効。

 

 例えば古い紙に青い彼岸花の情報を書いて、適当に風化させれば、この時代の鑑定技術じゃ分からんだろうし、それを昔に実在していた根拠をでっち上げて有名人に懸賞金を賭けさせれば……。

 

 ちっ、この時代はテレビもラジオもない。伝わりきらないか?

 ビラを配りつつ、か?

 どちらにしろ信用が大事だ。

 

 やるとしたら第一次世界大戦後か?

 そうしたらラジオくらいなら開発される……はず。

 そうすれば日本中で探し出すor知っている人が出てくる……はず。

 

「申し訳ありません。時間が掛かる方法しか思いつくことができません」

 

「いや、いい。頭の中を覗いたが、中々に楽しめた。

 どうやらお前には価値がありそうだ。場所を変えるぞ」

 

「はい!……?」

 

 あれ?場所を変えるんじゃ?

 

 ……と思ったら琵琶の音が響き、足下が崩れ……いな、襖が出現し、開いた結果、空中に投げ出された。

 

 

「ふぎゃっ」

 

「早く座れ。お前の知恵を貸せ」

 

 

 いや、俺は鬼初心者なんで、痛いものは痛いと感じるんですって。

 でも、DIO様ばりに傍若無人の振る舞いをする方に否とは言えないな。無茶ぶりされないといいけど……。

 

「でぃお、とは誰のことだ?」

 

「あ、漫画の……物語に出てくるキャラ……登場人物のことで─────」

 

 

 こうして鬼舞辻無惨にタイムスリップした現代人が入れ知恵し、鬼も鬼殺隊も組織としての形が変わっていくことになる。

 鬼殺隊は鬼による殺人等被害は縮小するも、鬼殺隊……というより、刀を持つ者は世間からテロ組織の疑いを掛けられ、活動を自粛or刀を隠し持つ必要があり、奇襲に弱くなったし、守るべき人からの仕打ちでモチベーションが下がる者が続出することになった。

 財政界からも狙われたものの、産屋敷の先見の明により、致命的被害は防いだが、戦い方が変わり、苦心することになる。

 

 

 鬼側はまず選別され、数が減らされた。

 無限城を作り出す鳴女や鼓で空間を操作する響凱、目視不可の矢印によって対象を強制的に動かす矢琶羽のような守りや便利さを有する

 

 血鬼術・非血鬼術に関わらず人を多数操る才を持つ

 

 血鬼術・非血鬼術に関わらず、鬼を管理し、実験の責任者として有用である

 

 呼吸メタを使える

 

 外国語を扱えて、外見が人に見える

 

 金を稼げる

 

 情報戦で活躍できる

 

 等の条件に当てはまらない者は、解雇予備軍になり、自身の有用性を示せなければクビになった。




二次創作でこれ主張すんのもおかしいけど、原作様にご迷惑が掛からない範囲で自由にしていいんで、似たような設定で書いて欲しい。

原作知識なし、青い彼岸花知識はご自由に。
鬼滅の刃の世界で生まれて、タイムスリップしたやつ

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