インフィニットストラトスD×D   作:グレン×グレン

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いろいろと頑張ってみたのですが、どうもこの作品を続けるのが難しいと判断いたしました。

ご声援くださった皆様には申し訳ないのですが、残念ながらこの作品は未完ということにさせていただきます。


とはいえ、一応ラストまでのプロットはある程度出てきていたので、お詫びも兼ねて既存の設定を公表させていただきます。


残念なお知らせ

オリジナル登場人物

 

レヴィア・聖羅(セーラ・レヴィアタン)

 

15(18) 髪の色 赤 目の色 赤

 

旧レヴィアタンの末裔にして、人狼と淫魔の血も持つハーフ悪魔。旧魔王側の末裔でありながら、冷静な判断で現魔王に与した人物であり、それゆえに悪魔の駒を持つ。

 

クールな性格で仲間思い。眷属や友人を「自分の所有物」と断言するが支配欲はほぼなく、あくまで親愛の情。それゆえに不当な危害を加えるものには容赦をしない。昔からこの傾向はあったが、第二回モンド・グロッソの一件で絶対の領域に到達している。また王として下僕を正せる立場でいるようにしているため、一夏に対する態度はお姉さんといった感じ。

 

 元々人類社会に悪影響を与えるつもりはなかったが、一夏がISを使ってしまい嫌でもIS学園に入学する羽目になってしまい。事故死を装って社会的に消そうか迷った結果とりあえず三年間様子を見ることを決意。そのサポートのためIS学園に入学する。そんな無茶な真似ができたとおり、その頭脳は優秀。

 

 だが本質的に淫乱であり、淫魔の血による影響か本来は女性よりの両性。IS学園内では変身魔法で女の姿を取る。強姦行為はしないが結構ギリギリのラインでHなことをするため、そこが致命的な欠点と認識されている。

 

「王とは配下にとって倒されぬ象徴であり、そのゆるぎなき姿が人々の光となる」という哲学を持つ。それゆえに常に自信に充ち溢れた姿を持ち、滅多なことでは揺らがない。とはいえ未だ精神的に未熟であり、過去にストレス発散も兼ねた、後先を考えない未熟な正義感から一夏と蘭を転生せざるを得ない状況に追い込むなど、失敗が重大な事態に発展しやすいという致命的な特徴を持つ。

 

 戦闘スタイルは上記の思想ゆえに「守ること」と「耐えること」に特化しており、肉体の耐久力と防御障壁に置いては最上位クラス。加えて言えば各種魔法体系を組み込んでいるため各種ジャンル攻撃に対応した結界の構築も可能で、よく練習相手になったサーゼクスの影響で消滅魔力に関してはチートレベルの耐性をもつが、セラフォルーの立場を脅かす気がないことを証明するため冷気系は比較的にがて。各種状態異常や弱体化に対する耐性や防護フィールドも高く、敵弱体化極致である白龍皇の光翼すら、禁手を使われなければ余裕で無効化できる。さらに淫魔の血を利用することで防御の加護を与える房中術もどきもつかえる、防御支援型サポートタイプの優。反面その他の能力は上級悪魔の中でも特に秀でている物はなく、決定打となる者を持たないが、「戦の武勲は配下に授ける物」として気にしていない。しかし、故に攻撃を受けることが前提となっており回避に意識を向けないという欠点があり、必殺の攻撃を持ちうる的には逆転されやすい。

 

 金剛鉄腕

 人狼の血を利用した両腕そのものを超強力な防御障壁へと変化させるレヴィアの奥の手。

 現時点において冥界最高峰の防御力を持ち、三大勢力はおろか異形社会全体の中でも最上位の強者でなければ突破困難。全身に展開できるようになれば、その時点で超越者に数えられるほどの頑丈さを持つ。

 その特性上、広範囲を巻き込む攻撃には弱いが、腕を使って止めることができる類の攻撃には非常に強い。

 

 焦がれの矛盾

 レヴィアの固有術式。

 防御手段の一つを24時間使用不可能にすることと引き換えに、その防御力を攻撃力へと変化する。

 現時点では金剛鉄腕クラスの完全変換は不可能。一度使用すると丸一日再使用できないなどの問題を抱えているが、レヴィアの防御力を攻撃にも運用できるという意味では規格外の攻撃手段。

 

 ナガヨシ

 レヴィアの使い魔。触手。以上。

 

 

 

アストルフォ

 レヴィアの眷属・兵士。駒三つ消費の配下で、シャルルマーニュ十二勇士の一人、アストルフォの魂を継ぐもの。

 

 サーゼクス直属の悪魔の眷属であり、神器持ちであったことのみが原因でルシファー眷属に選ばれなかった逸材。監視の目的もあってレヴィアの眷属となるが、レヴィアに王の資質を見て忠誠を誓っている。自分の性質上実技指導以外の教師役ができないので、人格面での転機を作った一夏と蘭には複雑だが強烈な感謝を持っている。

 

 無口であまりしゃべれないが仲間思い。デスクワークでも非常に優秀であり、基本的には後方支援を担当する。

 

 実は総合戦闘能力はレヴィア達の中では最も強大。超高速で移動することができるのが持ち味であり、遠距離戦で真価を発揮する。神器持ちという致命的なハンデを踏まえてもなお、ルシファー眷属の候補になるほどの強さを持ち、やろうと思えばレヴィアの防御を押し切って戦闘不能にすることもできる規格外の戦闘能力を持つ。

 

 神器 赤光矢(スターライト・レッド)

 アストルフォの神器。赤く輝く光の矢を発射する。特殊効果はないが、攻撃力は高い。

 禁手は赤光剣(スターライト・レッド・エッジ)で、赤い光の弓を分割して、赤い光の双剣として運用する。射程距離は落ちるが、クロスボウとしての運用も可能であり、非常に隙がない。

 

 

 

 

 

ヒルデ・アースガルズ

 ヨーロッパを含むIS独自開発能力を持たない組織の出資によって活動する軍事研究機関、アースガルズ・コーポレーションに所属するIS搭乗者。のちに政治的取引によりレヴィアの僧侶として転生する。

 

 北欧の魔法使いの一人。ルーン魔術の応用により、刻んだ文字が意味する効果を発現する魔法を使いこなす。

 

 世界の行く末を憂いている。王の在り方をそ年で示して見せたレヴィアに惚れこんでおり、オーディンに敵対しない限りで忠誠を誓う。

 

専用IS イチイバル

 アースガルズ・コーポレーション製第三世代IS。汎用性を犠牲にして機体の頑丈性を高めた機体であり、銃と剣が一体になったビームウェポンユニットで構成された手の無い腕部が特徴的。メインカラーは灰色

 また、オートクチュールを背部に限定して接続することで強化武装の調整時間をわずか数秒にすることが可能。自動調整機能により戦闘を続行しながら調整することができ、理論上は戦闘中のパッケージ変更を可能とする。

 第三世代武装はPICを応用した念動力機構・テレキアム。拡張領域の武装を周囲に展開して操ることができ、近接専用武装を中距離で使用したり、銃で自分の前方の敵を背後から撃つこともできる。とはいえ試作段階の今では限度があり、同時稼働個数にも最大重量にも限度がある。

 高速戦闘用パッケージ。フェンリルダッシュ

 広いかどう範囲を持つブースターユニット。推力を前方に逃がすこともでき、瞬時加速に次ぐ急加速や減速を可能とする。

 水中戦闘用パッケージ。ミドガルズダイブ

 水中活動のための巨大な甲羅のようなユニット。

 PICの干渉により高速移動時にあまりな身を立てないようにすることが可能であり、飛行時ほどではないがかなりの移動速度を発揮する。

 能力拡張用パッケージ。ニーズホッグバレット

 テレキアムの能力を拡張するためのユニットに限定したパッケージ。

 その気になれば十数種の武装を運用することが可能だが、その分

 

 

デュンダ

 ヒルデの使い魔。聖光龍というレアなドラゴン。

 

 

 

 

 

 

山田四朗

 教会合同現代技術研究室室長。現代の技術を解析して信仰の維持のために利用する組織の長であり、現代の擬態の聖剣の担い手でもある。

 その立場からISコアの正体にいち早く気づいたものであり、それが公開されて戦争が発生することを防ぐため、上にも秘密にして行動を行っていた。そしてもはや自体は単独組織では不可能と判断してレヴィアと接触する。

 殉教を恐れはしないが避ける性格であり、三大勢力の決着をつけるのは愚策と信じている穏健派。ゆえに一定の距離をおいた悪魔との交流をとがめるつもりはなく、戦争反対派の悪魔となら友好を結ぶこともやぶさかではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャロッコ・ベルゼブブ

 旧魔王ベルゼブブの末裔の一人。亡国企業を乗っ取り自身の野望のための組織へと改編させた男。魔剣グラムの現在の所有者でもある。

 

たぐいまれなる魔王の血筋という才能を、絶え間抜努力によって磨き続けてきた正真正銘の努力の天才。さらに新しいものにも理解を示し、はるか昔から科学の研究を続けてきた結果、既存の技術の応用に置いては世界でも最強。

 

 生まれ持った才能や、不可思議な神秘の力を否定される現代人類社会に嫌気がさし、はるか昔の神秘と人類がまさに融合していた世界を現代でも起こすため、そしてかつての英雄達が群雄割拠していた世界をつくるため、「異形と科学の双方を使った、大規模世界乱戦」を起こすために行動する。

 

 基本的な能力も高いが、最も得意とするのは魔力を纏った蝿を無数に使役することでの多角的戦闘。攻撃力も防御力も高いが、機動性能が低く拠点防衛は得意だがそれ以外は苦手。ただしISという道具を使うことでその欠点は克服される。ただし本体の出力はそこまで高いわけではなく、防御を超えた攻撃には比較的もろい。とはいえスペックは規格外レベルで、人格的な部分も加味すれば、リゼヴィム以上に悪魔を滑るにふさわしい存在として旧魔王派から評価されるほど。

 

 カリスマ性は高く、直属の部下を心酔させているは王の道を歩く男。その王道は「配下に道を指し示す」ことに特化している。

 

専用IS グラトニー

 シャロッコの使用するIS。両足に装備されるブーツの姿をしたIS。

 桁違いの数のISコアを連立駆動させており、圧倒的なシールドエネルギーを持つ。その出力にものを言わせたPICにより機動性能も非常に高い。

 

 

 

ウィンター

 最新科学の粋を集めて生み出された遺伝子強化試験体。

さらに神滅具の一つである絶霧を持っており、半ばでたらめのような存在。

 シャロッコの手によって専用のISコアを与えられており、原作開始時点では一夏とは別の意味で唯一の存在。

 性格は非常に軽いが、戦闘生命体と神滅具の組み合わせを持った存在として自負を持っており、実際非常に高い能力を持つ。さらに魔剣ノートゥングすらもち、その能力は計り知れない。

 絶霧の才能は偏っており、転移は相手が心理的な抵抗を持っていてはできないほど才能がないが、逆に結界としては歴代最高。夢幻や無限を相手にしてもある程度なら持ちこたえられるほど。

 禁手 絶望すら阻む濃霧(ロスト・ガーディアン)

 結界系能力の最高峰。超広範囲にわたって転移妨害と移動妨害を発揮する障壁を作り出す。

 発動中は世界最強クラスでも力づくでの潜入はできず、防衛に置いては間違いなく究極の一。反面範囲を広範囲(直径数百キロ)に指定せざるを得ず、その中の存在にはこの禁手そのものでは干渉できないという欠点も持ち、使い勝手が非常に悪い。

 専用IS フォーシーズン・フォース

 亡国企業専用IS「フォーシーズン」の四号機。フォーシーズンは専用に開発されたISコア四機の連立駆動タイプであり、莫大なシールドエネルギーと展開装甲による多様製が売り。そのうえで専用武装を搭載することで特化した戦闘能力を発揮する。

 ISと軍事兵器の連携を視野に入れた機体であり、情報統合システムを装備することで各種軍事兵器の照準を補正。支援部隊の一斉砲撃によって敵機を撃墜する、味方部隊との連携を視野に入れた機体。支援部隊がそのデータを中心に動くため他からの攻撃に弱いという欠点を持つが、これは絶霧でフォローが可能であるためウィンターが選ばれた。

 

第四世代IS ジェネレーション

 シャロッコが第四世代として開発したIS。くしくも篠ノ之束と同じ展開装甲を装備しているが、シャロッコの思想から射撃と近接においては自衛用レベルの性能しかない。とはいえ規格外の天才が開発しただけあり、その基本性能は不知火に匹敵する。

 電子戦闘用に開発されており、無人機のリアルタイム制御やハッキングを行う第三世代武装「グレムリン・ワールド」を装備する。これらはシールドエネルギーの拡散により音を遮断するフィールドの展開も可能。

 

 

 

 

マリアナ=チューダー

 カトリック系テロ組織、パラディン・セイバーの司令官で、黄昏の聖槍の所有者。高いカリスマ性に高い戦闘能力を併せ持つ教会最上位の悪魔祓いだったが、その思想が危険視され捕縛対象にされて逃走する。

 たとえ罪人であれ必ず生きて罪を償うべきだという、人々を平等に愛す心を持っているが、人間として認めるのはカトリックの教えに生きるのみ。なお、異教徒は「正しい教えを知れば改心するかもしれない」として能動的な殺人は避けるが、プロテスタントなどは「正しい教えを捻じ曲げる存在として否定される者」として可能な限り殺害する方針をとる。組織としての活動もカトリック以外のキリスト教徒を絶滅させるために努力する。

 シャロッコに利用される形で行動しており、いざという時のデコイとして利用している。

 黄昏の聖槍の加護(トゥルー・ロンギヌス・ブレッシング)

 黄昏の聖槍の亜種禁手。彼女が救いを与えるべきだと認識する者たちに対してその資格に応じた防護の加護を与える。その防御力は相応に高くカトリックの聖人クラスならばシェルターにこもっているも同然の防御力を与えられる。その効果範囲は100km近い大規模戦術兵器。実は黄昏の聖槍の禁手としては有名で、同胞をいたわる心を持つものはよくこちらになる。

 個ではなく軍での戦いで真価を発揮する。欠点としては本体の性能は一切変化しない点。

 加護を受けている物はその籠の強さに応じて光るため、マリアナはこれを殺すべき存在の感知に利用している。反面加護を与える側であるマリアナ自身には一切影響を与えない禁手であり、これが致命的な欠点となる。

 専用IS クロスメイル

 女性大統領が任期中の米国が開発した、大統領の自衛用第一世代IS。敵の攻撃を無視して味方の陣地まで撤退するために作り上げた

 絶対に大統領を守るためのシールドエネルギー総量と、米軍基地まで直線で退避するための機動力にその能力を限定特化させた機体。拡張領域はもちろんのこと、運用を想定していない宇宙活動能力も保険としての短時間運用に限定、さらにまっすぐ飛ぶことを前提としているため旋回時の対G管制も不十分というとがりすぎた機体だが、それゆえに近い設計思想の不知火を大きく引き離す該当性能の高さを誇る。

 実は米国軍事部門の、異形を知る敬虔なカトリック信者が、ローマ教皇に戦力として渡すために開発した機体であり、並大抵のGに耐えうる身体能力を持った聖剣使いの鎧とするために開発した機体。結果的にそれ以上の存在に渡ったが、これは暴走したローマ教皇がシャロッコに利用されたことが原因である。

 

 

ハーロット・ベリアル

 パラディン・セイバーメンバーの一人。ネコ科の獣人との混血であり、桁違いの反応速度を持つ。

 上級悪魔の血筋でありながら、聖書の教えに傾倒する異色の存在。もちろんそんなことをすれば酷い頭痛にさいなまれるのだが、「浄化されている証拠」としてむしろ喜ぶドM。

 無価値の力を最大限に発揮する力を持ち、反射神経を含めた基礎身体能力は非常に高い。反面それ以外の能力は悪魔全体で平均的。

 専用IS チエーロ・フォルテッツァ

 イタリア製第三世代IS。全身装甲で構成される重IS。

 シールド出力と装甲により、全IS最強の防御力を持っていることが特徴。さらにスラスターによって機動力も高く、瞬時加速一歩手前の急加速が可能という化け物機体。これらを組み合わせることによるシールドチャージはそれだけで高い攻撃力を持つ。さらに錬金術によって装甲がさらに強化されており既に軍用兵器の物理装甲としては文句なしで最強。

 第三世代武装はエネルギー吸収能力、ゴーラ。機体に触れたエネルギー系の攻撃を吸収して、自分のシールドエネルギーに変換してしまう。そのため物理攻撃でしか攻撃できない。

 あまりにも高すぎる急加速性能なため、これを活かすには常人の反応速度では使用不可能。反射神経一点特化型といってもいいハーロットが使用することで始めて使えるが、それ以外が使用する場合、それこそISと使用者の肉体を直接つなぐような人体実験じみた真似をしなければ使うことができない。

 ISコアとの相性も高いが、それが仇となって使用中はハーロットの全身を聖なるオーラが焼いている。ただし、本人は喜んでいるため非常にたちが悪い。

 

 

ヘレナ・マニアール

 パラディン・セイバーのメンバーの一人。

 神滅具、幽世の聖杯の所有者の一人。精神を汚染する聖杯の影響を一切受けない禁手を持っており、それによってサポートを行う。

 実は性格的に一番危険であり、メンバーの八割は彼女によって洗脳を受けている。

 禁手 聖杯に満ち流転する魂(グラール・ヘブンズフィール)

 幽世の聖杯の亜種禁手。肉体を変質させる特製の強化板で、精神の特性を変化させることができる。

 これによりヘレナは聖杯の欠点である魂の汚染から解放されているが、これを利用することで他者の精神をある程度組みかえることも可能。敬虔な信者の信仰心を暴走させることで凶悪化されている。

 また定期的に変質させないと戻ってしまうという欠点もある。

 専用IS アルスター・ウォリアー

 深い青色を基調とした、第三世代IS。ただしこれは第三世代武装とごまかすことで魔術を隠しただけで、実際のところは第一世代に近い。

 急加速及び急減速を中心とした機動力、及びパワーアシストが桁違いだが、常人ではそれについていくことができず振り回されるしかない。さらに武装も剣と盾しかなく拡張領域どころか射撃用のシステムすら存在しないとがった機体。

 実は設計段階から異形の存在との戦闘を可能とする物が使うことを前提とした機体で、シールドエネルギーは意味をなさないため最初から展開不能になっている、非常に局地的な運用を前提とした機体。

 クロスメイルとは違い、機体及び武装自体異能の技術を使用しており、そのため異能を知らない人間では癖が強すぎて操縦できない。反面それになれた人間が使用した場合、人知を超えた性能を発揮できる。

IS同士での試合よりも超常・異能の存在との戦闘を想定した機体。そのため、陸戦での戦闘も視野に含まれており高い運動性能を発揮できるようになっている。脚部の長さが短めに設計されており、それも地上戦での異能を使う人型サイズの敵と相対することを想定しているため。

 第三世代武装は、手持ち武装でもあるカラドボルグとオハンの制御システム、ウィザードユニット。とはいえこれは異形のシステムを第三世代武装といってごまかした物で、厳密な意味では第三世代武装ではない。

 カラドボルグは外観は太めのロングソード。エネルギーブレードを長さを調節して展開でき、刃を投射することも可能。伸縮速度はハイパーセンサーを以ってしてもみ切ることが困難なほどで、これを利用することで弾幕といってもいい接近不可能の連続刺突も使用可能。設計思想上、最大出力では零落白夜を凌駕するがエネルギー無効化能力はない。

 オハンは大型の盾で、ビームとレーザーはもちろん、魔法などのエネルギー系の攻撃を反射する術式でコーティングされている。

 

ゲオル・コンキス

 パラディンセイバーのメンバー。

 大柄な体格の男で、異端者をいたぶるのが三度の飯より大好きな暴力的な男。本来なら投獄されてもおかしくないものだったが、「異端を滅ぼすのは神のためになることだから、それを喜べるのは素晴らしい才能」としてマリアンが救助してメンバーに迎え入れた。

 典型的なパワーファイター。悪魔祓いの中でも随一と言える怪力の持ち主で、ISでも運用できないようなハンマーを使って敵をなぎ倒す。

 神器 傷紋(ペイン・ジャマー)

 異能によるダメージの回復を阻害する神器。

 痛覚が和らぐことも阻害するため、ダメージが長時間にわたって影響を与えやすい。

 禁手 忌まわしき刻印(ペイン・スティグマ)

 攻撃によって与えたダメージに一定時間継続ダメージを与える。回復阻害も凶悪で、フェニックスの涙クラスでも治療は困難。

 発動時は自分と手持ちの武装に禍々しい刻印が浮かぶ。 

 

ギウス・タドール

 パラディンセイバーのメンバー。

 小柄の痩せた男で、異端者を見るだけで吐き気を催すほどのカトリック主義者。マリアンに敬意を払っているから黙っているが、異教徒も同じぐらい嫌悪しているため警告はするが無視したら容赦ない。また上記の理由により、異教徒の味方をするカトリックにも容赦がない。

 二丁拳銃を使いこなす銃使い。神器の能力を利用することで、光の弾丸をはるかに凌駕する光の大砲とでも言うべき大火力を発揮する。射撃の腕も抜群でハイパーセンサーを使用したIS乗りすら凌駕する。

 神器 聖の手(エクス・アーム)

 聖剣に匹敵する聖なるオーラを自在に操る神器。

 ギウスはこれを利用することで光力を強化し、莫大な破壊力をもつ光の弾丸を操ることができる。

 禁手 聖人の衣(エクス・ホワイトキルト)

 聖なるオーラを自在に操る戦闘服を身にまとう。同時に身体能力も大幅に上昇し、これ単体で下手な中級悪魔を凌駕するほど。

 これにより防御力も上昇する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半オリジナル

 

 織斑一夏

 

 レヴィアの眷属悪魔・戦車。

 誘拐事件の際通りがかって助けに入ったレヴィアと、誘拐犯のバックアップを務めていたオータムとの戦闘の余波で致命傷を負い、死亡寸前にレヴィアの言葉に答えて転生悪魔になる。

 カレドヴルッフを使うために異空間の拡張とカレドヴルッフの性能を引き出すことに特化して修練しており、伝説級の魔剣や聖剣とも打ち合える。

 

神器 剣豪の腕(アーム・ザ・リッパー)

 手にした刃物の能力を強化させる。ただのナイフに術式加護を与えた異形の武装並みの性能を与え、剣の性能が高ければ高いほど高い効果を発揮する。

禁手 名剣へと至らせる物(チューナー・オブ・レジェンド・ソード)

 手にした剣の性能を爆発的に強化させる。さらに剣そのものに特殊効果を与えることすら可能。

 純粋な神器の強化と、一つの剣に限定した魔剣・聖剣創造の降下を付与する強力な禁手。

 

 カレドヴルッフ

 冥界の技術部が研究開発した量産型魔剣。高い性能を発揮する変わりに全力解放を行うとすぐに劣化する。

 性能を発揮するには専用に調整を受けた悪魔を必要とする欠点もあり、それに特化した訓練を一夏は受けることになる。

 さまざまなタイプが作成されており、さらに完全に引き出すことができれば伝説クラスの武装にも引けを取らないポテンシャルを持っている。

 

 専用IS 不知火

 大株主だったレヴィアが、自国の第三世代機を無視して素質がそこまで高いわけでもない一夏の専用機を開発しようとしたことに異を唱えたため(将来的な人間界への影響のため、下僕悪魔である一夏を表社会から遠ざける必要もあった)試作機の中から一夏が一番性能を引き出せた機体として選ばれた。

 思想としては試験用の第一世代期であり、機動力重視の機体。その設計思想は「次世代機の素養を完全に落として基本性能を追求した場合、どこまでの機体が作れるか」である・その他の性能も下手な第三世代機をしのぐ。

 一夏の生身の戦闘スタイルと、そもそもISでの社会進出を考えていない(ISの技術を無理に磨く必要がない)ことから、炸薬加速式斬機刀(鎌居達)を複数本格納するだけというとがった武装編成をしている。

 二次移行 不知火白夜

 不知火が二次移行した姿。

 両腕の形状を変形させ、人間サイズに変化させることが可能。これによりカレドヴルッフの自在な仕様が可能になっている、正真正銘の一夏専用機。

 PIC制御を悪魔の翼の補助に回すように進化した駆動システム。さらに放出された魔力のベクトルを操作するシステムの搭載など、完全に一夏という悪魔が実戦で使用するために進化した姿。

 異形と科学の融合という、ISコアの本質を具現化した真価形態ともいえ、シャロッコはこれを「ISの完成系」とすら評価した。

 天魔

 不知火の両腕部に装備された新武装。展開装甲の技術を取り込み、放出された魔力に指向性を与えて、障壁か砲撃の形で放出する。

 これにより魔力次第で火力と防御力を際限なく向上させることができ、本人の魔力で駆動することからISのエネルギーを消耗させないという利点がある。

単一仕様能力 零落白夜・纏

 不知火・白夜の単一仕様能力。

 零落白夜の発展系であり、科学的なエネルギーはもちろんのこと、魔力的なエネルギーすら消滅させる光の膜を全身に一瞬付与する能力。

 発動中はPICが不調になるという欠点があるため攻撃には向かないが、エネルギー兵器に対しては無敵といえる防御力を発揮する。その特性上魔力運用を得意とする悪魔との戦闘を視野に入れた能力。

 

シロ

 白い狼な一夏の使い魔。

 

 

 

 五反田蘭

 レヴィアの眷属悪魔・戦車。

 偶発的要素によりモンド・グロッソに招待されており、それゆえに誘拐事件に巻き込まれ、一夏と同様の理由により悪魔に転生する。ちなみに戦車なのは、レヴィアが二人の命を少しでも守れるように、とにかく死なないように努力した結果。

 神器を操る才能に長けており、最初の神器の禁手によって神器を操る才能を発揮する。結果として五大頂の異名を持つ。

 神器 八面の龍(ブラスト・ドラゴ)

 日本に伝わる高位の竜、八面王を封印した神器。八つのアームユニットに内蔵された魔力砲。簡易的アームとしても使用可能。

 連射による弾幕から第威力の単発砲撃まで自由自在。

 禁手 八面の龍使い(ブラスト・ドラゴ・マイスター)

 極めてイレギュラーな禁手。その特性は神器を格納して使用可能になるというもの。

 この特性の発現に、レヴィアは「禁手の才能が高すぎてシステムが神器を与えるのをためらった」と言わしめるほど。

 覇龍砲(ジャガーノート・ドライブ・スマッシャー)

 レヴィアとの連携で放つ亜種覇龍。

 八面の龍に流血している状態のレヴィアの皮膚を接触させることでリンクし、覇龍の際に消費される生命力を膨大なレヴィアの魔力で代替することで一瞬だけ覇龍を安全に発動させる。

 地でリンクすることでのちに禍の団が開発する業魔化と同等の禁手活性化が起きており、その出力は龍王以上天竜以下の規格外。金剛鉄腕すら抜ける最強の一撃。

 神器 聖なる器(ホーリー・ヒール)

 所有者の再生能力を超強化する神器。

 禁手は聖人の器(ホーリー・ヒーリング)で、再生能力を触れた他人にも与えるようにするというもの。

 神器 鬼の健脚(デーモン・ギア)

 所有者の脚力を高める神器。

 禁手は鬼神の脚甲(デーモン・ギア・アンダーアーマー)下半身を覆うISのような鎧になり、攻撃力を爆発させることで短距離超高速移動を可能とする、宙を駆ける禁手。攻撃力も倍増している。

 神器 金剛の腕(ダイアモンド・アームズ)

 所有者の腕力を強化する神器。

 禁手は金剛の巨腕(ダイアモンド・ギガント・アームズ)。

 巨大な腕を召喚し、それを自在に操る。

 神器 術式創造(テスタメント・クラフト)

 特定の行動を対価として、特殊能力を発動させる固有術式を作り出す神器。

 使用可能になる術式の数が少ないなどの欠点はあるが、使いこなせば神器級の特殊能力を複数使えるようになる。

 禁手は術式の兵団(テスタメント・アーミー)

 他人に固有術式をセッティングする能力。

 

 使い魔はイタチ。

 

 

凰鈴音

 レヴィア達の影響で身体強化系の魔法を勉強している。その後中国に戻った後その影響で須弥山に目を付けられ、闘戦勝仏の元で仙術を学んでいる。

 二次移行 王龍

 甲龍の二次移行。

 ジーコンとの戦闘や、それまでの鈴の仙術使用を経験したことによる進化であり、今までのISとは全く違うアプローチの発展をしている。

 駆動システムが一新されており、全能力を解放した鈴の駆動でも一切損傷しない。それに合わせて四肢も小型になっており、サイズの違いによる格闘での誤差をある程度修正、さらに損傷した際の鈴の体組織を構成に組み込んだことで仙術を叩きこんだり身体強化魔法の恩恵を受けれるようになった。

 生体保護機能も強化されており、過剰な肉体強化魔法を使ってもその悪影響を王龍がカットする。これによりかなり無茶な運用も可能になった。

 特性を最大限に発揮するため、シールドエネルギーの防御を部分的にカットすることが可能。IS同士がぶつかり合っても、シールドエネルギーを消費せずに済ますことができる。

 それらの一新に二次移行の変化をほぼすべて組み込んでいるため基本性能に変化はないが、人間離れした鈴の能力を正しくISに適応させるため、全力状態の耐久力とパワーではIS全体でもトップ。

 なお、大規模な変更の割にパッケージ用のコネクターはあまり変化しておらず、甲龍の時のようにパッケージを装備することも可能である。

 独自武装 空間障壁

 衝撃砲を参考にした四肢のサポートユニット。

 衝撃波をコントロールすることでマットのような柔らかい壁を作ることによって、踏み込むことが可能になる。

 これによって格闘技の技術を最大限に利用でき、近接攻撃の威力を上昇させたり、足場にすることで跳躍による急激な方向転換が可能。

 また応用によって稼働部位のダメージを肩代わりすることが可能になっている。さらに敵の攻撃線上に壁を作ることで物理攻撃に非常に強い。

 

 

 

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ

 神器、紫電の双手を持っていることが発覚、VTシステムの発動もあって一時的に擬似禁手状態となる大騒ぎを起こした。

 神器 紫電の双手(ライトニング・シェイク)

 両手から紫の電撃を放つ雷撃攻撃系神器。ポテンシャルはそれなりに高く、使い手次第では広域破壊兵器としても運用可能。

 禁手は紫電の強化(ライトニング・シェイク・サボット)。

 より高出力化させた紫電を武装にまとわせて攻撃する。

 二次移行 シュヴァルツェア・モーエア

 シュヴァルツェア・レーゲンの二次移行。

 紫電の強化を前提としているため武装そのものは変化せず、しかしその数を大きく増やしている。同時に機体各部に武器携行用のハードポイントを装備しており、拡張領域に頼らぬ武器携行が可能。

 ワイヤーブレードは破損することを前提として予備を含めて18本装備し、プラズマ手刀は全身を覆うプラズマカッターとして展開される。レールカノンそのものは増えていないが、砲撃戦闘用のサブアームを搭載しており、銃火器の多方面攻撃が可能。

 独自武装 ベルリン・モーエア

 AICの発展機構として生み出されたストッパー。左肩に展開する、盾のような形をした慣性制御装置。

 慣性制御の壁を生みだすことで、一方向の通行を完全に止めるフィールドを作り出すことが可能になる。それ以外の方向に移動すれば簡単に無効化できるものだが、その停止能力は超音速でイージス艦が突撃しても何の影響も出さずに停止させるほど。

 その名のとおり黒い壁状のフィールドによって構成され、その範囲は数十平方メートルにも及ぶ。唯一の欠点はフィールドの影響力が高すぎるため、張っている間は自分も移動できないということ。

 

 

セシリア・オルコット

 のちにレヴィアやヒルデから、簡単な魔法の心得を伝授してもらうが、他の人物に比べると異形の関与度は少なめ。

 二次移行 ワイプオフ・ブルー・ティアーズ

 ブルー・ティアーズの二次移行。

 翼上の一対の非固定部位に通常使用のビットを12機装備。そして下半身各部にはマイクロミサイルビットを大量に配備している。そのため形状的にはドレスを着た天使のような外観を持っているのが特徴。

 これらはすべて同時に操作するのではなく、戦闘で破壊された場合に備えての予備としてで使用する。そのため切り替えの際の操作ミスを防ぐために簡易的な自立機能を持つ。

 その分拡張領域を含めた本体の戦闘能力が下がっているという欠点を持っているが、これは戦場で部隊から武装を調達することで補うことができるため危険視していない。

 独自武装 BTMシステム

 通常使用のビットと掌部に装備されたシステム。

 機能はBTエネルギーの完全支配。つまりこのシステムから放出されたBTエネルギーの方向性は全て自在に操れる。

 ビームマシンガンからビームサーベル、果てはビームシールドから暴発させることでビームロケットモーターに至るまで変幻自在。ビット同時でフォーメーションを組むことで広範囲シールドを展開したり威力を上昇させることも可能など応用性も高い。

 放出したエネルギーをためることで、艦載兵器クラスの火力を発揮することも可能である。ただし、それだけの威力を放つエネルギーとそれをとどめておくためのエネルギーが共に莫大に必要となるため机上の空論であり、また冷却の必要があるため連射もできない。が、ワイプオブ・ブルー・ティアーズの場合単一仕様技能によりこの問題が解決しており、事実上昼間の戦闘ならば圧倒的火力の乱射が可能。

 単一仕様技能 ガラティーン

 ワイプオブ・ブルー・ティアーズの単一仕様技能。

 機能は超広範囲の光エネルギーと熱エネルギーの吸収と完全な電力変換。これにより攻撃においてはエネルギー切れが存在しない。

 応用技術で敵の視界を奪ったり光学迷彩を展開してかく乱することも可能。さらに効率は悪いが指定空間の光・熱エネルギーを電気エネルギーに変換することで広範囲攻撃を行うこともできる。

 

 

 

五反田弾

 鈴と同様の理由により空間転移系と隠蔽魔法を中心に勉強している。

 魔法を勉強しているのはあくまで蘭との関係を保つためであり、悪魔になるつもりは一切ない。堅実に人間として真面目に生きていくつもりである。

 

 

 

更識楯無

 更識家自体が自分の第で異形にも関わっており、それゆえにレヴィアたちの監視もしている。

 ミステリアス・レイディ自体、自身の能力と合わせて設計されている特注品。

 霊刀 清水

 日本が総力を挙げて開発した武装。

 水と接触させることでその出力を強化することが可能。最大共鳴量はそれなりに多いのだが、自然から調達した水でなければ使えないという限定条件があり魔力によって生みだしても効果がない。加えて言えば水を操るわけではないため、水中戦でもなければ真価を発揮しない。

 ミステリアス・レイディの水分操作能力を利用することで始めて伝説級に次ぐ性能を発揮でき、ISと武装の組み合わせでいえば最高レベル。

 

更識簪

 潜在能力が非常に高い神器を所有。それを活かすためにレヴィアの指導を受けることになる。

 神器 万象の融合(オーラ・キマイラ)

 自身を中心とした空間にある力を吸収し、操作する能力をもつ神器。

 慣れないうちは砲撃程度でしか使えないが、それでも発展させれば最上級悪魔クラスの砲撃を行うことも可能になる非常に高い潜在能力を持った神器。魔法の技術を知った場合、無尽蔵の魔法行使すら可能となる一種の第二種永久機関。

 禁手は亜種で、万象取り込む冥界の獣(ヘルヘイム・レギオン・キマイラ)

 任意で霊体を取り込みその技量を一定値自身のものとする禁手。相性自体ではその霊体を具現化することも可能であり、自身を一種の冥界へと変化させる。

 自身と敵の魂を繋ぎ、敵の能力に干渉することも可能としており、理論上神滅具の行使すら可能とする規格外の能力。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

篠ノ之箒

 幼少期にシャロッコに見いだされて亡国企業のエージェント「スプリング」として行動する。

 自らを救い一振りの刀として鍛え上げてくれたシャロッコに心酔しており、そのための潜入工作としてIS学園に入学した。

 禁手 獅子王丸

 獅子王の戦斧の禁手。太刀の形状へと変化する。とはいえ、武器としての性能は形状変化程度でしかない。

 その本質は飛び道具に対する加護の一極集中。禁手による能力上昇のすべてをそれに収束させたことで、遠距離攻撃はほぼ完全に無効化する。

 専用IS フォーシーズン・ファースト

 フォーシーズンの一号機。

 高速戦闘に特化しており、大気圧縮型フレキシブルスラスターを装備することで推進剤を必要としない高速飛行を可能とする。加速と減速が瞬時加速一歩手前の超高速戦闘仕様。

 さらにPICも特注品で、足による踏み込みに連動する形で加速する。これにより王龍ほどではないが人間の近接戦闘技術を活かした近接戦闘が可能になった。

 

 

シャルロット・デュノア

 シャロッコをたまたまかばったことがきっかけとなって鍛えられており、その流れで亡国企業のエージェント「サマー」として行動している。

 神器の力を使ってシャルル・デュノアという男子に変化して、本命である箒による工作をごまかすためのデコイとして行動する。また、禁手状態では魔剣ダーインスレイヴをある程度の性能なら完全に安全に扱うことが可能。

 神器 妖精の杯(フェアリー・カップ)

 所有者の肉体情報を、ある程度変化させることができる神器。

 シャロッコの研究によりDNAや染色体の知識があれば性別すら変化できることが判明しており、それによってシャルル・デュノアとして潜入している。

 禁手は妖精世界の聖杯(アルヴヘイム・グラール)

 遺伝子的にも霊的にも所有者を変質させることができ、変質範囲だけならその名のとおり幽世の聖杯にも匹敵する。これにより擬似的に魔剣使いとして行動することができる。

 専用IS フォーシーズン・サード

 フォーシーズンの三号機。

 砲撃戦闘用に調整されており、衝撃吸収と安定性強化用特殊PICを複数持ち、さらに遠距離戦闘用のセンサーを持つ上、重量物を持つことに特化した腕部支援用外骨格ユニットとサブアームを装備。これにより大口径武装を使用した攻撃を得意とする。

 単一仕様技能 タンカー・ストラトス

 フォーシーズン・サードの単一仕様技能。拡張領域の圧倒的上昇であり、その格納量は文字通りタンカーにも匹敵する。

 特殊武装 ザミエル

 魔剣の製造技術で生み出された、使い捨ての魔弾。

 威力は大きいが扱える者が限られることと、実弾であるが故に長期戦向けでないことから、ある程度性能を引き出しかつ大量に携行できるシャルロットだけが使用する。

 

 

オータム

 誘拐事件でレヴィアに痛い目をあわされたことで覚醒。バムルンクを扱う亡国企業の近接技量最強にまで目覚める。

 さらに魔獣創造の保有者でもあり、亡国企業の戦力の大半をつかさどる存在。

 禁手 兵団創造(ランツクネヒト・メーカー)

 高い自己判断能力を備えた人形を生みだす禁手。

 発動者と発動者が指示したものの命令を絶対に聞く忠実な人形であり、さらに基本的な能力でも下手な人間をはるかに上回る。

 発動の際にマニュアルを読ませることでマニュアルに書かれた操縦方法を完璧にとることも可能。これにより一定以上の質を持つ兵士を無尽蔵に生み出すことが可能。

 条件を指定することで人形は自動的に消滅するため、機密保持にも非常に効果的という側面を持つ。

 専用IS フォーシーズン・セカンド

 フォーシーズンの二号機。

 近接戦闘特化タイプであり、全身に装備された高周波振動ブレードによる近接戦闘特化。さらにかつての機体を参考に、先端にチェーンソーを内蔵した蛇腹剣型サブアーム、オクトパス・エッジを装備する

 単一仕様技能 幻影の剣(ミラージュ・セイバー)

 フォーシーズン・セカンドの単一仕様技能。一種のハッキング機能であり、パッシヴで発動するISの防御機能を自身の攻撃に適応させないというもの。

 すなわちシールドエネルギーと絶対防御を発動させずに攻撃できるというものであり、対IS戦では文字通り一撃必殺。

 

スコール・ミューゼル

 シャロッコが真っ先にスカウトした部下。側近としてサイボーグ技術と異形の技術で超強化された存在であり、生身でも圧倒的な戦闘能力を発揮できる人間型ISとでもいうべき存在になっている。

 専用IS ノイエスツィール

 人の一回り拡大でしかないISを、より拡大解釈したらどうなるかという理論で開発された超大型IS。

 独自開発のマルチロックオンシステムによる多方面同時ミサイル攻撃を中心に、拡散モードに変更可能な胸部大口径ビーム砲をもち、火力は絶大。ゴールデンドーンの技術も組み込んでおり、炎を操ることで近距離の戦闘にも対応可能で、さらに伸縮式のクローマニピュレーターもあるため隙がない。

 脚部そのものが大質量兵器ブレード・ラムとして運用可能でもあり、大気圏外からの降下による巨体を生かした破壊行動も可能。その運用のため非常に装甲が頑強で、設計段階から魔剣開発の技術を利用しているため規格外の装甲を持つ。

 

 

織斑マドカ

 本作における独自設定として、織斑千冬の遺伝子と天使のデータをもとにして作り上げた人造ハーフ天使。

 施設の事故で死にかけていたところをシャロッコに拾われ、人を超えた物として人でしかないオリジナルを超えることで自分のアイデンディティを確立しようとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設定

 

ISコア

 

 実は中核部に聖釘を分割化したものを組み込んでおり、一種の人造神器と化している。追加生産は可能だが、強大な力を持つ伝説級のアイテムを核にしなければならないため非常に心理的ブレーキがかかる。

 

 ものすごい偶発的理由で聖釘を入手した篠ノ之束がそれらを組み合わせて開発した代物であり、片方が無茶苦茶な方式で組み合わせているため双方に対しての卓越した知識がなければ完全解析は不可能。それゆえに開発できるのはアザゼルとシャロッコだけしかいない。ちなみに、コア部分は相応の格を持ったアイテムなら代用可能で、シャロッコは旧魔王の遺体をベースに製作した。

 

 その出自ゆえに聖書の教えにとって非常に重要なアイテムであり、真実が公表された場合、その真実を知る者の共通認識として「奪われた教会と奪って作った(と勘違いされている)神の子を見張る者、そしてその流れに乗ろうとしてい(と思える)る悪魔側で三つ巴の戦争が再発する」「聖書の教えとそれ以外とでISコアをめぐって世界大戦が起こる」「異形の存在を科学的に証明する大規模変動が発現する」といわれる事態のもの。

 

 製造過程で開発者の精神構造の一部を受けたことで女性に近い薄い自我が発生。自分達と違う存在である男性を本能的に恐怖していることが男性が使えない原因。千冬が常に一夏に親愛の情を持っていたため、一夏にだけは出れているのが一夏がISを使える理由。

 

 

 

 

 

アースガルズ・コーポレーション

 自身の存在を創作物とされたことにより信仰が少なくなった北欧神話体系が、英雄を探すために設立した大規模軍事産業。

 独自の兵器開発とPMSCとしての活動を主に行っており、現在はIS産業が中心。同時にそれらを応用した土木産業や医療技術研究にも手を出しており、ヨーロッパでも極めて強大な企業。

 アフリカや南アメリカを含めた、独自IS開発に遅れている企業にとっては、高性能機開発などを支援する組織としてきわめて有力であり、結果として外注の形でISコアを支部に貸し出す国家が続出。世界で最もISコアを使用できる組織として、条約違反ギリギリの活動を行っている。

 ちなみに異形社会による人間社会への過剰干渉にも取れるが、関係者もいるがあくまで個人的関与にとどまっていること。他の業界にも友好的に支援を行っていることから黙認状態である。

 スレニル

 アースガルズ・コーポレーションのIS。設計思想でいえば第二世代。脚部に搭載されている六つのスタビライザーゆえに八本足に見え、そこからスレイプニールをもじって付けられた。

 運動性能以外に突出した機体性能はないが整備性が非常に高い。故に技術的に後れをとる国では重宝されている。

 

 

 ブリュン対空砲

 AISシリーズ車両タイプのデータをもとに開発した、対IS戦闘を視野に入れた自走対空砲。

 従来の陸戦兵器をはるかに凌駕する機動性能と射撃命中精度を誇り、耐久性においては他の追随を許さない。

 その分価格は高騰したが、性能と対ISを可能とするという事実を顧みれば十分すぎるほどの価値を持つ。

 のちに世界各国が対IS兵器の生産体制を整える前に世界情勢が大きく変わったため、爆発的な売り上げを記録することになる。

 

 

 

 

 

 

教会合同現代技術研究室

 教会勢力が世界に流通している技術を理解するために各宗派が共同で結成した組織。その都合上世界各国の技術に精通するため、非合法組織対策に戦闘面でも実力者がそろっている。

 現代の最新技術を研究する組織ではあるが、混乱を避けるためある程度流布された技術を研究する。そのためIS研究に置いては各組織に置いて最後発。

 現代技術と神秘の力の比較も行うため相応のアイテムを保有しており、それゆえにISコアの真実に辿り着いた。現在は室長である四朗の判断でアースガルズ・コーポレーション(アースガルズ)と上にも内緒で同盟を結んで篠ノ之束を捕縛するため行動している。

擬似IS スタリオン

 聖釘をコアにしているISコアを参考に、聖剣を外付けの中枢ユニットとして使用することで起動するISに似た何か。

 総合的に最新鋭機には劣る性能しか出せない。Gの影響をISよりも受ける。拡張領域など様々な機能が使えないなどの欠点を持つが、大気圏内の高機動戦なら使用者の戦闘能力次第でISとほぼ互角の性能を発揮できる。

 疑似IS スタリオン2

 特殊な加工を施した聖水によって駆動するスタリオンの量産型。

 消耗が激しいので数時間しか運用でないが、ISの襲撃に対してカウンターで動かす分には十分な性能を発揮できる。また、聖水の補充そのものは容易に行えるので、補給線さえ確保できれば長期的な運用も可能。

 セント・マリア級移動聖堂

 海外における大規模悪魔祓い派遣用の移動司令部。

 聖書の神が残したシステムを流用し、内部の聖堂で祈りをささげることで付近にいる味方や本艦に強大な守りの加護を与えることができる。

 完成前に大規模改造を施すことで、36ものスタリオン2を運用する母艦としての性質を持つ。

 

 

パラディン・セイバー

 キリストのためだけに行動する者と名乗るカトリックを狂信するテロ組織。ISを多数保有し、神の意向を示すために神器を公然と使用する危険思想の塊。

 実は現ローマ教皇が教会の権威を拡大するために本人達にすら気付かれずに結成した私兵集団だったのだが、指揮官のマリアンの狂信的思想によって頓挫。その後裏取引によって亡国企業の「目的達成の準備が整うまでに、異形の力を持つことがばれたときの隠れ蓑」としてマリアンの思想に従う形で行動する。さらにローマ教皇が利用されたことで戦力拡充も可能になり、小国のIS保有数に匹敵する量のISを保有する。

 イスラム原理主義テロリストに匹敵するほどの狂信的集団であり、目的達成のためには手段を選ばない。

 

 

 

 

亡国企業

 シャロッコに数十年前から乗っ取られており、現代技術の研究機関として動かされている。

 本格的な革命はISコアの解析が完了してからであり、そのタイミングで組織内容を一新し、世界各国の存在に刺激を与えて世界大戦の準備を整えている。

 

 

第五世代IS

 シャロッコが設計したフォーシーズンのこと。あくまでシャロッコの設計思想上のことでしかなかったが、時代がすすむにつれてチエーロ・フォルテッツァの第三世代武装が標準装備になったこともあって、展開装甲の攻撃能力が真価を発揮できなくなったため加速的にこちらに移行した。

 あまりにもいきすぎた思想で開発された展開装甲をあくまで本体の性能向上として使用し、強化武装によって突き詰めを行う機体。この設計は人間には万象すべてに対応する武装を自在に使用するなど荷が重いと判断されたため。

 あくまで設計思想上の機体であるため桁違いの性能を発揮しているわけではないが、シャロッコ自身が優秀なため紅椿とも張り合える性能を発揮する。

 なお、フォーシーズン以外の第五世代機は、上記の理由によりエネルギー武装の価値が大幅に下がったため、レールガンなどの実弾武装が中心となっている。

 

 

 

AISガジェット

 対IS戦闘を目的とした戦闘システムの名称。ISコアを解析できたシャロッコだからこそ製造できた新機軸の兵器。

 ISコアの解析によってシールドエネルギーとPICの限定的利用に成功しており、さらに網膜投影型のカメラユニットなどを組み込むことによって360度の視界を確保に成功。数をそろえればISとの戦闘を可能とする機体が完成してる。

 分厚い装甲とシールドエネルギーの複合による耐久力と、サイズ故のISを超える火力、さらにIS程ではないが高い運動性によって、白騎士事件の時の軍事兵器をはるかに上回る戦闘能力を発揮。多対一程度で張り合えるようになっている。

 車両タイプ

 亡国企業が戦車タイプを開発。戦車タイプとはいえ戦闘時における移動はPICをりようしたホバー装甲ともいえる超低空飛行。いわばホバータンクとでも言うべき機体。

 クラス代表対抗戦にて襲撃された機体は20機程度で数機のISと勝負になったが、これは採算度外視・散弾を利用した対IS特化・不意打ちによる混乱・IS側の対抗戦術が開発されてない・こちらが対IS戦に特化した訓練をしていたなどの非常に好条件が加わった結果であり、正式採用された場合一個中隊で一機と勝負になる、それもIS側が長距離戦闘武装を施していない状況下での場合となる。

 ミラージュ・フォース

 亡国企業製の最新鋭車両型AISガジェット。

 ふんだんに異形の技術を採用しており、従来の戦車と同等の形状をしながらも、全ての性能が桁違い。

 主砲と装甲に展開装甲の技術を利用しているため、従来とは比較にならないほどの運動性能と防御力、さらに攻撃の多様性を持つ。反面連続稼働時間は短めなので、運用には母艦を必要とする。

 

 

 半人型タイプ

 上半身は人型だが、下半身は独特の形状をしたもでる。全長は相応に高く20メートル弱の機体。

 ホバー装甲で軽快な機動を取るだけでなく、大型化することでISのPICを限定的に再現しており、慣性をある程度制御することで高い運動性能を発揮する。さらに両腕にはシールドユニットを接続しており、これで弾丸を防ぐことにより人間より一回り大きなサイズでしかないISの火力では突破困難な防御力を発揮している。

 

 

航空戦艦タイプ

 ほかの兵器をサポートするためのタイプ。

 小型拡散サーモバリック速射砲及び広範囲拡散放電ユニットという対ISに特化した武装を採用しており、数機のISが相手なら有効射程に近づけさせないといった真似が可能。反面コストパフォーマンスは最悪に近く、ISという兵器体系が存在しなければ現実的に開発することは不可能といっても過言ではない。

 

 

 

 

 

 

亡国計画

 シャロッコが己の野望を実現するために行った計画の総称。

第一段階 第四段階が中途半端に終わった時の保険のため、ISというパワーバランスを崩すためにAISガジェットを開発。

第二段階 第五段階の成功確率を上げるため、世界各国のISコアを奪い取って数を集める。

第三段階 AISガジェットやISを使ってISとの全面対決を起こし、ISの性能を正当な意味で世界に伝え、「英雄が乗るべき力」として認識させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロット

 

 夏休み編でパラディン・セイバーとの第一ラウンド終了。

 

 その後学園祭でシャロッコが本格的に活動し、AISを大量に投入して大規模戦闘突入。この時点でラウラが二次以降。

 

 そのごキャノンボールで原作に近い展開とともにセシリアが二次以降。

 

 そして専用気持ちタッグマッチと次期を同じくしてシャロッコが本命を実行。タイミングを同じくして動きをつかんだ束がアザゼルとともにIS学園に来るが、箒が敵についていることまでは読み切れず、結果的に致命傷をおい、ウィンターによってIS学園を中心にした結界が張られ、それまでの裏工作などで戦略核ミサイルが発射秒読み段階に。

 

 時を同じくして四朗がヴァスコ・ストラーダを派遣していたこともあり、戦闘は最終決戦。ミサイルを応用して一部チート人を先に送りこんだうえでレヴィアたちが移動、亡国機業と決戦。

 

 最終的にはシャロッコがかろうじてアザゼルたちを押し切り、激戦をしのいだレヴィアたちとの最終決戦という流れだった。

 

 

 

 

 

 

 

実は続編の構想もあった。

 

主人公は千冬とアザゼルの娘。ちなみにアザゼルは存在を知らない設定。

 

なんやかんやあってイッセーの義妹として暮らしている主人公はイッセーにベタ惚れながらもフォローしながら過ごしていたが、その身にはアザゼルが開発した自立進化型第四世代ISが秘められていた。

 

シャロッコの意思を継いだ残党が禍の団と協力しながら仕掛けてくる中、アクの濃いフルメンバーになったレヴィア眷属や、紆余曲折あって一夏とはくっつかなかったヒロインズの子供たちと共闘しつつ、イッセーとラブラブになっていくストーリー展開を想定していたりいなかったり。

世界情勢

 インフィニットストラトスD×Dから25年後の世界。

 亡国計画と、亡国企業残党によってISコアと対IS兵器による混戦が世界中で頻発しており、数年前まで世界中が混乱状態だった。ほとんどの国が内乱状態だった上、特に世界最強だったアメリカは対IS兵器で出遅れたため国際情勢が大幅に変動している。

 異形社会においても亡国企業の影響は膨大で、各種異形組織がそれぞれ対亡国企業を視野に入れて科学技術の導入と複合による発展の研究が急がれている。

 

主人公 兵藤千夏

 兵藤一誠の義理の姉。イッセーに匹敵するほどの女体好きで、エロ女の異名を持つ。

 基本的に全てにおいてイッセーより優秀だが、対人恐怖症一歩手前レベルで人前だと緊張してしまう。そのため常にイッセーと一緒に行動しており、依存とも恋心ともいえる複雑な感情を抱いている。

 レイナーレをはるかに上回る光力と、危機に陥った時に発現した謎のISウルグナを頼りに、イッセーを巻き込む激戦を共に闘う。

 その正体は織斑千冬とアザゼルの間に生まれたハーフ堕天使。ただし、千冬が姿をくらましたためアザゼルはその真実を知らない。

 

 

セス=オルコット

 セシリア=オルコットと悪魔祓いの間に生まれた息子。聖槍ロンゴミアントの使い手にして、オリジナルISコアユーザーの一人。

 

 

ISコア

 オリジナルタイプとマスプロダクションモデルの二つが流通している。

 篠ノ之束が聖釘を使用して開発したオリジナルモデルは、シャロッコのたくらみによって機体を取り込んだまま所有者を求めて転移するようになっており、一種の擬似神器と同等の状態になっている。

 マスプロダクションモデルはアザゼルやシャロッコが開発したものでほぼ同等の機能を持つが、二次移行が不可能になっている、生命維持機能が低下しているなどの欠点がある。現在は国連加盟国で三機一個小隊による軍事編成二個中隊18機と、実験及び競技用の二個小隊6機の計24機で固定化されている。それ以上の数のISコアは国連の平和維持軍に提供するなど条約が固定化されている。

 大勢側の総数は4680機(内国連加盟国総数4632、国連軍所属48、IS学園用25機)とほぼ十倍。

 オリジナルISコアはその自己進化性能から貴重ではあるが、所有者が死ぬか権利を放棄すると保持しているISごと転移するため扱いが非常に難しい。

 また、個数が限定されているというのはあくまで人間社会においてであり、亡国企業と神の子を見張るものによってISコアの製造技術は確立しているため、やろうと思えば追加生産は可能。ただし世界全土を巻き込みかけた大騒ぎの影響があるため、その生産には忌避感が突き纏い、さらにその存在を危険視した異形社会により生産そのものは禁止されている。

 

新アラスカ条約

 量産型のISコアの登場によって、大幅に改定されたアラスカ条約。その条約締結にはキリスト教などが大幅に意見している。

 神の子の血を以っての現代社会の影響を極力下げ、しかしローマ教皇が馬鹿やらかしたため強気になることができず、結果として世界各国のISコア保有数を固定化させることが中心となっている。

 同時にISコアの製造の禁止も打ち出しているが、これは開発研究がおこなわれることによる異形の技術の流出を警戒してのこと。

 

DI

 セーラ・レヴィアタンが結成した、異形側の対亡国企業組織。

 異形の技術を人間社会に流出させることを目的の一つとしている亡国企業に対抗するための組織であり、ISコアの生産が認められた唯一の組織。その特性上悪魔側の異形社会とのパイプとしての側面がある。

 主に彼女の眷属の中に関係者がいたことから、アースガルズと須弥山に対しては特に協力関係が深く、中国とヨーロッパに専属の支部を持つほど。

 中核メンバーであるセーラ・レヴィアタン眷属も、魔王眷属に引けを取らないといわれる精鋭ぞろいであり

 

 

 

亡国企業

 シャロッコが作り替えた国際テロ組織。

 異形の力を加えた世界乱戦を目的としており、25年前の作戦失敗を機に、散発的なテロを行っている。

 のちに組織そのものが禍の団と合流。目的達成後の世界乱戦の強力を条件に、参加している。

 

第六世代IS

 第五世代ISからさらに発展したIS。ISの価値が下がったことで軍事運用が容易になり、その結果発生した問題点に対処することを主眼に置いたIS。

 シールドエネルギーが切れた後にさらに追撃を受けた場合、高高度で撃墜されて墜落した場合、さらに宇宙空間においてシールドエネルギーが切れた場合を考慮して、簡易型IMと言えるパワードスーツを装着する。これによって生存性が飛躍的に向上している。

 

IA インフィニットアーマー

 ISと同様の技術を持ち、IMともかつての軍事兵器とも違う運用体系を持つ軍事技術の総称。イメージとしてはMA及びAF。

 基本的にISより大型がなのが特徴的で、第三世代技術を軍事転用しようとすると大型化せざるを得ないため、軍事兵器の中でもひときわ大型の機体が多い。

 

 

 

 




なお、この作品の設定は未完成で終わることもあるので完全フリーにいたします。

設定を流用して作品を作りたい方はご自由にご使用ください。

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