穹と黄金裔の日常   作:サト3104

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短いです


第4話

第4話

キーンコーンカーンコーン……

 

「んー!やっと終わった!」

「お疲れ様です。グレーたん」

「ヒアンシー!疲れた!マッサージしてくれ!」

「いいですよ。このあたりでしょうか?」

 

俺は今新しい学校生活を送っていた。黄金裔達と暮らすことになったあとのアグライアの対応は早かった。

 住んでいた家やら借金やら転校の手続きやら……あっという間に俺の身の回りの問題を片付けてしまった。感謝してもしきれない。

 こうして俺はファイノン達が通う高校に転校した。彼女……ヒアンシーはあの後に紹介された。初めてあった時は驚いていたがすぐにグレーたんと言われた時は頭が???になった。どうやら彼女は呼び名『たん』をよく付けるらしい。それから――

 

「ヒアンシー。後で私のところまで来るように。それから穹。今後私の授業で居眠りをするようでしたら教室から追い出します」

「はーい、アナイクス先生」

「私のことはアナクサゴラスと呼びなさい」

 

 アナイクス先生。俺たちの担任で彼も黄金裔の1人だ。

 アグライアが1人だけ一緒に暮らしていないと言っていたがどうやら彼のことらしい。

 後でファイノンに聞いたがどうやらアグライアと先生は前世からの犬猿の仲らしい。昔よりはマシだと言っていたが2人が顔を合わせた時は何とも気まずい空気だった。

 

「グレーたん。私は先生のところに行きますのでまた後で」

「いってらっしゃーい」

 

 さて、今から昼休みだ。今日のモーディスが作ってくれた弁当は何かな〜

 

「穹!一緒にお昼食べよ!」

「三月……俺の服を引っ張るな」

 

 2人はクラスメイトのなのかと丹恒。転校してから特に気が合う仲でよく遊んだりしている。

 その時ドタドタと廊下を走る音が聞こえてきた

 

「相棒ー!お昼一緒に食べないかい?」

「もうファイノンったら廊下を走ったら危ないわ。あら?どうやら先客がいたみたいね」

「あ、ファイノンとキュレネ!2人も一緒に食べようよ!今日は天気もいいし、屋上へレッツゴー!」

 

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「んー!きっもちいいー!最近は雨ばかりでじめじめしてたけど今日は晴れ晴れしてるね!」

「そうね。天気予報によると暫くは雨は降らないらしいから、またここでお昼にできるわね♪」

「さてさて今日のモスちゃんメニューは何かなー?……おお!今日も美味しそうだ!」

 

 モーディスの作る弁当はいつもバランスの取れたメニューだが、毎回レパートリーが違っていて楽しみにしている。

 

「僕もたまにあいつの手伝いをするんだけど毎回―『お前が作るとサラダの割合が多い!』って怒られるんだ。そんなことないと思うんだけど」

「ファイノン。それはモーディスの言い分が正しい」

「丹恒先生まで!?そんなに多かったかな……」

「あたしはファイノンの作るサラダは好きだけど……確かに量が多いわね」

「流石に俺も同じ意見だな。ごめん!ファイノン」

「うっ………」

 

ファイノンは料理が下手って訳じゃないんだけど……なんであんなにサラダにこだわるのだろう?

 

「ん?電話だ。ちょっと待ってね。もしもしアグライア?もう迎えかい?わかったすぐ行くよ」

「仕事か?」

「うん。この後撮影があるんだ。アグライアが迎えに来てくれたみたいだからもう行くよ。じゃあね!」

「頑張れよー!」

 

 ファイノンはよく学校の途中でモデルの仕事に行くことがある。学業は大丈夫なのかと聞いたことがあるが特に問題ないそうで、たまに家でトリビーやアグライアが教えているらしい。

 

「ファイノンってすごいよねー!この前もファッション雑誌の表紙飾ってたし!」

「あいつは今や業界の中でも有名人だからな」

「けど、普段のファイノン見てるとモデルとしての美青年!って感じとはイメージ変わるよな。なんというか……普段は大型犬みたいな人懐っこさがあるような」

「ん〜、それは多分あなただけじゃないかしら?ファイノンのあなたへの態度は正に大型犬と飼い主って感じよ?」

「え?そうなのか?」

 

 まあ確かに相棒相棒と呼ぶファイノンを思い出すとそんな感じがするような……他の人にはそんな態度取ってない気もする……

 

「そういえばキュレネ。もうすぐあの人たちが帰ってくる日だよね?」

「そうね。久しぶりに会うことになるわね」

「あの人たち?」

「あら、そういえば話していなかったわね。もうすぐうちに住んでいる残りの2人が帰ってくるの。セイレンスとケリュドラがね♪」

 




丹恒となのかについてはメインにするかは未定です。あくまで黄金裔達との日常なので。
2人が前世を覚えているかどうかも未定です。2人のメイン回が欲しいという人は感想に書いていただければ
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