叢雲、天より根差す光   作:聖徳王の笏

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書いている時、昔観ていた鎌〇殿の十三人を思い出しました。




七話 落雉坡

 

 

天稚彦と下照比売が結ばれてから七年。

 

 

 高天原からの続報もなく、相変わらずの緊張感とのどかさが両立する不思議な雰囲気に中つ国が包まれている中、朝斗彦は大国主、神奈刀比売、天穂日、天稚彦、そして僅かな同行者と共に神名備野へと狩りに出ていた。

 

 

 なぜこのようなことをしているかと言うと、現地の民から獣害があまりにも酷いために退治して欲しいと願われたのだ。恐らく犯人は猪の群れか何かだろう。

 

 

「天稚彦よ、娘とは仲良くやれているのかい?」

 

「えぇ、お陰様で良き夫婦として過ごせております。なかなか子供が出来ないために孫の顔が見せられないのが申し訳ない限りですが……」

 

 

 ちゃっかり男に混じって狩りに参加している神奈刀比売が、そればかりは時の運だから仕方がないよと言って彼を励まし、その言葉に他の皆も同意しながら歩いていると、早速一頭のイノシシが現れた。

 

 獣に対して誰よりも速く反応したのは神奈刀比売。すぐさま狙いを定めると、鞭のように腕をしならせて手持ちの槍を投擲。風を斬りつけながら鋭く飛んでいった槍は獣の首を貫き、一撃でトドメを刺した。

 

 それを目の当たりにしたそれぞれの従者と高天原からやってきた二人は呆然とし、大国主と朝斗彦はおお、と感嘆の声を上げて拍手する。

 

 

「やるねぇ、流石は比売だ」

 

「当たり前よ。女だからって舐められたくないもの!」

 

「この出雲に女だからって理由で比売を舐めてかかる馬鹿な奴なんて絶対居ないよ……」

 

 

 神奈刀比売がすぐさま自分の従者を呼んで共に獲物を吊るす台を建てて吊るしたイノシシの四肢を縛り付けると、そのまま手持ちの刃物を使ってイノシシの身から皮を削ぎ始めた。神奈刀比売とその配下の連携は凄まじく、その姿はまるで本物の狩人の集団のようだった。

 

「結構かかると思うから先に行ってていいわよ」

 

 と彼女が言うため、男達はあいつが一番怖いと皆同じ事を考えて内心怯えつつ、それの言葉を受け入れて先へと進み始めた。

 

 

 

 ……

 

 

 

 朝斗彦が新調した鉄剣の柄を器用に回しながら歩いていると、先程神奈刀比売が仕留めたものよりも大きい体躯を持つイノシシがいた。誰が狙うかという話になり、ここは私がと天穂日が立候補したので、ほか三人は引いて彼に任せることにした。

 高天原仕込みの綺麗な所作で天穂日が弓を引き、そこから放たれた矢は猪の臀部へと当たり、それに驚いた猪は慌てて逃げていった。

 

 

「私は供の者を連れて、血痕を頼りにあの猪を探しに行きます」

 

 

「あいわかった。我らは別行動をとって獲物を探すことにしよう」

 

 

「承知致しました。大神さま、ご武運を」

 

 

「ああ、お主も気をつけてな」

 

 

 こうして、神奈刀比売の次に天穂日が本隊から離れ、残るは大国主、朝斗彦、天稚彦の三人とその従者達のみとなった。

 

 

 

 ……

 

 

 

 山の中腹、坂を登る途中にてそれは起きた。

 

 天稚彦が突然、私を呼ぶ声が聞こえる! と言いながら一人で草の茂る坂の脇道へと逸れて行ってしまったのだ。

 

 慌てて朝斗彦が彼の従者達に指示を出し後を追わせたものの、付近には既に彼の姿は無かった。これ以上探しても仕方がないので、朝斗彦と大国主は剛の者である彼ならば一人でも戻れるだろうと判断し、彼の従者には自分達についてくるように指示を出した。

 

 

 

 そして、問題の天稚彦はというと……

 

 

 

 ……

 

 

 

 声に誘われるがままに走り続けていると、草木の生い茂っていない不自然な空間があり、そこの中心には大変気品のある雌雉が一羽佇んでいた。その地味な色に優る程の美しい佇まいを見て、これは下照比売への良い土産になるだろうと天稚彦が考えていると、

 

 

 

「天稚彦よ、何故にそなたは高天原にて自ら承けた使命を忘れ、八年間も知らせ一つ寄越さずに居たのか」

 

 

 

 と、突然雉が喋り始めた。

 それに大変驚いた天稚彦が尻餅をつき、慌てて後ずさりすると、その背中が何者かの足に当たり、彼は思わず「ひぃっ!」と声を漏らしてしまった。

 

 振り向いた先にいたのは、純白の片翼を背中から生やした冷たい表情の女だった。彼女と天稚彦は初対面であったが、彼にはこの女が何者なのかがすぐに分かった。

 

 

 

「さ、探女! 助けてくれ……!」

 

 

 

 天稚彦が助けを求めるも、探女はその表情を変えぬ様子で彼のことを見つめ続ける。彼が恐怖で震えていると、やがて彼女は念話で思念を送り出した。

 

 

『貴方はここ数年、あの女との家族ごっこに夢中になっているせいで本来の目的を忘れてはいませんか? 貴方の内面にはまだ野心の炎が燃えている筈です。貴方は出雲を手中に収めるべき人物であり、出雲王家の一介の婿の立場で終わる身では無いはずです』

 

 

「な、何を言っているんだ!? 私は今のままでも充分に我が生を謳歌している、そんな野望など知らない!!」

 

 

『貴方は嘘をついている。周りにも、そして自分にも。

 野心に焦がれるのは貴方の宿命であり、それに抗って過ごしているから子が出来ぬのです。抗っているから機に恵まれず、それ以上の立場に成れぬのです。

 

 あなたと歳の近い葦原朝斗彦を思い出してください。彼はあなたと真逆な存在で、彼の父とも正反対の欲の欠片もない、面白みに欠ける者です。それでも、彼は自身の生を真っ当に謳歌しているために常に運が上を向いており、その為に立身出世を果たしているのです』

 

 

「なんだと!? それならば私は一体、これからどうすればいい!?」

 

 

 気が動転した天稚彦がかつてのように天探女に助力を請うと、彼女は漸く口を開いて彼に対して助言をする。

 

 

 

「簡単な話です。天稚彦よ、あの雉をその弓と矢で撃ち抜くのです。貴方の中で野心の炎が燃え続けているのであれば、貴方は雉を撃ったあとにこの葦原中国を手に入れるでしょう。しかし、貴方の中の野心の炎が消えてしまっているのであれば、貴方は自分の撃った天之波波矢に撃ち抜かれ、その人生を終えることとなるでしょう」

 

 

「わ、わかった……。撃つ、撃てば許されるのだな!?」

 

 

「……」

 

 

 

 天探女の言うがままに雉に向かって弓を向けると、雉は危機を察知したのか飛び立った。すかさず天稚彦が空へと飛んで行く雉に向かって天之波波矢を放つと矢は一直線に飛んで行き、やがて雉を撃ち抜いたままどこかへと飛んでいってしまった。

 変わらず気が動転した様子で天稚彦が急いで雉が落ちた場所へと向かうと、先程大国主たちと別れた坂道に獲物が落ちているのを見つけた。

 

 

「よ、よし……、雉は撃ち落としたぞ……。これを、比売の土産にしよう……」

 

 

 彼はすっかり焦燥しきった様子で雉の首を掴みあげると、広大な宍道湖と出雲の地を望めるこの坂にて、自身の野望を包み隠さずに宣言する。

 

 

 

 

「必ずや私は、この弓矢と共に中つ国を盗る! 必ずや、出雲の神々を倒し、この美しき地を手に入れ……グハァッッ! 

 

 

 

「な、なにゆえに……何故に、わたしの胸に矢が……ぐ、ううっ……突き刺さっておるのだ……ひ、比売ぇ……、こんなところで……死ぬ訳には……」

 

 

 そう言い残すと、天稚彦はその場に力なく倒れ込み、坂を転がり落ちていった。しばらく転がり続けた後、平坦な場所で遺体が動きを止めると、そこに出来た血溜まりがひとりでに集まって大きな塊となり、それはやがて人の形となった。

 

 頭に小さな角を生やし、所々纏まった白髪があるのと、前髪の一部分が真っ赤に染まっている以外は真っ黒な髪をもつその姿は紛れもなく妖の類であり、産まれたての彼女はその貧相な体を晒しながら物言わぬ亡骸となった天稚彦を突っつく。

 

 

「うーん、もしかしてアタシはこいつから生まれたのか? ……まァ、ごしゅーしょーさまってヤツだな、ケケケッ」

 

 

 その後まもなく、やべぇ、ここに居たらやってないのに殺しの犯人にされちまう! と言って、彼女は彼の弓、胸に刺さった矢を除く全ての矢を持ってどこかへと逃げ去り、その場には血の気が一切失せて真っ青な顔になった天稚彦の亡骸と、転がり落ちても尚その手に持っていた雉だけが残っていた。

 

 

 

 ……

 

 

 

 その後、天穂日が死体を見つけ、大国主達へ知らせる間もないほどに慌てて出雲へと亡骸を持ち帰った事によって、天稚彦の死はすぐさま国中へとしらされることとなった。彼の妻である下照比売は、雉を掴んだまま帰ってきた彼の遺体を見た事で慟哭し、その声は高天原まで響き渡ったのである。

 

 

「よくやった、天探女よ。これで高天原に仇なす者を一人誅することが出来た。この天照大御神が褒めて遣わすぞ」

 

 

『礼には及びません。全ては、彼が天に災禍を巻き起こすという予言に抗ったがまで。私が出来るのはこの程度までです』

 

 そう言った後にそれでは失礼しますと言ってサグメは念話を遮断し、話す相手の居なくなった大御神の部屋は静寂に包まれた。

 

「ふん……全く、自分の心の内を隠すのがうまいやつだ。……しかし、敢えて神名備は獣害に悩まされていないと真言する事で、民たちは獣害に悩まされているかのように振る舞わせ、挙句の果てに天稚彦もその力で誅するとは。

 

 まさに舌禍を引き起こす、げに恐ろしき存在であるな……」

 

 

 

 ……

 

 

 

 天穂日が遺体を見つけ、従者達と大慌てで出雲へと帰っている頃。

 

 まさか中腹以降でそんなことが起きているとは露知らず、大国主と朝斗彦は共に神名備野の山を登り続けていた。

 

 

「これではもはやただの登山だな朝斗彦。たまにはこういう息抜きをするのも悪くは無いね」

 

 

「ですねぇ。あっ大国主さま、そろそろ神名備の一本松が見えてきますよ」

 

 

「ああ、そうだね。着いたら少し根元で腰掛けようか」

 

 

 山の頂上、松の根元に着くと、まずは従者達に周辺を見張らせ、二人は横並びで松の根へと腰掛ける。

 

 

「天穂日は猪を捕らえましたかね?」

 

 

「どうだかな。彼の性格だと深追いしすぎて獣に一矢報いられそうだが」

 

 

「あはは、彼だと不思議とそうなる所が容易に想像できますね! ……それにしても、天稚彦は大丈夫なのでしょうかね……?」

 

 

「奴はまるで神隠しにあったかのように忽然と消えてしまったからね。義理の息子であるが故にこういうことはあまり言いたくは無いが、もしかしたらその身になにか起きたやもしれぬな」

 

 

「最近物騒ですからねぇ……。

 

 それに、コレは二人だから出来る話ですが、あの者は我らにも高天原にも目をつけられていた存在ですし、どちらかが放置しようが、結局はそのうちどちらかが手を下す事になるはずですよ」

 

「うむ……」

 

 

 

 しばらくの間沈黙が続いたあと、折角大国主と二人きりになれたことから、朝斗彦は漸くある事について話を切り出すことにした。

 

 

 

「あの、大国主様……。私から一つだけ聴きたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」

 

 

 

「よろしい。大方想像はつくが、その質問を聞かせて欲しい」

 

 

 

「僕の聞きたいこととはずばり、出自についてです。

 

 

 ……僕は何年も前に黄泉醜女と交戦した際にいとも容易く、あまりにも出来て当然かのように『根を操る』ことが出来ました。初めてだったにも関わらずです。恐らく今ならば、この大樹の根も操ることだって可能です。……つまり、端的に言うと、僕に縁ある者は根の国にいるのではないかと思うのです」

 

 

 朝斗彦の言葉を黙って聞いていた大国主はふぅ……とため息をついたあと、いつか答えねばならなかった事だ……と言ってその推察へ答えた。

 

 

「……お前の予想通りだ。朝斗彦よ。

 

 かつて、東の地にて捨てられていた赤子のお前を抱き、その小さな体に流れる力を感じた時、それに似た力を持つ者を二人ほど我は知っていた。一人は我が最愛の妻、須勢理毘売。そしてもう一人は……ここまで言えば、聡いお前なら言わずとも分かるだろう」

 

 

 

 

「……素戔嗚様、ですね」

 

 

 

 

「その通り。

 

 あの厄介な義父上は恐らく、地上が恋しくなったのかわからないが、時たま根の国から抜け出してはこちらへとお忍びで遊びに来ていたのだろう。そんな折に少々遊びすぎたが故にどこぞの国津神の娘との間にお前が産まれ、産んだ者も国津神の問題児代表のような義父上の子など一人で育てることは無理だとなり、残念ながら捨てられてしまったのだろうな」

 

 

「……それじゃあ、僕が成長期を迎えた際に須勢理毘売様から大国主様に似ていると凄い顔で言われたのは一体……?」

 

 

「ああ、それはだね。実は我も見た目だけは先祖返りで素戔嗚様そっくりなのだ。幸い、我が兄弟とは違い性格はそこまで彼に似なかったから、それだけは大変救われたよ。

 

 須勢理毘売は恐らく根の国へと移住してからの娘だから、自分の父の若かりし頃の姿を知らないのだろう。我が昔義父上と初めて会った時、彼から最初に言われた言葉は『お前、若い頃のワシにソックリだな!』だったんだぞ」

 

 

「そういうことだったんですね……。

 

 ……実は、昔はかつて宮中の者が陰で噂していたように、僕は本当は大国主様の隠し子なんじゃないか……そう、思っていたんです。

 それでも、もし貴方の子供であれば皆がなるはずの青の髪色がいつまで経っても発現しないので、やはり拾い子であること間違いないと思い、今の今まで生き続けてきました。

 もし、大国主様が言われる話が正解なのであれば、黄泉比良坂の封印が解かれ、黄泉醜女が外にいたのも辻褄があいますよね。

 

 しかし……顔は見た事がなく、声も聞いた事のない我が父かもしれぬお方は、今も懲りずに地上へとやって来ているということか……。それを放置するのでは、いずれまた第二第三の僕が産まれてしまいます。三貴子の直子が持つ力は未知数、これは対策せねば不味いことになりますよ」

 

 

 

「あぁ、そうだね。この狩りが終わったら、それについての調査はお前が中心となって行うべきだ。私も出来うる限りの力を貸そう」

 

 

「ははっ! この葦原朝斗彦、中つ国の為、そして我が育ての親大国主大神のためにも、必ずやこの問題を解決してみせましょう!」

 

 

「頼んだぞ。葦原中国を照らし、夜空に輝き続ける斗星よ。未だ荒れ狂う海の御魂を鎮めるのだ」

 

 

 

 

 ……

 

 

 

 

 その後、頂上で狩猟対象となる動物を探し続けたものの、結局これ以上の害をなすような獣は見つからなかったために戻ろうかと二人で話していた時、大変慌てた様子の神奈刀比売が父上! 朝斗彦! と二人を呼びながら坂を昇ってきた。

 

 

「どうしたのさ比売、そんな慌てて」

 

 

「やっぱり二人とも知らなかったのね! 天稚彦が死んでいたのよ!」

 

 

「「何っ!?」」

 

 

 神奈刀比売からの報告を聞くや否や、やはり我の予想通りの展開となってしまったなと大国主がいい、朝斗彦もそうですね……と顔を俯かせる。

 

 一番可哀想なのは彼に付き従ってここまで共に来た従者達だ。主を守ることが役目にもかかわらず、彼を守れなかったことは使命を果たせなかったことにほかならない。

 それに責任を感じた従者の一人が後を追おうと剣を抜き、自分の首に刃を当てたので慌てて朝斗彦と神奈刀比売が止めに入り、大国主が説得する事でその場では何とか殉死者を出さずに済んだ。

 

 

「神奈刀比売、奴の死因は分かっているのか?」

 

 

 大国主が神奈刀比売に問うと、彼女は眉間に指を当てながら答える。

 

 

「えぇ。それについてなんだけど……彼の胸には天之波波矢が刺さっていたそうよ」

 

 

「なんだって!? アレは彼が大事に扱っていた代物のはず……それが刺さっていたなんて、一体彼に何が起きたんだ!?」

 

 

「そう、そこが分からないのよ。普通の矢であれば暗殺されたってすぐに分かるけど、彼の矢が正面から刺さっている理由がサッパリ分からないわ」

 

 

「とりあえず、一度出雲に戻ろう。大国主様、それでもよろしいですか?」

 

 

「うむ、こうなった以上は仕方あるまいし、出雲が心配だ。者共、急ぎ出雲へと戻るぞ!」

 

 

 天稚彦の死という出来事は神名備へと来ていたもの達の心を震え上がらせた。自分たちが仕組んだ訳でもないのにも関わらず、彼が他殺らしき状況で死んでいたということは、それ即ち高天原が新たに行動を起こしたことに他ならない。

 大国主たちは走って山を下りると、乗ってきた馬へと飛び乗って大慌てで出雲にまで戻り、義息の葬儀を行ったのちに会議を行うこととなった。

 

 





正邪ちゃん爆誕!
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狩りというものは別作品でも一度描いた事がありますが、流れを落とし込みやすくて良いですよね。

前に書いた自分の別作品ですが、これ単体でも楽しめる話として書いたつもりのものなので、もしご興味持たれましたらこちらの方も読んで頂けると嬉しいです。
https://syosetu.org/novel/383039/3.html
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