ジャンヌ戦終了です
地下倉庫にて白雪は分厚い鎖で柱に固定されていた
鍵は・・・ドラム錠・・・それも3重ロックで・・・
キンジが必死になって解錠しようとするが・・・
「クソッ!鍵が複雑すぎる!このままじゃ・・・」
このままでは地下倉庫は間もなく水没する・・・
そうなれば白雪は確実に溺れ死ぬぞ!
「キンちゃん!もういいから!逃げて」
「馬鹿言うなっ!お前を置いていけるか!」
「ボディーガードの以来はもう取り消します!キンちゃん!――生き、て・・・・・」
「白雪・・・!ああ、畜生・・・俺のせいでこんなことに・・・!」
「キン・・・ちゃんは―――悪く、ない――!」
その言葉を最後に白雪は水面下に沈んでしまった
「白雪ぃーーーッ!」
そして白雪の頭が完全に海水に沈んで間もなく――
――――ドガァァァァァァン―――!!!
突如爆音と振動が響き
「うわっ!?」
――ザザァー――
海水が流れてゆきみるみるうちに引いてゆく
「げほっ、ごほっ」
白雪は顔が再び水面から出ると咳き込んだ
何が起きた!?どうして水が引いたんだ?
「二人共!無事か!?」
奥から誰かが来る・・・あれは――
「氷牙!?どうしてここに!?」
「んなことより今はこっちだろ!大丈夫か白雪!」
「うん・・・なんとか・・・」
「お前が水を排水してくれたのか?」
「一時的に時間稼ぎをして引き伸ばしただけだ!どの道このフロアは水没するぞ!」
「クソッ!早く解錠しないと・・・」
そう言ってキンジは再び錠前と向き合うが・・・
「・・・いいザマだなキンジ、アリアを信じず、白雪の気持ちにも応えずに目を背けた続けた結果がこれか」
そう言うとキンジは俯いて
「・・・ああ・・・こうなったのも警告も聞かず、敵に備えず、動き出してからも事態を悪化させてばっかりの・・・俺のせいだ・・・笑いたきゃ笑え・・・だから頼む氷牙!力を貸してくれ!」
「・・・まだわかんねえのか・・・んなもん必要ねえだろ・・・」
「え?」
「お前が腹決めればいいだろうが!」
そう言って氷牙はキンジの背中に蹴りを入れたが・・・
「うわっ!?」
入れたタイミングが悪かった、いや、よかったのか?
ちょうどキンジと白雪は互いに顔を向き合わせている状態だった
そこに氷牙の蹴りが入ったためキンジは前につんのめりキンジの顔は白雪の顔へと急接近して・・・
互いの唇が重なった
「「!!!!!!!!!!!!」」
そして二人共、目を限界まで見開いて硬直した
二人が離れると・・・
白雪は顔を真っ赤にして煙を出したまま硬直していた・・・
(人が煙出すところなんて初めて見たよ・・・)
そしてキンジは・・・
「・・・・・・」
無言のまま解錠キーを鍵穴に入れ
――ガチャッ――
わずか10秒足らずで鍵を開ける
そして二つ目三つ目も共に10秒とかからず開け
――じゃりん――
鎖も柱をずり下がっていった
そしてキンジはこっちを向くと
「相変わらずやってくれるな、氷牙」
「ここまでする気はなかったんだが・・・ま、ヘタレにつけるにはちょうどいい薬になったか?」
ちなみに被害者の白雪はというと
「き、きききき、キンちゃんと、とととと、き、きききキスキスすすす―――」
音飛びしたCDみたいになっていた・・・
「キンジ・・・とりあえず白雪を連れ戻せ・・・」
「了解」
そしてキンジはヒステリアモードの甘い言葉で白雪を連れ戻すが・・・
顔は一層に赤くなったままだった・・・
誰も骨抜きにしろとは言ってねえぞ・・・
とかやってるうちに・・・
「おっと・・・なんだかまた水かさが上がり始めたぞ」
「どうやら下は完全に水没したか!早く逃げるぞ!」
「下?・・・さっきの爆発音といい、時間稼ぎって、お前何やったんだ?」
「ああ、それは―――
十数分前
氷牙はアンカーショットと持ち前の脚力を持って天井まで跳んだ
そんな氷牙は格好の的なのか四方から銃弾が跳んでくる
「クソッ!お前らに構ってる暇はないんだよ!」
防弾制服越しに何発も食らいながらも天井まで登りつめ
「シャァ!」
――ドゴォン――!
天井に渾身の蹴りを入れる
天井に亀裂が入るがそれだけでは足りない
――ドウン、ドウン、ドウン、ドウン、ドウン――
コルトパイソンを抜いて亀裂に向かいエクスプローダー弾を撃ち込む
天井に当たると次々と爆発を起こし
天井が削られて穴が開いていった
そして
「コイツで最後だ!」
と言ってC4爆弾を投げ入れ
――ドガァァァァァン――!!
大爆発を起こし天井に大穴が空きそして
――ドドドドドドドド――
大量の海水が激しい勢いで流れ込んできた
「なっ!?下のフロアの天井とここの床を爆破して水を抜いたのか!?」
「ああ、どんな火薬も濡れちまえば役立たずだからな、遠慮なく爆破できた」
「でも氷牙くん・・・その怪我・・・」
氷牙は体中傷だらけだった・・・どれも致命傷ではないが痛々しいことに変わりはなかった
「天井の破壊中は完全に無防備だったからな・・・おかげで撃たれまくった・・・」
「それに・・・ここに来たってことは途中退場で失格に・・・」
「いや?優勝したぞ?」
「へ?」
再び数分前
天井をブチ抜いてまもなく
「うわぁぁ!?」「ごぽぽ!?」「がほっ!?」
次々と悲鳴が聞こえてくる
どうやらこの水流で何人か流されたらしいな
無事なのはアンカーショットで天井にぶら下がっている俺くらいか?
しばらくすると
『氷牙!お前何やっとんのや!』
フロア内の放送スピーカーから蘭豹の声が聞こえてきた・・・
やっぱり会場ぶっ壊すのはマズかったのかな?
ええと・・・監視カメラは・・・あそこか・・・
「会場を破壊してはいけないというルールはないですよ?」
『んなことどうでもいいわ!このボケが!上は火薬庫やぞ!もし水没しとらんかったら今頃この学園島吹っ飛んでおったわ!』
「だったらエクスプローダーやC4なんぞ入れないでくださいよ・・・」
『ったく!もうええわ!お前もはよ戻って来いや!』
「え?」
戻れ?死んでも優勝しろっていたあんたが?
「けど、競技は・・・」
『バトルロワイヤルは終了や!ほかの参加者は全員流されおった!今そこにおるんはお前だけや!』
え?てことは・・・
『こんな戦法、前例がないだけに審議しとるがお前が優勝なのはもう確定しとる!』
マジかよ!?俺優勝しちゃったよ!
『せやからはよ戻れや!そこはもうすぐ水没すんで!』
・・・戻る?いや・・・
俺は天井の穴を見て
「・・・・・・」
『おい、氷牙!?』
「・・・すいません、俺はまだやることがあります・・・」
まだ終わっていない・・・白雪を助けねえと・・・
『・・・知っとったのか』
「ええ、なのでこの装備まだお借りします」
自分の装備を取りに行ってる暇はない
手元にはもうアンカーショットしかないが無いよりはいい・・・
『チッ・・・ええか!?できればお前だけ死ねや!お前が死ねばお前の取り分も全部うちのもんやからな!』
「・・・貴方らしい激励、感謝します」
そして俺は水の勢いが弱まってきた天井に飛び込んだ
「てなわけでキッチリ優勝もしてきた」
「お前・・・多分バトルロワイヤル優勝の最年少記録と所要時間の最短記録塗り替えたんじゃないのか?」
「さあな?んなことよりも相手が超能力者じゃ武器がアンカーショットしかないのが少し心許ない・・・二人共予備の装備とか持ってないか?」
「・・・あいにく俺も身の着のままで来たから予備の装備は・・・」
「氷牙君!これ使って!」
そう言って白雪は刀を差し出した
「いいのか!?お前は・・・」
「いいの・・・私はこれを使わないから・・・私がこれを本気で使ったら・・・きっとキンちゃんに・・・みんなに怖がられて嫌われちゃう・・・」
「・・・なあキンジ?」
「何だ?」
「お前が白雪を嫌いになるなんてあり得るか?」
「このありえない事がありえない武偵校でもありえないね」
「と言ってるが?」
「でも・・・」
まだ迷ってんのか・・・しょうがねえな・・・
「・・・わかったよ・・・コイツは借りておく・・・だけどひとつだけ約束しろ!お前がコイツが必要な時が来たらコイツはなんとしてでもお前に届ける。だからその時は・・・お前も迷わず決めろよ!」
「・・・うん」
「急げ!浸水の勢いが激しくなっている!」
「ハッチだ!あそこから上のフロアに逃げるぞ!」
そう言ってキンジが上に登りハッチを開ける
「キンジ!!白雪!!急げ!!」
「ああ!白雪!掴まれ!」
そう言ってキンジは上に上がり白雪を引っ張り上げた
だがキンジが白雪を引っ張り上げた直後
――ドドドドドドドドド――
ハッチに仕掛けでもあったのか突如勢いを増した急流によって・・・
「うおおおお!?」
あろうことか氷牙はそのまま地下倉庫の奥へと流されてしまった・・・
「氷牙ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そして地下倉庫は完全に水没し海水は上のフロア、コンピュータールームにも流れてきた
「キンちゃん!氷牙君が!」
「クソッ!早く助けに・・・」
だがなんの備えもなしに行けば溺死体が増えるだけだ当然都合よくボンベなんてありはしない
すると警報と同時に機械声のアナウンスが流れてきた
『警告、コンピュータールームに浸水を確認、機械保持のため隔壁を封鎖します。総員直ちに退避してください。繰り返します。コンピュータールームに―――』
「なっ!?待て!まだ氷牙が!」
――ガシャン――
しかし叫びも虚しく地下倉庫のハッチは無慈悲に閉じられてしまった
「氷牙!氷牙ァ!畜生!」
キンジは何度もハッチを叩く、当然パスワードを打ち込んでも開きはしない・・・
「思いもしない邪魔が入ったせいで仕留めそこねたか・・・」
「――っ!?」
突如聞こえた声に振り会えると
「まあいい、最も厄介そうなのは仕留めたからな、しかも巫女は丸腰、嬉しい誤算だ」
両手剣を持った銀髪の少女が現れた
「お前は・・・魔剣か!?」
「その名で呼ぶな!この剣は聖剣デュランダル!それに・・・我が名はジャンヌ・ダルク30世だ!」
「油断しないで!そいつ超能力者よ!」
「アリア!無事か!?」
「銃を凍らされて使い物にならなくされたけど問題ないわ」
白雪は立ち上がりサブエッジの鎖鎌を出し
「キンちゃん・・・氷牙君は絶対に約束を守る人だよ」
キンジも銃を構え
「ああ、信じてる・・・あいつは・・・殺しても死なない男だ」
そしてアリアも刀を構え
「ええ、あたしの奴隷を勝手に殺されちゃ困るわよ」
そう言って皆ジャンヌと向き合った
「――っふ、よかろう、ならばかかってくるがいい!」
その頃
「ハァーッ、ハァーッ」
水没した地下倉庫
そんな中、氷牙は奇跡的に出来たエアポケットで命を繋いでいた
だがこのままではいずれ溺れ死ぬ、何とかして脱出しないと・・・
「でもどうする・・・ダクトから出るにしてもエレベーターシャフトにしても入口の金網を突破しないと・・・」
都合よくガスバーナーかグラインダーでもあればいけるが・・・そんな物はない・・・
発破するにしてもここの火薬は全部水没して使えない・・・
自力での脱出はまず無理だ・・・だが悠長に救助を待っている暇は・・・
――チカ、チカ――
「ん?」
水中で・・・なにか光ってる?
なんだと思い潜ってみると・・・
(え?)
誰か来る!?そんな・・・救助が来るにしては早すぎる!
こうなることを把握してなきゃとても対応できない早さだ!
いや待て・・・あれは・・・
(レキ!?)
ボンベとゴーグルをしているがあれは紛れもなくレキだった
(どうしてここに!?)
だがレキは俺のもとに来ると有無を言わさず俺に酸素ボンベをくわえさせ
(んむ!?)
――クイ、クイ――
付いて来いとサインをしてきた
まあ・・・そりゃ付いて行くさ、ここにいる気はないからな
そしてエレベーターゲート上部の金網が切り取られた部分からシャフト内部に潜りこみそこから水上に脱出した
そして水上に上がると俺は
「ぶはっ!ハァーッ、ハァーッ」
大きく息を吸い込んだ
「氷牙さん、ご無事ですか?」
「ああ、おかげでな・・・」
息を落ち着かせると俺はレキに尋ねた
「でもどうして俺が取り残されたって分かったんだ?」
するとレキは耳に指を当てて
「無線です、そのおかげであなたの会話や位置・状況は随時伝わってきました、地下に浸水している時点でこうなることは想定できます」
「ああ、そういえばそうだったな・・・」
ほんと無線してて良かったわ・・・それにレキにも感謝してもしきれないな・・・
「――っ!!そうだ!まだキンジや白雪があそこに居る!」
しかも白雪は今丸腰だ!早く行かないと!
「氷牙さんこれを」
レキが差し出したのは――
「.357マグナム弾!?どうしてこれを?」
「無線で引き当てた武器のことは把握していました」
「・・・すまん、助かるよ!」
「地下隔壁は封鎖されています、コンピュータールームへはダクトを使ってください」
俺はパイソンに弾丸をリロードすると白雪から借りた刀を持ち
「キンジ・・・白雪・・・今行くぞ!」
一方キンジたちは・・・
「これで終わりだ!」
そう言ってジャンヌはキンジめがけてデュランダルを振り下ろす
「クッ!」
咄嗟にキンジはアリアに拳銃を投げ渡し
デュランダルを両手で挟んで受け止めた
そしてアリアはキンジから銃を受け取るとジャンヌに突きつけた
「ここまでだお嬢さん」
「ほう・・・なかなかやるな・・・だが所詮貴様は武偵!人は殺せない!だが私は違うぞ!」
そう言ってジャンヌは手に力を込める
確かにこのままではキンジ達には決定打がない
アリアも銃を突きつけながら顔をしかめる
だがキンジは微笑を浮かべると
「大丈夫だ、もう決定打はやってきた」
「え?」
――ドガァン――!!
そして突如響く轟音
信じられないとは思うだろうが・・・
数百キロはあるスパコンが・・・ジャンヌめがけて吹っ飛んできた
こんな芸当できるのは・・・
キンジとアリアは咄嗟にジャンヌから下がる
「甘いっ!」
そしてジャンヌがデュランダルを振るうが・・・
――シャキン――!
直前でスパコンがバラバラになりデュランダルが宙を斬る・・・
そしてバラバラになったスパコンの中いたのは・・・
「氷牙!」
やっぱり無事だったか!
「な!?貴様!?」
「オラァ!」
氷牙は体をひねりジャンヌに渾身の蹴りを入れる
だがジャンヌは咄嗟にデュランダルで受け止めた
――ガァン――!
「クッ!」
鈍い音がしたがデュランダルは手放さずジャンヌの手にあった
「死にぞこないが!凍れ!」
――パキパキ――
そして氷牙の右足が魔剣ごと凍りついてゆく
「まだだ!!」
左手のパイソンをジャンヌに向けて撃とうとするが
「っ!!爆ぜろ!」
――バァン――!
発砲と同時に突如魔剣を覆っていた氷が弾け飛び氷がショットガンのように襲いかかった
「グァ!」
氷牙はジャンヌの氷の散弾食らい
「氷牙!」
吹っ飛ばされ棚に激突その衝撃でもともと不安定に積んであった積荷が崩れ―――
――ガラガラガラガラ――
氷牙は下敷きになってしまった
――だが
「―――ッ!!!」
白雪がジャンヌめがけて走り出した
「っ!?馬鹿め!丸腰で挑もうなど――」
丸腰?いや違う!
上から白雪めがけて刀が飛んで来る、先ほど白雪が氷牙に渡した刀が・・・
「そうか!あいつ・・・」
氷牙は最初から自分を完全に囮にしていたのだ
白雪が必ずこの勝機を活用してくれると信じて・・・
「白雪っていう名は伏せ名・・・私の諱、本当の名前は――【緋巫女】!!」
白雪は刀を受け取ると頭のリボンを解き
「キンちゃんに・・・手を出すなああああああああ!!!」
刀を構え刀身に炎を纏わせた
「星伽候天流奥義――緋緋星伽神――!」
白雪の放った必殺の一撃を
「見せてやる、『オルレアンの氷花』――銀氷となって、散れ――!」
ジャンヌも渾身の一撃をもって迎え撃った
炎と氷の超能力者同士の力比べが始まり地下空間には熱風と吹雪が吹き荒れた
「白雪!」
アリアが加勢に入ろうとするがキンジが肩を掴み止めた
「もう勝負は決まったよ、ジャンヌの剣はもう限界だね」
「なっ!?」
そう、先ほど氷牙が魔剣に放ったキック、そして最後に放ったパイソンの一発によりわずか、ほんのわずかだがデュランダルに亀裂が入っていたのだ
――ビキ・・・ビキビキビキ・・・――
そして、力のせめぎあいをしてゆくうちに亀裂は広がってゆき・・・
――ガキィィィン――!!
やがて刀身に極大の炎が纏われた白雪の居合切りが火柱のように立ち上り、ジャンヌのデュランダルを断ち切った
「私の聖剣が・・・」
予期せぬ出来事で放心しているジャンヌに
「逮捕よ魔剣!」
そう言ってアリアはジャンヌに手錠をかけた
そしてそれを見届けると白雪はその場にへたりこんだ
「白雪!」
キンジが駆け寄ってくると白雪は
「キンちゃん・・・私のこと・・・怖い・・・?」
と恐る恐る訪ねてきた
その問いにキンジは
「まさか、とても強くて綺麗な炎だったよ。この前の花火よりもずっと綺麗だ」
と笑顔で返した
「き、キンちゃん・・・う・・・うわああああん」
そして白雪はキンジに抱きついたまま泣き出した
そしてアリアはハッとして尋ねてきた
「そうだわ!氷牙は!?」
「大丈夫だ!あいつは・・・」
――ガラガラ・・・ドォン――!
「ああくそっ!いってぇな・・・」
積荷が崩れて吹っ飛んだと思ったら氷牙が出てきた
「殺しても死なない奴だよ」
満身創痍で体中傷だらけで出血もしていたが大丈夫そうだ
「氷牙!?生きてたの!?」
「勝手に殺すな・・・しかし・・・」
氷牙は瓦礫にもたれ掛かったままキンジ達を見て
「上手くいったみたいだな」
「ああ、デュランダル、ジャンヌ・ダルク30世も逮捕だ!」
「任務完了よ!」
そう言ってアリアは親指を突き立て、氷牙もそれに答えるように親指を立てた
次で2巻締めます