厄ネタに厄ネタで対抗する一般転生者 作:アミーボ・アモーレもっと強くして
お待たせしました。
ギリ1ヶ月経ってないですからセーフ!月1投稿はギリできました!!
内容微妙かもしれません。見切り発車ですから…何卒ご容赦を…!!
高評価、感想、誤字脱字報告ありがとうございます!
毎度毎度励みになってます!!
ここは、南極にポツンと存在する人理継続保障機関フィニス・カルデアであり、そうではない場所。
ここは、カルデアの職員すら気付いていない虚数空間。
そう、ここは____カルデア内部にありながら、カルデアではない『特別会議室』*1。
マリスビリー・アニムスフィアが隠した、カルデアの設備のひとつである。
Welcome to the Under World!
概念的にはカルデアの地下空間みたいな場所からハローア〜!
一般転生者セオドアくんだよ〜〜!
と、おふざけするのも限界である。地球改造計画とか勘弁してくれ。無理だって抑止力出張るって。
「それをどうにかするのが君の仕事だよ」じゃないんだよマリスビリー。無茶振りする上司が世界で一番嫌いです今。
まず、星を改造するとして立ち塞がる障害は多くて3つ。
1つ、時計塔を始めとした魔術師。
彼等は星の改造なんかぜっっったい認めない。ンな科学的…というよりは工学的?アプローチを認めないからね。
カルデアですらギリなんだぞ。時計塔の君主、名門アニムスフィアが代表やってるからギリなんとかなってるだけなんだぞ。
2つ、抑止力。
アラヤ…人類の集合無意識の方はともかく、ガイアは無理だろう。麻酔なしの人体改造を受け入れる人間がいるとは思えないし。人でいないんだから星にいるわけないんだよねぇ!え?HWC?彼等、邪魔する前に改造を終えちゃうからなぁ…しかもああ見えて星の表面だけに改造を留めてるからね。人間だと服が変わったくらいの変化だよ。
そして3つ目、ORT。
そう、南米にいやがる星の最強種である。
あの野郎マジでなんでいるんだろうね。なんで他所の星から君みたいなのが来てるの?本当に帰ってくれ頼むから。
正直一番厄介である。だってアイツジェネリックカービィだもん。規模感で言うとダークマターどもより上だもんな。というかエンデ・ニルが一番近いのではなかろうか?この場合どっちがすごいんだろうな、どっちもやばすぎてよくわからんけどね。
さて、これ以外にもいくらでもいるであろう敵をどうにかした上で地球を移動星船にしろ、というマリスビリーの命令だが…………
答えはノーだよ馬鹿野郎!!
だぁれがやるかそんなこと!!
だってそんなことやってみろ、ただでさえ仲間割れが激しい人類がもっと仲間割れするぞ!!
最終的に1億人残ればいいね地球上に!もっと減るだろうけど!!
というかハルカンドラですら内ゲバ起きたんだぞ。
ハルカンドラより人口多い地球で一致団結とか無理に決まってるだろ。僕は嫌だよもう一度研究チーム全員と産業スパイを疑いながらチマチマ研究を進めていくのなんて。
無理すぎる、ストレスで吐くし目につくもの全てを破壊し尽くしちゃう。
と、言うわけで……
「1人でやってくださいよ。僕はごめんですよ、人類統一なんて不可能ですし。カルデアがどれだけやったところで、守れる人数は限られてる。かといってエデン・カルデアなんてのも嫌ですし。このままの、今まで通りの人理継続保障機関フィニス・カルデアで良くないですか?」
「……………そうか。残念だよ。君は宇宙の脅威をよくわかっているというのに。」
「いや、わかってるから下手なことしたくないんですよ。変に目立って厄介なのが来たら嫌ですし。宇宙からの脅威とかそういうのは抑止力に任せればいいじゃないですか。伝説の白き巨人を撃退した聖剣使いとかが生まれることを期待するとか、それくらいで良くないですか?」
「セファールか。セオドア君、君は意外と秘匿された情報を握っているね。だが……そうだね。君はまだ知らないのか。」
なんか汗を垂らして焦ってるんだけどマリスビリー。
え?あなた汗垂らすんです?それ冷や汗ですよね?
ちょっと待って、あなたが焦る程の事態が既に起きてるんですか?
「実はね……私が宇宙の情報にこれだけ詳しいのは、数十代前のアニムスフィア当主が突き止めたとある事実も関係している。確か……スターリー、だったかな?」
「____________は?」
「彼等は妖精のようなものであり、当時のアニムスフィア当主の前に現れてから、しばらく交流を続けたと記録に………大丈夫かい?」
無理。
それは無理。
無理だってマジで。
は?あいつらいんの?は?だとしたら来るじゃんあいつらがいや待て待てまだわからないここが標的になったとは限らない流石にないでしょロックオンされてたらもうとうの昔に滅んでる十数年フラフラして痕跡すら見つかってないし流星の伝説なんてどこにもなかったってかあるわけないよねアレ伝える人とかいないもんなそりゃ来てないんだから伝える必要もないもんなというかやばいやばいあいつらがもし来るとしたら絶対に地球上の戦力じゃ足りないいやORTとぶつけたらワンチャンなんとかならないかいやダメだ対消滅してくれればいいけど仮にどっちかがどっちかを吸収したら最悪なことになるどうすればいい聖剣をぶつけるかいやぶつけたところで勝てるかわからんしそもそもどうすれば聖剣を呼び出せるいや待てよそういえば聖剣というかエクスカリバーは返還されてるのかならまだ現存してる可能性はある湖の乙女を見つけてどうにかして貰って誰かに使ってもらうしかいや待てよそういえばアーサー王って遥か未来で蘇るんだっけなら先にアヴァロンを見つけりゃいいんじゃないか確かアヴァロンにいるマーリンは未だに生きてるとか言われてるみたいだし千里眼持ちだったはずだからホワイトボードにでも状況を書き込んでマーリンに見てもらうことを祈るしかないかいや待てよそういえばカルデアスとシバを使えばアヴァロンを特定できないかいやダメだアヴァロンは地球上に存在しない云々って時計塔のどっかで見た気がするじゃあどうすればいいそうだシステムフェイトで英霊召喚だサーヴァントを呼べばどうにかなるってわけでもないなたかがサーヴァント一騎でどうにかなるなら当時のハルカンドラでどうにか出来たわどうすればいい英霊召喚の術式を弄ってもっと強いのを呼べるようにするかいや駄目だリスクが高いそもそも成功するかも怪しいし呼んだ英霊が協力してくれるかもわからないなら英霊に頼らない方法でってどうやるんだとりあえずデイビットだあいつは正しくこの脅威をわかってくれるはずだとにかく1人でもいいから相談できる相手と対策を練らなきゃいけないっていや待て今はカルデアがやばいんだっけかやばいかどうか判断する前にマリスビリーに引き摺りこまれたからわからないどうするマズいこのままだとみんな死ぬ!!??
「マリスビリーさん、今すぐ逃げましょう。今ならまだ間に合います。地球とか全人類とか言ってる場合じゃないです今すぐ逃げないと手遅れになるあなたはあいつらのこと知らないから焦るだけで済んでいるのかもしれませんがあいつらは洒落にならない現代の神秘程度ではどうしようもないあいつらに対抗できる手段がない以上できることは逃げるオンリーですさっさと荷物まとめて逃げましょう事情説明しても理解しないだろう他の連中は無理です見捨てましょう流石に面倒見切れませんあの時ですらあの人数で内ゲバ起きてるんですから地球の総人口とか絶対揉めますって国一つでも無理ですせめてカルデア程度の人数ならワンチャンあるかどうかですさっさと逃げないと捕捉される見つかったら一生追ってくるんですから早く荷造りしてください時間が惜しい1時間も猶予はないと思ってくださいさっさと荷物をまとめないと今すぐにでもあいつらが来かねないさっさと逃げましょうああそうか僕だけの発言じゃ信用できませんねそりゃそうですよね僕以外からもせめて証言がないと動けませんよねでも誰が他に知ってるかって話ですよね誰か他に同じくらい脅威を認識している人そうだデイビットだデイビットを連れてきてください現状の理解を助けてくれるはずです「落ち着いてくれるかいセオドア君?息継ぎをしようか、少し怖いよ今の君。」________………はい。」
落ち着け。
まだそうだと決まったわけじゃないはずだ。
そう、まだスターリーって名前が出ただけ。
本当にあいつらが来るとしても、よく考えたら他の天体にも存在しているらしい星の最強種が足止めしてくれるだろう。
なら……そう、まだ慌てるようなタイミングじゃない。
そう、きっとそうだ。流石にまだ大丈夫…大丈夫。
あれ?ファーストオーダーの原因、あいつらなのでは?
「すみませんやっぱり駄目です外の様子見てきていいですかあいつらが来た可能性あると思うとちょっと無理ですやばい可能性が脳裏をよぎっていて「だから落ち着こうか。お茶を飲みなさい。」………あ、意外と落ち着きますね。取り乱してすみません、お話の続きをお願いします。」
「わかったよ。数十代前のアニムスフィア当主がスターリーと名乗る宇宙生物から聞いたことはいくつかある。遥か彼方に存在する超文明ハルカンドラと、そこにいる文明王について。ハルカンドラが手がけた星を渡る船に、願いを叶える星などだね。失伝している箇所もあったが、大まかに残っているのはこの四つだ。そして、スターリーが最後に残した言葉がある。」
___悪意の芽は黒を纏い、いつか宙より降り注ぐ。
___宙を見上げ、星を観よ。凶兆はいずれ来たる。
___黒を纏う悪意の芽は、神なる心を秘めている。
___いつか来たるその時、心なる槍を備えるべし。
「……………………すみません、マジですかそれ?」
「うん、間違いないよ。これだけはちゃんと伝わっている。それで、これが何かわかっている君に聞きたいんだ。これはどれぐらいマズい事態を予言しているんだい?」
「スゥーーー………ORTと同じくらいっす。」
「………………なるほど。」
そうなんだよ、やばいんだよこれ。
しかも“神なる心”とかエンデ・ニルでは?てか“黒”ってダークマターでは?というか、“心なる槍”ってそれつまりフレンズハートでは?やばくね?
カービィボスラッシュところかボス同時襲来ってことでしょ?
やばい……やばすぎる……クソ、確なる上は…!
「…………とりあえずデイビットを呼んできてください。彼と一緒に対策を練りましょう。」
「それが、残念ながらできないんだ……。今、外は人理焼却の真っ最中だ。部屋ごと引き摺り込んだおかげで君はなんとか無事だったが、カルデアで無事な区画は限られている。君のいたエリアはほぼ全滅、Aチームも壊滅してしまった。彼等がコフィンに入っていたのも原因だが……間に合ったのは君だけだ。つまり、宇宙からの脅威は私と君で対処する他ない。人理焼却は彼等に任せて、ね。」
………………なるほどね?
つまりこの胡散臭い初代所長と二人三脚、というわけですか?
嫌だーーーーー!!!ロマン呼んでこい!!!
クッッッッッッソ、嫌だとか言ってる場合じゃないもんね!?
あーーーーもうこうなりゃ仕方ない!!
「…………礼装開発しましょう。こうなりゃ文明王パワー全開ですよ、使うのが今の僕だと微妙でも、時計塔の君主であるマリスビリーさんならなんとか……」
「それについてなんだが、私が活動すると人理に目をつけられて殺されてしまう。今の私は、虚数空間内でのみ活動できる存在だ。というより、活動限界を迎えている状態を虚数空間を利用して誤魔化している状態だ。なので……」
「……………僕の、ワンオペということですか?」
頷くマリスビリーを眺めながら、イライラが募っていく。
どうしてこう、僕にばかり厄介事が降りかかるんだ?
ああムカつく、イライラする、ストレスが溜まる。
こんなに気分が悪いのはハルカンドラ以来だ。
マリスビリーが悪いわけじゃないのも始末が悪い、人理漂白を企んでいないなら味方でいいのも余計に始末が悪い。本当に。
礼装開発で済ませるつもりだったが仕方ない。
こうなれば、本当に仕方ない。
「呼びます。英霊を。もう知ったことじゃない。人理だのなんだの知ったことか。なりふり構ってる場合じゃない、全力で使えるものは使い倒してやる。」
「…………一応、システム・フェイトの術式は使えるが…第3号を呼んだ時のような設備はない。相性召喚になるが……」
「構いません。使えないなら素材にします。使えるなら使い倒します。」
「………………そうか。なら、準備をしよう。部屋を出よう、外は特別会議室として色々用意をしてあるんだ。」
ふ、ふふふふふふふ。
この僕を本気にさせたんだ……。もうマスタークラウンとかアミーボ・アモーレとかフルに使ってやるからな……!
あ、ジェムリンゴとかも忘れると大変だ。魔力がたくさん必要になるからね。
………おや蝶々さん、こんな時も元気だね?
君は安全なここにいるといい、リンゴも置いておこう……ん?ついてくるの?いや、いいけど……まあ別に、魔力で変なことにもならないだろうし。うん、一緒に行こうか!
あ〜〜〜癒される〜〜〜、蝶々さんだけが唯一の癒しだよ〜〜!!
マリスビリーが知ってることは4つと言ったが、「アニムスフィア当主」が知ってるのはそれだけと言っていない!(ガバ)
厄ネタは増え続けるのだ、へけっ!
あと早口はハルカンドラ仕草です。
感情が昂るとペラペラペラペラ喋り倒します。
そう、どこぞの紫神官のように!!