聖火の精霊が英雄達を手助けするのは間違いだろうか   作:フェイト・

56 / 56
56話 突入!!

「はぁ……はぁ……はぁ……な、何とか、辿り着いた……」

 

 

 場所は霧が立ち込めるダンジョン10階層。全(・)身(・)が(・)ボ(・)ロ(・)ボ(・)ロ(・)に(・)な(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)エレンは、ベルと命を誘拐したと思われる集団を追いかけてきていた。そして、そのアマゾネス(アイシャ)の『10階層に向かえ』という言葉を耳にしたエレンは、その言葉を頼りに10階層でやってきていた。

 

 

「でも、能力値(ステイタス)が向上したせいで、10階層(ここ)まで来るのにかなり時間を使っちゃった……」

 

 

 今のエレンは『精霊状態(モード)』の影響で、能力値(ステイタス)が約Lv.3の状態の状態になっているが、上昇した能力値(ステイタス)を上手く制御することができず、10階層まで辿り着くまでに何度も壁にぶつかったりなどしてしまい、かなりの時間を消費してしまっていた。

 

 

 

 さらには……。

 

 

 

『『『ブグッゥゥゥ……』』』

 

「……『オーク』かぁ。ご丁寧にモンスターを誘き寄せるトラップアイテムがバラまかれているし、ゾロゾロと他のモンスターも集まってきている」

 

 

 エレンの周囲を取り囲む大量のの『オーク』。それに周囲には強烈な異臭を放つ血肉がばら蒔かれており、その匂いに釣られて他のモンスターが次々と集まってきていた。

 

 

「───悪いけど、先を急いでいるんだ」

 

 

 そう呟いたエレンは【炉の女神の大盾(ヘスティア・アイギス)】に収納されている緑(・)色(・)の『魔剣』を取り出した。これはヴェルフに造ってもらった新作の『魔剣』。エレンは取り出した『魔剣』に回復魔法の炎を纏わせ、自身を取り囲んでいるモンスターに向けて振り下ろした。

 

 

「【鎌鼬(かまいたち)】!!」

 

 

 エレンが振るったのは風(・)属(・)性(・)の『魔剣』。【鎌鼬(かまいたち)】から放たれた風の刃が集まったモンスターを次々と切り裂いていった。階層中にはモンスターの断末魔が響き渡り、周囲に生えている草や枯木はモンスターの吹き出した血によって真っ赤に染まり、10階層の一角がちょっとした獄絵図が出来上がっていた。

 

 

「──────やり過ぎた」

 

 

 モンスターの返り血を浴び真っ赤に染まったエレンは小さく呟いた。周囲のモンスターを一掃することはできたが、周囲には【鎌鼬(かまいたち)】によって細切れになったモンスターの死骸と返り血で埋め尽くされ、周囲は血の匂いが空気中に充満していた。

 

 

「おいっ!さっきのモンスターの叫び声はなんだッ!?」

 

「ひ、ひでぇ……。これ全部モンスターの死骸だぞ!?」

 

「ウッ、ウェェェェェェェェェッッ!!?」

 

「───ん?」

 

 

 すると、霧の中から一団の冒険者パーティが現れた。どうやらさっきのモンスターの断末魔を聞きつけてやってきたようだが、モンスターの大量の死骸と血で染まった周囲を目にして絶句。嗅覚に敏感な獣人の女性に至っては胃の内容物を吐いてしまっていた。

 

 

「あ、あの~~~~~~」

 

『『『─────────!!!』』』

 

 

 エレンは追っている外套を被った集団を見てないか尋ねようと声をかけると、冒険者パーティの全員が一斉にエレンの方を振り向いた。彼らに声をかけた存在は、頭の上から足の下まで血で真っ赤に染まり切った存在。

 

 

「あ、あの………」

 

「ぎゃーーーーーーーーーーーーッッ!!?」

 

「化け物だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!?」

 

「お、置いていかないでぇぇぇぇッッ!!?」

 

「…………」

 

 

 エレンが声を掛けると、声を掛けられた冒険者パーティは持っていた荷物を捨てて一目散に逃げて行った。確かに今のエレンは血で全身が真っ赤に染まり、周囲には大量のモンスターの死体と血の海が出来上がっているが、いくら何でも悲鳴を上げて逃げなくてもいいのでは?と、この時のエレンは思った。

 

 

「外套を纏った集団を見てないか聞きたかったんだけど──────ん?」

 

 

 回復魔法の炎で全身に付いた血を浄化していると、ふとっ、足元の視線を落としたエレン。

 

 すると、エレンの足元に、冒険者の物と思われる大量の『足跡』を発見した。無論、この足跡はさっきのパーティの物とは別物。エレンが見つけた足跡は10階層の端(・)の(・)方(・)へと続いていた。

 

 

「……行ってみるか」

 

 

 『足跡』の先を目指して行動を開始したエレン。上昇した能力値(ステイタス)が暴れないように細心の注意を払いながら移動を開始した。それでも、走る速度(スピード)はみるみる上昇し、白い煙が立ち込める10階層に赤い閃光が走った。

 

 

「オゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!!」

 

「!! 『インファント・ドラゴン』……!?こんな時に───」

 

 

 霧の奥から姿を現したのは『上層』に置いて事実上の『階層主』と呼ばれる希少種(レアモンスター)───『インファント・ドラゴン』。

 

 エレンの行き先を妨害するように現れた小竜。これにエレンは全力で地面を蹴り一気に加速。【炉の女神の大盾(ヘスティア・アイギス)】をあらん限りの力を籠め、『インファント・ドラゴン』の顔面に目掛けて全(・)力(・)の(・)一(・)撃(・)を叩き込んだ。

 

 

「邪魔ッ!!」

 

「──────カァッ!!?」

 

 

 エレンの一撃をもろに食らった『インファント・ドラゴン』。その威力は小竜の首の骨を完全に砕き、頭蓋骨には大きな罅が入り『インファント・ドラゴン』の命はあっと言う間に刈り取られた。大きな巨体はすぐ近くの岩壁へとぶつかり、その衝撃で岩壁には大(・)き(・)な(・)穴(・)で出来上がっていった。

 

 

「───これは……人(・)工(・)物(・)の(・)横(・)穴(・)?」

 

 

 倒れた『インファント・ドラゴン』によって破壊された岩壁の奥から現れたのは石(・)材(・)を(・)用(・)い(・)て(・)作(・)ら(・)れ(・)た(・)で(・)あ(・)ろ(・)う(・)通(・)路(・)。エレンは恐る恐るその通路に足を踏み入れた。

 

 通路には照明などは1つも無かったが、『恩恵(ステイタス)』で視力が強化されているお陰で、エレンは問題なく活動することができ、さらに通路の奥へと進んでいくと、そこにはいつか旧地下水路で見つけたものと酷似する『扉』を発見した。

 

 

「……これ、最初見た時は分からなかったけど、この『扉』に使われている素材って『オリハルコン』だよね」

 

 

 エレンは『扉』に手を触れ、この『扉』に使われている大部分の素材を言い当てた。様々な素材とヒューマンや全亜人(デミ・ヒューマン)の技術を惜しみなくつぎ込まれたことで生み出された最硬精製金属(マスター・インゴット)。

 

 エレンが装備している【炉の女神の大盾(ヘスティア・アイギス)】にも使われており、滅多にお目にかかれない希少素材に圧倒されていると、『扉』に埋め込まれている紅の宝玉がキラリと光った。

 

 

「───あの宝玉。もしかして……」

 

 

 エレンは紅の宝玉に向けて手をかざし魔力を放出した。すると、紅の宝玉が光を放ち反応をすると、重厚な音を立てて上へと動き、『扉』は完(・)全(・)に(・)開(・)か(・)れ(・)た(・)。

 

 

「……あの宝玉。ヴェルフが造った『魔剣』と似(・)た(・)気(・)配(・)を感じたからダメ元で試してみたけど……本当に開いちゃったよ」

 

 

 『扉』に埋め込まれている紅の宝玉から、ヴェルフの造った『魔剣』と似た気配を感じたエレンは放出した魔力に『開け!』と念じてみたところ本当に開いてしまったことに驚いた。

 

 

「───さて、足跡はこの『扉』の方向に伸びていた───つまり、あの外套を纏った集団はこの中に入っていった、と」

 

 

 『扉』の先を魔石灯の灯りがついているが、薄暗い通路が遥か奥まで続いていた。明らかに何者かの手によって作られた人工物。下手をすれば、この先は何があるか分からない未開拓領域。上級冒険者が簡単に命を落とし場所の可能性が高い。

 

 よ(・)っ(・)ぽ(・)ど(・)の(・)馬(・)鹿(・)か(・)命(・)知(・)ら(・)ず(・)で(・)は(・)な(・)い(・)限(・)り(・)、大抵の冒険者はこの場を一旦離れる所なのだが、回復魔法の炎を纏ったエレンは石材の床を蹴り──────。

 

 

「殴り込みじゃオラァァァッ!!!命さんとベルを返しやがれぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!」

 

 

 この場に一人。大馬鹿野郎が人口迷宮───通称『クノッソス』の奥へと消えていった。

 

 

 

***

 

 

 

「でも、驚いたよね。まさかダンジョン内でイシュタル様と合流するなんてね」

 

「それに、『あれ』はなんだったんだろうね?明らかに人工物だったし……アイシャは何か知らないの?」

 

「さぁね。この世には知らないくてもいいこともある。お前達は何も考えなくていいさ」

 

 

 ベルと命を連れ去った外套の集団は、【イシュタル・ファミリア】の戦闘娼婦(バーベラ)。主神であるイシュタルの命で『ベルの連れ去ってこい。目的を果たしたら10階層に来い』と命じられていた。

 

 そして、目的を果たした戦闘娼婦(バーベラ)達はその足で10階層へと向かうと、そこには彼女達の主神であるイシュタル。副団長のタンムズ。それと仮面をつけた謎の人物が待っていた。

 

 さらに、仮面の人物の後をついていくと、ダンジョンの壁の一部から謎の扉が出現。その後は仮面の人物の後を付いていき、謎の人工物へと入りしばらく歩いていくと、今度は旧地下水路へと辿りついた所で主神(イシュタル)を別れ、現在は本拠(ホーム)に帰還中であった。

 

 

「でも、凄かったよね!あの【怖いもの知らず(ドレッドノート)】。あんなに強いとは思わなかったよ。アイシャでも勝てなかったんでしょ?」

 

「そうだねぇ。負(・)け(・)は(・)し(・)な(・)い(・)が(・)勝(・)て(・)る(・)気(・)が(・)し(・)な(・)か(・)っ(・)た(・)。いくらダメージを与えてもすぐに回復されちゃ溜まったもんじゃないよ」

 

「……追いかけてくるかなぁ?」

 

「安心しな、レナ。仮にあの『扉』を見つけたとしても、あの雄には開ける手段ない。仮に『扉』を開けれたとしても、よっぽどの考(・)え(・)な(・)し(・)の(・)馬(・)鹿(・)でもない限り入ろうなんて思いもしないさ」

 

『『『オオオオオオオオオオオオオオオッ!』』』

 

『邪魔じゃオラァァァァァァァァァァッッ!!!』

 

「…………でも、アイシャ」

 

「ん?」

 

「相手は【怖いもの知らず(ドレッドノート)】って呼ばれているぐらいだよ?」

 

「…………」

 

 

 アマゾネスの少女(レナ)の言葉にアイシャは言葉を詰まらせた。確かにあの雄は周囲から【怖いもの知らず(ドレッドノート)】なんて呼ばれているが、流石にたった一人であのダンジョン紛いな場所に突っ込んでくるような馬鹿な奴ではないはず──────多分。

 

 『いや、まさかなぁ……』と呟いたアイシャは、この後の『儀式』の準備をするために、他のアマゾネス達に先を急ぐように号令を出した。

 

 

 

***

 

 

 

「…………タナトス」

 

「ん?どうしたの、バルカちゃん?」

 

「侵(・)入(・)者(・)だ(・)」

 

「…………侵入者?この人造迷宮(クノッソス)に?」

 

 

 不健康そうな真っ白な肌と亡者のような容姿したヒューマンの男がタナトスと呼ばれる男神に声を掛ける。声が掛かった男神は何事かと思うと、まさかの内容に呆然と立ち尽くしていた。

 

 

「始祖の扉が次々と開けられる……怪物(モンスター)共を差し向けても、『魔剣』で返り討ちにあっている」

 

「──────ちょっと待って、『扉』が開けられる?もしかして『鍵』を持っているのッ!!?」

 

「いや、そんな風には見えない……どういう意味だ?もしかして、我らの血族なのか?」

 

「その侵入者の場所はッ!?」

 

「10階層だ」

 

 

 バルカの言葉を聞いたタナトスを頭を抱えた。この男神は現在の闇派閥(イヴィルス)の主神であり、現在は【ロキ・ファミリア】と【アストレア・ファミリア】の人造迷宮(クノッソス)の罠に嵌め、バラバラに分断させた所である。

 

バラバラになったなった冒険者達は怪人(クリーチャー)やモンスターにかなりの手傷を負わされ、まともに身動きの取れない状況が続いていた。

 

 

「(10階層から侵入者?ロキかアストレアが差し向けた救援?いやいや!単独(ソロ)で救援なんて無謀も良いところでしょ!!)」

 

 

 頭を抱えたタナトスは必死に事態の状況把握に努めようとした。それでも、侵入者の意図が全く分からなかったが、少なくとも『扉』の操作が可能な人物をロキとアストレアの眷属達との接触を阻止するように、バルカに指示を出した。

 

 

「バルカちゃん。俺の眷属を向かわせてぇ!!なんとしても10階層で侵入者を仕留めて!!」

 

「…………無駄だ」

 

「──────なんて?」

 

「全(・)滅(・)だ(・)」

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!」

 

 

 台座に満たされている水を覗き込み、そこから映し出された映像を見ていたバルカの言葉に、タナトスの大声が闇派閥(イヴィルス)の迷宮中に木霊した。近くにいた闇派閥(イヴィルス)の幹部達は、取り乱す主神(タナトス)の姿に動揺が広がっていた。

 

 

「自爆は!?僕の眷属ちゃん達の頑張りはどうなったの!!」

 

「自(・)爆(・)す(・)る(・)前(・)に(・)無(・)力(・)化(・)さ(・)れ(・)た(・)」

 

「噓でしょッ!?」

 

 

 バルカの報告にまたしても大きな悲鳴染みた声を上げるタナトス。そして、一体何が起こっているのか確かめるため、バルカが覗き込んでいる台座へと直行した。

 

 

「─────────ハハハ。マジかぁ~~~~」

 

 

 水面に映る映像を見たタナトスから乾いた笑い声が漏れ出た。水面には大勢の白装束を纏った集団が氷(・)漬(・)け(・)となっており、侵入者と思われる人物が一人の白装束を纏った人物の胸ぐらを掴み、物凄いスピードで揺らしている場面が映し出されていた。




ここまで読んでいただきありがとうございました。

 エレンが『扉』を開けることができた件についてですが、今作には初代ダイダロスは“精霊の血を引いている”といった設定となっている影響です。

 そして、ヴェルフと同じようにその子孫にも精霊の血は受け継がれていますが、初代ダイダロスがダンジョンに魅入ってしまった影響で『呪い』へと反転してしまっており、これが『血の呪縛』となっています。(他にも、エレンが『神秘』を獲得している事も影響しています)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

先導の英雄(作者:無銘のヲタク)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

これより始まる物語は、今より遥か昔、偽りの楽園に住みし魔物を倒し、姫を救った英雄アルゴノゥト、そんな彼と似た姿形をした少年ベル・クラネルの成長の物語……▼ではなく。▼少年が舞台に上がる以前…オラリオ史上最悪の時代に生きた英雄の『友』のお話。▼初投稿なので至らぬところもございますがどうか感想、訂正、評価よろしくお願いします。▼ちなみにダンまちの好きなキャラはア…


総合評価:4283/評価:8.38/連載:53話/更新日時:2026年07月29日(水) 03:06 小説情報

ダンジョンはつらいよどこまでも(作者:たっぷり)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

▼原作が崩壊したことを悟った少年の明日はあっちだ。


総合評価:24379/評価:8.78/連載:33話/更新日時:2026年10月04日(日) 07:00 小説情報

ディアンケヒト・ファミリアの末っ子(作者:マジックテープ財布)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

医療系としては現オラリオにおいてトップの地位に君臨する大手派閥【ディアンケヒト・ファミリア】。そこには齢12歳で治癒魔法を操るパルゥムが居た。▼これはそんな彼が聖女の見ている情景に寄り添う物語である。▼【挿絵表示】▼相も変わらず、〇〇の××シリーズです。はい▼【お知らせ】▼約10000文字に増やしました。(もしかしたら5000文字とかもたまにやるかも)▼【お…


総合評価:4182/評価:8.44/連載:171話/更新日時:2026年11月01日(日) 07:00 小説情報

冒険します。冒険者なので。(作者:POTROT)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ギルド「冒険すんな! でもランクアップはして♡」▼主人公「冒険者なんで冒険します。ガンガン死地に突っ込んでランクアップします」▼色々な人達「キレそう」


総合評価:26537/評価:8.53/連載:68話/更新日時:2026年09月30日(水) 11:56 小説情報

二人の姫と出会った少年は英雄の道を歩む(作者:Kkky)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

この物語は、本来なら出会うことも見ることもなかった一人の女がある少年の“髪”を見てしまったことにより分岐した世界。▼その出会いによる変化がもたらすものは喜劇か、はたまた悲劇か▼これは少年が突き進み、少女が歩む、眷属の物語(ファミリア・ミィス)。▼


総合評価:8595/評価:9.02/連載:131話/更新日時:2026年10月31日(土) 00:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>