Blue Archive -Document SKIP feat.OMEGA and...-   作:LN58

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【新約】ウルトラマンオメガ【第1部】

【新約】ウルトラマンオメガ【第1部】

話数
サブタイトル
登場怪獣
共闘

00重なる未来 殲滅細胞怪獣:ゾメラ 宇宙観測隊員:オメガ

メテオカイジュウ:レキネス

メテオカイジュウ:トライガロン

メテオカイジュウ:ヴァルジェネス

01姿なき挑戦者 宇宙狩人:クール星人 メテオカイジュウ:レキネス

メテオカイジュウ:トライガロン

メテオカイジュウ:ヴァルジェネス

02美しき侵略者 変身怪人:ピット星人(悪)

宇宙怪獣:EXエレキング

変身怪人:ピット星人(善)

宇宙怪獣:エレキング(エリーちゃん)

メテオカイジュウ:レキネス

03サイバー怪獣 降臨! 宇宙野人:ワイルド星人

宇宙竜:ナース

サイバー怪獣:サイバーエレキング(エリーちゃん)

04宇宙大怪獣 襲来! 宇宙大怪獣:ベムスター

光波怪獣:ガイリュウガ

侵略宇宙人:キル星人

メテオカイジュウ:ヴァルジェネス

05涙の怪獣退治! 侵略宇宙人:キル星人

宇宙怪獣:改造ベムスター

宇宙怪獣:改造エレキング

サイバー怪獣:サイバーベムスター(ベムちゃん)

06700キロを突っ走れ! 侵略宇宙人:キル星人

戦車怪獣:恐竜戦車

メテオカイジュウ:トライガロン

07海底基地を追え! 宇宙海底人:ミミー星人

軍艦ロボット:アイアンロックス

サイバー怪獣:サイバー恐竜戦車(デイナちゃん)

08鋼鉄大陸攻略戦(前編) 策略宇宙人:ペダン星人

宇宙ロボット:キングジョー

サイバー怪獣:サイバーエレキング(エリーちゃん)

サイバー怪獣:サイバーベムスター(ベムちゃん)

サイバー怪獣:サイバー恐竜戦車(デイナちゃん)

09鋼鉄大陸攻略戦(後編) 再生怪獣:ギエロン星獣

ロボット怪獣:メカゴモラ

メテオカイジュウ:レキネス

メテオカイジュウ:トライガロン

メテオカイジュウ:ヴァルジェネス

10史上最大の侵略(前編) 幽霊怪人:ゴース星人

双頭怪獣:キングパンドン

宇宙観測隊員:アルファ

11史上最大の侵略(後編) 地獄細胞怪獣:ゾメラパンドン

暴君怪獣:タイラント

宇宙観測隊員:アルファ

サイバー怪獣:サイバーエレキング(エリーちゃん)

サイバー怪獣:サイバーベムスター(ベムちゃん)

サイバー怪獣:サイバー恐竜戦車(デイナちゃん)

12掴み取れ 希望の未来!

破滅の未来を超えてゆけ!

冥獄細胞怪獣:ゾメラタイラント 宇宙観測隊員:アルファ

メテオカイジュウ:レキネス

メテオカイジュウ:トライガロン

メテオカイジュウ:ヴァルジェネス

並行同位体:イシドウ・アユム

サイバー怪獣:サイバーアースガロン

ウルトラマンブレーザー

ウルトラマンアーク

 


 

 

◆あらすじ

K-DAYの発生から新年を迎え、この惑星(キヴォトス)における“目覚めの刻”の最高潮に現れた 人類が生み出してしまった殲滅細胞怪獣:ゾメラの脅威が退けられたことで怪獣の活動が鎮静化し、“目覚めの刻”のピークを過ぎたと思われた学園都市:キヴォトスに新たな脅威が襲いかかる。

 

この惑星(キヴォトス)を観測し続けていた宇宙観測隊員:オメガが消失し、更には世界中の怪獣たちにゾメラが放った洗脳波動は実は宇宙の彼方にまで届き、それが外敵の侵入を防ぎ続けていた宇宙観測隊員の不在の隙をついて宇宙人や宇宙怪獣の襲来を招くことになったのである。

 

こうして更なる試練の時“宇宙戦争”が勃発し、怪獣の存在が日常のものとなった人類はゾメラを生み出してしまった業と向き合わねばならないのであった。

 

一方、怪獣たちの“目覚めの刻”が収まってきたことで活動を再開し始めた【デカグラマトンの預言者】と決着をつけるために、生徒たちの卒業と未来を賭けた【鋼鉄大陸攻略戦】が始まろうとしていた――――――!

 

 

ウルトラマンオメガと一体となった地球人:星見 コウセイと、並行世界の自分自身(プレナパテス)の意思を宿す地球人:石堂 アユムはこの惑星(キヴォトス)の平和と未来のために新たな戦いに身を投じていくこととなる。

 

そこには“目覚めの刻”を乗り越えた頼もしき仲間たちと、始まってしまった“宇宙戦争”の激戦の中で新たに結ばれた絆を宿す者たちの姿があった。

 

 

これこそが宇宙人×地球人×怪獣の新たな境地!

 

出でよ、サイバー怪獣! リアライズ!

 

これが新たな切り札! サイバーアーマー、アクティブ!

 

 


 

 

Xio(ジオ)デバイサー&サイバーカード

バロッサ星人:ギルダを“目覚めの刻”を乗り越える奇跡を見せると言い包めて、並行世界の地球の防衛チームの装備を何かもらえないか言ってみたところ、本当にもらえてしまった ファントン星人:グルマンの超科学が大元にある オーパーツ。

『ウルトラマンX』の防衛チーム【Xio(ジオ)】は出現した怪獣を分析し、カードとしてデータ化しており、そのカードがサイバーカードであり、Xio(ジオ)デバイサーは専用のカード読み取り機となる。*1

Xio(ジオ)デバイサーは本来なら通信機能に加えて、膨大なデータベースから出力される怪獣分析機としても使えるのだが、別の宇宙に持ち込まれているために肝腎の【Xio(ジオ)】のデータベースとの接続がないため、ただのサイバーカード読み取り機と化している。

また、もらったサイバーカードから召喚されるサイバー怪獣もまた、オリジナルの怪獣のデータが存在する【Xio(ジオ)】のデータベースがないわけなので、Xio(ジオ)デバイサーに読み取らせても何も起こらない玩具と化していた。

 

しかし、“目覚めの刻”最終決戦となるゾメラ撃破作戦では結果として使用することはなかったものの、それまでにはサイバー怪獣やエレクトロ粒子の理論の検証を済ませてあり、

【怪特隊】の初出撃で捕獲に成功したキングアリゲトータスをオリジナルとしたキヴォトス初のサイバー怪獣:サイバーキングアリゲトータスの実用化に成功している。

また、生きた怪獣を人形化したスパークドールズを利用してサイバーカードの能力を具現化させるエレクトロ粒子の生成や供給を安定化させる利用法をこの惑星(キヴォトス)で再現しようと試みた結果、

一見すると怪獣の玩具に見えるメテオカイジュウがスパークドールズと瓜二つということで、そこからメテオカイジュウのサイバーカードも創られており、

宇宙観測隊員のオメガにメテオカイジュウを全て回収されてしまった怪獣使い:星見 コウセイの新たな仲間(戦力)として運用される予定であった。

 

その後、宇宙観測隊員:オメガの消失に伴い、宇宙観測隊員がいなくなった隙を狙ってこの惑星(キヴォトス)に侵略を仕掛けてきた宇宙人や宇宙怪獣との“宇宙戦争”が勃発し、

そこで捕獲した怪獣たち:エレキング(エリーちゃん)ベムスター(ベムちゃん)恐竜戦車(デイナちゃん)をオリジナルとしたサイバー怪獣が誕生し、いよいよ実戦投入の時を迎えた。

 

 

サイバー怪獣はサイバーカードを読み取ることで電脳世界から現実世界にリアライズ(召喚)される人造怪獣であり、エレクトロ粒子によって構成されているため、実態としては非生物となっている。

そのため、生物ではないために ゾヴァラスの怪獣を操る“洗脳波動”や、鋼鉄大陸を形成するネツァクの“物質の再構築”による侵食を受け付けないという強みを持つ。

また、Xio(ジオ)デバイサーからの指揮で動かすことができるため、怪獣使い:星見 コウセイでなくとも操作できる利点を持つが、怪獣使いの適性によって意思伝達に顕著な差が見られるようだ。

極めつけは、メテオカイジュウがウルトラマンオメガに装着されるメテオアーマーになるように、サイバー怪獣もまたサイバーアーマーとなってウルトラマンオメガの強化を行うことができるのだ。

手順としてはサイバーカードを読み取る前にオメガメテオを読み込ませることでユナイト(同期)となり、そうすることでサイバーカードのもう一つのモードが発動する。

 

その反面、サイバー怪獣を実体化させるエレクトロ粒子の生成・供給には莫大なエネルギーが必要となるために非常に燃費が悪く、サイバーエレキングのオリジナルであるエリーちゃんが発電してくれないことにはまともな運用ができない。

その意味ではメテオカイジュウは怪獣使い:星見 コウセイの生命エネルギーを糧に起動することを考えると燃費が非常に良いことになる。

裏返せば、怪獣使い:星見 コウセイの状態に左右されずに運用できるのがサイバー怪獣とも言えるので、状況に応じて有効活用するべし。

また、オリジナルそのものであるメテオカイジュウと比べると、サイバー怪獣は電脳世界の存在が現実世界にアバターを送り込んで操作していることになるため、どうしても時間差(タイムラグ)が発生し、反応がメテオカイジュウに比べると確実に鈍い。

そして、外敵の侵略を防ぎながら星の上に現れた怪獣を“観測”するために宇宙観測隊員の戦力として求められる能力を有しているメテオカイジュウたちの直接的な戦闘能力が極めて高いのに対し、

サイバー怪獣たちは メテオカイジュウの二番煎じとならないように メテオカイジュウにはない能力を持たせる方針となっているため、単純な戦闘能力ではメテオカイジュウに明確に劣っている。

そもそも、人類に鹵獲できる程度の脅威をデータ化してサイバーカードにしているということは、鹵獲できている時点で人類にとって大した脅威になっていない怪獣しかサイバー怪獣になっていないので、強豪怪獣に蹴散らされるのも当然と言えばそうなのだ。

 

 

Xio(ジオ)デバイサーの機能一覧

用語
説明

通信機能『ウルトラマンX』の防衛チーム【Xio(ジオ)】で制式採用されている通信機。

通信機としての携帯性を追求して使いやすい形状にできるかもしれないが、

これは多機能端末であるため、様々な機能を実装した上でこれが最適の形状ということになる。

怪獣分析機能(ガオディクション)膨大な怪獣のデータベースと接続して遭遇した怪獣の生態や能力、感情を分析し、

駆除か保護かの怪獣退治の現場で総合的な判断を促す。

十分なデータベースとの接続がないと分析機能は十全に機能しないが、

オフラインでも現場環境の調査や怪獣の基本的な分析程度ならば単独で可能。

サイバーカード読み取り機能防衛チーム【Xio(ジオ)】ではサイバーカードを読み取らせることで、

ビークルの起動、サイバー怪獣の召喚、武装のリミッター解除などを可能にしている。

リード(read)サイバーカードをXio(ジオ)デバイサーに読み込ませること。

ロード(load)Xio(ジオ)デバイサーに読み込ませたサイバーカードの効果が発動する。

リミッター解除対応した兵装で一発限りの必殺技を発動する。その効果は 理論上 絶大。

防衛チームによる怪獣退治における 最終最大の切り札となる 万が一の保険として用意されたものであり、

基本的に後が無い状況での使用を想定し、リミッター解除した兵装は使用不能となる諸刃の剣。

リアライズ(召喚)サイバー怪獣を召喚する。命令や操作はXio(ジオ)デバイサーを通じて行える。

「サイバーエレキング、ロードします」

「サイバーエレキング、リアライズ」

ユナイト(同期)正確にはXio(ジオ)デバイサーに宿ったウルトラマンと一体化するものだが、

媒介となるオメガメテオをリードすることでユナイトとなる。

単独ではオメガメテオ同士の通信にしか使えないのだが、

それによって肉体を失った大木田 ソラト/ウルトラマンオメガとの対話が可能となる。

「ウルトラマンオメガと、ユナイトします」

「オメガ、ユナイテッド」

アクティブ(稼働)ユナイト後に サイバー怪獣のサイバーカードをリードすることで発動する もう一つのモード。

サイバー怪獣がサイバーアーマーとなってウルトラマンオメガに装着され、ウルトラマンの戦闘能力が向上する。

「サイバーエレキング、ロードします」

「サイバーエレキングアーマー、アクティブ」

 

サイバーカード一覧

番号
カード名
説明

00 サイバーエレキング(X) バロッサ星人:ギルダからもらったサイバーカード。

オリジナルの怪獣のデータがないため、Xio(ジオ)デバイサーに読み込ませても反応はない。

しかし、サイバー怪獣とエレクトロ粒子の理論の検証はここから始まったという意味で極めて重要な一枚。

01サイバーキングアリゲトータス愛称:ピーターくん。人類が初めて捕獲に成功した怪獣から実用化に成功した初のサイバー怪獣。

02サイバーレキネスメテオカイジュウに代わる戦力として怪獣使い:星見 コウセイのために用意されたサイバー怪獣。

ただし、ウルトラマンオメガが復帰したことでメテオカイジュウも再び使えるようになったため、リアライズされることはない。

03サイバートライガロンメテオカイジュウに代わる戦力として怪獣使い:星見 コウセイのために用意されたサイバー怪獣。

ただし、ウルトラマンオメガが復帰したことでメテオカイジュウも再び使えるようになったため、リアライズされることはない。

04サイバーヴァルジェネスメテオカイジュウに代わる戦力として怪獣使い:星見 コウセイのために用意されたサイバー怪獣。

ただし、ウルトラマンオメガが復帰したことでメテオカイジュウも再び使えるようになったため、リアライズされることはない。

05サイバープレナパテス並行世界の自分自身(イシドウ・アユム)この世界の自分自身(石堂 アユム)に送信し続けていたデータなども加味したことで解像度が高まった“色彩の嚮導者”プレナパテスの複製(ミメシス)

サイバー怪獣としての特性とシッテムの箱の所有者のDNA情報を組み合わせることでアユム先生と“ユナイト”が可能となっており、

カエン102貯蔵器官(バッテリー)とサイバーキングアリゲトータスとの合わせ技で“巨大アユム先生”に変身することが可能。

ゾメラ退治作戦の最後の手段として予定されていたものがまさにコレであり、ゾメラの体内にあるカエン102を大爆発させるべく特攻するつもりだった。

06サイバーエレキング愛称:エリーちゃん。宇宙人同士の抗争で与することになったピット星人(善)から譲り受けたことでサイバー怪獣のオリジナルを得ることになった。

07サイバーベムスター愛称:ベムちゃん。宇宙から飛来した凶悪怪獣ではあったが、偶然にも人類に有害なエネルギーを取り込んで腹が満たされたことで懐いたため、サイバー怪獣のオリジナルの確保に成功する。

08サイバー恐竜戦車(ディノタンク)愛称:デイナちゃん。キル星人の科学力で蘇生した恐竜を後ろ脚を切り落として戦車にくっつけたという残虐な扱いを受けており、完全に捨て駒扱いということで寿命もわずかであったところを捕獲に成功した。

09サイバーアースガロンテクスチャの崩壊というキヴォトス史上最大の混沌を逆に利用して並行世界の自分自身(イシドウ・アユム)の成れの果てである“色彩の嚮導者”プレナパテスに“崇高”を見出し、サイバーアースガロンに転生させることに成功した。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバーエレキング(宇宙怪獣:エレキング) 愛称:エリーちゃん 

宇宙観測隊員がいない状態のこの惑星(キヴォトス)を発見し、その美しさから我が物にせんと侵略を開始した ゲネス人たちのIFと言える 変身怪人:ピット星人から託されたオリジナルから誕生したサイバー怪獣。

つまり、キヴォトスの防衛戦力としてオリジナルの宇宙怪獣:エレキングとサイバー怪獣:サイバーエレキングの両方が存在しており、

オリジナルはサイバーカードを運用するのに必要不可欠なエレクトロ粒子の生成に必要な発電機として丁重に扱われており、

サイバーエレキングの方は オリジナルの能力を再現した汎用性の高さから もっともリアライズして怪獣バトルを繰り広げる 人類側の主戦力となる。

つまり、オリジナルのエレキングが電気を起こして生成したエレクトロ粒子で構成されているサイバーエレキングの強さはそのままオリジナルの強さと言って過言ではなく、

サイバーエレキングの攻撃力は消費されるエレクトロ粒子ひいては消費電力となってくるため、サイバー怪獣の長所と短所がそのままダイレクトに現れることになる。

 

メテオカイジュウ:レキネスと比較される尾長二足歩行怪獣であり、レキネス同様にゴモラのようなパワータイプとの真正面からのぶつかり合いを苦手とする分、レキネスには念動力、エレキングには電撃能力が扱えるため、どちらもウルトラマンの戦闘を支える脇役として活躍する。

能力評価としては単体の戦闘能力では 売りとなる念動力だけでは怪獣を倒せないレキネスより 電撃能力で怪獣をノックアウトできるサイバーエレキングに軍配を上げるものの、念動力による応用力で不測の事態に対応しやすいという点ではレキネスの方が補助戦力として安定していると言える。

一方、アーマーの能力評価では圧倒的にレキネスアーマーの方が強く、エレキングアーマーは使いこなせれば変幻自在ということで扱いが難しいという逆転現象が起きている。

そのため、とことん攻めるならレキネスアーマーとサイバーエレキングで畳み掛け、対応力を強化するならエレキングアーマーとレキネスで構えることで戦術の幅が拡がる。

 

 

エレキングアーマー

サイバーエレキングの能力を宿したサイバーアーマー。

右腕に電撃を操れるエレキアーム、左肩にエレキングの頭部を模したアーマーが装着される。

メテオカイジュウと合体するメテオアーマー3種と比べると、白兵戦での明確な強みがないものの、エレキアームからの電撃が変幻自在であり、

格闘戦ではエレキアームから放たれる電撃をエレキングのエレクトリックテールのごとく巻き付かせて相手に電気ショックを浴びせたり、電気の鞭のように使って叩きつけたりでき、

射撃戦ではエレキングの口から発射する三日月状の放電光線を元にしたエレクトリックカッターで迎撃が可能となっている。

また、左肩のエレキングヘッドの口部にはエレキネットが格納されており、エレクトロ粒子で構成されたサイバー投網を発射して怪獣の身動きを封じる他、発射せずに棒状に展開することで電気柵のように使うことも可能。

更に、エレキネットで電気エネルギーの放出や吸収が可能であり、それによる前線での電力供給や敵地からの電力強奪なんてこともできてしまえる。

そのため、付かず離れずの中距離でエレキアームのモードを切り替えての戦闘を得意としており、これまでのアーマーではできなかったトリッキーな戦法を実現させている。

また、地味にエレキングの水泳能力が反映されているため、水中戦が得意となっており、海に逃げ込んだ怪獣をエレクトリックテールで逃さず釣り上げてしまう芸当も可能。

 

必殺技はエレキング電撃波。右腕のエレキアームからエレキングの黄色い電撃とオメガの力が込められた青い電撃を放つ。

 

最初に実用化に成功したサイバーアーマーということで、機能自体はかなりシンプルにまとまっているが、扱う能力が電気であるため、最初のサイバーアーマーながら高い汎用性を持っている。

エレキングに由来する強力な電撃能力を活かしてウルトラマン用の超巨大レールガンに接続する場面もあり、宇宙人×地球人×怪獣をもっとも体現したサイバーアーマーと言える。

弱点は電気エネルギーに特化した性能であるため、電気エネルギーを無効化する相手には手も足も出ないが、そういったエネルギー吸収能力を持つ敵は物理で倒せばいいだけなので、そこは従来のアーマーとの使い分けとなる。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバーベムスター(宇宙大怪獣:ベムスター) 愛称:ベムちゃん

宇宙中で恐れられている宇宙大怪獣の襲来に人類側は手も足も出ないと思われたが、その悪食ぶりからたまたま腹を満たしてやれたことで懐かせることに成功して誕生したサイバー怪獣。

宇宙大怪獣として宇宙中で恐れられていながら愛嬌のある見た目ということで“強くて可愛い”ということでファンが急増し、ベムちゃんの愛称で親しまれることになり、怪獣との絆が育まれることとなった。

しかし、オリジナルは その後 侵略宇宙人の手によって改造ベムスターとなって再び人類の脅威となってしまい、もはや倒すしかないとして その最期を惜しまれることとなった。

同時にサイバーベムスターの初陣の相手がオリジナルの成れの果てである改造ベムスターということで、因果な決着の付け方となってしまった。

 

メテオカイジュウ:ヴァルジェネスと比較される飛行戦力であり、ヴァルジェネスが4大属性の攻撃による猛攻を得意とするのに対し、ベムスターは腹部の五角形の口:吸引アトラクタースパウトという消化器官であらゆる射撃攻撃を吸収してしまうため、非常に守りが強い。

その捕食対象はヘリウムや窒素などのエネルギー資源、果ては宇宙ステーションやスペシウム光線などにまで及び、有機物無機物、有形無形のものまでお構いなしに呑み込んでしまう。

それでいて宇宙大怪獣の別名に相応しい肉弾戦の強さを誇り、超合金をも噛み砕く嘴、角からは黄色の破壊光線:ベムスタービームを放つことができるため、攻守共に隙がない。

そのため、メテオカイジュウ最強と名高いヴァルジェネスと同じく、サイバー怪獣最強はこのベムスターであり、並大抵の怪獣の攻撃を無力化できてしまえることから防衛の要としても非常に有用。

と言うより、本来ならば捕獲することが不可能と言えるレベルの宇宙大怪獣であり、それをサイバーカードにできたこと自体が奇跡みたいなものなので、サイバーベムスターに限ってはメテオカイジュウに勝るとも劣らない戦力となっている。

実際、ウルトラマンと殴り合って勝てるぐらいの強さの怪獣が 普通に空からやってきて 光線も銃弾も吸収してしまうので、並大抵の怪獣は何もできないままベムスターに殴り倒されるしかないため、ウルトラマン並みの汎用性と戦闘能力の評価がつけられており、困ったらサイバーベムスターを出しているだけで怪獣退治が済むほどである。

その点では、怪獣使い:星見 コウセイに大きな負担をかけるヴァルジェネスよりも極めて運用性に優れているのだが、最大火力に関してはヴァルジェネスが圧倒しているため、並大抵の怪獣を封殺するならサイバーベムスター、強敵を最大火力で粉砕するならヴァルジェネスという具合に使い分けるとコウセイの負担が減って楽になる。

とは言え、サイバーベムスターとヴァルジェネスの同時運用は最強の盾と矛が揃う展開となるため、組み合わせとしては間違いなく最強である。

 

 

ベムスターアーマー

サイバーベムスターの能力を宿したサイバーアーマー。

左腕にベムスターの腹部を模したシールドアーマーが装着されており、取り外してブーメランのように投げつけることができる。

サイバーアーマーの中では光線技に対する耐性が極めて高く、自然光の吸収効率も極限まで高められているため、太陽エネルギーを吸収している光の巨人の持久力を向上させている。

そのため、太陽エネルギーが吸収できない夜間戦闘においても月光エネルギーだけで長時間の戦闘が可能となっており、アーマーに吸収した自然光を放出して強烈な光で目眩ましができる。

また、宇宙大怪獣:ベムスターに由来する優れた航行能力を発揮するため、攻撃・防御・機動の三拍子揃ったバランスの取れた形態となる。

ただし、白兵戦では全体的に取り回しが悪いため、基本的には防御寄りの性能となっており、耐久力を高めてジワジワと相手を追い詰める。

 

必殺技はベムスタースパウト。元になったベムスター同様、シールドアーマーで攻撃を吸収し、吸収した光線にオメガの力が込められた青い光を纏わせて敵に撃ち返す。

 

やることは とにかく強化された耐久力で持久戦を仕掛けてベムスタースパウトを狙う カウンタータイプ。

単調な戦法になる一方、明確な防御力の向上が見られるサイバーアーマーということで壁役としての起用が主となる。

また、ベムスタースパウトが発動するシールドアーマーが戦術の要かつ実質的な本体と言えるものとなっており、

ブーメランのように投げつけられることを利用して、宇宙ブーメラン:オメガスラッガーのように変幻自在に操作することができ、

あらかじめ吸収した敵の弱点となる光線を予想もつかない位置からベムスタースパウトで狙撃する奇襲戦法が可能である。

また、アーマーに吸収した自然光から強烈な光を放つのも、敵に対しては目眩まし、味方に対してはビーコンとなってベムスタースパウトに使う光線を撃ち込んでもらう連携攻撃に繋げられるため、単体での活躍よりも連携が重要なアーマーと言える。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバー恐竜戦車(ディノタンク)(戦車怪獣:恐竜戦車) 愛称:デイナちゃん

戦争好きなキル星人の人の心のないバイオ科学で現代に復活させられた恐竜を後ろ脚を切り落とした上でサイボーグ化して戦車に合体させて誕生した恐竜戦車の捕獲に成功して誕生したサイバー怪獣。

元から戦争のために蘇らせた使い捨ての駒という扱いのため、復活したところで余命はわずかであったが、最後に人間との交流を経て看取られた後、サイバー怪獣に転生して大暴れすることとなる。

 

怪力と俊足を誇るメテオカイジュウ:トライガロンと比較されることが多く、サイバー恐竜戦車もまたトライガロン同様にウルトラマンを乗せて高速移動ができるほどの馬力を誇る。

また、戦車と合体した恐竜サイボーグということで目から破壊光線を放ち、意外にも旋回性も悪くないために命中精度の高い3連装砲、敵を滅多打ちにできるしっぽ攻撃によって近距離戦が凄まじく強い。

しかし、キャタピラ移動の戦車であるため、トライガロンのように飛び跳ねることができず、平面移動しかできない点では機動力に難がある。

その反面、キャタピラで走破できる戦場では戦車の装甲と突進力も相まって全てを地均ししてしまう生体兵器としての迫力があり、正面からのぶつかり合いではトライガロンも撥ね飛ばされるほどであった。

このようにトライガロンの個性を一層強くしたような特徴と癖を持っており、その強みを発揮できる状況にあれば驚異的な戦果を叩き出すというサイバー怪獣随一の問題児である。

一方、そのサイバーアーマーは運用法がかなり異なってくるため、使い分けや役割分担が極めて重要なサイバーカードとなっている。

 

 

ディノタンクアーマー

サイバー恐竜戦車の能力を宿したサイバーアーマー。

両足にローラーダッシュ、両手にガトリングガン、両肩にキャノン砲を載せた砲撃戦仕様となり、恐竜戦車のアーマー化したらこうなるというイメージ通りの重装備となっている。*2

完全に地上特化の性能となっており、空中性能は言うまでもなく劣悪なのだが、そんなのは役割の問題であって、その地上性能を侮るなかれ。

恐竜戦車の恐るべき突進力や旋回性をサイバーアーマーで再現を目指した結果、ローラーダッシュの加速力が凄まじく、ターンピックによる急旋回も可能で、ホバー走行への移行で水上移動にも対応している。

その機動力を踏まえた射撃武装によって 強襲突撃と長距離支援の役割を激しく切り替えて距離の奪い合いを制するという 荒々しい戦いぶりが持ち味となっている。

特に、ガトリングガンの中心に据えられている隠し武器:パイルバンカーの貫通力は凄まじく、ロボット怪獣の強固な装甲すら撃ち貫く。

 

必殺技はダイノソアフルバースト。オメガの力が込められた青い光を纏わせた全砲門一斉発射。それに怯んだ一瞬の隙に詰め寄った隠し武器:パイルバンカーで撃ち貫いた後には青い光が爆散する。

 

サイバー怪獣はエレクトロ粒子で構成されているため、サイバー怪獣の力をまとうサイバーアーマーもまたエレクトロ粒子で構成され、その武装もエレクトロ粒子で構成されているということで、攻撃する度にエレクトロ粒子を馬鹿食いするということで燃費が劣悪な形態となっている。

しかし、砲撃戦に特化した長距離支援型のサイバーアーマーは唯一無二の性能と役割となっており、どちらかと言うと怪獣退治よりも異星人の侵略兵器への打撃に主眼が置かれており、事実として侵略宇宙人が繰り出すロボット怪獣や円盤群を叩きのめす設計思想となっている。

特に、ネツァクの“物質の再構築”によって侵食される恐れがある鋼鉄大陸においては、エレクトロ粒子で構成されているサイバー怪獣は影響を受けないために 元々 有利であるだけじゃなく、

安全な距離から一方的に鋼鉄大陸に砲撃できることに加えて、鋼鉄大陸の大地を容赦なくローラーダッシュをしてターンピックを撃ち込むだけでズタズタにできるため、【鋼鉄大陸攻略戦】ではもっとも破壊の限りを尽くした対侵略者用兵装として大暴れしている。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバーキングアリゲトータス(深海怪獣:キングアリゲトータス) 愛称:ピーターくん

人類が最初に捕獲に成功した怪獣:キングアリゲトータスから生み出された、キヴォトス初のサイバー怪獣。

さすがにリアライズして怪獣バトルをさせるには能力不足ではあるものの、自らの意思で体温を変化させることで『体の大きさを制御できる』能力は注目されており、その利用方法が模索されていた。

実際、熱量を確保できれば質量を爆発的に増加させることができるトンデモ能力であるため、“ビッグシスター”調月 リオや“全知”明星 ヒマリを超える“大天才”である石堂 アユムが導き出した利用方法は常軌を逸するものであった――――――。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバープレナパテス

分類上はサイバー怪獣の扱いとなっているが、その正体は並行世界の自分自身(イシドウ・アユム)の成れの果てである“色彩の嚮導者”プレナパテスの複製(ミメシス)である。

【PHT決戦】まで“無名の司祭”たちに悟られないように送り続けていた 自身の人生そのものと言える 膨大なデータから構築することに成功している。

とは言え、これ単体でリアライズしたところで、【シッテムの箱】がなければ無力な人間でしかない“シャーレの先生”という本質は変わらず、怪獣退治の戦力として使いようがない。まさに天童 アリスが言うところの“マスコット(クソザコ)”でしかない。

 

しかし、並行同位体同士のユナイト(同期)に利用することで、続けてサイバー怪獣の能力を反映することが可能となり、これにサイバーキングアリゲトータスを読み込ませてカエン102貯蔵器官(バッテリー)を利用することで、“巨大アユム先生”への変身が可能となる。

 

ゾメラ撃破作戦の頃にはまさに最後の手段として確立されており、カエン102貯蔵器官(バッテリー)を持つ者同士で大爆発を起こすことでゾメラを跡形もなく消し飛ばす算段が立てられていたのだが、

それを実行した場合、サイバー怪獣の扱いであるサイバープレナパテスとユナイトしているアユム先生も爆発で消し飛ぶことになるため、完全に特攻でしかない。

実際、ガイリュウガ砲の直撃によるゾメラの爆発に巻き込まれた地球人:星見 コウセイや大木田 ソラト/ウルトラマンオメガがそれで一度は戦死(KIA)しているため、実行されていた場合はアユム先生の死をもってキヴォトス滅亡は確定となっていた。

そのため、キヴォトス滅亡の危機を招いた“色彩の嚮導者”プレナパテスに対する生徒たちの忌避感も相まって、ろくな使い方しかされないということでサイバープレナパテスのカードは絶対に使われることはないと思われていたのだが――――――。

 

なお、このような犠牲の精神は本来は怪獣調査が専門である非戦闘員:石堂 アユムにはないものだが、並行世界の自分自身である怪獣退治の専門家:イシドウ・アユムの意識と混ざりあったことで生まれてしまったものである。

 

 


 

 

◆サイバー怪獣:サイバーアースガロン

本来の23式特殊戦術機甲獣:アースガロンは実はV99由来の技術を使って建造されたオーパーツの塊ということで、イシドウ・アユムが“シャーレの先生”をしていた学園都市:キヴォトスの科学力ではどうあっても建造できなかった無念によって【PHT決戦】で自身がアースガロンの姿になるという事態に発展していたのだが、

エレクトロ粒子でリアライズされるサイバー怪獣ならば、設計データから機体を再現してシミュレーションデータでオリジナルを創り込むことができるため、無から有を生み出して満を持して登場となった。

 

そして、サイバープレナパテスとユナイトした上でテクスチャ崩壊の危機に便乗することで、“色彩の嚮導者”プレナパテスという ある種の“崇高”に至った並行同位体の意識を目覚めさせることができ、“SKaRDのおねえさん”イシドウ・アユムが復活することとなる。

 

オリジナルとなるアースガロンが数々の物理的制約で怪獣たちに遅れを取るばかりだったのに対し、こちらはエレクトロ粒子で構成されたサイバー怪獣として様々な制約から解放された性能となっており、

Modの切り替えも瞬時に行われることで汎用性が極めて高く、大型荷電粒子砲:アースファイアもサイバーカードを読み取ることで多様な強化を施すことができるようになっている。

 

【第1部】の最終決戦で初登場し、イシドウ・アユムの悲願が達成された後の【第2部】では石堂 アユムの怪獣退治の切り札として運用されることになる。“巨大アユム先生”として戦うよりは遥かにマシであることは言うまでもない。

 

 

 

*1
なお、『ウルトラマンX』の地球では怪獣たちが地中や海底に眠っていたオーパーツ:スパークドールズとして存在しており、ウルトラフレアの影響で封印が解けて復活するまでに人類側で確保した数は相当のものとなっており、そこから構築された充実したデータベースが【Xio(ジオ)】の作戦で大いに役立てられている。

*2
外見のイメージ:ガンダムF90-Sタイプ

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