異界。
 そこは現実世界ではなき奇怪な場所。

 あなたが知らぬだけでそこは至る所にある。
 鏡の中に。暗い森の中に。深い深い海の底に。町はずれの廃墟に。

 扉を開ければ、そこに行けば、簡単に入り込める不可思議の異世界。
 皆々が今立っている場所は崖の際で、少し足を外せばほらこの通り。
 人生の中で一番の恐怖と死の体験が待っている。

 そんな異界から出れない少女は今日も叫ぶ。

 ーーー「ジャンキー食いたい」と。

 
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ