ある日の、夜遅く。
「――――っ!?」
シェリーがいつものように監房のベッドで寝ていた所、ベッドが突然ずしん、と音を立てた。
次の瞬間、寝ていたベッドが頭の方へと一気に傾き、体がずれ落ちていくのが分かった。
反射的に身を翻してベッドから降りるのと同時、アリサもその隣に飛び降りてきた。
「橘、お前…………じゃ、なさそうだな」
「理解が早くて助かります、アリサさん」
先ほどまで寝ていたベッドを見ると、ベッドを支える二本の柱が折れ曲がっているのが見えた。そしてその数秒後、アリサがそれまでに寝ていた二段目の天板が、ベッドの一段目――つまりシェリーが寝ていた所へと音を立てて落下した。再び、ずしん、と音を立てた。
「…………あらら」
――そのまま寝てたら、どうなってたでしょうね。また、魔女裁判が起こったんでしょうか、だなんてことを他人事のように考えていると、
「シェリーさん! どうしましたの!? 悲鳴や物音が聞こえましたわー!」
廊下の向こうから、甲高い声がした。
こんな状況なのに、その声を聞くだけで、どこか安堵して、というか、嬉しくて。思わず声を上げる。
「私は大丈夫でーす! ご心配なくー!」
安心させようと声を上げてはみたものの、心配性のハンナがそれで安心するかと言えば、そうとは限らないと思う。……とは言っても、監房の鉄格子はロックが掛けられているから、声をかけるしか、生存を証明することはできないのだけれど。
「……一応、就寝時間になったら話も禁止なんだがな。しかも監房外とのやりとりだなんて、ゴクチョーが黙ってねぇぞ」
「それでも、私を心配して声をかけてくれたんです。ハンナさんは優しい人ですよね」
「…………ノロケかよ」
「え? 何がですか?」
「しかも自覚ねーのかよ。……チッ、まぁいい。ひとまず、アレをなんとかするか」
アリサが目を向けた先には、地下通路から監房の中を覗き込む、看守の姿があった。
「あ、看守さん、ゴクチョーさんを呼んできてくれます? ベッドが壊れちゃって」
「おい、話しても無駄だ。コイツは話なんざ聞いちゃくれねぇぞ」
「でもこのまま懲罰房入りは嫌ですよー。私はなにも悪いことしてませんし。アリサさんみたいに脱獄を試みてもないですよ?」
「こんな時なのに口が減らねぇやつだな」
「お褒め頂き光栄です!」
「…………」
アリサは、それ以上話すことは無いと言うかのように、視線を看守へと向ける。監房の中に侵入されても対応できるようにするためか、腰を低くして、いつでも動ける体勢になっている。
――さて、どうしましょうかね。武器はありませんし、逃げの一手でしょうが。でも逃げたところで、安全な場所はここしかないですし……。
シェリーもアリサと同様、看守から視線を外さないままに頭を巡らせていると。
ばさり、と羽根の音が聞こえた。
「やれやれ。時間外労働はしたくないんですけどねぇ……」
看守の足元に降り立ったのは、ゴクチョーだった。
――そのまま足で蹴られちまえばいいのに。
アリサがぼそりと言ったのを、シェリーは聞こえなかったフリをした。
「殺人事件は起きていませんが、異常事態なので規則の範囲外とします」
そう言ってゴクチョーが何やら飛び立っていったかと思うと、ガシャッと監房のロックが外れた音がした。
地下通路を歩く音が響く中、ぱたぱたと駆ける音が聞こえてくる。
「シェリーさん!」
真っ先にシェリーとアリサの監房に飛び込んできたのは、ハンナだった。上着はいつもの緑色のドレス姿ではなく、下着姿。飛び起きたまま走ってきたような、そんな出で立ちだった。
「シェリーさん、おケガはありませんの? 看守やアリサさんに何かされてはいないでしょうね?」
監房に飛び込むのとほぼ同時、自分の元へ駆け寄り、体をぺたぺたと触る。そして服に乱れはありつつも破れている所もなく、ケガらしいケガもしていないのを見てか、大げさとも言えるくらいに大きなため息を吐いた。
「ありがとうございます、ハンナさん。何でもないんですよ、本当に」
「…………はぁ、よかったですわ。……夜遅くに騒がしいことしないでほしいですわね、まったく…………」
そう言いながらも、ハンナの口元は駆け寄ってきたときよりも、明らかに緩んで見えた。
「勝手にベッドが壊れただけなので、ご心配なさらず!」
「勝手にぃー? あなたがそのバカ力でベッドに肘打ちでもかましたんじゃないですの?」
ハンナの声がいつものものに戻ったな、と感じた。腕を組む仕草は、ジト目で見てくる表情は、毎日見る彼女のそれで。
胸がほっと落ち着くのが、自分でも分かった。
「私の魔法は意識しないと出せませんよー。ハンナさんこそ、寝てる間にふよふよと夢遊病らしきことをしてませんか?」
「してません! 起きたときにベッドの外に出ていたことはありませんわ!」
「本当ですかー?」
「なーにを疑ってますの! わたくしは寝相はいい方ですわ!」
そんなやり取りをしている後ろから、何人もの囚人が監房を覗き込むのが見えた。
監房のベッドが見るも無惨な状態になっているのを見て、目を丸くしていた。けれど、ハンナとのやりとりを聞いていたからか、そこまで慌てるようなことはなく、むしろ緊急事態ではないと分かっているようで、勝手に噂話に花を咲かせ始めた。
――シェリーが寝返りで怪力の魔法を使ったんじゃないか、とか。
――アリサとケンカしたんじゃないか、とか。
――今私が寝てるベッドは大丈夫なのかな、とか。
――ふああぁ、何も起きてないし、寝よ……、とか。
それぞれが自由なことを言っていた。
「あのぉ…………お二人にケガがないのはよかったんですけど…………」
ざわざわとした声が響く中、弱々しい声が、やけに監房の中に響いて聞こえた。
「ベッド、壊れちゃってます。お二人は今日、この部屋で寝ることは不可能です…………」
胸の前で手を合わせたメルルが、まるで自分のベッドが壊れたかのように、はらはらと涙を流して訴える。
「ああ、そういえばそうですね。ベッドはご覧の有様ですし」
「…………おい、どうすんだ。まさか床で寝ろとか言うんじゃねーだろうな」
アリサの視線を受けるゴクチョーは、平然と首を回してから、「ふむ」と一言、鳴いた。
「状況だけ、確認させていただいてもよろしいでしょうか?」
「あ?」
そして自分たちへ、何かを試すような事を言い出し始めた。
「一応、お二人からは勝手に壊れた、と言われてますが。もし自身の手で壊していた場合、扱いも変わっちゃうので」
「見るなら勝手にしな。――いちゃもん付けたら燃やすぞ」
「はい、では失礼して」
ばさり、と羽音を立てて監房の中に入ってくる。アリサの殺意の籠もった鋭い視線など気にせず、『ふむふむ』などと独り言を漏らしながら、飛んだり、降りたりしてベッドをくまなく眺める。やがて、二人の前に降り立って、言う。
「確かに、シェリーさんやアリサさんが『壊した』という形跡はどこにもありませんでした。ベッドの柱の部分が悪くなっていたんでしょう。劣化、ですね」
「私は壊してませんよー。ぷんぷん!」
いつものように言うも、ゴクチョーは聞いてすらいないような反応。逆に、アリサの方が声に怒気を含ませる。
「そんな簡単に言うなよ。劣化だかなんだか知らねーが、危うく橘が潰されるところだったんだぞ」
「とは言われましても……。例えばベランダの柵が腐ってて、そこに寄りかかった所で落ちて死んでしまえば、それは過失ではなく事故ですよね? 同じ事かと」
「…………チッ」
アリサは舌打ちと共にゴクチョーを睨み付ける。
「で、どうするんですか? 替わりのベッドでも準備してくれるんですか?」
「そうですねぇ……。一応、予備はあるのですが、今夜中に持ってくるのは難しいですねぇ。時間外労働になっちゃいますし。そもそも私、今眠いですし」
「お前、フクロウなら夜行性だろ……」
眉間に皺を浮かべつつ、アリサは言う。
「皆さんの生活時間に合わせるようにしてるんです。感謝してください」
「いちいち言い方がムカつくな……」
「まーまーアリサさん、ひとまず準備してくれるらしいですし、いいじゃないですか」
「…………橘はそれでいいのかよ」
アリサの肩を叩いて落ち着かせようとするも、怪訝な顔は変わらない。けれど舌打ち交じりに言った言葉は、ゴクチョーに向けるものよりも、固さがないように思えた。
「まぁ、一応。ゴクチョーさんゴクチョーさん、提案です!」
「はい、シェリーさん、なんでしょう?」
「今夜、この監房で寝ることは物理的に不可能です! そうなると、『定められた囚人番号の監房に滞在すること』の規則を守れなくなってしまいますが、それで懲罰房行きにされちゃうのはおかしいですよね?」
「そうですねぇ。…………ま、言いたい事は分かりましたよ。シェリーさん、アリサさん、お二人は今夜に限り、監房に関する規則の適用範囲外とします」
「話が早くて助かります、ゴクチョーさん!」
「ですが、外を自由に出歩いていい訳ではありません。医務室や娯楽室で寝てくださいね。あとゲストハウスは使用禁止です。ああ、また、自由に動けるからと言って、殺人を起こすようなことはしないでくださいね。自由に動ける人がいて、殺人なんかが起こったら、真っ先に疑われちゃいますからね」
囚人全員がいる前でのその話は、まるで推理小説の中でのフラグのようにも感じられたものの、今は何も言わない方がいいと思い、口を閉じる。
「なんでゲストハウスはダメなんだよ」
「あそこは特別な部屋なので。囚人用ではないんです」
隠すつもりもない舌打ちの音がするのと同時、アリサが鉄格子を蹴り開こうとするのが見えた。
「私たちはそんなことしませんよー」
ぴたりとその動きが止まるのが見えた。アリサの顔が向くのが見えて、笑みを返す。ほんの少しだけ動きを止めたかと思うと、アリサはふい、と顔を背けて。そして鉄格子を手で押し開いて、地下通路へと出て行く。
「ゴクチョーさん、規則の適用範囲外ってことは、別の監房で寝てもいいってことですよね?」「おっと。はい、シェリーさんの質問についてですが。まぁ、構いませんよ。亡くなった方の監房で寝ても構いません。ただ、その場合も、鉄格子のロックは掛けられてしまいますが」
「ありがとうございまーす!」
「さて、それでは話も終わったことですし、監房の鍵を十五分後に閉めます。その時間までに監房に戻ってくださいね」
ゴクチョーと看守が一階へと続く階段へ向かうのを見て、野次馬に来た全員も、元の監房に戻っていく。
シェリーも全員に少し遅れて、監房を後にした。
◇◇◇
「――――んー」
十分後、シェリーは、ハンナのベッドの中にいた。
ハンナを体の前で抱きしめているせいか、体の前の方だけがやけに温かいな、と思えた。
シャンプーの香りに混じって、ハンナの臭いを感じる。理由は分からないけれど、ほっとするような感覚があった。
「…………」
その抱きしめられているハンナは、身を縮み込ませて、動かない。時々、小さな声が上がるのが聞こえるけれど、それだけ。お腹に回した自分の手を、ハンナが振りほどこうとすることも、今のところ一度も無い。
「…………んー」
――落ち着くって、こういうことなんでしょうかね……。と思った。
――でも、どこか――――。
「…………シェリーさん」
体に感じるものと、別のものがあるな、と思ったところで、ハンナの声がした。
「なんですか、ハンナさん?」
その声は、どこか上ずっているように聞こえた。
「一応聞きますけど。なんで医務室とかで寝なかったんですの?」
「ハンナさんが言ってた、一緒に寝るシチュってのを体験してみたいなぁと」
「……え、わたくしそんなこと言いました?」
「ええ、言いましたよ? 一緒に探索してるとき。えーっと、三日前、ですっけ? ほら、森林地帯を一緒に歩いてて、何か秘密基の残骸みたいなものを見つけた時に――」
「…………あー。………………あぁ…………言い、ましたわね…………」
数秒、考えるような間があって。それから恨めしそうな声色で、言う。
――そういえば、わたくしが読んだお話の中に、事故で寝る場所が――――。
探索をしながら話をする中で、シェリーは今まで読んできた推理小説の話を、ハンナは今まで読んできた少女漫画の話をすることがあった。その中で特に覚えていたのが、ベッドで二人で寝るという状況の話。ハンナが、やけにふわふわとした顔で話すものだったから、強く記憶に残っていて。
――知りたいですね。
と思ってしまったのは、仕方が無いことだと思う。
「えへ。つまり、そういうことです」
そう言って、ハンナを抱きしめる手に、ほんの少し力を込める。
「~~~~~~~~」
びくっとその身体が反応して、うめき声が上がる。けれどやっぱり、それ以上は無くて。
――ハンナさんって、ぽかぽかなんですね。
シェリーはそんなことをぼんやりと思いながら、ベッドの中でハンナが言う『憧れの状況』というものを、体験していた。
◇◇◇
「……………………」
ハンナは眠れないまま、時間ばかりが過ぎていくのを感じていた。
背中に感じるシェリーの温度に、柔らかさに。腹部に感じるシェリーの手の温かさに。シェリーがベッドに入り込んできてからというもの、心臓の音は早く鳴り続けていて。
そしてその
背後からはもはや声も聞こえなくて、規則的な吐息の音ばかりが聞こえてくる。体に感じる手の部分に変化はない。それは、つまり。
――シェリーさんはもう寝てしまったんですわ。巻き込まれたわたくしは
恨めしやと胸の中で唱えていると。
「ハンナさん、まだ起きてますか?」
静かに聞こえてきた声に、びくりと体が震えてしまった。『大丈夫ですよ』とでも言うかのように、手に優しく力が込められる。ハンナは不思議と、それで落ち着けてしまう気がした。
「起きてますわ。
「一緒ですね」
後ろからは嬉しそうな、こしょこしょとした声がする。自身としては皮肉を込めたつもりだったものの、綺麗に躱されてしまったようだった。
「シェリーさん、就寝時間の後の会話は禁止ですわよ。一緒に懲罰房行きになりたいんですの?」
「ハンナさんと一緒なら大丈夫です――って、この会話、前にもしましたね」
えへへ、と堪えきれない笑い声が聞こえてくるのと同時、身体に触れられている手に力が入って、身体が強制的に反転させられる。
「――――――っ!」
目の前に、イタズラっ子が浮かべるような、朗らかな笑みを浮かべたシェリーの顔があった。
ただでさえ、後ろから抱きしめられていただけで心臓が死ぬほどうるさかったのに、息が届くほどに近い所で見るシェリーの顔に、心臓がより大きく鳴るのを自覚する。
目がばっちりと合う。ゆっくりと時間をかけて、その目が細められるのが見えた。
「私、ハンナさんが言うように、『憧れの状況』ってのを体験してみたくて、ハンナさんと同じベッドで寝てみたいなって思ってまして。今念願が叶ったんですけど。……ちょっと、思ってたのと違いましたね」
シェリーの朗らかな笑みが、ほんの少し困ったようなそれになる。続く言葉が簡単に想像できて、胸が冷えていく感覚があった。なんか、不意に泣きたくなった。
「…………誰かを抱きしめながら寝ると、落ち着いて眠れるらしいんですけど。……なんか、ドキドキしちゃって、さっぱり眠れません」
「………………」
出かけていた涙が引っ込んだ。
代わりに、口元が変に緩んでしまいそうになるのを、必死に必死に堪えた。冷えかけていた胸の温度が、急激に上がっていく気がする。触れ合っている所から、自分の心臓の鼓動が直接伝わってしまっている気がする。むしろ鼓動と共に自分の感情まで伝わっていってしまっているような気もしてくる。
――シェリーさんも一緒、なんですのね。
嬉しいな、と。思えた。――自分と同じ感覚を、大好きな人が持ってくれていて。
愛おしいな、と。思えた。――自分で蒔いた種で自爆する辺り、シェリーさんらしいな、と。
「本当に…………」
困惑と、嬉しさと、どこか恥ずかしさのようなものと――様々な感情が、シェリーの表情の中に見える。
「なんでかは、分かんないんですけど。…………ドキドキ、しちゃってます」
「…………そう、なんですのね」
――わたくしも。
だとは、言えなかった。言ってしまえば、その理由が、自分の身に染みて分かっちゃう気がしたから。
声に出す代わりに、それまでの胸の前で握られていた手を動かし、シェリーの背中へ回す。そしてほんの少し、力を込めた。
――ああ、これは、確かに……。
背中から抱きしめられているときの感覚とは、別の感覚があった。胸同士が触れ合うことで、温度の伝わりが、感覚の伝わりが、余計に、大きい気がする、
心臓はうるさいくらいにドキドキするけど、気持ちはどこか、落ち着いていて。矛盾してるけど、確かな感覚として、それらがあって。
好きな人と一緒に寝るということが。自分が触れてきた作品とは、自分が憧れていたシチュエーションとは、思っていたようにはならなかったけれど。
「…………シェリーさん」
「なんでしょう、ハンナさん」
大好きな人の囁き声を、すぐ近くで聞く。
大きく息を吸う。大好きな人の匂いがする。
「わたくし、今日は、眠れそうにありませんわ」
「私もです」
ふふ、と吹き出すような声を聞いて。
「あなたはいつも、わたくしを振り回して」
「ハンナさんが着いてきてくれるって思えるからです」
「あなたはいつもいつも、予想外のことをしてきて」
「そうですかねー?」
「あなたはいつもいつもいつも、――わたくしと、一緒にいてくれるんですのね」
「ハンナさんと一緒にいるって、決めましたから。私が!」
太陽のような笑みを、
――ああもうだからあなたは。
「…………そういうところですよ、シェリーさん」
ハンナは顔を上げて、まつげが触れ合いそうなほどに顔を近づけて。その顔が近づくのがやけにスローモーションに見えて、思わず目を閉じて。
コツンと、額同士がぶつかる。
それだけで、十分だった。――それ以上は、無理だった。
そういうのは、また…………いつか。
目を開けると、大好きな人の瞳が、すぐ近くに見えた。
細められる目に、優しげな表情に、不意に心臓が大きく鳴る。
「ハンナさん」
そう、小さく、優しく、囁いたかと思うと。
くっつけたおでこを、すりすりと、動かしてくる。
「なんだか、くすぐったいですね」
――だなんて。
子どもみたいな柔らかい笑みを浮かべた、大好きな人が、目の前に見えた。
『ハンナちゃんのベッドで合法的に同衾するシェリハンの二人が見たかった――』
などと容疑者は証言しており、余罪を追及していく模様です。
見たかったので、書きました。
ハンナちゃんを抱き枕みたいにして寝るシェリーちゃんください。