異世界転移、地雷持ち。 作:匿名
ストック切れたので次は未定。
そろそろ続かない。
『初回ログインボーナス~~!!』
おっっと~?
これはいったいどういう状況だ?
いや待て。
俺はさっきオーファー神の神殿に居た。そして賽銭をして気が付いたらここだ。つまりは目の前にいるよく分からん存在は、神!
『だいせいか
────だがしかしっ!!
目の前に居る超存在を神、神殿のことも踏まえてオーファー神。そして推定:邪神と仮定しよう。そして転生前のあの感じから、ノリと勢いで生きている節があった。ならば、ここですべきことは神の意に沿って動くこと。
それ即ち────。
「貴様は何者だっ!?」
こちらもはっちゃけるのが正しい。
────。
────────。
少しの沈黙の後、バンと周囲が完全な真っ暗闇に包まれて、とある一角だけにスポットライトのような光が照らされている。
『ふっふっふ』
『なんだかんだと聞かれたら』
『答えてあげるが世の情け』
『世界の破壊を防ぐため(ガチ)』
『世界の平和を守るため(ガチ)』
『愛と真実の悪を貫く(自称邪神)』
『ラブリーチャーミーな
『銀河を駆ける五大神の一柱には』(プチ宇宙創造)
『ホワイトホール白い明日が待ってるぜ』
『なーんてね!』
聞いたことのあるBGMにドババーンというド派手なSEと、エフェクトがコッテコテに張り巡らされた登場シーンが再現された。なんか副音声も聞こえてきたんだが。
そして、途中で本物の宇宙が見えたんですけど。
まぁ、それはそれとして。
「いや、名前は?」
『おっと失礼、名乗っていなかったね。僕の名前はアドヴァストリス、探偵さ!』
「オーファー神はいずこ!?」
〇ケット団とか探偵とか色々とツッコミどころ満載ではあるが、手が足りない。一旦諦めよう。
でもここはオーファー神が奉られているのでは?
『あぁ、ごめんね。この街には僕の神殿が無いんだ。だから、この街に限り誰の神殿に訪れても、僕の下に呼び出す予定だったんだ』
「なるほど、そうだったのですね」
つまりは俺たち含めたクラスメイトを転生させた邪神はアドヴァストリス神ということで認識で大丈夫ですか?
『合ってるよ。それにしてもビックリするよね。転移させて早一ヵ月、だーれも来ないんだから』
…………それは仕方ない部分があるかもしれないな。日本で宗教と言えば、冠婚葬祭ぐらいしか関りないし、むしろ宗教に嵌っている人って、なんか危なそうという偏見。大半の宗教家は真っ当なのは分かっているんだけどね。
『そうなんだよねー。現世に影響を与えられない神だからこそ、君たちにとってどうでもいいっていう認識になりつつあるし』
…………心読まれてますね。
『僕の神域だから当然だね』
まぁいいですけど。でも、邪神様────アドヴァストリス神は現世に影響を与えられるんですか?
『もっちろん。神に向かってバカなことしてたら「天罰~~!!」って出来るし』
わーお、スケールが違いすぎる。
でもそれくらい影響があるからこそ、信仰している人が多いのだろうな。
『それよりも初回ログインボーナスさ。こういうの流行ってるんだっけ? 何だっけ、ガチャ?』
「ゲームはあまりしないんでよく分からないけど、何とも素敵な響きですね、"ガチャ"」
『まぁ、魅力は凄いと思うよ? それこそ、僕が用意したスキルの【魅了】なんかより、嵌る人は嵌るだろうしね』
それは凄いな。というか【魅了】スキルって新しく追加された如何にもヤバそうなスキル群の一つだったような。
あっ、そうだ。もし会えたら聞いておきたいことがあったんだ。【魔力・極大】ってスキルあるじゃないですか。
『うん、あるね。取った人は君を除いて全員死んじゃったけど』
…………。
まぁ、そうなるでしょうね。俺の場合は初期ポイントからしてかなり高い方だと自負心があります。あれで少なかったら泣ける。
『安心していいよ。あのクラスの中では一番高いから』
良かった。それで【魔力・極大】と軽い魔法系を取ったら、普通のクラスメイトはカツカツなのではなかろうか。俺ですら物理系は取る余裕がなかったのだし。
だとすれば戦闘はからきしの17歳が魔法や戦闘スキル無しで動物を狩猟したりするのは至難に近いと思われる。どこかでやられても不思議ではない。
『はっはっは。【魔力・極大】を取った人は皆、初手で攻撃魔法をブッパ制御不能ちゅどーんだったから、そこまで辿り着いていないのだ~』
…………うん。そういうこともあるさ。
それより、この【魔力・極大】なのですが、かなり制御が難しいですね。身体も肉体レベルが不足しているのか前世より貧弱ですし。
何とか技量でカバーできてはいますけど。
『そこが君の凄いところだよね。むしろ前世の方が環境とか含めてチートっぽくてビックリしちゃった』
ぶっちゃけ。肉体の性能を克服して、魔力の制御も出来るようになったとして、80p分の利益って見込めるんですかね? 【魔力強化】が10pだったので、少なくとも8倍は確定で、デメリットを勘案すればもっと上?
『それはもちろん! 僕が追加したスキルでデメリットがあるのは、基本的にバランスを取った影響さ。君の【魔力・極大】は一般的な魔法使いの100倍くらいはあるよ』
100!? それは驚きですね。
というか、そういうのって確認できたりしないんですかね? 【看破】あたりを伸ばしたら行けるかなと考えていたんですけど。
『言ってしまえば【看破】って経験や知識から算出された、何となくでしか分からなかった相手の状態を文字として認識させているだけだからね。魔力を感じ取れるようになったら、【看破】にも載せてくれると思うよ』
ほう、なるほど。
結構有用なスキルですね。ありがとうございます。
『いいともいいとも。唐突に異世界へ送り込まれて「死の危険を感じ取れ!」的なの、平和な国出身の君たちには無理でしょ?』
確かに。治安がいい国として世界でも有名な日本だし、土台無理な話だろう。
『他にも【鑑定】や【索敵】含めて、幾つかはそれに対してのボーナススキルみたいなものだよ。あっ、君は普通に殺気とか感じ取れそうだね』
できますが何か?
祖父に連れられて、海外マフィアのアジトに乗り込んだ過去が懐かしいですね。
「さておき…………その、何です? ガチャをすればいいので?」
『そう、僕の神殿に来てくれて感謝って感じで、ご褒美を差し上げよう!』
ありがとうございます。
一応確認しておきますけど、『めっちゃ凄いご褒美だよ。でも、バランス調整でデメリットありまーす』みたいなのだったら、お断り案件なのですが。
『いいねー、慎重なのは嫌いじゃないよー。でも安心召されよ、そこそこのご褒美しか用意していないから』
ならいいのだが。【魔力・極大】のデメリットだけでギリギリな状態なので、これ以上の負荷は耐えきれない。
「ではアドヴァストリス神の時間を無為に使うのは忍びないので、早速お願いしてもいいですか?」
『ほいきた!』
軽い掛け声とともに、デデーンと目の前に登場したのは
『ここのツマミを回せば中にあるカプセルが排出されて、その中に記載されているご褒美を君にプレゼントだ!』
「硬貨は?」
『必要ないよー。でも、入れてくれたらお布施になって、僕の神殿の賽銭箱に自動で送られまーす』
…………なら入れておいた方が無難か、金貨でいいや。
『まいどありー。君に幸運があらんことを〜』
金貨を投入口に入れて、要領よくツマミを回す。
セットした硬貨は中に呑み込まれ、回すごとにガラガラと音を立て始める。
そして、ポンッとコミカルな排出音と共に出口部分からぽろっとカプセルが弾き出された。
『おっ、出てきたね。ささ、早く開けて中身を確認してみよう!』
そんな催促を背中に受けながら、地面に転がっているカプセルを拾い、かぽっと上下に分かたれる。
中には紙が一つ。
恐らく、この紙にご褒美が書かれているのだろう。少し怖くなりながらも、折り畳まれたそれを開封していく。
【ショートスリーパー】
…………これは眠る時間が減るのか?
『おっ、悪くないね。睡眠時間が短くても十分に回復できるようになったよ』
それは寝不足による疲労を誤魔化している等ではなく、純粋に眠る時間が短くても問題なくなったということか?
『その通り。君っていつも六時間睡眠だよね』
合ってる。朝起きて、鍛練して食事して、冒険者活動、帰還して鍛錬して食事して、睡眠のサイクルだから。でも睡眠時間自体は前世と同じくらいだ。
『それで、この【ショートスリーパー】は本来だったら、六時間睡眠でとれるはずの回復量を四時間で出来るようにしてくれるのさ』
普通にありがたすぎるぞ。
本当にデメリットは無いのか?
『無いよ。そもそも【ショートスリーパー】自体は、効果だけ見てもそこまで強いモノじゃないもん。睡眠時間の二、三割を削減って普通に弱くは無いけど、破格でもないって感じだし』
まぁ確かに字面だけ見たらそうだが、俺はソロの冒険者。今のところ無いけど将来的に野営などをする場面が出るかもしれない。そんな時にこのスキル?は重宝出来る。
『言ってなかったね。これはスキルじゃなくて恩恵だよ。だからレベルを上げたりは出来ません!』
それは残念だ。もしこれが【不眠】などであれば、デメリットもあったりしたのだろうか。
『ガチャから出るはずも無いけど、もしそんなスキルがあったら眠気はそのままとか、どんなに眠たくても寝られないとかになったかもね~』
怖すぎる。
だが、ご褒美がそこそこなおかげで、有用性の高い恩恵を得る事が出来た。
これからはアドヴァストリス神に足元向けて眠れませんわ。どこに居るか分からないけど。
『ふふーん。これでも神だからね、お布施で勘弁してあげよう』
「そうだ。さっきのガチャの金貨もそうですが、アドヴァストリス神の神殿ってこの街に無いんですよね。いい恩恵も貰いましたし、時間あったらお布施しようと思ったんですけど」
『悲しいことにゲルグには無いんだよね~。北にあるラファンだったらあるんだけどね』
「どうしましょうか。オーファー神の賽銭箱に入れてもアドヴァストリス神には届きませんし」
ラファンか。流石に馬車3日の距離は遠いなぁ。
『そんな君の為に、これをどうぞ!』
何やらガサゴソしていたアドヴァストリス神が、俺に向かって何かを放り投げた。咄嗟にそれを掴み確認してみると、木彫で出来た何かの像?
『それは僕お手製の神像さ。君は初めての訪問者だから少し奮発しちゃった。後でオーファーあたりに怒られるや』
神像? 神の姿を模したやつで、御神体みたいに扱われるアレ?
『そう、アレ。でも、その形は世間一般で認知されている僕の姿だから、本当かどうかは秘密』
なるほど、理解しました。
しかし、それがお布施と何の関係が?
『言ったよ? 僕お手製だって。それにはね、銀貨以上を像の前に置いて、南無南無すれば最寄りの僕の神殿の賽銭箱に自動転送してくれる優れモノなんです!』
「ナ、ナンダッテー」
まるでテレビのショッピングCMのような勢いで、説明された神像の詳細。というか普通に凄いな! でもこれがあれば、ゲルグからでもアドヴァストリス神にお布施を飛ばせるんだな。
『そうだよ。でも気を付けてね、神殿に直接来てお布施してくれたら「ソーマは現在レベル7です。次のレベルアップには1040の経験値が必要です」って出来るけど、神像越しには声を送れないんだ』
ご忠告ありがとうございます、気を付けないといけませんね。というより、さらっと流れたけど今のって何です?
『ん? ほら、よくあるじゃん。神のお告げってヤツ。次のレベルまでの必要経験値を教えてくれる、教会の』
あー、そのゲームならやったことある。
【異世界の常識】
でも、レベルみたいな概念はあると言われてるし、俺が思ってる肉体レベルと同じと考えても大丈夫?
『そうそう、君が肉体レベルと呼んでるやつ。冒険者になって一ヵ月でレベル7はとても頑張ってるよ!』
そうなのか、良かった。訓練と森での戦いで上がったと思っていいのか?
『その認識でいいよ! 色々な経験がレベルという形で蓄積されて、肉体に還元されているだけだから』
その結果が7と。これでまだまだと言われたら、無茶してオーバーワークで倒れる所だったかもしれん。
「でも、前世の方がまだ動けたんだよな」
『そうだね。さっきも言ったけど君は前世の方がチート気味だったからねー。レベル換算15くらいでようやく同じくらい。そこでスタートラインに立ったと言える、デメリットも相まって確実に出遅れてる……はずなんだけどね』
…………まぁ、身体強化系スキルを活用したら前世は超えるけど、ふとした拍子の動きはまだ前世が勝る。
それに多少、肉体性能が劣化しても何も問題は無い。
でも良かった。レベルを2倍以上に伸ばせば、地球よりも強くなれるのが確定したんだから。
モチベーションアップに繋がる。
「少し気になったんですが、この初回ログイン? は俺だけなのですか」
『うーん。最初はさ、誰が一番に来るか考えてて、一番乗りの子だけにサプライズしようと思ってたんだけど、予想以上に誰も来ないからさー。街ごとに初回してもいいのかなって』
ゲルグの近くだと、ラファンかピニング、少し離れてサールスタットにキウラがあるか。
『うん。まだ神殿に来たことない人で、その街で一番最初に神殿に来た子へ同じようなボーナス与えてもいいかも』
チャンスは平等にあってしかるべき。俺自身生活に余裕が出来たからこそ、神殿に来る気になったのだから。
『よーし。時間も時間だし、話はこれくらいかな。残り少ないけど他に聞いておきたいことある?』
「…………そうですね、では一つ。俺の使ってる武器、現時点でこの街の上限に近いのですよ。まだこの街で、というより森の深奥まで行く予定なんですけど、少々物足りなくて。それを何とか出来ないかなと」
『んあー、それかー。もう少し武具屋の鍛冶師とお話しした方がいいかもね。そしたら何か分かるかも』
と、少し曖昧ながらもしっかりとした答えを貰う事が出来た。
確かに、武器と言う己の命運を左右する大事なモノをやり取りする間柄だというのに、彼ら鍛冶師たちとはそこまで話してなかった。
「ありがとうございます、アドヴァストリス神」
『どういたしましてー。頑張ってね、君の物語は中々刺激的で面白いからさ。それじゃ!』
話の終わりは突然だった。
アドヴァストリス神があっさりとそう言うと、急速に俺の視界は元に戻り、賽銭箱の前で手を合わせたままの自分を認識したのだった。
◇
頭の中に渦巻く混乱を抑えてオーファー神殿を後にした俺は、自身が住む宿の部屋で情報の整理を行っていた。
序盤少しキャラが崩れていたのは、神のせいということで一旦気にしない方向でいく。
「何といっても一番の結果はこれだな」
恩恵:【ショートスリーパー】
ステータス欄の一番下に悠然と輝く一文。
この恩恵は非常に優秀、になってくると思う。まだ、実感してないので確定ではない。しかしアドヴァストリス神から褒美として貰ったモノである以上、ハズレではないと期待している。
このスキルが俺の想定通りの力があれば、鍛練や森での活動時間を大幅に伸ばす事が出来、結果として稼ぎや経験値の向上に繋がるだろう。
次に神像。
気がついたらマジックバッグの中に入っていて、少年の姿を象った木彫だ。本当の姿なのかは不明だが。
これの前に銀貨を置いて、お祈りをすればお布施となって最寄りのアドヴァストリス神殿の賽銭箱に送られる。
…………やってみるのが一番か。
神像を部屋に備え付けてある机に置き、銀貨を一枚取り出して神像の前にセットした。
「えー、天に座したる五大神が一柱アドヴァストリス神よ。我が身に新たな道を与え給もうこと、まことに畏れ多き恵みなり。深く感謝を捧げ奉る。栄光あれ、その御名に」
一応実家は八百万信仰で、あらゆることに感謝を忘れない的な感じの教義? みたいなのを大事にしていた。俺自身はそこまでの心は無いが、なんか色々している祖父や父上を見ていたから、それっぽく言うのは得意だ。
それっぽくではあるが、転移させてくれたことや自身の可能性を引き上げてくれたことには実際に感謝している。
そんな俺の祈りが届いたのか、神像が若干ではあるが光を放ち、目の前にあった銀貨がすっと掻き消えた。
「消えた…………これで最寄りのアドヴァストリス神殿の賽銭箱に転送されたのか。何とも不思議だな」
銀貨が消えると同時に神像の光も収まり、ただの像に戻った。念のため、神像をじっくりと調べ上げもしたが、特に何かが分かったわけでもなく、不思議な像だなという感想に落ち着いた。
神像をしまってひと段落。
残っていることとすれば────。
「鍛冶師との交流か」
アドヴァストリス神から戴いたありがたい御言葉。
確かに鍛冶師たちとは、冒険の時に来ている鉄製の鎖帷子の採寸や黄鉄製オーダーメイドの斧槍を作ってもらうときにビジネスで話したくらいで、それ以外で詳しく喋ったことは無かった。
話したら分かると言っていたが何だろうか? あるとすれば、お得意様にしか通さない凄腕の鍛冶師が居たり、別の街の鍛冶師への紹介状でも書いてくれるのだろうか。
まぁ、いま考えても詮無き事か。
何にせよ、彼らとの接触を増やしてみるか。ちょうどいいことに、そろそろ防具を伸長しようと思っていたところだったし。
あとは何だったか…………レベルか。
現時点でレベル7になっていた。これはまだ低い部類なのだろうが、一月でここまで上げたのは凄いらしい。神も褒めてくれた。
このレベルを上げていけば肉体性能も前世に近づくどころか、より強くなれるらしい。
やってみたいよな、鋼鉄とかを一刀両断って。
そして流石は俺の前世。
祖父や兄上みたく人外ではないけど、そろそろ人の領域から片足飛び出てただけはある。
まさか、転移した影響で肉体が異世界とスキルにオミットされて、弱体化するなんて思わなかった。
「より多くの経験、強敵との戦いや未知の領域に踏み入れることでレベルが上がっていく」
なら、頑張るしかないよな。
さて、あらかた整理できたかな。
いきなりの邂逅にはなったが、悪くない出来事だったように思う。何しろ恩恵含めた様々な優遇をされたのだ、文句なんてあるはずもない。
今一度、自分自身を確認してみるか。
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名前:ソウマ
種族:人族(17歳)
状態:健康
スキル:
【魔法の素質・水系】 【魔法の素質・光系】
【魔法の素質・闇系】 【魔法の素質・時空系】
【斧槍の才能】
【斧槍術 Lv.3】 【棒術 Lv.1】 【体力増強 Lv.2】
【筋力増強 Lv.2】 【豪腕 Lv.1】 【韋駄天 Lv.2】
【俊足 Lv.2】 【回避 Lv.1】 【頑強 Lv.3】
【索敵 Lv.2】 【看破 Lv.2】 【鑑定 Lv.2】
【魔力・極大】 【金持ち】 【異世界の常識】
【時空魔法 LV.6】 【水魔法 Lv.1】 【光魔法 Lv.2】
【解体 Lv.2】 【マッピング Lv.1】
恩恵:【ショートスリーパー】
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ふむ、こうしてみると成長したと実感できる。特に身体強化系は非戦闘時も含めて常時使っている移動系が、もう既にLv.2に到達しているのは大きいな。
【棒術】は斧槍を使っているうちに生えてきた。恐らくは既存の斧槍の使い方ではなく、柄などを使った攻防が判定となったのだと思われる。
しっかりと能力は上がっている。
しかしなぁ、魔法系に一切の成長が見られないのは苦しい限りだ。後数日ほどいつも通りの鍛練を続ければ使えるだろう予感はある為、ここから巻き返しと期待したい。
そして追加された恩恵欄、【ショートスリーパー】。
どこまで生活に影響を及ぼしてくれるのだろうか。非常に気になるところだ。
全体を通してみれば、魔法以外は軒並み良い成長率と言っていいだろう。その魔法にしても、全くの無駄になっているわけではなく、そも膨大な魔力はそれだけで多くの身体強化系スキルを補えてる。
まだまだ、これからが本番だ。
◇
異世界に降り立って、苦節一ヵ月。
この日。
俺は初めて、不備不足の一切が無い真っ当な魔法を使うことに成功した。
はい。第六話にして、初めて普通の魔法を使えるようになりました。Lv.1だけどね!
ステータス欄を変えました。
元々原作準拠で書いていましたが、スキルの量が多くなったので、見やすさ優先でいきます。リスペストが足りなくて申し訳ない。