これはキリト達+ユウキが主な人物としてアインクラッドを攻略していきます。
国語力不足等色々あると思いますがどうか最後までご愛読してくれたら嬉しいです。
ログアウトボタンの消滅
「リンクスタート!」
俺は仮想世界へダイブするための起句を叫ぶ。
そして、脳波の確認、βテスト時のデータ使用をyesにし、設定完了。
『Welcome to Sword Art online』
という文字が目の前に表示される。
そして視界が開けると懐かしの広場が俺の目の前に広がる。
「帰ってきた…」
俺は小声で呟いた。
まだ少ないがほかの人々もログインし、確実に集まってきている。
βテスターか早々にキャラクターメイクを終わらせた人たちだろう。
そろそろ行動を起こそうと思い、俺は主街区の中を駆け抜け、フィールドに出ようとする。しかし、そこで不意に声をかけられる。
「おい、兄ちゃん。」
「なんだ?」
「あんたβテスターだろ?」
いきなり声をかけられ本性を暴かれるのは気持ちよくないな
「そうだけど…」
「やっぱり、その迷いのない走りっぷり。そうだと思ったんだよ。」
なるほどそういうことか。
「そ、そうだったのか。」
「ところでよ、俺にSAOを手取り足取り教えてくれねえか?仮想世界自体初めてでよぉ、まだあんまりわかんないんだ。」
と、赤いバンダナが特徴的な男に出会って数十秒の会話だ。別に初心者に教えるのも悪い気はしないな。と思い
「いいぜ。俺はキリト。」
「俺はクラインってんだ。よろしくな。」
と、一通り挨拶を済ませ、フィールドに出る。
俺達が向かっている(俺が向かわせている)のはこのだだっ広い1層の中でも西に位置する、西のフィールド。ここならmobのレベルも低くレクチャーに最適である。
「まず、このゲームではソードスキルなるものが存在していてそれは・・・・・・・・・・ということでとりあえずソードスキルさえ使えれば大ダメージを与えることができる。というわけだ。
自分でも長ったらしい説明だと思ったがクラインは真剣に聞いてくれた。こいつは強くなるな、となんとなく思った。
「なるほどな、じゃあさっそくやってみんよ。」
「まぁまぁ、その前にお手本見せてやるよ。」
と言い俺がターゲットしたのは某人気ゲームでいうスライム的な弱さの青い猪である
《フレンジーボア》だ。俺に気づくと得意技である突進をしてくるがそれをさらりと躱し、通り過ぎていった方向に向き直る。そこで俺の装備武器である片手用直剣をソードスキルの規定モーション発動する場所に持っていく。そして少しタメを作る。
すると、刀身が青い光を発する、そして青い尾を引きながら猪の体を切り裂く。それでHPを大体8割型削り取る。もちろんこのスキル自体はそんなに強力じゃない。
しかし、ソードスキルの動きに合わせて自分の意思でその動きをすることによってスピード、威力をブーストできる。
だが、これにはデメリットがあり、規定のモーションに外れるような大きなズレを起こしてしまうとソードスキルが中断され、技後硬直時間よりも長いディレイを課せられる。
これを覚えていることに少し安心感を覚えながら残りのHPをソードスキルを使わずに攻撃し、フレンジーボアはスゥッっと膨張しポリゴンのかけらとなって爆散する。
そしてクラインの方を見て
「ま、ざっとこんな感じかな。」
「おお、すげぇぇ!おっし、俺に任せとけぇ。」
クラインは俺と同じようにフレンジーボアの前に立つ、すかさず突進をしてくる。なれないぎこちない動作ではあるがなんとか躱す。そしてクラインは剣を規定の位置に構える・・・・・
しかし、いつまでたってもソードスキルは発動せず立ち直ったフレンジーボアの突進を正面から喰らい体力を1割型持っていかれる。
「違う、ただ構えるだけじゃなくて、こう、タメを作るっていうか腰を入れる、みたいにワンテンポおくかんじだよ。」
自分でもめちゃくちゃな説明だと思う。実際、言葉で説明するより「感じろ」と言いたいがβテスターとしてそんな投げやりは俺の意思が歯止めをかける。
するとクラインは悪戦苦闘しながらもHPゲージが3割減ったところで何かコツをつかんだらしく
「ぅ~ん…こうか?」
クラインは武器曲刀を肩の上に担ぐように構える。そして少しクッっと引き締まる。
ギュイィィン
刀身が赤い光を纏いながら尾を引き、フレンジーボアへとヒットし、HPを4割型削る。曲刀基本スキル《リーパー》
「おお、できたぞぉぉ!」
「そう、その感じだ。それを忘れなければ安定して発動できる。」
と、喜びに浸っているがまだmobがやられてないことにクラインは気づかず突進を喰らい、派手に吹っ飛ぶ。いよいよHPゲージが黄色の注意域に入りそうなので手助けとして先ほど放った片手用直剣基本スキル《スラント》を再び放つ。
HPゲージは残り1割弱となり最後にクラインが覚えたてのソードスキルで止めを指す。
「いやぁ、ヒヤッとしたぜぇ。」
「お前が招いたミスだろ。」
と冷たく流す。
「とりあえず、ソードスキル習得おめでとう。」
だが、このことももちろん祝う。
「ありがとな、でもこれもキリトのおかげだぜ。」
「ははっ、でもクラインも飲み込みが早かったぞ。」
と、二人で褒め合う。その後しばらく偶々出会ったクラインと狩りを続けた。
「はぁ、ほんと上達が早いな。」
「あんがとよ。でもここが仮想世界ってほんとに信じらんねぇよな。」
「なんだよ、今更。」
「いいだろ、そのくらい。俺ぁ、このゲームで初めてここを味わったんだからよぉ。そんくらい実感がまだわかないんだよ。」
「ま、俺も初めて来たときはびっくりしたしな。」
こんな話を続けていてもきりがないので
「どうだ、もう少しやっていくか?」
クラインは少し間をあけてから答えた。
「あぁー!もうこんな時間かよ!わりぃ、リアルで用事があるからここらへんで落ちるわ。今日はあんがとな。フレンドいいか?」
「おう、いいぜ。」
お互いにフレンド登録を済ませ
「じゃあな、またやろうぜ。」
と言いながらクラインはメニューを呼び出す操作、人差し指と中指をそろえ縦に振る。そしてログアウトし・・・てない?
「おい、ログアウトボタンがないぞ?」
はっ、まさかそんな馬鹿なことが。急いでメニューを開き確認する
「ほ、ほんとだ。ログアウトボタンがない…」
「お、おいこれどういうことだよ。」
「い、いや。わからない。ただひとつ言えることは・・・・・ッ!?」
俺が考察を言おうとしたとき鐘が鳴る。時刻を見ると17:30たしか1時間おきになるはず…と考えていたとき、
「お、おい、なんだこれ。うわぁ・・」
と隣でクラインが悲鳴をあげ、消えた。
すると俺は突然青い光につつまれる。転移だ。しかし俺は何もしていない、よってこの現象がおこることはほぼ有り得ない。視界が真っ白になりそれが開けると。
「おい、キリト。」
「お、クラインお前もここにきてたのか。」
「ああ、これは一体どういうことなんだよ…」
「いや、俺にもわからない。」
本当にわからない。βテストにこんな機能やイベントはなかった。だとすると正式サービス開始初日のバグかエラーしか考えられない。その結論にたどり着いたとき...
空(といっても上の層の底だが)が突然赤く染まる。そこから赤い液体が滴り落ち何かを形作っていく。そしてそれが作り上げたものは…
すいません。チュートリアルまで終わりませんでしたw
次回で終わらせます。絶対。
二話後から本編開始しますのでお楽しみに!←気が早い
何か変な点等あったらすいません。よければ注意等していただけると本当に助かります。