これからは週に1~2話の投稿ペースで行きたいと思います。詳しくはお手数おかけしますが活動報告をご覧ください。
俺はコボルドの撃ってくる矢を躱し続けた。同時に3本撃ってすぐに背中の矢筒から取り出しまた撃ってくる。休む暇なんか無い。全てが完璧に俺に照準を当て寸分くるわず撃ってくる。ミスショットが下手に当たるという不運な事態からは免れるが躱せなければ大ダメージを喰らうだろう。
「せいっ!」
不意にそんな声が響く。待ちわびた...ユウキがコボルドの足に矢を刺したのだ。
コボルドは声をあげてはいないが一瞬フラッとし手に持っていた矢を3本地面に落とす。
「ユウキ!SS1本いけるか!?」
「もちろん!」
俺は手に持っていた矢を右肩に構えた。
発動するのは《ソニックリープ》だ。今なら相手の顔面--おそらくウィークポイント--にヒットさせられる。
ユウキは《レイジスパイク》発動の構えをとっているのでぶつかることはないだろう。
俺とユウキはほぼ同時にその場から駆け出した。ユウキは左足に向かって、俺は上に飛び顔面を狙って。
先にユウキの《レイジスパイク》がヒットしコボルドは顔を天井に向けながら苦痛の声をあげる。
「ッ。動くんじゃねぇ...よ!」
俺はコボルドの動きに合わせ小さく軌道修正を行った。
修正の結果俺の《ソニックリープ》は見事コボルドの顔面にクリティカルヒットした。隙がある状態でのダメージボーナスもあり、俺とユウキ合わせて1本目のゲージを残り1割まで減らすことができた。
「ウウゥオオオオオオ!!」
コボルドは大ダメージを喰らい悲痛の雄叫びをあげる。
「タゲは俺がとった。矢の準備を頼む!」
ユウキは無言で頷き硬直時間が解けると矢が刺さってる所に向けて走り出した。
俺も硬直が解けるとユウキとは反対方向に向かって走り出す。
コボルドもノックバックから回復し矢を3本同時に構え。そして放つ。
走りながらコボルドとは逆方向に跳んで矢を躱す。視界の端でユウキが矢を持ったのを確認する。
再び放たれる矢を姿勢を屈め潜り込むように躱す。
「ユウキ。刺してくれ!」
俺は一言だけ発するとソードスキル《レイジスパイク》を発動させた。
少し間を置いてユウキがコボルドの足に矢を突き刺す。これによってコボルドの1本目のゲージがほぼ無くなった。
「ぅ...らあああ!!」
俺はこちらを向いて動きを止めているコボルドの右足に《レイジスパイク》を打ち込んだ。
HPゲージが1割ちょっと減りついに2本目。イエローへと突入した。
「ユウキ、本格的にパターン変わるから注意。防御へと切り替えよう。」
「わかった!」
長いコボルド編…あと何話で終わるのか。
もうすぐ終わります。
ついにイエローに入りましたね。これからどうなるのでしょう。
最後にもう一度更新が遅くなったことを深くお詫び申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。