面接の練習に追われてました。本当ですが言い訳にならないと自覚してます。すいません。楽しみにしていた方々本当にすいません。
今回書くのは先週分です。今週分はちゃんと書きます。
しかしパターンの変化はなかった。
強いて言うならば…いや、やっぱりなかった。
俺とユウキは相手の放った矢を有効的に使いユウキが足に刺し俺が矢でSSをヒットさせるの繰り返しだ。
そしてついに残りHPが一割を切った。
「ユウキ!ラスト行くぞ!」
「りょーかい!やっとかー」
俺はメニューを開き装備欄を開く。最後の一撃くらいは愛剣で決めたい。
右手の装備にアニールブレードを選択する。
さっきまでつけていた馴染んだ間隔が背中に戻ってくる。
俺は愛剣を右肩に背負わせてる鞘から抜きコボルドへ向けて走った。
「キリト!」
ユウキが矢を刺し俺の名前を叫ぶ。俺はそれに《レイジスパイク》で応えた。
ペールブルーの光を纏った刀身がコボルドの足へと引き込まれる。
剣がコボルドの足を斬りついに長かった戦いに終止符を打った。
戦闘にかかった時間は1時間30分位だ。
俺はHPゲージが全損したのを確認して剣を鞘に収めたが、まだコボルドがポリゴンの欠片となっていないことに気づいた。
『奥に、おま、えたちの、のぞむ、ものが、あるだ………』
掠れた声で言われたそれの最後は爆散の音と重なり聞こえなかったが、
「奥に何かがあるみたいだね!」
だいたいは聞き取れた。ユウキの言うとおり奥に行けばいいのだろう。
俺達は再び来た時と同じような道を歩いた。数十秒歩いた先で再び道が開け、お宝が眠っている洞窟ダンジョン最深部の小部屋のような所に着いた。
何も無い。と思ったのは一瞬でそんなに広くない部屋の反対側にコボルドの言っていたであろうものがあった。しかし、それは俺達にとっては、
「白い…コート……」
ユウキが小さく呟いた。
土埃で汚れ、いたるところに剣で斬られた後がある。なんといってもコートは地面に広げられており上から曲刀が刺さっている。
「そう…だな。おばあちゃんの情報と同じだし恐らく“不可視の剣士”の物だろう。一応持って帰るか」
俺はそう言い、コートに刺さっている曲刀を抜き、コートをストレージへ入れた。
これからさっきの民家に戻るわけだが気分がのらない。クエストログは進行したが“不可視の剣士”の行方がわからない――恐らく死んでいるだろう――以上うかつに喜べない。
俺達は地下洞窟を出て民家へと戻った。
俺は白いコートをストレージから取り出しそれを渡すと共に殺されているかもしれないという旨を伝えた。
「そうかい。若い子達や感謝するよ……なんだね。これは」
そんな驚く物はあったかな?と思いおばあちゃんの言葉を待つ。
「ポケットにメモが入っておる。どれどれ、『俺はもうダメだ。あの頃のように剣は振れない。これから迷宮区塔付近の基地に連れていかれ残虐な仕打ちを受けるだろう。俺は数々のコボルドを斬ってきた。その罪を償う時が来たのだ。』そう、か…」
それ以上は言葉として聞き取れなかった。おばちゃんはなんとか手紙を読み終えると涙を流した。拭いても拭いても涙は止まらない。
数分かけて涙を止めたおばあちゃんは再び俺達の方に振り向き、
「おねがいじゃ、この場所に心当たりがあれば行ってくれんかのう。助けてくれとまではいわん。剣だけでも形見だけでも持ってきて欲しい」
ピコン。と言う通知音と共にクエストログが更新される。『迷宮区塔付近のコボルドの基地を探せ!』と書いてある。
「「わかりました」」
俺とユウキは同時に返事をした。一礼したあと俺達は民家を出て宿屋へと足を進めた。
「どうする?明日にでも行ってみる?」
「いや、まだ迷宮区塔付近に行くには早いから道中で2.3日レベル上げしながら探していこう。安全マージンを必要以上に取って損はない」
「そう、だね。今回は結構危なかったもんね」
「ああ、二人とも死にかけたもんな」
本当に今回は死闘と言えるべきものだろう。第1層からこんなんだったら上の層に行ったらどんなものが待ってるのかと思いたくなるがまずは目の前にあるものに全力で挑むことが大事だ。
「じゃあ、明日は9時45分に宿屋の前集合で」
「おっけー」
俺達は待ち合わせ時間と場所を決め各自の部屋へと帰っていった。
俺はベッドに座り装備を外し室内用の服に着替える。
「明日、メンテナンスと強化もするか」
と言いながらベッドに横になったのと眠りについたのはほぼ同時だった。
とりあえず一段落つきましたね。
キリトユウキがんばりました。(あれ、一人忘れてる…)
そして送れたことを心よりお詫び申し上げます。
これからは気を付けます。
次回はキリト君が申した通り攻略中心になるかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。