1. 衛宮士郎 (えみや しろう)
概要:
第五次聖杯戦争を生き延び、セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)と別れた後の姿。「正義の味方」という理想を追い求め、世界中の紛争地帯で「便利屋」として活動している。セイバーと交わした「彼女が誇れる自分になる」という約束が、彼の行動原理となっている。
魔術特性:
起源: 「剣」
属性: 「日」
セイバーという「星」に焦がれ、理想を追い求める中で、魂の本質がより根源的な「日」へと変質・覚醒した。この属性は「光」「浄化」「生命力」といった神聖な概念を内包し、死徒や悪霊などの闇に属する存在に対して絶大な浄化(特攻)効果を持つ。
能力・戦闘スタイル:
投影魔術: 基本となる魔術。一年間の旅路を経て、彼だけの武器「黎明」を常に背負うようになった。
武器「黎明(れいめい)」:
自らの魂と「日」の属性を注ぎ込み、ゼロから鍛え上げたオリジナルの日本刀。彼の「ヒノカミ神楽」の要であり、「日」の魔力を最も効率よく伝導・増幅させる。
我流剣術「ヒノカミ神楽」:
「日」の属性、「剣」の起源、そして投影で蓄積した英雄たちの剣技が融合した「収斂進化」によるオリジナル剣術。
魔術回路の全神経接続を併用し、十二の型を連続で舞うことで、太陽の炎を纏った絶大な威力の斬撃を放つ。
元ネタはもちろん鬼滅の刃のヒノカミ神楽です。
人物像:
不器用で真っ直ぐな理想主義者。当初はセイバーとの約束に縛られ独りで戦っていたが、白野との出会いと志貴への敗北を経て、精神的に大きく成長。仲間を信じ、自身の理想を貫く強さを身につけつつある。
2. 岸波白野 (きしなみ はくの)
概要:
記憶を失った状態で中東の難民キャンプにいた謎の少女。「赤い外套を着た、背中しか思い出せない人」を探している。士郎に助けられて以降、彼と旅を共にしている。
正体・能力:
魂の特異性: 死徒に「至高の逸品」と評されるほど、特異で高貴な魂を持つ。その正体は、月の観測者としての側面を持つ「月の女王」に関連する存在であることが示唆されている。
索敵能力: 「月の女王」としての資質が、死徒などの神秘の気配を誰よりも早く、正確に察知する優れた索敵能力として開花している。
人物像:
物静かで儚げな印象だが、その瞳には王者のような気高い光を宿している。当初は無力だったが、士郎との生活の中で「生きる術」を学び、精神的に成長。現在は士郎の唯一無二のパートナーとして、彼の戦いを支えている。士郎の不器用な優しさに惹かれつつも、探し人への想いとの間で心が揺れている。
3. 遠野志貴 (とおの しき)
概要:
『月姫』アルクェイドルートのトゥルーエンド後、一度は再会したアルクェイドと再び別れ、「彼女を吸血衝動の呪いから完全に解放する方法」を求めて世界を奔走する青年。その過程で、アルクェイドの眠りを脅かす吸血鬼を根絶やしにしており、死徒たちからは「殺人貴」として恐怖されている。
能力・戦闘スタイル:
直死の魔眼(暴走状態):
長年の酷使と強すぎる意志により能力が先鋭化。脳への情報流入を抑えるため、普段は赤い包帯で目元を固く覆っている。
七夜の体術: 数多の死線を越え、対・人外に特化した暗殺術として完成されている。
二種の得物: 暗殺用の短刀「七ツ夜」と、正面戦闘用の忍刀(直刀)を使い分ける。
指輪「真祖の寵愛」:
正体: アルクェイドが志貴への想いと権能の一部を凝縮した魂の契約の証。同時に、志貴を「死ぬことすらできない」永遠の戦いに縛り付ける「生存強制の呪い」でもある。
力の解放: 志貴がアルクェイドの名を呼び祈ることで、限定的に権能が解放される。
恩恵: 真祖の魔力供給、爆発的な身体能力向上、超再生。
発動魔術「御廚子(みずし)」: 供給された魔力を使い、「直死の魔眼」の能力を空間に拡張・投射する必殺の異能。物理接触なしに、空間ごと「死」を断ち切る。
代償と5分の誓い: 力の使用は、志貴自身の肉体を内側から破壊し、さらに眠るアルクェイドの安寧を妨げる。この二重の苦痛から、彼は自らに「使用は5分間のみ」という鉄の誓いを課している。
人物像:
感情の起伏が極端に少なく、目的のためなら殺人も厭わない冷徹さを持つ。その根底にはアルクェイドへの深い愛情と、再会したからこその「焦り」「切望」がある。士郎とは「たった一人を守る」という点で鏡合わせの存在であり、彼の「不特定多数を守る」という理想を「綺麗事」と断じている。
4. 五条悟 (ごじょう さとる)
概要:
神代から続く日本最古の**呪術師の一族「五条家」の現当主。西洋魔術とは異なる神秘体系「呪術」の使い手。数百年ぶりに特異体質「六眼」と相伝の術式「無下限呪術」を併せ持って生まれた、現代最強の男。
能力のTYPE-MOON的解釈:
六眼: あらゆる神秘を知覚・解析し、魔力消費をほぼゼロにする魔眼。
無下限呪術: 空間を支配する血脈相伝の術式。
領域展開「無量空処」:
固有結界を「時代遅れの化石」と断じ、それを現代に合わせて効率化した後継技術と位置づけている。世界を塗り替えるのではなく、世界の上に自らの術式が付与された結界を構築することで、少ない魔力で「必中」効果を得る。
人物像:
原作通り、最強ゆえに傲慢かつ軽薄な性格。旧態依然とした魔術や神秘の在り方を根本から変えようとする革命家の一面を持つ。才能ある若者を育てることに楽しみを見出しており、ヨーロッパで観測された士郎、白野、志貴という三つの特異な魂を「新しいオモチャ」として、その到来を心待ちにしている。