適応って強すぎんか? 作:マーボーマコマコ
一応ちょっとだけ前回の話を修正したので、もし気になったら見てください。
特に何かが変わったわけではないです。
ではどうぞ
前回のあらすじ!
ヴィラン殴ってたら捕まって、交渉という名の脅しをかけられて、雄英に入らなければ、ポリスメーン達に突き出されることになった!
さてさてどうなる第4話!
雄英高校
全国に数多のヒーローを送り出している、日本最高峰のヒーロー教育機関である。
今日はその入試試験当日である。
その正面の道を1人の少年が歩いていた。
緑色のもじゃもじゃ髪の少年、原作主人公「緑色出久」だ。
そんな彼が原作通りに麗日お茶子と邂逅を果たしている少し後ろ。
「ナチュラルに試験会場に武器持ち込むな。試験受けさせねえぞ。」
「ほんっとうに反省してるので!お願いします!」
相澤先生に持ち込んだ武装を没収され、半泣きになりながら謝罪している。我らが主人公。
…自分で描いてて情けない。
「はあ、校長から注意する様に言われていたが…校門をくぐって30秒でこれとは…」
なんだかんだで許してもらい、かろうじて試験は受けれた。
スキップ!
やあみんな!俺だ!
冒頭から見苦しい所を見せたな!
いやでもこれは理由があります。ガチです。
というのも、実はあの日以降、何度か雄英の教師達とはあってまして、こっちの実力はある程度把握されてるんですよ。
それによって試験内容が原作とは変わってしまう可能性を考えたんです。
まあ結局速攻で見破られて、今日のために貰った黒鍵とロケットランチャーは全て没収されました。
絶対あの校長の入れ知恵やん。まじでややこしいな『超頭脳』
原作の試験であのバカ2人が勝てないわけだよ。
今の所、割と本気で相手したくないやつTOP20には入ってるもん。
まあそんな事もありながら、筆記試験は突破。
こう見えて以外と勉強できるんですよ。俺
一応表向きには、品行方正な神父の息子ですからね。
で、今。
実技試験の説明を受けてるんだが…まあ、特に変わってないっすね。
俺の準備はなんやったんや。無駄な緊張返せよ。
「それでは試験を始める!全員構えろ!」
試験管らしい教員が声を張り上げる。見たことないから多分一般教員だな。
「3!」
周りに知ってる顔は…お!あれ爆豪じゃん!うわーまじで顔こええ。
「2!」
「行くか。」
静かに呼吸を整える。瞼を閉じ、自身の周りの全ての音に気を配る。
そして
「はいスタート」
一気に力を込める
ダンッという音と共に跳躍。
前で群れる他の受験生を飛び越し、着地と同時に加速する。
ついてきてるのは、爆豪だけか。さすが原作の入試一位。
ただ、今回はどうかな?
前方に現れるロボット。
物騒なことを叫ぶソイツを一切減速せずに、殴り飛ばす。
高速で飛んできた物体になって殴られた機械はいとも簡単に砕け散り、一種の爽快感がある。
だが、
同時に心に引っかかるモヤ。
こんなもんか?雄英
この程度の試験なのか?
俺からすればダンボール程度にしか感じないこいつらが、
俺の脅威になるとでも?
答えは否だ。
もうすでに5体を砕いた。
目の前には3体。
俺はさらに加速する。
今になって気づいた物があった。
これは俺の中にあった物だと。
それは闘争本能であり、苛立ちであり、人間離れした自分がどうしようもなく人間なんだって自覚する最後のピース
はっきり言おう。俺は退屈していた。
そらそうだ。ただの一般人だった俺が、気づけば漫画の世界に、しかも確かな力を持っているんだ。
人間とは、欲を満たす生き物だ。
他人の不公であれ、その逆であれ、時として本能や倫理観すらも無視し、自身の欲求を満たそうとする生き物それが人間だ。
そんな生き物が力を手に入れば、当然使ってみたくなる。
そしてその欲求は次第に大きくなり、より大きな力を、そしてそれを振るえる場所を欲するのだ。
そしてその点に置いて、この男は欲との付き合い方が上手かった。
ヴィジランテ活動が一躍を買っていたのもあるが、それ以上に育ての親、言峰綺礼の存在が大きかった。
そんな中、自身の前に現れた危機という名のスリル。
それに対し、真は、◾️◾️は
そこは自身の力を存分に振るえる場所なのかと
悲しくも、一時しか満たされる事の無い欲望に、どこまでも身を焦がしながら。
ある意味、もう1人の
「手ぬるいなぁ」
静かに呟く。
まだ誰もいない最前線。
その言葉を誰かが知る事はない。
目の前に現れたロボットの頭部を個性で吹き飛ばしながら、爆豪勝己はさっきどこかへ消えてった男の姿を思い出す。
スタートは最高の形で切れた。
朝にあのクソデクとあった事もこれでチャラだ。
だがその後が問題だった。
もう1人いたのだ。カウントよりも早いスタートの合図に気付いた奴が。
あろうことかあいつは自分よりも早く動き、一瞬でどこかへと消え去った。
爆豪勝己にとって、雄英とは通過点に過ぎない。
他は全て自身がオールマイトを超えるための踏み台なのだ。
だが、今この瞬間、爆豪勝己は1番では無いのだ。
ロボットを倒したのも、動き出したのも、この瞬間の全てが、あいつに負けているのだ。
「ざっけんじゃねえ。俺が!1番だ!」
その一言と共に両手に火花を散らす。
そのままどんどんやってくるロボットのうち、1番近い奴を蹴り飛ばす。
「ぶっ潰す‼︎」
爆豪勝己は自身の爆破を利用し、飛び上がった。
あれから十分ぐらいロボットを潰して回ったが…やっぱり手ごたえがない。
「はあ、まぁこんなもんだよな。」
がっかりしながら、周りを見渡していた時。
ゴゴゴゴゴォッ
「!」
突如鳴り響いた音と同時にそれは現れた。
高層ビルのような大きさのそれは、ゆっくりと動き出す。
「あれが、0pヴィラン」
「やばいだろ…あれ」
ほとんどの受験者が逃げる中、1人だけそれに向かって進む男がいた。
それをみた時、俺は衝撃を受けた。
でかいのだ。
存在は知っていたが、はっきり言ってこれは予想外だ。
というか…こんな見た目だったっけ?
これ…いや、まさかな?そんなはずは…
いや、でもあれ、クm…
それよりもだ、すげえなぁあれ。
「ハハッ…」
みてるだけで、乾いた笑いがこぼれてくる。
「最っ高じゃねえか!雄英‼︎」
こいつはいい‼︎
ここまで殴っても壊れ無さそうなものは、父さん以来だ?
殴る以前のやつは多いがな‼︎
一気に建物から飛び降り、地面を踏み抜き加速。距離を詰める。
「フンッ‼︎」
そのまま、やつの足元まで行くと、その装甲の拳を叩き込む。
2発3発と入るが、ヒビすら入らない。
「グッ‼︎」
振り払うように振るわれた脚が直撃。
瓦礫を貫通しながら弾き飛ばされる。
そしてそれを上から見ている影が1人、もちろん爆豪だ。
「死ねぇ!!」
また先を越されたという結果によって怒り狂った爆豪が上空から襲いかかる。
その青い表面に爆破を叩き込むが、一切の効果はない。
一方その頃真は。
「やべえ、楽しい!」
満面の笑みで瓦礫の山から立ち上がる。
とは言えだ、このまま行っても意味がない。
まずは状況を整理しよう。
あの装甲をぶち抜くのは無理だ。多分あれ対粛正防御貫通とか無いと無理だね。
概念どうこうじゃなく単純に高度がイカれてる。
というかあれ絶対あれだよな?どこで拾ってきたんだよあんな代物。
というかこの世界にいんのかよ、出てこられたらマジでどうしようもねえぞ。
ただ、やりようはある。
これは予想だが、多分あれはどっかで取ってきた抜け殻みたいな物を使ってるだけだ。
実際、あの脚は上半身と下半身の中間あたりから生えているのだ。
ちゃんとあれとは別で、戦車のような下半身があった。
作戦名「とりあえずは下半身を殴る。」
「行くか‼︎」
今日何度目かの急加速で、一気に近づく。
まずは脚を素通り、なぜかは知らんが、脚元がおざなりだ!
そのまま一気に肉薄。
これまでに培った技術を総動員し、連撃を叩き込む!
拳、足、肘、肩。全身を使って打撃を叩き込む。
みよ!これぞマジカル八極拳‼︎
そのうち下半身はいつぞやの車のように変形し、動きを止める。
よし!この勢いでぶっこわす!
その直後、俺の上に急に影が落ちる。
「ハッ‼︎」
俺の上に移動した脚が振り下ろされる。
人1人を簡単に押し潰せるだけの質量が叩きつけられる。
だが、
「そんなもんじゃ、止まんねえよ!!」
言峰真 個性『適応』
こいつの攻撃には、適応済みだ‼︎
圧倒的質量の攻撃を弾き飛ばし、その本体へと飛びつく!
「コォォォ‼︎」
ここでようやく登場!波紋の呼吸
両手をやつにくっつけ、ボルダリングの容量で、一気に登り始める。
やつの脚よりも上の位置へと辿り着く。
そこで見たものは、汗だくになりながら、ヒットandアウェイを繰り返す爆豪だった。
明らかに反応が鈍かったのは、こいつに意識を割いていたからか。
「ナイス撹乱だ!爆竹‼︎」
「誰が爆竹じゃ‼︎ボケナス‼︎」
おお〜流石の反発力。見ててイライラするぜ!
とは言えだ、まだアニメ三話程度の爆豪。明らかに火力が出ていない。
「聞け!爆竹!!」
「爆竹じゃねえ‼︎んだよ猪‼︎」
「誰が猪だ‼︎せめて魔猪って言え‼︎」
「んだよそれ‼︎」
「なんでもいいからとりあえず話聞け‼︎お前じゃ火力が足りねえ‼︎」
「んだと‼︎出てるわ‼︎火力‼︎」
「うるっせえんだよ‼︎現実見ろやバカ‼︎」
「ッ…チッ‼︎」
「いいか‼︎俺が頼みたいのは一つだけだ‼︎最高火力使って、上に注意を向けさせろ‼︎」
「ッ!やりゃあいいんだろ!やりゃあ‼︎」
「サンキュー!爆竹‼︎」
「だから爆竹じゃねえ‼︎」
その日1番の叫び声を聞きながら、一気に駆け上がる。
爆豪は攻撃を中止し、一気に上昇。
やつの上で止まり、両手を下に向けて構える。
「くらいやがれ‼︎」
両手からの分とそれまでの汗の分全てを乗せた本日最大の爆発。
やつはそれをしっかり脅威と認識。
上空に釘付けになる。
「最っ高だぜ‼︎爆竹‼︎」
「だから爆竹じゃねえ!」
さすがに疲れた見たいだな。
さて、大本命の一撃だ。
やつの顎のような部分に足をかけ、全力で飛び上がる。
ここでもう一つの隠し球だ。
校長たちに捕まった日、俺はとある力に適応した。
そう呪いだ。
ここでちょっとした解説だ。
俺の個性『適応』
こいつの内容は簡単で、指定した、もしくは自動で直接受けた事象に適応するという物。
この「適応する」の部分がちょっと複雑だ。
俺は適応時、事象に対しての耐性はもちろん。それについての
波紋を覚えるのにも、これが役立ってくれた。
そこで問題だ。
「呪い」に適応した俺はどんな情報を得るでしょうか?
答えは二つある。
一つはその呪いを形作る、負の感情。
もう一つは
その感情を
感のいいやつは気づいただろう。
俺は手に入れた。
『呪力』を
後は簡単だ。
呪力による身体強化✖️波紋による強化✖️鍛え抜いた肉体と技 最高火力の一撃
となる。
「コォォォッ!」
上空で呼吸を整える。
拳を構え、呪力で覆う。
さらには落下の物理エネルギーも追加!
出血大サービスだ‼︎持ってけドロボー‼︎
「黒い拳の波紋疾走‼︎」
持てる力の全てを詰め込んだ一撃‼︎
名付けて、ブラックフィストオーバードライブ!
叩きつけられた拳から波紋が流れ込み、内部までもが衝撃で壊れ始める。
拳が当たってから5秒後、大爆発を巻き起こし、0pヴィランは砕けちった。
「終わったー‼︎」
校門前で俺は叫ぶ。
いやーほんとに疲れた。
こんなに疲れたのは、先輩と本気で殴り合った時以来だ。
あの後、特に問題はなく試験は終了した。
まあかなりの数を破壊したし、最後に0pを止めたことでレスキューpも入ったろうから、流石に受かっただろう。
「けどなぁ…」
俺の手の中にあるのは、青い結晶体
そう。あのロボットに取り付けられていた物と同じ物質である。
あの後、俺は校長に直談判しに行ってまで、これについて問いただした。
聞いた話によると、アメリカの地下で見つけた物らしく、なんでもオールマイトがたまたま地下に入った際に見つけたとか。
本人が殴ってもびくともしなかったため、気に入ったオールマイトが権限をフル活用して、日本に運び込んだらしい。
その後これについての詳細を聞かれたので、入学できたら教えますと言って逃げてきた。
まじで何してくれてんですかねあの筋肉ダルマは。
もしそれが本体だったらと思うとマジで色々ちびりそうだわ。
これ、異聞体ルートあるか?
ん〜まあ今考えてもしょうがないか。
とりあえず帰ろ。
帰宅した真を盛大なマーボーパーティーが待ち受けていたのは、二時間後のことだった。
例に漏れず、後半はノリと勢いで書いたので、いずれ直せたら直します。
爆豪:猪ィィ‼︎
0p:なんか変な脚つけられて青く塗装されたんだけど。
真:最高にハイってやつだ‼︎
蜘蛛:zzz
言峰:「さぁ、狂乱の宴を始めよう」
0pの姿は原作にあれを頭部などを丸くして、腹部あたりから例の青い蜘蛛の脚を取り付けた感じ。
仕組みとしては同じサイズのアームを取り付け、抜け殻を被せています。
一応この0p はこの会場だけの特別仕様なので、別に会場ではしっかり出久が主人公してます。
この会場だけ主人公のせいで難易度爆上がりしとる。