【7/20オーバーラップ文庫から発売!】NTRエロゲに転生して婚約者を寝取られた俺を救ったのは、地上最強の取り巻きモブ女子Aでした   作:ぜんはいざ

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オーバーラップ文庫から7/20ごろ発売!
後書きまでどうぞお読みくださいませ!


やはりゴミスキルだった件。

 ――パパパパーパーパーパッパパー♪

 

『おめでとうございます。【ステータスオープン】がレベルアップしました』

 

 先日も聞いたばかりのメロディーとともに、そんな台詞(せりふ)(ボカロ声)が脳内で流れたんだけど。

 

「? どうしたんですかー?」

 

 微妙な異変に気づいたエマが、不思議そうな表情で俺の顔を(のぞ)き込む。

 ふむ……せっかく【ステータスオープン】がレベルアップしたというのなら、どのように変化したのか確認してみるか。

 

 ということで、俺は早速スキルを発動させてみると。

 

――――――――――――――――――――

名前:エマ=バルツァー

性別:女

年齢:16

種族:人間

職業:辺境伯令嬢(学生)

スキル:【地上最強の生物】

経験人数:0人

開発度(口)    :0

   (胸)    :0

   (乳首)   :0

   (クリトリス):0

   (膣)    :0

   (子宮)   :0

   (尻)    :0

   (アナル)  :100

   (その他)  :0

好感度(ニコラス):くぁwせdrftgyふじこlp

――――――――――――――――――――

 

 開発度の部位が細分化されただけだったよ。何だこれ。

 

 だけどエマの開発度が、まさかのアナル一点突破型だったなんて。

 むしろ普通なら机の角で(こす)ってしまったりとか、そんな些細なことで目覚めてもおかしくなさそうな部位がオールゼロ。どういうことなのか、真面目に研究する価値があるかもしれない。

 

 エマをしげしげと見つめながら、そんなくだらないことを考えていると。

 

「センパーイ☆」

「ぐはあああああああああッッッ!?」

 

 俺の股間に頭から勢いよくダイブしてきた女子生徒……もといオスガキ。

 『ルミナスの壊れた日々Ⅷ』の間男の一人であり、妙に懐いてきやがったユミル=キルシュテンだった。

 

「ぼくの成績、すごいでしょ☆ 頑張ったからご褒美ちょうだい☆」

「お、おまえ……おまえええええ……っ」

 

 小悪魔な笑顔でおねだりをするユミル。

 一方の俺は、あまりの痛みに生まれたての小鹿のように、足をプルプルさせていた。

 

 頭にきたので、コイツのステータスを赤裸々に暴いてやろうとスキルを発動させる。

 

――――――――――――――――――――

名前:ユミル=キルシュテン

性別:男

年齢:16

種族:人間

職業:伯爵子息(学生、男の娘、メスガキ)

スキル:【わからせられ】

経験人数:12人

開発度(口)    :89

   (胸)    :31

   (乳首)   :52

   (クリトリス):0

   (膣)    :0

   (子宮)   :0

   (尻)    :48

   (アナル)  :92

   (その他)  :100

好感度(ニコラス):100

――――――――――――――――――――

 

 ふむふむ、細分化されるとこんな感じになるのか。

 見たところ、以前のステータスでは、どうやら最も開発度の高い部位の数値が表示されていた模様。

 

 ただ。

 

(『開発度(その他)』の項目がカンストしているんだが)

 

 さすがに(わき)や太ももといった部位が特化して高くなるとは思えない。

 このことから、考えられることは一つ。

 

(男の場合だと、『開発度(その他)』はマイスティックの開発度ってことだろうな)

 

 その結論に思い至り、妙に納得する俺。

 ユミルに限らず、世の中の男連中はすべからく『開発度(その他)』が一〇〇に違いない。

 

「ニ、ニコラス、その……大丈夫なんですの……?」

 

 未だ(ひざ)がガクガクの俺に、心配そうに尋ねるヨゼフィーネ。

 大丈夫かどうかと問われれば全然大丈夫じゃないが、ここは余裕ぶった態度を見せるのも優しさというものだろう。

 

 なので。

 

「も、もちろんだ。この程度で、俺が膝をつくとでも?」

 

 などとほざいてみたが、脂汗が止まらない状況では説得力皆無。

 おかげでフーゴの奴、自分の股を押さえながら同情の視線を送ってきやがる。生意気な。

 

「ねえねえ、ご褒美は☆」

 

 あざとく小首を傾げるユミル。

 というか、そんなものあるわけないだろ。むしろ俺のサレ夫スティックを傷つけたことを猛省しろ。

 

「……プークスクス。ニコラス氏、このままだと受けオンリーになりそう」

「うるさい」

 

 ヨゼフィーネの後ろからひょこっと顔だけ出し、嘲笑(あざわら)う取り巻きBのお腐れ様ローザ=ビアホフ。

 最近思うが、以前に比べてますます影が薄くなっているような気がする。元々モブだから、そういうものなのかもしれないが。

 

 なので。

 

――――――――――――――――――――

名前:ローザ=ビアホフ

性別:女

年齢:16

種族:人間

職業:侯爵令嬢(学生)

スキル:【お腐れ様】

経験人数:0人

開発度(口)    :0

   (胸)    :11

   (乳首)   :20

   (クリトリス):30

   (膣)    :4

   (子宮)   :0

   (尻)    :0

   (アナル)  :8

   (その他)  :4

好感度(ニコラス): 88

――――――――――――――――――――

 

 せめてステータスでもアピールしてやろうかとオープンしてみたが、アナルが以前よりほんの少しだけ開発されていた。

 他に比べてまだ全然大したことはないが、俺としてはお願いだからケツアナを大事にしてほしいと願うばかりである。

 

 それと、何気に俺に対する好感度が上がっている不思議。このままだと、あと二、三人寝取られヒロインが登場する頃には、好感度がカンストしてそう。

 

 すると。

 

「あなた達。あまり廊下で騒いではいけませんよ?」

 

 厳しさの中に優しさと包容力を感じさせる声に、俺達は振り返る。

 

「そろそろ授業が始まりますから、教室に戻りなさい」

 

 腕組みをして立つ眼鏡の女性こそ、皇立学院の教師であり、『ルミナスの壊れた日々Ⅶ』の寝取られヒロイン。

 

 ――〝クリームヒルト=マンシュタイン〟。




お読みいただき、ありがとうございました!

『NTRエロゲに転生して婚約者を寝取られた俺を救ったのは、地上最強の取り巻きモブ女子Aでした』
はオーバーラップ文庫様から7月20日ごろ発売予定!

試し読みも始まっておりますので、マッパニナッタ先生のバチクソエロいイラストをお楽しみに!

また、ゲーマーズ様やメロンブックス様では、有償特典のタペストリーも発売されます!

amazon様など各書店でも予約も始まっておりますので、どうかどうか、ご購入をお願いいたします!!!
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