【7/20オーバーラップ文庫から発売!】NTRエロゲに転生して婚約者を寝取られた俺を救ったのは、地上最強の取り巻きモブ女子Aでした   作:ぜんはいざ

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発売まであと8日!
オーバーラップ文庫から7/20ごろ発売!
後書きまでどうぞお読みくださいませ!


サレ夫が夫だと誰が言った。

「ニコさーん、どこかへ行かれるんですかー?」

「わたくし達も、ご一緒していいかしら」

 

 教室の前で、エマとヨゼフィーネが待ち構えていた。

 しかも二人は、俺達について来る気満々である。

 

 最近は特に思うけど、二人とも、ちょっと俺のストーカーと化してないかな。

 

 まあでも。

 

「もちろん。むしろ一緒に来てくれると助かる」

 

 もしテオがやらかしそうになった時は、地上最強の生物であるエマが止めてくれるだろうし。

 そもそも、二人と一緒にいるのは嫌いじゃない。

 

「えへへ……ですよねー」

「ま、まあ? ニコラスがそういうのなら、やぶさかではなくってよ」

 

 にへら、と嬉しそうにはにかむエマと、つん、と振る舞いつつも口元がゆるっゆるのヨゼフィーネ。

 なんだこの二人。バチクソ可愛いかよ。

 

「……なんだよ。ひょっとして、僕に見せつけたかっただけ?」

「違う」

 

 ジト目で(にら)むテオの言葉を、俺は即座に否定する。

 むしろお前にとっては、クリームヒルト先生を狙うライバルが減って嬉しいはずだろうが。

 

「まあいい。早く行くぞ」

 

 俺は三人を連れ、一年生のクラスがある階へと移動する。

 

「なんだよ。やっぱり先生に逢いに行くんじゃないか」

「だから違うって。……いいからあれを見ろ」

 

 そう言うと、俺は一-Cの教室の中にいる、一人の男子生徒を指差した。

 どう見ても小学生にしか見えない、小さな男を。

 

「……あの人、おいくつなんですかー?」

「驚くなよ。ああ見えて、十五歳だ」

「「「っ!?」」」

 

 俺の言葉に、三人が一斉に目を見開く。

 驚くのも無理はない。俺もゲームで見ていなければ、同じ反応をしていただろうからな。

 

「アイツの名は〝アルミン=ノイベルト〟。皇立学院の一年生で、クリームヒルト先生の教え子だ」

 

 勘のいい人なら気づいたかもしれない。

 そう……アイツこそが、『ルミナスの壊れた日々Ⅶ』におけるサレ夫なのだ。

 

 その証拠に。

 

――――――――――――――――――――

名前:アルミン=ノイベルト

性別:男

年齢:15

種族:人間

職業:伯爵子息(学生、ショタ)

スキル:【こども扱いしないでよ】

経験人数:1人

開発度(口)    :27

   (胸)    :46

   (乳首)   :41

   (クリトリス):0

   (膣)    :0

   (子宮)   :0

   (尻)    :7

   (アナル)  :76

   (その他)  :0

好感度(クリームヒルト):100

――――――――――――――――――――

 

 見てのとおり、クリームヒルト先生への好感度は一〇〇。

 

 だがそれ以上に、ショタスティックが一切開発されていないのに、アナルが開発されてるって、どういうこと?

 二人がどんなプレイをしているのか、クッソ気になるんだが。

 

「それで、彼がどうしたっていうんだよ。まさか、先生の男が彼だとでもいうのかな?」

 

 肩を(すく)め、呆れ顔で尋ねるテオ。

 そうだよな。まさか夫じゃなくて、教え子に手を出していたなんて、思いもよらないもんな。

 

 だが。

 

「そのとおりだ。クリームヒルト先生は、あのアルミンという生徒と男女の関係にある」

「「「っ!?」」」

 

 テオだけでなく、エマとヨゼフィーネも絶句した。

 まさかあの先生が、ショタで生徒に手を出していていたなんて、思いもよらないよな。思いもよらないに決まっている。

 

 しかもこれ、普通に不倫だし。ショタと不貞行為のマリアージュである。

 

「ま、待ってよ!? あの人は教官で、結婚もしているんだよ!? なんで夫のマンシュタイン伯爵じゃなくて、アイツなんだよ!?」

「気持ちは分かるが、これは事実だ。そもそもお前だって、クリームヒルト先生のことが好きなくせに」

「っ!?」

 

 俺の指摘に、テオが息を呑む。

 それと同時に、エマとヨゼフィーネが『噓でしょ?』とでも言いたげな視線を向けてきた。残念ながら本当なんだよなー……。

 

「そういうことだから、お前に万に一つも勝ち目はないんだ。諦めろ」

「…………………………」

 

 テオは拳を握りしめ、悔しそうに唇を噛む。

 とはいえ、そんなことを言って諭してみたものの、実際にはクリームヒルト先生を寝取ることは可能。

 

 『ルミナスの壊れた日々Ⅶ』のテオルートでは、ストーカー行為によって二人のセ○クス現場を盗み聞きしたコイツが、それをネタに強請(ゆす)るのだ。

 

 アルミンの将来を考え、テオの脅迫に屈してクリームヒルト先生は身体を差し出す。

 ショタではあるものの、アルミンとのセ○クスに満足していなかった彼女は、やがて身も心も屈してしまい、寝取られエンドを迎えてしまう。

 

 なお、エピローグではテオとウェディングドレスを着た先生が、教会の控室でセ○クスに興じていた。

 先日、うちの実家でエマが着ていたあれ(・・)である。

 

 え? クリームヒルト先生とアルミンの関係を教えてしまったら、寝取られエンド待ったなしなんじゃないかって?

 むしろそんなことにならないよう、俺はあえて教えたんだよ。

 

 そもそもテオは、自分だけが二人の関係を知っていたからこそ、寝取りに成功したんだ。

 だが、テオがその事実にたどり着く前に、二人の関係を教えたのは俺。つまりゲームと同様の真似をすれば、全て露呈して破滅することを、暗に教えてやったんだよ。

 

「もういいだろ。教室に戻ろうぜ……って」

「…………………………」

 

 肩に置いた俺の手を無言で振り払い、テオは肩を落としてこの場から去って行く。

 俺はそんな友人の背中を見つめていた……んだけど。

 

「それでー……どうしてニコさんは、そんなことを知っているんですか?」

「ですわね。もちろん、全て教えてくださるのよね?」

 

 不気味な笑みを浮かべるエマとヨゼフィーネに、クッソ詰め寄られたんだが。




お読みいただき、ありがとうございました!

『NTRエロゲに転生して婚約者を寝取られた俺を救ったのは、地上最強の取り巻きモブ女子Aでした』

オーバーラップ文庫様から7月20日ごろ発売!

オーバーラップ様の公式サイトでは試し読みも始まっておりますので、マッパニナッタ先生のレーアのオホ声イラストをぜひぜひご覧ください!

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