【7/20オーバーラップ文庫から発売!】NTRエロゲに転生して婚約者を寝取られた俺を救ったのは、地上最強の取り巻きモブ女子Aでした   作:ぜんはいざ

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後書きまでどうぞお読みくださいませ!


ショタの性感帯は耳らしい。

「それではこれで、今日の補習を終わります。……アルミン君は、この後生徒指導室に来なさい」

「は、はい!」

 

 長かった一日の補習を終え、つん、とした表情で告げるクリームヒルト先生に、アルミンが立ち上がり大きな声で返事した。

 つまりこの後は、お楽しみの時間ということである。

 

「ニコさん、どうするんですかー?」

「もちろん、俺達も行くぞ」

「当然ですわね」

 

 ということで、アルミンに気づかれないように俺達は生徒指導室を目指す……んだが。

 

「なんでフーゴがいるんだ?」

「酷いでござる! 一緒に盗聴した仲ではござらんか!」

「っ!? 馬鹿!」

 

 余計なことを口走ったフーゴの口を慌てて塞ぐが、もう遅い。

 

 だって。

 

「へえー……盗聴器、わたし達が持ってるんですけどー?」

「これは、どういうことかしら。ねえ?」

「「ヒイイイイイイイイ!?」」

 

 仄暗(ほのぐら)い笑みを浮かべる二人。

 俺とフーゴは、同時に悲鳴を上げた。

 

 こうなると、蛇に(にら)まれた蛙……と豚状態。

 俺達は、洗いざらい白状する羽目に。

 

「……つまりフーゴさんはー、もう一つ予備を持っていたってことですかー」

「それを使って、生徒指導室で盗聴を繰り返していたわけですわね」

「「…………………………」」

 

 見下ろし詰問するエマとヨゼフィーネ。

 俺達は正座をし、神妙な面持ちで頷く。

 

 だが、一つだけ言わせてほしい。

 この状態から見上げると、大きすぎるおっぱいに(さえぎ)られて二人の顔が見えないんだが。控えめに言ってクッソ最高のアングルだな。

 

 そして。

 

「もう隠し持っていたりしないですよねー?」

「さ、さすがにもうないでござるよ!」

 

 予備の盗聴器も召し上げられ、なおも追及するエマにフーゴが必死に訴える。

 だが、これまでの行いが行いだけに、二人の瞳は全然信用していないことが(うかが)えた。

 

「ハア……とりあえず時間も惜しいですし、早く行きますわよ」

 

 溜息を吐くヨゼフィーネに促され、俺達は生徒指導室へと急ぐ……のだが。

 

「ニコさーん……あれ(・・)、どうしますー?」

 

 時折、視界の端に入ってくる、一人の男。

 言うまでもなくテオである。

 

 アイツもまた、いきなり補習を受けることになったアルミンが、気になってしょうがないのだろう。

 

 ただ。

 

「……どうして先生やアルミンではなく、俺達を見張っているのかは気になるが、とりあえず放っておいていいんじゃないだろうか」

「分かりましたー」

 

 俺達が生徒指導室に踏み込んで、実際にセ○クスの現場を目の当たりにすれば、テオもいい加減目が覚めるかもしれないし。

 もちろん、クリームヒルト先生の言ったとおり、本当にただの耳かきの可能性も僅かに残ってはいるが。

 

「ふう……さて」

 

 俺は生徒指導室の扉の前に立つと、深く息を吐く。

 ここからは、覚悟を決めて扉を開けなければいけない。

 

 もし二人がセ○クスの最中だったら、俺はその現場を目撃することになり、居たたまれないことこの上ない。

 一方で、耳かきをしていたらしていたで、二人から冷ややかな視線を向けられること請け合い。明日から気まずくて仕方ないわけで。

 

「も、もうちょっと様子を見ようかな……」

 

 だからこうやって日和(ひよ)ってしまうのも無理のないこと。

 三人からは冷ややかな視線を向けられるが、しょうがないだろ、と言いたい。

 

 その時。

 

「ん゛お゛ッ゛ッ゛ッ゛!」

 

 狙ったかのように、アルミンのオホ声が聞こえてきやがった。

 つまり、入るなら今ということだ。

 

「ニコラス殿、早くするでござるよ」

「そうですわ。真偽を確かめるためにも、躊躇(ちゅうちょ)している場合ではなくてよ」

「お、おう……」

 

 二人はそう急かすが、開けるのは俺なんだよ。

 もう少しこう、手心というかだな。

 

 などと心の中で愚痴を吐き、いよいよ俺は扉に手をかけ、開け放った。

 

 そこには。

 

「っ!?」

「あら……ニコラス君、どうしたの?」

 

 クリームヒルト先生は、膝枕をするアルミンの耳かきをしつつ、平然とした様子で尋ねる。

 それよりも問題なのは、唖然とした表情を浮かべるこのショタである。

 

 何せ。

 

(コイツ……勃起してやがる……っ)

 

 あまりに小さいショタスティックのため分かりづらいが、アルミンのズボンが僅かに膨らんでいた。

 つまり、耳かきで明らかに興奮していたというわけだ。

 

(……いや。耳かきもそうだが、おそらくは)

 

 今はこちらへ顔を向けているが、耳かきの最中は、クリームヒルト先生のお腹側だった。

 つまり、彼女の匂い又はエマに匹敵するHカップのおっぱいに興奮していたのだろう。

 

 見た目こそ小学生のショタだが、所詮中身はエロいことしか考えていないということ。

 こうなってくると、クリームヒルト先生が話してくれた実家での扱いも、彼女に近づくための口実のような気がしてきたぞ。

 

「ぼ……僕、これで失礼します……っ!」

「あっ」

 

 顔を真っ赤に染め、逃げるように生徒指導室から出て行くアルミン。

 クリームヒルト先生は手を伸ばすが、残念ながら間に合わなかった。

 

「えーと……来ちゃまずかったみたい、ですかね……」

「そんなことはないわ。でも彼、ちょっと照れてしまったみたいね」

 

 気まずそうなふりをして頭を掻く俺に、彼女は苦笑する。

 だけどこれ……ちょっと色々と、調べ直す必要があるかも




お読みいただき、ありがとうございました!

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今後も『NTRエロゲ』についてのイベント告知などが控えておりますので、どうぞお楽しみに!

それでは皆様、どうかどうか、本作のご購入をよろしくお願いいたします!!!
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