NTR系同人エロゲのサレ夫に転生した俺、幼馴染で婚約者のステータスをオープンしてみたら既に寝取られてたんだが   作:ぜんはいざ

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真剣な取り巻きA。

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名前:リタ=アイスナー

性別:女

年齢:17

種族:人間

職業:子爵令嬢(学生)

スキル:【女王様】

経験人数:189人

開発度(口):98

開発度(胸):92

開発度(膣):99

開発度(尻):93

好感度:30

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 …………………………おん?

 

 母上にこそ及ばないものの、経験人数はまさかの百人斬り。

 開発度も、全ての項目でオール九〇超え。間男に終盤近くまで開発されたレーアよりも上である。

 

 何より、スキル【女王様】から分かるとおり、あの地味系女子は攻め……いや、責める側。つまりはサド。

 ならばフーゴに尻を撫でられ、恥じらいや喘ぎ声などを必死に耐え我慢しているあの姿も、あえて本来の性癖ではないマゾプレイに耐え、いざ本番の際に最強のサドと化すための儀式なのかもしれない。

 

「……どうやらここでお別れするみたいですねー」

 

 エマの言うとおり、フーゴは地味系女子のお尻から手を放し、別れの挨拶すらせずに離れて行った。

 あれ? この後の本番プレイは? ちょっと楽しみに……ゲフンゲフン。現場を押さえてやるつもりだったのに。

 

 残された地味系女子はそんなフーゴの背中を見つめながら、ぺろり、と舌なめずりをした。それを見て、本番のその日まで性欲を溜めに溜めるつもりなのだと悟った。

 

「よ、よし、あの女子生徒に接触してみるか」

「はい」

 

 俺は緊張でくじけそうになる心を奮い立たせ、覚悟を決めて地味系女性の(そば)に寄ると。

 

「あ、あのー……少しいいですか?」

「? は、はあ……」

 

 ステータスを見た限り一応年上のようなので、俺は若干どもりながらも敬語で話しかけた。

 地味系女子は怪訝(けげん)な表情を浮かべ、若干身構える。

 

 だけど俺は、その黒い瞳が妖しく光ったのを見逃さなかったぞ。

 どうやらこの地味系女子に、しっかりロックオンされた模様。童貞卒業には憧れるものの、フーゴと穴兄弟になりたくないので、できればご遠慮願いたい。

 

「実は俺、ついさっきまで先輩が一緒にいた奴の同級生でして、最近あいつの付き合いが悪いから、ひょっとしたらそのー……そういう関係なのかなー、と」

 

 嘘だらけではあるものの、話しかける理由としてはこれくらいでちょうどいいんじゃないだろうか。

 これなら、この地味系女子に怪しまれにくいと思うけど。

 

「……どういう関係のことを言っているのか、分かりませんね」

「いや、それは……」

 

 黒い瞳がますます妖しく輝き、僅かに表情をこわばらせて言い放つ地味系女子。

 彼女の謎の迫力に、俺は思わず口ごもってしまった。

 

「んふふー。それはもちろん、お二人が恋人同士なのかってことですよ」

 

 おお、エマよナイス。

 俺よりも同じクラスの彼女が直接尋ねたほうが、怪しまれずに済みそう。

 

「ひょっとしてあなたは、フーゴ君……彼に気があるんですか?」

「まさかー。たまたまお二人の仲睦まじい姿(・・・・・・)を見かけたから、クラスメイトとして興味があるだけですよ」

 

 これはエマ、踏み込んだな。

 『仲睦まじい姿』って、フーゴが地味系女子に秘密さわさわしていた件だからな。これは答えづらいはず。

 

 さて、この地味系女子はどう出るかな。

 

「だったらはっきり言っておきます。私と彼は、恋人同士なんかじゃありません」

 

 まあ、確かに二人は恋人同士じゃないよな。

 そのスキル名から察するに、女王様と卑しい豚の関係だろうし。

 

「そうですかー、へー。……じゃああなたは、恋人でもない人にお尻を触らせるんですね」

「っ!」

 

 エマの言葉に、地味系女子の目つきが鋭くなる。

 その表情は、すぐに背景に溶け込んでしまいそうな容姿には不釣り合いの、まさしく女王様と呼ぶべき険しいものだった。怖い。

 

「……所有物(・・・)なんだから、少しくらいご褒美をあげないといけないのよ」

所有物(・・・)、ですかー」

「そうよ。話はそれだけなら、私は失礼するわね」

 

 これ以上は相手にしないとばかりに、地味系女子……もとい女王様は、この場から去ってしまった。

 というか、口調も最初のようなおどおどとしたものじゃなくて、やたらと強気なものに変わってるんだけど。きっとこっちの話し方が素なんだろうな。

 

「ニコラスさんすみませんー、怒らせてしまいました……」

 

 エマは謝ると、あからさまに肩を落として落ち込んでしまうが。

 

「いや、謝るどころかむしろ助かったよ。おかげで彼女の本性が分かったし」

 

 少なくとも俺ではあそこまで突っ込んだことは言えそうにないし、何ならそのまま捕食されて穴繋がりでフーゴの弟にされていたかもしれない。

 女王様の魔の手から逃れることができて、万々歳といったところだ。

 

「あ、えへへー……ニコラスさんのお役に立ったなら何よりです」

 

 打って変わり、エマはぱああ、と笑みを浮かべる。

 やはり彼女は、ルミナスシリーズのヒロイン達に勝るとも劣らないほど可愛いな。アナニー大好きアナニスタだけど。

 

 それはともかくとして。

 

(結局、フーゴは今の段階ではシロか)

 

 レーアを寝取った間男がフーゴではないことは分かったけど、これからきっとアイツが開発した高性能小型カメラで盗撮することは必至。

 そうなる前にフーゴを阻止して、無事カメラを入手……ゲフンゲフン。真犯人の間男を突き止めないと……って。

 

「ど、どうした?」

「ニコラスさんは退学になった黒い人を含め、どうしてそこまでするんですか?」

 

 エマはいつものようにニコニコしてこそいるものの、真剣な眼差しで俺を見つめ、尋ねた。

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