NTR系同人エロゲのサレ夫に転生した俺、幼馴染で婚約者のステータスをオープンしてみたら既に寝取られてたんだが 作:ぜんはいざ
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名前:レーア=クライネルト
性別:女
年齢:16
種族:人間
職業:伯爵令嬢(学生)
スキル:【
経験人数:1人
開発度(口):91
開発度(胸):94
開発度(膣):97
開発度(尻):48
好感度:100
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オイオイオイオイ、アナルセ〇クス解禁してるじゃねーか。
しかもよく見たら他の部位の開発度も微増してるし、膣に関してはカンスト寸前なんだが。
だけど、これはどういうことだ?
チャラ男の一件以降、レーアは実家の領地に引きこもっていたはず。間男達もいつもどおり学院に通っていたので、どう考えても接触する機会はない。
なら、このステータスの変化は一体……。
「ほら! ニコくんも何か言ってあげなよ!」
「ちょ!?」
テオめ。今は考え事をしている最中なんだから、強引に手を引っ張るなよ。
しかも、わざわざご丁寧にレーアの目の前まで連れてきやがって。
「よ、よお……」
「う、うん……」
俺だけでなくレーアも気まずいらしく、お互い目を逸らしながらモジモジしている。何だこれ。
そもそも今はレーアと話なんてしたくないし、レーアもレーアで休学中に間男と会っていたわけだから、気まずくて俺との接触は避けたいだろうからな。
ただ、分からないことが一つあって。
(レーアの好感度、一〇〇でカンストしてるんだよな……)
俺への愛情が、寝取られた後も変わっていない。
なら考えられるのは、やはりレーアは間男に脅されるなり何かをされて、仕方なく相手をさせられているということ……なん、だよな……。
「あー……その、なんだ。あのチャラ男はもうこの学院からはいなくなったが、まだ他に悩みとか困っていることがあれば、遠慮なく言えよ。……俺は、婚約者なんだからさ……」
寝取られたレーアと一緒になるなんて耐えられないし、婚約破棄はする。その方針に変更はない。
それでも、だな……寝取られる前まではこいつのこと、幼馴染として……婚約者として、大切に想っていたのは事実。
ならせめて、間男の魔の手から救ってやりたいと思ってしまうのも、仕方ないよな。
「うん。必要な時はお願いするね」
あれ? レーアの反応、思ってたのと違う。
寝取られているのは間違いないから、俺のそんな言葉は罪悪感を抱かせるようなものだし、どちらかといえば申し訳なさそうな態度を見せるか、助けてほしくて
だけどレーアが見せたのはそのいずれでもなく、素っ気ないというか、俺の申し出が迷惑で
「な、なあ、レー……」
思わずレーアに『俺のこと、婚約者として大事に想ってるんだよな?』なんて間抜けなことを聞きそうになってしまい、慌てて口を
俺はステータスで好感度一〇〇であることを知っているが、レーア本人を含めそのことは誰も分からないんだ。なら、そんなことを尋ねてもしょうがないだろ。
(……いや。違う、か)
再びクラスメイト達に喜びと激励の言葉をかけられるレーア。
俺は伸ばしかけた手を引っ込めて、自分の席へ戻った……って。
「…………………………」
ええー……エマ、レーアのことメッチャ睨んでない?
◇◆◇◆◇
「悪い、待たせた」
一日の授業が終わり、俺は既に教室の前で待っていたエマに声をかける。
もちろん今日も、フーゴが変な真似をしないか尾行して確かめるのだ。
「そのー……今日くらいは休んだほうがいいんじゃないですか?」
いつもの笑顔は鳴りを潜め、心配そうに見つめるエマ。
んー……俺、そんなに酷い顔してるのかな。
「大丈夫だよ。それより、今日サボったせいでいざって時に何もできなかったりしたら、それこそ目も当てられないからな」
「そうですかー……」
どのタイミングでフーゴがアクションを起こすか分からない以上、常に監視するより他はない。
だから仮に疲れていたとしても、休むわけにはいかないんだ。
「それで、フーゴの奴は?」
「さっき教室を出て、今頃は玄関だと思いますー」
「そうか。じゃ、見失わないためにも少し急ごう」
「はい」
ということで、俺達は玄関に向かうと、ちょうどフーゴが地味系女子改め女王様と帰宅するところだった。間に合ってなにより。
「今日は二人、どこに行くんですかねー」
「そうだなー」
昨日は残念ながら、秘密さわさわ以降何も進展がなかった。今日こそは、さらに先に進んでもらいたい。……言っておくがエロい意味じゃないぞ。
そうして、後をつけること十五分。
「おおー……」
二人は帝都の繁華街の外れにある宿屋へと入って行った。
ちなみにこの宿屋、いわゆるいかがわしいことをするため専用の宿屋。前世風に言い直せばラブホである。
「そのー……つまりフーゴさん達は、ここでエッチなことをするんですねー」
「そ、そうだな」
どうやらエマは、この宿屋の中で行われる行為に興味津々の様子。
恥ずかしかったりしないのかな。……なんて思ったりもしたが、よくよく考えたら彼女はアナニスタだった。
「……ニコさん。ここで見張っていても、中の様子は分からないですよー」
「ま、まあな……」
「だからここは、わたし達も中に入るべきだと思いますー。もちろん、あの二人を監視するために」
間男と女王様は、図らずもこのアナニスタにいかがわしい宿屋の中へ入るための免罪符を与えてしまったみたいだ。