NTR系同人エロゲのサレ夫に転生した俺、幼馴染で婚約者のステータスをオープンしてみたら既に寝取られてたんだが 作:ぜんはいざ
「ちょっと、邪魔なんだけど」
なんとレーアが、いきなりユリアンと一緒にいる女子生徒に難癖つけ始めたんだけど。
「えーと……誰?」
「彼女ひょっとして、あのゴブリンに襲われそうになった生徒じゃない?」
「ああー、確かにそうね」
ユリアンと一緒にいる女子生徒達は、睨むレーアを見てヒソヒソと話をする。
ゴブリン事件はかなりセンセーショナルだったので他の生徒達も当然知っており、被害に
「まさかとは思うけど、私達が副会長と一緒にいるから、嫉妬してるのかしら?」
「きっとそうよ。だって彼女、副会長に助けてもらったんでしょ?」
「だったら
女子というのはなかなか陰湿なもので、言葉の端々に皮肉を散りばめ、絡んできたレーアをディスる。
なるほど……これが女子達のマウント合戦というやつか。(違う)
「嫉妬してるのはそっちでしょ? あんた達が私と同じ目に遭ったら、彼、助けてくれないかも」
「っ! なんですって!」
わざわざユリアンの胸に手を添え、レーアは見下すように告げた。
言うまでもなく、女子生徒達はご立腹である。
(それにしても、レーアってこんな性格だったっけ……?)
前世を含め、俺の知っているレーア=クライネルトは、明るくて優しくて、美少女でスタイル抜群なザ・銀髪ヒロインのお手本みたいな女性だった。
間違っても、あんなことを言ったりはしない。
「まあまあ、みんなやめるんだ」
「で、でも!」
見かねたユリアンが割って入りたしなめるが、女子生徒の怒りは収まらない。
それでもなお手で制し、ユリアンはレーアへと向き直ると。
「レーアくん……君も、僕のクラスメイトに喧嘩を売るような真似はやめてくれ。そんな姿を、君の婚約者が見たらどう思うだろうか」
「…………………………」
もっともらしくレーアを叱っているが、そもそもオマエが寝取ったりするから悪いんだろ。
だが今のやり取りからも分かるとおり、レーアの奴、相当寝取られが進んでしまっているのは間違いない。
俺はふう、と小さく息を吐くと、【ステータスオープン】を発動させる。
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名前:レーア=クライネルト
性別:女
年齢:16
種族:人間
職業:伯爵令嬢(学生)
スキル:【
経験人数:1人
開発度(口):99
開発度(胸):98
開発度(膣):99
開発度(尻):78
好感度:100
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……思ったとおり、尻の開発度もかなり進んでいた。
他の部位の開発度なんて、あと一回でもセ〇クスすればすぐにカンストするだろうな。
「……そうだね。私には
そう言うと、レーアはにこり、と微笑む。
前世の記憶が蘇る前、あいつが俺だけによく見せてくれた、あの笑顔だ。
「理解してくれたようで嬉しいよ。君達も、あまり困らせないでほしいな」
「「「す、すみません……」」」
念押しでユリアンにたしなめられ、女子生徒達は眉根を寄せ揃ってうつむく。
さすがにこれ以上は、あの男の心象を悪くしてしまうと考えたんだろう。
あーあー、モテる間男はいいよなー。
女子なんて取っ替え引っ替えだろうし。羨ましくなんかないぞ。
「それじゃ、もう行くね」
「ああ」
そう言うと、何事もなかったかのようにレーアはその場を立ち去った。
あいつ……パンは買わないのかよ。何しに来たんだよ。
「じゃ、俺達も行くから」
「ええ……ユリアンはわたくし達に任せなさい」
何か言いたそうな、それでいてどこか苦しそうな表情のヨゼフィーネと別れ、俺とエマは慌ててレーアの後を追う……んだけど。
「……わたしなら、絶対にそんな顔をさせないのに」
「? エマ?」
「なんでもないですー」
何か言ったような気がしたんだが、気のせいだろうか。
まあ、あの二人のやり取りを見て、思うところがあったのかもしれない。
戦闘教練の授業で、エマとレーアはいがみ合っていたしな。
きっと俺の知らない何かが、二人の間にはあるんだろう。
その後、昼休みギリギリまでレーアを監視してみたものの、それ以降は特に変わった様子はなかった。
昼メシに関しても、結局レーアはパンを買い忘れたせいで他の女子から恵んでもらっていたけど、何かあるとすればそれだけだ。
「ごめんな。俺に付き合わせたせいで、昼メシ抜きになってしまって……」
「そんなのいいですよー」
俺が謝ると、エマはにぱー、と笑顔を浮かべて許してくれた。やっぱりいい子だなー。
だからこそ。
「いや、さすがに悪いから、今日の埋め合わせに今度メシでも
「! ほ、本当ですか!」
「うおっ!?」
勢いよく顔を上げ、お互いの鼻がぶつかってしまうんじゃないかというほど顔を近づけるエマ。ただでさえ美少女なのに、メッチャ近い。
そういえばヨゼフィーネも同じくらい顔を近づけてきたし、最近の令嬢は距離感がバグってるんだろうか。バグってるんだろうな。
「あ、ああ。エマさえよければ……」
「絶対ですよ! 約束ですからね!」
俺の手を取り、瞳を輝かせて何度も念押しをするエマ。
やっぱり彼女の好感度がゼロなんて、嘘に決まってる。
そうじゃなければ、嬉しそうにはしゃぐエマの、こんな最高の笑顔なんて見れるはずないだろ。