デジタルワールドの管理者『ゲッターロボ』   作:マネモブ

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絶対混沌領域

歪みが集まり、空間が捩れ──穴が開く。

 

「リヴァイアサン…イーター…不進化体……侵入、発生済み

デ・リーパー、オブジェクト、なんか変な神を名乗る奴ら……侵入妨害完了」

「クソみてぇな状況だな!」

 

 Zが叫ぶZを嗜める。

「まあ落ち着け。Z

お前はZにしては感情的すぎる」

「そう言うがな……!」

 

 三体のZの目下には無数の機械の残骸が広がっている。剥ぎ取られた臓器の山だった。

しかし、それらは血を流さない。代わりに、切断面からは銀色の繊維束が束になって蠢き、かすかな電流の火花が跳ねた。

肋骨に相当する外骨格パーツは、光沢のある金属の裏側に柔らかなピンク色の生体組織が張り付いており、無理やり引き裂かれたのか、端が波打つように千切れている。

触腕のようなケーブルは蛇のようにのたうち、失われた接続先を必死に探すかのように空気を掻いた。

 

「……にしても完璧生命体とはとんだ大口を叩いたものだ」

「しかし、世界を超える技術力は褒めても良いだろう」

「…やっぱ悪の軍団はこれより強いのん?」

「当たり前を超えた当たり前」

 

 Z達は軽く会話をしながら光子力を穴へと打ち込んだ。

光が穴を満たして瞬く間に塞がる。

Z達がこれをやるのは今回で初めてではない。

デジタルワールド:ZERO付近は『終焉の魔神』がこの世界へと侵入したルートのせいで入りやすくなっているのだ。

故にそこで門番をやるのは償いという事だ。終焉の魔神が力を抑えるために分けた魔神達──『マジンガーZ』『アイアンZ』『エネルガーZ』。

彼らはこの世界で生きなければならない。

 

 


 

「ううん どういうことだ?」

《つまり守護者候補だったシュラウドモンが誰かに打ち取られたということですね》

「………」

 

 なんで?という表情のゲッターロボ。

今後更に戦力がいるのに、という表情。

 

「ふざけんなよボケが」

すぐさま立ち上がってゲッターウィングを出す。

そのまま飛び上がって件の戦闘箇所へと飛んでいく。

まるでUFOのようにジグザクジグザグと飛んでいく。

 

 ふと何らかの異音を感じ、横へと視線を向ける。

灼熱の光線が奔り、視界が白く焼き切れた。

その衝撃は、胸郭を内側から叩き割るような暴力で機体を吹き飛ばす。

視界は回転し、砂塵と砕けた岩片が尾を引く。

逃げ場のない軌道の先には巨大な岩壁──そして衝突。

鈍く湿った破砕音が谷間に反響し、岩面が蜘蛛の巣状にひび割れる。

身体は岩にめり込み遅れて噴き上がる粉塵が爆煙のように全身を飲み込んだ。

 

「………なんだァ?テメェ」

 

黒点。無数の目。大きな口。

『アバドモン』

ゲッターロボは、自身の身体に力を込めた。

指をわずかに曲げるだけで周囲の岩盤がパキパキと嫌な音を立てる。

まるで乾いた菓子でも砕くような軽さだ。

肩をひと振りすれば岩壁はその程度の力にも耐え切れず、ひびが一気に走る。

拘束から解き放たれた身体は、そのまま爆裂の反動を利用して前方へ跳ね飛ぶ。ゲッターウィングを靡かせて敵へと向かった。

 




御ネタ切れだあッ
勢いのまま書いたのがよくなかったのかもしれないね

まあ安心していつかリメイクしたのを出しますから
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