いぬがみっ!   作:ポチ&タマ

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閑話その三「波乱のヴァレンタイン・デイ(下)」

 啓太から色々と話を聞き、またなでしこや刀自たちからも説明を受けて情報を照らし合わせた結果、ここに居る啓太は並行世界からやって来た可能性が高いことが分かった。

 啓太もアラジンチックな精霊と接触し、気が付けば河童橋の下に居たらしい。あそこには啓太が作ったダンボールハウスがあるのだが、そのようなものが置かれていたことは過去一度もなく、さらに言うと啓太の身につけている物も自分の知るそれでないことに今更ながら気付いた。

 そして現在、こっちの自分が体験したこれまでの出来事を聞いた啓太は、年甲斐もなく涙を流していた。

 

「歴代最強と言われた婆ちゃんを上回る霊力に、物資化する能力……さらには、あのなでしこちゃんとも契約を結んで、しかも婚約者!? うらやまじいいいいい〜〜〜〜っ!!」

 

 泣き崩れ拳を畳に叩きつけるその姿は、なでしこたちが知る啓太から掛け離れたおり、並行世界からやって来たという話もすんなり受け入れることが出来た。

 これが向こうの啓太様なんだと、興味津々な様子で見守る犬神たちの前で恥も外聞もなく泣き叫ぶ啓太は、世の理不尽に怒りを燃やした。

 

「大体おかしいだろ! 俺にはようこだけで誰も憑いてくれなかったのに、こっちの俺はなでしこちゃんと契約した!? しかも、なんでようこがこんなにお淑やかなんだよ! こっちのアイツなんか大型犬の首輪を契約の証に押し付けてきたり、事あるごとに俺を裸にして街中に放ってくるんだぞ! おかげで今や裸王なんて呼ばれて変態どもの仲間入りだし!」

 

 その様子に外野は「うわぁ……」と引いた目をする。

 

「よもや選抜の儀を失敗したのか……」

 

「啓太様……」

 

 自分たちの知る啓太に憑いた犬神も、なでしことようこのみ。ようこはともかくとして、なでしこも当時は『いかずのなでしこ』と呼ばれていた訳ありの犬神だった。彼女の決断がなければ啓太も実質、儀式失敗となっていただろう。

 かなり危ない綱渡りであったと知り、冷や汗を流す刀自たち。なでしことようこもかなり複雑そうな顔をしていた。

 

「うわぁ……あっちのわたし、ケイタに首輪つけちゃったんだ。でも、うーん……うん、なんかこのケイタには結構似合うかも。それにしても、向こうのなでしこはケイタに憑かなかったんだね」

 

「そう、みたいですね。あちらの私にどのような事情があったのか分かりませんが……」

 

「そうなんだよ!」

 

「あ、復活した」

 

 起き上がった啓太はなでしこの肩を掴むと血走った目で捲し立てた。

 

「なでしこちゃん、薫の奴と契約したんだよ! アイツ十匹も契約してんのに、俺は狂犬のコイツだぞ!? 確かに薫は良い奴だけどさ、でも何で俺じゃないんだよぉ~!」

 

 こっちの俺はなでしこちゃんと無事契約した上、婚約まで交わしたとか羨ますぎるだろおおおおっ! 

 滂沱の涙を流しながら魂の叫び声を上げる啓太に、なでしこは引き攣った苦笑いを浮かべた。

 違う。違いすぎる。

 自分の主であり恋人の啓太と、あまりに乖離している並行世界の啓太。むしろ『人形』と呼ばれた啓太の身に何があったのか気になるくらいだ。

 

「ちょっとケイタ~! 人を指さして狂犬呼びするなんてあんまりじゃない!? 向こうのケイタだからって許さないわよ!」

 

 えいっ、という可愛らしい掛け声とともにお尻を叩くようこ。

 大したことのない衝撃がジーパン越しに伝わってくる中、啓太は何故か愕然とした顔でようこを見た。

 

「……お前、お仕置きでじゃえんとかしないのか? しゅくちで全裸にして街中に放り出したり……」

 

「そんな酷いことするわけないじゃないの!」

 

 もう、失礼しちゃうわ! 頬を膨らませてぷりぷりと怒るようこに、啓太は再び涙を流した。

 

「やっぱりうらやまじいいいいい~~~~ッ!!」

 

 

 

 

 

「ふーむ、並行世界のぉ……」

 

 同時刻。あれから啓太は自分が体験した出来事を語り、なでしこたちからも話を聞いて情報を照らし合わせた結果、並行世界説が濃厚となった。

 なんとこっちの啓太は異能を持ち合わせておらず、霊力も六五〇という可もなく不可もなくといった数値。極めつけは犬神選抜の儀が失敗に終わり、ようこの自主的な申し出があって犬神使いになることが出来たという。こっちのなでしこは薫と契約を交わしたそうだ。

 なでしこの左薬指に光る銀の指輪を見て「あれってそういうことだよな」と人知れず落ち込む啓太。並行世界であることは分かっているが、それでも紛れもなく彼女なわけで。

 自分以外の男と結ばれたという事実にある種の寝取られ感を感じ、口から魂が抜け出ていると。

 

「ねえねえ! ケイタの話もっと聞かせてっ!」

 

 目をキラキラと輝かせたようこが話をせがんで来る。

 啓太に好意を寄せる彼女からしてみれば、向こうのようこと啓太の関係性は理想のそれ。しかもこっちの啓太と違い浮気癖もないという、まさにパーフェクト。なでしこも同じ恋人であることは気になるところだが、それでも警戒すべき対象が一人だけなのは気が楽だ。

 なでしこも主人である薫とはまた違った愛情を啓太に向けており、一時期は彼の犬神になろうと思ったほどで。

 薫の犬神になった後も何かと世話を焼いたりと気に掛けており、もしも薫ではなく啓太の犬神になったら、とあり得たかもしれない未来を想像したこともある。

 そして、その世界の啓太が今目の前にいるのだ。興味がないはずがない。

 祖母とはけも興味深そうな顔で見守る中、啓太は宙に視線を向けて一つ一つ思い出しながら語った。

 

「んー。じゃあ、子供の頃の話から」

 

 目を細めて懐かしそうにかつての日々に思いを馳せながら、大切の思い出話を口にする。

 子供の頃から喜怒哀楽を表現するのが苦手で、親戚連中からは『人形』と呼ばれて気味悪がられていたこと。

 薫だけが唯一の友達でよく一緒に追いかけっこや鬼ごっこ、チャンバラごっこ、悪戯好きな自分に付き合って親戚の連中を揶揄って遊んだこと。

 犬神の山へ散歩に出かけたときに、初めてなでしこと出会ったこと。

 啓太の犬神となったようことなでしこがだが、ようこは犬神として半人前のためなでしこが教鞭を取り、自分も社会常識やモラルなどを教えたこと。

 初めての仕事では子犬の霊が憑いた空手部のムキムキマッチョどもを祓うという依頼で、顔面を舐めようと飛び掛かってくる男たちをいなしながら存分に遊び、成仏させたこと。

 お金を稼ぐために霊障関連で困っている人に向けた相談窓口を立ち上げたり、ピ○チュウのお面をつけてHANZOUに出場して優勝こと。

 ムジナを捕まえる際にアクシデントが起きて、ようこを本気で叱ったこと。

 

 そして、進藤ケイの命を狙う死神。

 啓太とようこの二人でも敵わないほどの格上との死闘。戦わないという誓いを破り、『やらず』の名を返上して啓太たちを救ってくれたなでしこ。

 そんな彼女たちにいつしか惹かれていた啓太は、なでしこに白のリボンを、ようこにはツルの髪飾りをプレゼントして告白し、恋仲となったこと。

 祖母に思いの丈を打ち明けて、婚約者として認められたことなど。

 目を閉ざせばつい昨日のことのように思い出せる、大切な思い出を懐かしむように口ずさんでいると──。

 

「うぅ、ケイタぁ……わたしも好きだよ〜!」

 

「あちらの私はそこまでして啓太様のことを……」

 

 目をウルウルさせたようこは我慢できずに飛び掛かり、喉を鳴らしながら啓太に抱き着き。

 向こうの自分がそこまでの想いを啓太に抱いていると知ったなでしこは、顔を真っ赤にして俯き。

 

「なんともまあ興味深い話だね。しかしそうかい、あの啓太がようこたちと……」

 

「今の啓太様からは想像もつきませんが、きっと真実なのでしょうね……」

 

 祖母とはけは、自分たちが良く知る啓太とはあまりにかけ離れた人物像に驚きを隠せないでいた。

 啓太もこっちの自分がどのような人生を歩き、ようことの関係はどうなっているのか気になり尋ねたのだが──。

 

「ナンパの連続に公然猥褻、変態どもを率いるリーダー……裸王?」

 

 果てしない女好きのお調子者であることが分かり、頭を抱えるのだった。

 

(俺も男だし、女の人に興味関心があるのは分かるけど、だからって所構わずナンパすんなよ……! しかもようこのお仕置きとはいえ何度も公然猥褻罪で捕まってるとか、まさかの前科持ち!? こっちの俺はどうなってるんだ!)

 

 なんとも頭が痛くなる話だ。

 もはや主従関係が逆転し、主人のお目付け役となったようこ。啓太の行いや評判が川平の名に傷をつける羽目になるのは想像するに難くない。きっと祖母やはけにも多大な苦労を背負わせていることだろう。

 並行世界の自分が仕出かしたとはいえ、大切な人が迷惑しているという事実は変わらない。

 姿勢を正した啓太は改めて祖母たちに向き直ると、深々と頭を下げた。

 

「……並行世界とは言え、俺のやらかしは見るに堪えない。多大なるご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げます」

 

『──』

 

 品格を感じさせる美しい姿勢。上辺だけの言葉でないのは、その節々から見て取れて。

 本気で謝罪しているのだと分かり、驚愕で言葉を失うようこたち。

 

「……向こうの啓太は、なんてイイ子なんじゃ」

 

 啓太の澱み一つない美しい心に触れた祖母は、思わず涙を流してしまう。ほんの少しだけでいいから、こっちの啓太に爪の垢を煎じて飲ませてあげたいと、割と本気で思うのだった。

 

「おや、地震ですか……」

 

 不意に大きな揺れに見舞われる。震度でいえば3程の横揺れ。そういえば今朝も大きな揺れがあったなと全員が同じことを考えていた時──。

 

「フー!」

 

 空間が歪むと、そこからアラジンチックな精霊が飛び出して来た。

 

 

 

 1

 

 

 

「こっちの俺、こんな豪邸に住んでるのかよ……」

 

 自宅に戻ってきた啓太は、目の前に立つ一軒家に度肝を抜かれていた。

 ダンボール製の家と比べると、まさに雲泥の差である。

 

「今お茶をお出ししますね。啓太様はどうぞお寛ぎ下さい」

 

「お茶菓子どーぞ! 近所のおばちゃんから貰った老舗の和菓子なんだって」

 

「お、おう」

 

 客人をもてなすようにテキパキとお茶を淹れて茶菓子を差し出される。

 どこか呆気に取られていた啓太は、ふとテーブルに置かれているものに気が付いた。

 可愛らしいピンク色の包装紙でラッピングされた小物が二つ。

 啓太の視線に気が付いたようこたちが愛想笑いを浮かべながら、それらを手に取った。

 

「そういえば、今日バレンタインデーだったよな。ていうことは、それって……」

 

「はい、啓太様にプレゼントするチョコです」

 

「今はそれどころじゃないけどね……」

 

 苦笑を浮かべるようこ。真心が込められた手作りチョコなのは、両指に巻かれた絆創膏が物語っていた。

 気落ちしている様子の二人を前に、髪をガシガシと掻いた啓太はそっぽを向きながら言う。

 

「その、こっちの俺も他ならない俺だから言うけどよ……チョコ、楽しみにしてるぜ絶対」

 

「啓太様……」

 

「ケイタ……」

 

 入れ替わってから少々残念な言動ばかりが目立つ啓太だが、相手のことを思いやることが出来る優しい心は損なわれていい。

 それが分かって嬉しく感じたなでしこたちは、朗らかな微笑を浮かべた。

 嫌な空気が払しょくされたため、啓太はなでしこから自室の場所を尋ねた。

 自室に向かう啓太の後に続きながら、不思議そうな顔でなでしこが質問すると、彼はニシシと笑みを浮かべて答える。

 

「こっちの俺も、他ならない俺自身な訳で。なでしこちゃんという婚約者が居るとはいえ、絶対にお宝の一つや二つ持ってるはずだからな」

 

「お宝? 金銀財宝とか?」

 

 抽象的な物言いでは伝わらなかったのだろう。首を傾げるようこたち。

 

「バッカお前、映画の見すぎだ。男の子のお宝と言えば一つしかないだろ。そう、エロ本にエロビデオだよ!」

 

 ウキウキ顔で隠し場所として適していそうな所を片っ端から覗いていく啓太。

 お宝の内容を聞いたなでしこは「確かに、年頃の男の子にとってはお宝に匹敵するかもしれませんね」と恐ろしいほどの笑顔で呟くと、啓太の宝探しを手伝い始めた。

 ようこも「もしそんなものあったら全部燃やしてやる!」と意気揚々と本棚を物色する。

 しかしやらしい本は一冊たりとも見つからず、代わりに出てきたのは……。

 

「もふもふ大百科ぁ?」

 

 犬猫を始めとした全国の動物が載っている図鑑だった。やらしい本を隠すかのように小型金庫の中に保管するという徹底ぶり。

 

「啓太様ったら、私というものがありながらこんな雌を……」

 

「見てよなでしこ、この雌犬媚びた笑顔を浮かべてる! きっと淫乱なんだわ!」

 

 図鑑に載った動物たちをあーでもないこーでもないと酷評を下しながら嫉妬の炎を燃やすなてしこたち。

 その様子に「動物でも嫉妬するのかよ……」と戦々恐々とした顔で眺めていた啓太は、ふとある事実に思い至る。

 

(なでしこちゃん、こっちの俺の彼女なんだよな。ていうことは、あんなことやこんなことをしても彼氏彼女ならセーフな訳で……)

 

 鼻の下が伸びる啓太。ようこも恋人である上に向こうの彼女とは違って淑やかで優しいため、いつものような邪魔はしてこないだろう。

 未だ酷評を続けているなでしこのお尻に啓太の手がそろりそろりと近づいていく。

 ぐふふふふ、とだらしのない声を胸の中で漏らし、手をワキワキさせながら、その魅惑のヒップに触れようとするが──。

 

 華麗な身のこなしで魔の手から避けたなでしこは、啓太の襟首を掴みながら膝裏を蹴って体勢を崩し、そのまま地面に引き倒してしまった。

 鮮やかな手並みに何が起きたのか分からずキョトンとする啓太。

 そんな彼の視界に、ニッコニコの笑顔を浮かべたなでしこが映り込む。

 

「啓太様? 今、何をしようとしましたか?」

 

「い、いや、なでしこちゃんのお尻に蚊がいたもんで」

 

「そうですか」

 

 表情筋が凝り固まったかのように笑顔を崩さないなでしこは、徐ろに椅子を掴むと片手で持ち上げる。

 掴んでいる背もたれの場所から、メキメキという素材の悲鳴が聞こえてきた。

 

「え、あの、なでしこちゃん? ちょっと!? ようこ助けて──」

 

「うーん、こんな感じかな?」

 

 助けを請う視線の先には、鞭を振るって感触を確かめているようこの姿が。護身用として置いてある道具の一つで、まともにヒットすれば悶絶するほどの痛みを与えてくれる。

 すぐにでも逃げなければ! 数々の修羅場を潜り抜けてきた頭脳が、今すぐここを離れるんだと警告してきた。

 ドアはなでしこの後ろにあるため、そこを通るのは愚策。なら窓だ! 

 

「あっ、待ちさないケイタ!」

 

「うふふ……」

 

 幸いなことに部屋は二階にあるため、この程度の高さならどうとでもなる。

 勢いよく窓から飛び降りた啓太は足首、膝、腰、背骨、首と連続的に関節を曲げて衝撃を和らげ、地面を転がることで完全に勢いを逃がす。

 まるで一流スタントマンの如き身のこなしを披露した啓太は、そのまま家から離れようとするが──。

 

「うぉっと、地震か?」

 

「フー!」

 

「あっ! テメェ、あの時の!」

 

 何時ぞや見かけた精霊が、再び啓太の前に姿を現したのだった。

 思えばこの精霊と出会ってから、並行世界という訳の分からない場所へ飛ばされたのだ。

 コイツが諸悪の根源か! と息巻き精霊を捕まえようとするが──。

 

「フゥー!」

 

 突っ込んできた啓太を迎え撃つ形で、巨大化させた腕輪のリングを振り抜いた。

 さながら、ストレートの球を芯で捉えた一流バッターのような、見事なスイング。タイミングも申し分ない。

 リングの中を通った啓太は、瞬間移動マジックに掛かったかのように再び姿を消してしまった。

 

「啓太様!」

 

「ケイタ!?」

 

「フープップー!」

 

 消えたその瞬間を目撃していたなでしこたちが慌てて駆け下りてくる。

 一人口元に手を当てて笑う精霊は、ヒラリと何処かへ去ってしまうのだった。

 外に出た時にはすでに精霊の姿はなく、お調子者の啓太も見当たらない。

 初めから存在しなかったかのように、微塵も気配が感じられない。

 もしかしたら、また何処かの世界へ行ってしまったのかも。そんな考えが過ぎった時だった。

 

「──ん? なでしこにようこ?」

 

 背後から沸き起こる気配。

 陽だまりのように暖かい霊力。お布団のように優しく包み込むような大好きな匂い。

 抑揚のない声は間違いなく主人のもので。顔を見ずともきっと無表情を浮かべているのだと手に取る様に分かった。

 

「啓太様っ!」

 

「ケイタぁ!」

 

 振り返るとそこには大好きな主人であり、恋人であり、将来の伴侶である啓太の姿が。

 啓太もなでしこたちを見ると、無であった表情に安堵の色が生まれる。

 視線は後頭部や前髪に向けられており、そこにはしっかりと啓太が送ったプレゼントが付けられていた。

 

「啓太様……本物の啓太様ですよね……?」

 

「わたしたちのこと分かるよねケイタ!?」

 

 平行世界の存在を知ったためか、ここに居る啓太が自分の見知った主人と同一人物なのか不安に駆られる二人。

 そんな彼女たちを安心させるように目尻を下げた啓太は、その純白のリボンと鶴の髪飾りをそっと撫でた。

 

「……当然。なでしこたちは、俺の恋人」

 

啓太様!(ケイタ!)

 

 平行世界の啓太たちと邂逅するというハプニングに見舞われながらも、今年も無事に想い人へチョコレートを渡すことが出来たなでしこたち。

 そのクオリティの高さに圧倒された啓太は、記念として二人の手作りチョコレートを写真に納めてSNSに上げたところ、一万ものイイネが付き一時期話題となるのだった。




 何気に今回限りのクロスオーバー。
 精霊の正体が分かった人いますかね?
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