○○○○勢マスター   作:花垣

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 原作改変なぶっ飛んだマスターが出ます‼︎

 オリ設定・ジョブもあります!


シャイチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──グランバロアのマスターにとって地味に大変な事がある。

 

 

 それはモンスターの討伐によるレベル上げ。

 

 

 他の七大国家ならば、主流となるのは陸上に生きる、平(・)面(・)を動くモンスターの討伐だ。

 しかしグランバロアでは海中という立(・)体(・)を動くモンスターの討伐を主流とせざるを得ない。

 ──つまり、逃げられかねないのだ。

 海水という壁で手が届きにくい海中へと。

 立体的に。

 

 

 ……もちろん海面付近に屯するモンスターもいる。

 モンスターを誘き寄せる、撒き餌の類いもある。

 海中攻撃のできるジョブやアイテム、エンブリオだってある。

 

 

 しかしいつでもモンスターが海面にいる訳ではなく、いつでも撒き餌を手に入れられる訳ではなく、グランバロアを愛し活動領域とする者の全てが海中攻撃ができる訳ではない。

 特に上級職あたりになるとグランバロアでは労力に対する経験値効率が下がるという噂もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だからこそ、重宝されるマスターがいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜っ‼︎」

 

 

 ──大海原に必死の声が上がる。

 

 

「ひいっ、ひいっ、ひいっ……‼︎」

 

 

 全力で泳ぐのは白黒を纏う小さなシャチ。

 

 

 

 

『GRRR……『GYA!GYA!』『KITIKITIKITI……『BBB『Boooo……』『Jyasyasyasya……!『KEEー、KEEー『Jyorurrr……!』

 

 

 

 

 ──その後を追うのは、異種混成、怒りに怒り、狂いに狂った、海面に巨大な扇を描く夥しい数のモンスター達。

 海竜、海獣、海鳥、魔鯨、怪魚、大蟹、大海老、大蛸、大烏賊、巨大海月、巨大海牛、噴進貝、群生小生物、粘液、アンデッド、キメラ、エレメンタル……。

 本来海上には現れないであろうものも含むこの海域の動けるモンスターのあらゆる種類が、その敵意を天上にまで滾らせ一心に怒気を向けてシャチを追っていた。

 いや追うどころではない、ブレスや毒液や射出棘や触手や魔法現象やらの遠距離攻撃を放てるモンスターは既にシャチを攻撃している。

 怒りと敵意で狂っているからこそ逆に避け辛い嵐のようなそれらの攻撃をシャチは必死に避けながら超高速で逃げ続けている。

 

 

 

 

「そろそろでしょ〜〜〜〜〜〜〜〜⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『──撃て‼︎』

 

『てえーっ‼︎』

 

 

 

 

 シャチの叫びが上がり、──砲声が轟いた。

 モンスターの大扇に、無数の水柱が立った。

 次いで色とりどりの遠距離攻撃スキルが雨のように降り注いだ。

 

 

 

 

「──よっしゃ行け、行け!」

 

「ヒャッハー‼︎乗り遅れるんじゃないわよぉー!」

 

 

 次いで無数の近接高速艇が飛び出す。

 乗り込んでいるのはいずれも近接戦自慢。

 扇の縁にブチ当たるや遮二無二斬り込んで、突き崩し、攻(・)撃(・)を(・)受(・)け(・)て(・)い(・)る(・)に(・)も(・)関(・)わ(・)ら(・)ず(・)未(・)だ(・)シ(・)ャ(・)チ(・)を(・)追(・)う(・)モンスター達を平らげていく。

 

 

 

 

『──攻撃開始』

 

『了解、攻撃開始』

 

 

 水面下でも攻撃が始まる。

 ……海面に見えるより尚夥しいモンスターを潜水しての攻撃が出来る者達が只管に削り取ってゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──ザパァン、と巨大な、巨大な布が海面に引き上げられる。

 その上に堆く積み上がるのはドロップアイテム、ドロップアイテム……。

 ──無数のドロップアイテム。

 

 

 

 

「よーし、下ろせー!」

 

 

 

 

 まずは国の回収輸送船がバケットアーム付きのクレーンを下ろし、ざらざらと船倉に収めて行く。

 するとだんだん巨大布が浮かび上がって、海面にその面積を広げる。

 レジェンダリアの高位の【織工】に織られ何百枚、何千枚と繋ぎ合わされた専用回収布は恐るべき強度と浮力を以って膨大なドロップアイテムを一つ残らず受け止めていた。

 

 

「いいぞー、離れろー!」

 

 

 しかし国の輸送船はその全体量からすれば控えめな量を船倉に収めると浮き上がる回収布から離れて行ってしまう。

 それにはちゃんと理由があるが、一つはその控えめな量でも莫大な利益になるからだ。

 

 

 

 

「それでは〈マスター〉のみなさーん、船を近付けてくださーい」

 

「ぐへへ……」

 

「うふふ……」

 

 

 入れ替わりに誘導されるのは、この海域にあるだけのすぐ外に飛び出せる小船に乗るギラついたマスター達。

 

 

 

 

「海水吸い出し終わり、っ!離脱!」

 

 

 そして事故減(・)少(・)の為、ホースで海水を吸い取っていた船も立ち去り──、

 

 

 

 

「──では、どうぞ‼︎」

 

「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 ──欲望に猛るマスターの群れが解き放たれた。

 

 

 

 

「《絶対の大吸引(カリュブティス)》ッ‼︎」

 

「《手繰り寄せよ、その運命(モイラ)》っ‼︎」

 

「《思索高速化(ハイパー・スペキュレイション)》……!」

 

「《マグネット・クレーン》‼︎」

 

「《ジャイアント・グローブ》ゥっ‼︎」

 

「押すなっ」

 

「どけっ!」

 

「オレんだ‼︎」

 

 

 

 

 参加証の一つとして巻かれる黄河謹製の特殊な符も利用し、バフデバフ障壁状態異常など含む攻撃スキル厳禁を厳守されながらも死人(デスペナルティ)絶えない、必殺スキル奥義通常スキル乱舞するこの〈四海誘引(しかいゆういん)〉のトリを飾る参加マスターによるドロップアイテム争奪戦が幕を開けた──。

 

 

 

 

 

 

 

 

 国が取り分を控えめな量に留める理由の二つ目が取り過ぎるとマスターに襲われるからであり、三つ目が早く離れないと逸ったマスターに輸送船が沈められかねないからであり、四つ目がひとまとめにしてもそれを狙うもの達から守りきれないからであり、五つ目と六つ目があえて多く残す事でマスターの射倖心を煽りつつ争奪戦で回復役にも仕事を与える為であり、

 

 

 七つ目がグランバロア所属者に参加の限定されるこのイベント参加者がドロップアイテムを売り捌こうが、装備やアイテム作成に使おうが、自ら使おうが、

 それはグランバロアの経済を活性化させ、懐を豊かにし、技術発展の一助となり、戦力を増強させ、人々に力を付け、交易の原資となり、グランバロアの国力を高める事に繋がり、全体としてはなんの損にもならないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふへーーーーーーーーーー…………………………」

 

 

 

 

 甲板にシャチが転がっていた。

 

 

 

 

「お疲れ様です」

 

「うーーーーーーーーん……………………」

 

 

 

 

 差し出される大瓶入りラムネを胸ヒレで受け取り、もう片方の胸ビレで身を起こし、腰を折り曲げ、尾ビレで踏ん張り、口の中に幼げに見える容貌の顔を出しているそのシャチは──、……着ぐるみのシャチだった。

 

 

 ……この艦はグランバロア軍事船団所属の戦艦、それもまだ三隻しか就役してない最新鋭のアイル級戦艦であり、更に言えば彼女の送迎の為にすぐそこに投錨する今(こん)〈四海誘引〉司令部が乗る姉妹艦とは別にこの艦が用意されると言う破格で此処に居る。

 ラムネを差し出した船員もグランバロア貿易船団直属の、国家級の賓客を持て成すのにも充てられる一流の給仕だ。

 

 

 

 

「……きゅくっ、きゅくっ……、……ぷはっ」

 

 

 

 

 言うまでもなくシャチの着ぐるみであるエンブリオ【招来鯱恵(しょうらいしゃっけい) レプンカムイ】を着る彼女こそがグランバロア四大船団主催の大討伐イベント、〈四海誘引〉の立役者であり──、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ズボンよれてシワシワ♡待ちくたびれて油断しちゃった?しちゃったぁ〜?」

 

 

 ……煽り上手の、いわゆる『煽りメスガキ』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「申し訳ありません、御代わりはいかがですか?(流石にストレスが多かったみたいだ)」

 

「ほんとっ⁉︎あーりがとっ♡」

 

 

 ……しかし彼女と深く関わる者にはもうその人柄は理解されており、彼女も長らく過ごし関わって来た人々には懐いて、好意を抱いている。

 『煽りは不安やストレス、負の感情を抱くと口に出やすくなる』と分かってほとんど怒りもしない──偶に触れられたくない所をブチ抜いて怒らせる事が有るから絶対ではない──程に。

 すぐさま煽りが止む程に。

 

 

 

 

「アイスも用意してございますよ」

 

「わーいっ♡」

 

 

 着ぐるみでぺちぺち、よちよち歩いて行く彼女には真偽不明の逸話も呼び名も沢山ある。

 

 

『あの子が〈西海〉に居た日、〈境界山脈〉の天竜が一斉に西を向いた』『【原始聖剣 アルター】は西を指した』『【ドライフ・エンペルスタンド】の謎の座標データはあの子の追跡ログだった』

『あの子が〈北海〉に居た日、【彗星神鳥 ツングースカ】が北に飛び立った』『地竜が北に進軍した』

『あの子が〈南海〉に居た日、【ドラグノマド】が南に進路を変えた』

『【アムニール】の南の枝がざわついた』

『あの子が〈東海〉に居ると天地の修羅の六割は無意識であの子の方を向くから分かってしまう』『ふと気付くと【龍帝】が海の方を見てた』

 

 

 

 

『【海竜王】の進路はあの子の方へ少しずれてる』

 

 

 

 

 “メスガキ”、“シャチガキ”、“ルアガキ”、“メス神(がみ)様”、“シャチ神様”、“ルア神様”、“グランバロアの物欲神(ぶつよくしん)”、“1000億リルの女”、“人の欲をデンドロに示した女”、“世界一モンスターに追われる人間”、“世界一〈UBM〉にも追われた人間”、“新モンスターを白日の元に晒せし者”、“ゆるがしのもの”、“商人を商人(笑)にしてしまう稼ぎ頭”、“戦闘職、生産職、メスガキ”、“醤油抗菌を憤死させかけた女”、“真・金剛を真・金剛(笑)に貶めし者”、“シャチP”、“海賊アイドルの創始者”、“【扇動王】を【扇動王(笑)】にした女”、“戦略級メスガキ”、“国を動かすメスガキ”、“国を滅ぼせるメスガキ”、“傾国(物理)”、“グランバロア中興の祖(内定)”、“グランバロア一目立つ人間(敵意で)”、“グランバロア八大エンブリオ内定者”、“新興宗教を生みそうな〈マスター〉”、“グランバロアにカムイ信仰を伝道せし〈マスター〉”、“豊海神(レプンカムイ)”、“災海神(レプンカムイ)”、“避災神(レプンカムイ)”、“慣れるとかわいい着ぐるみの子”…………。

 

 

 

 

 ──【レプンカムイ】と噛み合い過ぎた超級職【超囮(スーパーデコイ)】にして、【囮王(キング・オブ・デコイ)】、【囮神(ザ・デコイ)】たる“世界最強・最高・最大の囮”で“囮の頂点”、あるいは“誘引最強”で“囮最強”。

 

 

 

 

 彼女こそ“四海誘引(しかいゆういん)”。

 そして“死海遊泳(しかいゆうえい)”。

 

 

 名前(ネーム)をシャイチという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 着ぐるみメスガキマスター(中三)である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん〜〜‼︎おーいしっ♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 かわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 とんでもないマスターになりました。
 敬具。


 原作に【囮】系統が詳しく出て来ても二次オリ設定としときます。
 それでもなんか変わるかもしれませんが。
 かしこ。


|シャイチ
 グランバロア所属のマスター。
 煽りメスガキ着ぐるみマスターである。
 リアルは愛知県名古屋生まれ名古屋育ち名古屋住まいのだいぶ童顔……というかメスガキ女子中学生。
 小さい頃名古屋城のシャチホコからシャチを知ってシャチが大好きになった。
 【レプンカムイ】もかわいくって大好き。
 好きな食べ物は甘いもの、嫌いな食べ物は味噌ダレ(味噌汁や味噌ラーメンは好み)。
 ネームはシャチ+愛知から。
 煽り上手。
 もはや煽りが生態になってる煽りの天才であり達人。
 一応ストレスや負の感情、疲弊や不安や焦りなどが無ければ煽りは激減する(※無くなりはしない)。

 ……そしてその煽り能力の高さとジョブの特性、エンブリオの能力が完璧に噛み合った結果、第Ⅵ形態の戦闘力メインではないマスターながらも三重に超級職に就きその誘引能力で多くの者のレベル上げとドロップアイテム獲得に大いに貢献し、ひいては現時点の試算でもグランバロアの国力を1.1〜1.2倍引き上げたとされる、〈超級〉と同格、働きでは同等以上のマスターと化した。
 その誘引能力は精神保護の掛かったマスターでさえよっぽど耐性が高く無ければ、『身体が勝手に動いて追跡し、攻撃に乗り出してしまう』程。
 エンブリオにだって効くし、某レヴィとか一瞬で突撃惨殺に暴走してマスターに制止される。
 ざっくり才覚を例えるなら『エンブリオを得たレオナルド・フィリップス』。
 『エンブリオを得た【グレイテスト・ワン】』でもいいかもしれない。
 ……逃走や回避の才能も高いが、煽り・誘引の才よりちょっと低いのでいつも必死に逃げて、避けてる。
 怒らせて誘き寄せる以外全く制御できないが全方位から一点に集める事で個人戦闘となり、広くぶつける事で広域殲滅となる。

 ……落ち目の海賊船団に海賊アイドルという新風を吹き込んだり、慣れると人懐こかったり、着ぐるみ着ててかわいいので、普通に人気があるマスター。

|【招来鯱恵 レプンカムイ】
 シャチの顔出し着ぐるみ型のワールド・アームズ。
 シャチの口の中にシャイチの顔が出る。
 モチーフは海から浜に恵みを齎すように見えたシャチをアイヌが神格化した呼び名、レプンカムイ。
 (……と、とあるアイヌの民話でフクロウのカムイを怒らせて群れごとブチ殺された若いシャチ)
 (某絵本のワンシーンが印象的)
 到達形態は第Ⅵ。
 一応陸でもよちよち歩けるし使えもするが本領は海中。
 能力特性は誘引・ヘイト増大。
 一応迷子の子クジラを親の元に誘導する、なんて使い方もできるが、もっぱら狩りの為の人為的スタンピードの発生と増大に用いられる。
 調整はできるが、強いもの、リソースの多いもの、ドロップのいいものが誘き寄せられやすい。
 なので小魚や稚魚の類いは基本的に寄って来ない。
 牙の生えた口の中にシャイチの顔(頭)が入ってる構造上、攻撃には向かないが遊泳能力が高い。
 もちろん海中活動能力も与える。
 
 ……現時点で大分環境やらモンスターやら国家間バランスやらに与える影響がヤバいので、一部の管理AIに第Ⅶ形態へ到達する事を危険視されている。

|【超囮】【囮王】【囮神】 
 囮系統のオリ超級職。
 某パレードさんの【扇動王】はヘイトを高めて他目標に向かわせる派生上級職【扇動者(アジテーター)】の超級職なのに対し、この三つは主に上級職【大囮(ビッグ・デコイ)】に連なる高めたヘイトを自ら引き受ける正当派の超級職……というオリ設定。
 【超囮】はシンプルにステータスとスキルが強まり、より多くの生物のヘイトを長く誘き寄せられる。(ちなみにビッグ・スーパーなのはデコイにつなげるならそっちのがぽい言葉と思ったから)
 【囮王】はAGIがよく伸び、より強固な耐性を持つ強力な個たる相手にこそ通じるスキルで追いかけっこに引きずり出せる。
 【囮神】はスキル特化で、通常対象取れない魔法の照準や砲弾・無人機械すら引き寄せられたり、逃げれば逃げる程速度性能が上がって行くスキルなんかがある。
 ……で、ティアン時代の【囮】とは非常に死亡率が高いジョブであり、そんな中でこの系統を磨く者は時代によってはそれしか才能が無い者と蔑まれ、時代によっては危険なモンスターを命懸けで遠ざける人と敬われながらも技術を鍛え、才覚を目覚めさせてきた者達であり、超級職に就いたとしても研鑽を止めないジョブを使いこなす実力者達であった。
 故にどの超級職にも、後に追加されたスキルがあり、具体的には【犯罪王】の《犯罪史》を参考にしたヘイトによる経験値獲得スキルが【超囮】【囮王】【囮神】のいずれにも追加されている。(効率は神>超>王。当然ながらヘイトを買ってないと発動しない。あと三つ同時に就くと経験値が分散する)

 ……そんなオリ設定。

 ……シャイチの場合【レプンカムイ】のヘイト増大と本人の煽りスキル・逃走と回避の才能で、強力かつ夥しいモンスターからより強く、より多く、より長くヘイトを買う事で、最も長く就いている【超囮】でジョブレベル1000オーバー、【囮王】【囮神】のジョブレベルも700台、上級・下級職合わせ【囮】史上最高の合計レベル3000前後のステータスにより第Ⅵ形態のマスターで海洋限定ながらあらゆるものの敵意を買いつつAGI20万以上での逃走を可能とする世界最強の囮にして誘引者となった。

 その脅威はとある決戦兵器達に対【囮神】用プロテクトが緊急アップデートされる程。

|〈四海誘引〉
 不定期開催のグランバロア四大船団合同主催の大討伐イベント。
 開催はシャイチの都合とモンスター数の回復に合わせ、北・西・南の海で順繰りに行われる。
 基本的にはシャイチがトレインしたモンスターを横合いから叩いて、ドロップアイテムを回収するシンプルな流れ。
 たまにUBMも誘引され、瞬く間に削り殺され誰かの特典武具になる。
 ティアンにとってはモンスターの反撃を心配する事なくレベル上げができる貴重な機会であり、ボーナスチャンス。
 マスターの多くにとってはトリのドロップアイテム争奪戦がメインで、『これに参加する為にグランバロアに移籍した』『ものによるけど運営主催のイベントよりタノシイ、タノシイィッ‼︎脳が溶けちゃうゥッ‼︎』といった声も。
 他国でも有名なイベント。

 広大な回収布はレジェンダリアのとある親しみやすいエルフの商人と契約しためったに仕事を人に見せない仕事の早い機織りのマスター謹製。
 ドロップアイテムに擬態したUBMとの戦闘くらいでしか破られてない。

|グランバロア
 原作よりちょっと国力が上がってる。

|シャチガキの扱い
 超VIP。
 国家戦略的に重要過ぎる。

 当人が息苦しいのはイヤ、と望むので表面上はそれ程重く扱われてないが、〈四海誘引〉のグランバロアの取り分の最低十分の一は彼女への報酬として渡され、要望すればその時点で動ける最新最強格の軍艦が移動の足として派遣、船団直属の施設はどれも顔パスで無料利用可能、特別に入手したいものがあれば国営の工廠や保管庫が利用され・グランバロアに無いものなら貿易船団が責任を以って取り寄せるし、最高位機密情報へのアクセスも認められ、船団長会議への出席・傍聴も許される。
 下手な〈超級〉より高待遇かつ好待遇で厚遇されてるが、〈グランバロア七大エンブリオ〉の面々も納得してる……というかレベ上げや金策で世話になってたり、国力増強の恩恵を受けてたり、個人的に親交があったり、特典武具が懐いてたり、煽りで喝を入れてもらったりで、納得してない奴は一人もいない。

 リスクがデカ過ぎて(グランバロアの全てを敵に回す+最悪地竜の南進にも匹敵するモンスタートレインをぶつけられかねない)国ですら手を出さない。
 一部の人々は信仰を向けている。

|アイル級戦艦
 最新鋭なのはオリ設定。
 ライト少佐の名前が艦級なら性能もいいだろうけど、なんかよくあやかられそうな気もするから最新鋭かは分かんない……。

 余談だけどスティールロックスとかブルホーンとかグランバロアの軍艦名は何に由来するんだろう?

|真・金剛
 かつてGFRSが当時の技術の粋を集めて建造したWW2時の戦艦・金剛を模した高耐久型戦艦。
 ……しかし耐久試験に招聘されたシャチガキのモンスター誘引で五秒で沈没した。
 しかも司令部区画の頑丈さでサトミがなかなかデスペナルティにならなかった結果沈没による大渦が発生し、後に水中爆発。
 シャチガキは渦で動きにくい中モンスターに群がられた上で爆発に巻き込まれ大変な目に遭った。
 歴戦の名艦・金剛に泥を塗ったGFRSが自認する最大級の黒歴史。
 シャチガキは珍しく煽り無しで罵倒したし、未だにちょっとサトミによそよそしい。
 
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