私はミレニアムの異端者   作:八重 栞

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vol.◯ 第一章 第一話

vol.◯ 操り人形達のヘミオーレ

第一章.ミレニアムの魔術師

第一話

 

"ふぅー……今日は歩いたなぁ……"

 

アロナ「先生、お疲れ様です!」

 

ベンチに座りながら今日という一日を振り返る。

今日は新しくアリスが入ったゲーム開発部の様子を見るついでにミレニアムの生徒の悩みを解決した。

モノレールがあるからあまり歩かないと思っていたが、そのモノレールが故障したらしく

結果として、ミレニアムを歩いて回ることになった。

生徒たちと喋ることができたので悪いとは言わないが、歩くと如何しても作れるものだ。

 

アロナ「先生、たった今生徒さんからメッセージが届きました。」

 

"(メッセージを表示する)"

 

「連邦捜査部の先生へ、

 私はミレニアムサイエンススクールの魔術研究部、副部長を務めさせてもらっている文能ルリと申します。

 詳しいことは会ってから説明するので、この場所に来てくれませんか?

 日付はそちらで決めてもらっても構いません。

 こちら私の連絡先になります。行く日が決まったら教えてください。

 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇                              」

 

"ミレニアムの魔術研究部……"

 

この部活の名前を、私は以前ユウカから聞いたことがある。

 

———••••••

 

ある日の昼下がりのこと

私はいつものように書類を溜めてしまい、ユウカに手伝ってもらっていた。

 

ユウカ「先生、そっちの書類終わりましたか?」

 

"うん、終わったよ"

 

ユウカが備え付けの時計を確認し、その視点をそのまま山積みにされていた書類に移した。

今や書類のサンクトゥムタワーは7本から3本という数まで減り、作業を始めてから3時間ほど経っている。

 

ユウカ「……一旦休憩にしましょうか」

 

"やった!先生休憩大好き!ありがとうユウカママ♪"

 

ユウカ「休憩は10分ですからね?って私はママじゃありません!」

 

この日の精神状況は四徹とエナドリマシマシによって狂っていた。今思うと恥ずかしい。

閑話休題。重要な部分まで飛ばそう。

 

ユウカ「先生、今言うのは酷かもしれませんが、少し頼みたい事があります」

 

"わかった。聞かせて"

 

ユウカ「ゲーム開発部の子たち一緒にいた時、部活の存続条件が変わったのは説明しましたよね?」

 

"確か今は規定人数を満たすだけでは駄目になったんだよね?"

 

ユウカ「はい。実はこれ関係で崩壊しかけている部活があるんです。それを助けて欲しくて……」

 

ユウカ「その部活は『魔術研究部』と言って、名前はオカルトチックですが、

    怪奇現象や魔術といったものを科学で解明しようとする部活でして」

 

"……未知の解明という点では凄くミレニアムらしいね"

 

ユウカ「はい!今年から入った部内の会計の子の影響と、部長が部室の鍵を閉めて閉じ籠ってしm」

 

"ちょっと待って!?どうsってアヅッ!?"

 

私の急な大声に驚いてユウカが珈琲を溢してしまい、それが足に盛大に掛かった。

その日は火傷の処置と溢した珈琲の処理でこの事について話すことは無かった。

 

———••••••

 

アロナ「はい、では明日に行く旨を、ルリさんに伝えておきます!」

 

"よろしくね。アロナ"

 

この日は明日の予定に支障が出ないように少し早めに仕事を終えた。




ユウカの口調……これで本当に合っているのだろうか?
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