私はミレニアムの異端者   作:八重 栞

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文章量……どのぐらいにすれば良いんだろうねぇ……
アンケートで聞いてみようかしら


第ニ話:私のちょっとした悩み

私には2つ悩みがある。

1つはどうも最近、幻覚を見るようになったことだ。

私の所属している魔術研究部は総勢11人の中規模な部活である。

にも関わらず、時たま誰も居ないように見えるのだ。

 

いつもの椅子に座りながら、マグカップでエナドリを飲み、

ルーティーンを行ってから本を読み始める。

今読んでいる本自体とは関係がないが、とある本が二つ目の悩みである。

その本は私の日常生活に何処からともなく出現する。

部室でも、自室でも、手洗いでも、何故かこの本は目の前に現れる。

読んだだけで気絶する本だなんて、あまりにも不気味だし、関わりたくない、

 

「はぁ……」

 

誰もいない部室に、ただただ私のため息が響く。

本日の部室には誰もいない。これは部活が休みのためであり、今回は何らおかしくない。

 

「……あ、エナドリのストックがもう無い」

 

____________________________________________

 

いつも通り部室を出て、エナドリを買ってきった。

こんな短時間の間に、不気味なことがまた一つ生まれた。

 

「……服が濡れてる」

 

何の心当たりもないが、上着の裾あたりが濡れて冷たく、重くなっている。

何だかそれが嫌な予感のようなものに感じられて仕方なかったから、

重くなった上着の裾を、まるで腫れ物のように避けながら

上着を素早く脱ぎ、早く乾くよう祈りながら椅子の背もたれにかけた。

 

ーーー••••••

 

「んーこんなものか」

 

部員が持ってきた本を2~3冊ほどパラパラと読む。

……やはりゲーム関連のものだった。

部員の持ってくるものはこういったものが多い。

 

(まぁ、仕方ないかぁ……)

 

そんなことを思いながら部室に設けられた自室に戻る。

視界に端に映った付箋を無視して……

 

ーーー••••••

 

体をベットに預け、一日を振り返る。

 

(今日はいつも通り不思議な日だった。明日もこうなのだろうか?)

 

時々部員がいないように感じることやいつの間にか近くに置いてある本、それに加えて身に覚えのない服のシミ。

件の本は枕元に置かれている。気が狂ってしまいそうだ。

……もしかしたらもう狂っているのだろうか。

思考が頭の中をドロリと巡り、それ以外考えられなくなっていく。

 

(これ以上は……ダメだ。もう寝よう。)

 

体の力を抜き、何も考えないようにする。

少しずつ意識は薄まり、そのまま手放した。

 

ーーー••••••

 

???「いつかあなたは……いや私は、気づくことになるだろう……

 

(声……誰かいるの……?)

 

微かに、誰かの声が聞こえた。目を開けると、そこに誰かがいた。

確かに何処かで見たことあるのに、それが誰なのか判別できない。

声に耳を傾けることで、その言葉が日本語であることに漸く気が付いた。

内容を理解しようとすると、その声にノイズが混ざり始め……

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