たまに浮かぶヒロアカのキャラを描いてみました

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双星の陰陽師の構想に疲れてしまい筆休めとして描きました。よろしく


https://syosetu.org/novel/389274/
華々の他作品もよろしくお願いします。


ヴォーパル兎のヒーローアカデミア

2月26日その日ヒーロー養成校の中でもトップの学校、雄英高校に一人の受験生が現れた。

 

その姿は白雪のような白い髪、ルビーのような爛々と輝くような赤い瞳そして頭にはぴょこっと生えたウサギの耳。

 

特徴的な姿のその少年は他の受験生に噂されながらも不敵な笑みを浮かべて校舎を見上げる。

 

ザワザワと周囲が騒がしくなったのを感じ、くだんの方に顔を向ける。話し声を聞くと、どうやら緑髪のモジャモジャ頭の男子が受験日当日に転びそうになりそれを女子に助けられたということだった。

 

「こんな日に転ぶなんてダッセェ奴だな。」

 

「ああ、あいつは落ちるだろうな。」

 

クスクスと少年を笑う声がする。

 

しょうもねぇ。テメェらヒーロー志望じゃねぇのか?

 

そんな人を笑うような他受験生達に内心呆れながら試験会場へ向かう。

 

 

 

 

 

今日は俺のライヴにようこそー!!!!! エヴィバディセイヘイ!!!!

 

……………

 

 

[こいつあシヴィー!!!! 『受験生のリスナー!実技試験の

概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?』』

 

……………

 

(うるせぇ)

 

余りの声のでかさに耳をペタンと倒し耳をふさぐ。

 

黄色いトサカみたいな髪の毛をしたヒーロー、プレゼントマイクとか言ったか?そいつが試験生に呼びかけるが返事は帰ってこない。

 

それに気にした様子もなく説明を続ける。

 

 

 

 

 

『入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!!!!

持ち込みは自由!指定の演習会場へプレゼン後は各自向かってくれよな!!!』

 

 

 

演習場には3種の仮想敵ヴィランが配置されており、仮想的ヴィランを倒しポイントを得る。説明の最中に真面目そうなメガネ野郎が質問をしており資料には4種の表記がされていることに付いて質問を行っていた。

 

『受験番号7111くん、ナイスなお便りありがとう!四種目の敵は0ポイント!そいつは言わばおじゃま虫!

各演習上に配置されているギミックよ!』

 

『俺からは以上だ最後にリスナーへ我が校の校訓をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン・ボナパルトはこういった!真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者と!!』

 

『PLUS ULTRA!!

それでは皆良い受難を!!!』

 

 

 

演習場に移動した屈伸しながら周囲を見ると本当に様々な個性を持つ人がいる。

 

尻尾の生えた人、透明で服が浮いてるように見える人、タコのような腕を持つ人。

 

(どんな個性がわかる人わからない人。さすがは雄英楽しそうな人がたくさんいるな!)

 

舌なめずりしていると

 

「ハイスタート!!」

 

スドンッ!

 

号令がかかり反射的にクラウチングの態勢を取り跳び出してしまった。

 

「ヤベ、やっちゃった?」

 

「どうしたぁ!本番にカウントなんてねぇんだよ!

走れ走れ!もうスタートしてるやつもいるぞ!」

 

(あっ良かったんだ。)

 

試験官の声に慌てて走ってくる受験生たちを見て安心して演習場を走っていると前方から

 

「標的捕捉!ブッ殺ス!」

 

ヴィランロボが塊となって向かってくるのが見える。

 

「ハハッ!イイね!肩慣らしだ!」

 

 

《ヴォーパルラッシュ!》

 

 

ズドゴガガガガガガッッッ!!!!

 

ロボットに向け凄まじい蹴りの嵐。一撃一撃が鉄を砕く程の威力を持っている蹴り。それを連発する。

 

「ギ、ギギ…」

 

一瞬のうちにロボット達は鈍いモーター音を鳴らすだけの鉄屑に変わった。

 

「何だ案外脆いな。」

 

 

名前:月ノ宮 玉兎

 

個性:ヴォーパルバニー

ウサギよりもウサギらしくウサギ以上のことができる。早く靭やかで強靱な筋肉のついた脚を持ちその脚は鉄板を容易く貫通させる。そして100メートル先の音も聞き分けるウサギの耳を持つ。

 

 

次々と襲ってくるロボットを潰していると遅れていた受験生達が追いついてきた

 

「やべえ!ここらへんのロボット全部あいつに壊されてるぞ!」

 

「あっ!あそこにまだ動いてるのがいるぞ!急げ!早くしねえとあいつにロボット壊されちまう!」

 

人が増えて思い思いに個性を使っているそのため入り口近くのロボットは狩りつくされてしまったため、跳ねて市街地を再現した演習場の奥に行きながら道すがらにいるロボットを蹴り砕いていく。

 

 

ズシンズシンズシィーン!

 

「ハッ!デケェな、金がかかってる。」

 

見上げるほどの大きさのお邪魔ロボが建物を崩し壊しながら出現した。被害の大きさに絶句した受験生達は悲鳴を上げて逃げ惑った。

 

だが逆に俺は逃げ惑う受験生達の頭の上を跳び越えお邪魔ロボに向かって進んでいく。

 

そんな中、

 

「誰か、助けて…」

 

足を止め周囲を見渡すが助けを求めた主が見えない。

 

耳を澄まし集中すると、

 

トクン、トクン…

 

お邪魔ロボによりできた瓦礫の下に誰かの心臓の鼓動音が聞こえる。直ぐ様そこに行きその人物を探すが見当たらない。

 

「誰かいるのか!?」

 

「ここ!ここにいるよ!」

 

声がしたと思ったら小さな瓦礫が一人でに中に舞う。

 

「個性か?」

 

「そう!私透明化の個性なの!」

 

声からして女子だろうか?どうやら瓦礫は彼女が俺に見つけやすくするために持っていたようだ。

 

「ちょっと待ってろ。すぐにそれ壊すから。」

 

言ってすぐに彼女に当たらないであろう場所に蹴りを入れる。

 

バコンッ!

 

軽快な音を立て大きな瓦礫を壊すと動けるようになった彼女を担ぎ上げる。

 

「わわ!何!」

 

「避難させるから捕まってろよ!」

 

「え、わきゃ〜!」

 

彼女が疑問を抱くと同時に地面のコンクリートを砕く程の勢で走り出す。その速さは見ると市街地が後ろに流れていく様子が分かる。あまりの速さに彼女は奇っ怪な悲鳴を上げる

 

一分もしないうちに他の受験生達が集まっている場所までつく。

 

「ここらでいいだろ」

 

彼女を降ろすとくるりと体をお邪魔巨大ロボに向け、爆発的な加速を持って走り出す。

 

数瞬で巨大ロボの下までつくと、建物を壊そうとしている腕に向かって蹴りを放つ。

 

《ヴォーパルショット!》

 

その蹴りは凄まじい威力を持って衝撃波を放ち遠くの敵に当てる遠距離攻撃。

 

ハハッ!やっぱ脆いな

 

彼は戦うことが好きだ。だからこそ好きに個性を使って戦うことのできるヒーローに憧れ、全国でも強者の揃うであろう雄英を志望した。

 

戦闘が好きな彼もそろそろ時間が迫ってきていることを感じて最後に一撃入れることにした。

 

両足を畳み込んでクラウチングをするように両手を地面に着く。スゥーと息を吸い込み気張る。

 

発達した筋肉が着いた足がパンプアップしたかのように膨張する。

 

「行くぞ、ノロクズ!」

 

ボガンッ!!

 

地面に放射状のヒビと大きな穴が開き一瞬にして二十メートル程離れていた巨大ロボの胸部にまで跳びその勢のまま跳び蹴りを放つ。

 

《ヴォーパルストライク!》

 

ドッッッガンッ!!!!

 

轟音を鳴らしたその蹴りは巨大ロボの胸部をまるでくり抜いたかのような大穴を開ける。バチバチと放電をしながら巨大ロボはその動きを止めた。

 

終ぅ〜了ぉ〜!!!

 

拡声器いらずなプレゼントマイクの声が演習場に響く。

 

至るところでポイントが足らなかった悲哀の声が聞こえる。

 

 

 

実技総合成績出ました。

 

画面には数多の受験生の名前とポイントが写っている。それを複数の試験官を行った教員が見る。

 

「救助POで 2位とはなあ!!!!」

 

「「1P」「2P」は標的を捕捉し近寄ってくる。後半他が鈍っていく中派手な個性で寄せ付け迎撃し続けた、タフネスの賜物だ」

 

「対照的に敵ポイント0で8位。アレに立ち向かったのは過去にもいたけど…ぶっ飛ばしちゃったのは久しく見てないね。」

 

「思わずYEAH!って叫んじゃったからなーー」

 

「そんな中こいつ」

 

モニターに映し出されるのは巨大ロボをボコボコにする白いウサギの姿

 

月ノ宮 玉兎 敵ポイント89 救助ポイント60合計149ポイント。

 

「圧倒的だな」

 

「最初の方から他学生を置いていき1P2P相手に無双。それに加え救助も行い巨大ロボも倒している。」

 

「なかなか見ることのない、逸材だな。」

 

「だけど少し好戦的そうね。」

 

「まあそれは後々修正していけばいいのさ。」

 

校長がミッドナイトの懸念に応える

 

「では彼を?」

 

「うん。首席を彼にして合格を送ろうか。」

 

 

 

合格通知が届き雄英高校に通うことが決まった。

 

新品の制服に着替え登校する。

 

「でっけえ…」

 

身長が160の玉兎の2倍以上ある。これがバリアフリーかと感心してると。

 

「ああ!あの時の兎!」

 

聞き覚えのある声に振り向くと服が浮いているのが見えた。

 

「あの時の…」

 

「そう!御礼言えなかったから心残りだったんだ!」

 

「そうか。あんまり気にしなくていいぞ。」

 

「私、葉隠透っていうの!あなたは?」

 

「俺は月ノ宮玉兎。」

 

「よろしく!」

 

「ああ、よろしく」

 

制服の袖がこちらに伸びてくる、手があるであろう場所に手を伸ばし握手をする。

 

「これから楽しくなるな」

 

「うん?」

 

「いやこっちの話」




あと2本ほど作る予定です。

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