人生詰み級のバケモンだけど彼女いるから割と幸せ   作:懐紙

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エンジョイしたいよ高校生活

金髪君の一言で俺は心をぶち折られ、大人しく席に座って気配を消していた。雄英怖ぇーよマジで。彼女が居ようがなんだろうが、所詮陰キャは陰キャ、HRの自己紹介前でコミュニケーション取ろうなんぞ夢のまた夢ってワケ·····

 

そんな俺に気を使ってか、俺に及ばないながらも巨躯の6本腕のクラスメイトが話かけてくれた。優しさが心に染みるよぅ·····

 

「入学早々災難だったな。俺は障子目蔵。よろしく」

 

「おう·····ありがと障子くん。俺は怪魔獣兵衛。よろしくね」

 

「わっかる!あの言い方は無いよねー。あ、私芦戸三奈ね!」

 

「私、葉隠透!よろしくね!」

 

その会話にピンクの肌の女の子、芦戸さんと虹彩が特徴的な緑髪の女の子、葉隠透さんが会話に入ってくれた。

 

「まぁこの見た目だから慣れたもんではあるんだけどね」

 

俺がそう言うと3人とも、少し苦笑いで答える。っぱ異形あるあるっすねコレ·····あと葉隠さんは気使わせてごめん。わざわざ気を使って話しかけてもらったし、入学早々そんな暗めの話だけで終わるわけには行かない、出身とか聞いて他愛ない話へと切り替える。

 

三人でそんな会話をしていると、また金髪くんが別の人とモメ始めてる。こえーよマジで。なんでそんな短いスパンで人と争えるんだ?戦闘民族か?

 

戦慄しつつ飛び火しないように眺めていたら、一度に9人くらいの気配を扉の近くに確認した。

えっ、もうそんな大グループ作ってんの??初登校前っすよ?コミュ強とか超えてコミュ神じゃねぇか·····!

 

戦々恐々としていたが、入ってきたのは緑の縮れ髪が1人·····ん?おかしいな·····たしかに9人いると思ったんだけどなぁ?まぁいいか。いや、なんかもう1人いるな。なんで寝転んでんだ??

 

寝袋おじさんはムクリと起き上がり無愛想に話し始める。

「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ」

 

「ハイ、静かになるまでに8秒かかりました。君たちは合理性に欠くね」

 

えぇ·····

 

「これ着てグラウンドに出ろ」

 

そう言いながらジュゾッっとゼリー飲料啜る寝袋おじさん·····じゃなかった、担任の相澤消太先生。

 

ザワつく俺達をシカトして「遅れるなよ」とだけ言って去っていった

 

「とりあえず·····行く?」

 

「そうだな」

 

「うん」

 

障子くんと芦戸さんは頷き一緒に更衣室へと向かった。

 

グラウンドへ、クラスメイト達が出揃う相澤先生はまだ若干ザワつく皆を無視し話し始める。

「今から体力テストを行う。中学生の時やっただろ?アレを個性ありで行ってもらう。先ずは·····怪魔お前投げろ。ちなみに中学の時何mだった」

 

「えっ俺ですか。300ちょい·····だったかなぁそんなもんだと思います」

 

「·····やっぱ爆豪。お前、個性使って投げてみろ」

 

あっ、あんま参考にならねぇと思われた。

代わりに呼ばれたのは朝に罵倒された金髪くん。

 

ヒェッ交代際にギロリと睨み付けられた。怖い

爆豪くんは円に入るとそのまま振りかぶり

 

「ウス·····んじゃ、まぁ死ね!!!!!」

 

BOOOOM!!!!!!

と大きく爆風でボールを吹き飛ばす。その記録は700m越え。「面白そう!」とクラスメイトが沸いたその時、相澤先生がギロリと周囲を睨め付けめ、「最下位は除籍」とか言い出した·····えぇ·····こわ·····皆頑張ってくれな。

当然1位だったんだが、爆豪くんにまた睨みつけられたしなんか同じくクラスメイトの轟くんも、俺をじっと見つめてきてた·····なんかしたやろか。

 

 

 

 

「ってのがA組がいなかった理由な」

 

「へぇー、ぶっ飛んでるねぇ。やっぱ雄英はひと味違うって感じ?」

 

「いやぁ?相澤先生が特段変わってるだけな気がするけどなぁ」

そんなこんなで放課後、俺の家で切奈とイチャつきながら今日の出来事を話している。切奈はいつものように俺の尾にもたれ掛かりながら、にぃと悪戯っぽく笑って尋ねる

 

「それでぇ?どうよ新しいクラスメイト。可愛い子いた?」

何聞いとるねん

「えぇ·····彼女が聞く事じゃねぇ·····」

 

「いや、でも気になるじゃん?それに両親抜いたら対人経験がアタシとアタシの両親、それと絡んできたヤンキーくらいしか無い獣兵衛じゃ女子からの誘いとか断れんっしょ?だから先んじて顔のいい子把握しとかないとね?」

別クラスになった彼女はケッコー気になるモンだよ?

とか宣う切奈。いやいやいや

 

「お前さ、このモンパニクリーチャーのどこのどの要素を心配して何かに誘われるとかの話してんだよ。せいぜいクラス行事だろうに·····」

彼女フィルターかかり過ぎじゃないっすかねぇ?

とおどけるようにわざとらしく呆れる。しかし切奈は真剣な表情で言う

「獣兵衛はかっこいいよ。ね?」

 

「··········顔の造形で言うなら皆美人さんです。話した中では芦戸三奈と葉隠透って子と一言二言くらいお話はしました。でも俺が好きなのは切奈だから、そんなに心配するなよ」

表情で伝わらない分、言葉でしっかりと切奈に伝える。彼女は顔を赤くし、「·····うん」とだけ呟いて尾に顔を埋めてしまった

 

 

 

···············恥ず

 




前半と後半でかなり書いた期間が空きまくってるので少し読み味が違うかもしれません。ご了承ください。あと詳しくは次のお話でしますが、主人公には葉隠透はガッツリ見えてます。というか透明だって気づいていません。次回、ケジメ案件。お楽しみに
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