──断罪回避の先は、前線勤務だった──

オルド皇国宇宙軍、第17戦隊長。
セレスティーネ・ラインベルク大尉。元婚約者であり、攻略対象の一人。オルド皇国の皇子、ユリウス・オルドを越える優秀な成績で卒業した。そして、同期でかつての生徒会の皆や乙女ゲームのヒロインとともに、訓練不足の新設艦隊で訓練航海へ赴くも、突発的な海賊との遭遇戦で生き残りを懸け、戦火を交えざるをえなくなっていた。

その中でセレスティーネは回顧する。

オルド皇国公爵令嬢、セレスティーネ・ラインベルクは、かつて現代日本で生きていたSF、戦記ものが大好きな転生者。しかも軍学校時代の彼女は前世で今世に何が起きるか知っていた。

『星の王子と辺境令嬢—銀翼に誓う恋』と呼ばれた乙女ゲーム。

セレスティーネはその登場人物にして、悪役令嬢だった。
しかし、前世知識でゲームの“断罪”のフラグを折り、生き残りを果たし、さらには皇子と同じく攻略対象の、かつての恩師。元軍学校の教官ヴァイス・アークライトという恋人も得た公爵令嬢セレスティーネ。

だが、物語はこれで終わりではなかった。

セレスティーネの故郷、オルド皇国を従える超大国、アンドロメダ銀河の過半を支配する銀河連邦。そして、銀河連邦と戦争状態にある銀河外縁から侵攻してくる影と、その尖兵たる宇宙海賊。
そのふたつに挟まれたオルド皇国は国内情勢の不安、保有する戦力不足で国家存亡の危機に立たされていて……。

彼女は自身の命を、仲間たちと生き残るため。そして国家存亡の岐路へ立たされていた。
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