【悲報】ワイ、IS世界に転生するもISに乗れない 作:同感するワイト
展開考えてて、手をつけてませんでした……
再び鳥取砂丘のド真ん中。
目の前には前にも見た線路。そして空には浮いている線路の上を走る幽霊列車。
幽霊列車を目の前に止まり、後方車両の扉が開く。
「よぉ、お前がイッチか」
先に出てきたのは《焼け野原ひろし》ことアリー・アル・サーシェスさん。ガンダム00に登場する戦争屋の人だ。
「全く……、ペーパードライバーとは聞いていましたが……。どうにかならないんですか…?」
悪態をつきながら出てきたのは銀髪ロングに眼鏡をかけた長身の女性《TSスネイル》こと喋るメガn───V.II スネイルさんだ。
「あんくらいで悪態つくなんて、まだまだだな。最新の強化人間とは、到底思えねぇな」
「黙りなさい!それに、途中、幽霊列車をハイジャックしたのはあなたでしょう!?」
やってんな、あの人……。
「ほんと怖った………」
あっ、幽汽さん出てきた。なんかもう……ちいかわ見たくなっちゃってるよ。すっごいデフォルメ効いちゃってるよ。
「仮面ライダーとやらは、パンチやキックがt単位って聞いたが、そんなだったな」
え?この人、幽汽さんに勝ったの…?怖………。
「それじゃあ、頑張ってくださいね。応援してます」
そう言い、幽汽さんは幽霊列車に乗り、去っていった。………お疲れ様です………。
そう心の中で思いながら、俺とスネイルさん、サーシェスさんは工場へと向かった。
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工場に着けば、5人が設計図を囲み、話し合っていた。少し歩くと、アーキバスニキがこちらを見てきて、あからさまに嫌そうな顔をした。理由は何となくわかる。
「それじゃー、全員揃ってますかね」
「おっ、きたきた」
「あれが焼け野原ひろし………、見た目アリー・アル・サーシェスじゃねぇかよ、ひろし要素どこいったんだよ………」
大学組2人がそう言う。確かにそうではあるけど、理由なんざ誰にもわかりやしない。
「うわ………、女になったからってスネイル閣下はスネイル閣下なんだな………。嫌だよぉぅ………」
…………大変、なんだな。
「黙りなさい。それでは、MT《MT08-OSTRICH》の制作を始めます。各員、準備を」
「「「「「「はい!」」」」」」
「んじゃ、頑張ってねー」
そうして、全員(焼け野原ひろしを除く)はMT───MT08-OSTRICHの製作へと取り掛かった。
だが、やはり一筋縄では行かなかった。
「あーりゃりゃ、関節部がイカれた。チッ、やっぱ向こうの合金じゃ無い分、硬度やら性質やらチゲぇのか………」
時には関節部の故障、損壊が見られ。
「ジェネレータ出力がたりないねー、これ。既存の戦車で使われてるエンジン組み込んでも、禄に動かないや」
ジェネレーターの出力が不足していたり。
「あーあ……、ジェネレーターのオーバーヒートでダメになった。それに周りの回路も焦げちまってるや」
ジェネレーターのオーバーヒートによる事故、故障が起きたり。
トライアンドエラーを何十、何百と繰り返し、2週間と6日の時が経つ。
そうしてようやく───
「ジェネレーター出力安定…、関節部、回路、システム、OS共に異常無し…!成功だ!」
その瞬間、工場内が湧き上がる。
326回目にして、ようやくMT《MT08-OSTRICH》が完成した。
「長かった…、この2週間と6日……」
「ようやく、夢へまた1歩踏み出せた………」
「フロイト首席隊長のロックスミスの初メンテ以来だよ…、この達成感は………」
「女子高生にこれは苦だったけど……、達成感すごいもんだねぇ……」
本当に長かった………。てか、あれで何ともないスネイルさんはどうなってんだよ……、流石は強化人間か……。
「まぁ、これでACへの第1歩が歩めた訳ですし、皆さん、心の底からご協力感謝します!」
俺は立ち上がり、全員に向かって礼をした。
「別にいいよ、私たちはやりたくてやったんだし」
「それにこの世界にも弊社の素晴らしさを広めるかも知らないしな」
「久しぶりに楽しいと思えたし、こっちも良かったよ」
全員が口々にそう言う。
でも、ここからMTの研究、開発+ACの研究が有るけど………まぁ、いいか!
そしてその日は解散し、幕を閉じた。